JPH0660052U - 電池パック収納構造 - Google Patents
電池パック収納構造Info
- Publication number
- JPH0660052U JPH0660052U JP460193U JP460193U JPH0660052U JP H0660052 U JPH0660052 U JP H0660052U JP 460193 U JP460193 U JP 460193U JP 460193 U JP460193 U JP 460193U JP H0660052 U JPH0660052 U JP H0660052U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery pack
- engaging
- fitting portion
- terminal
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着脱がワンタッチで行え、接触不良の発生を
防止し、かつ、部品点数が少なく、組立の簡易化を図
る。 【構成】 3はロアーケースで、収納凹嵌部5が設けら
れ、凹嵌部5の一方の側壁6には、穴7が設けられてい
る。他方の側壁8の中央上端部には、座ぐり状の逃げ用
凹嵌部9が、両側には係合凹嵌部10が、それぞれ設け
られている。13は端子である。16は電池パックで、
充電池25が保持され、一方の側板には、穴7に係合す
る突起18が設けられている。他方の側板には、弾性係
合片20が一体形成され、弾性係合片20には係合凹部
と係合する爪部23と肉厚状の押圧操作部22が設けら
れている。26、27は充電池25のマイナス端子とプ
ラス端子である。電池パック16は突起18を穴7に係
合させて、ここを支点として回動させ、収納凹嵌部5内
に装着する。
防止し、かつ、部品点数が少なく、組立の簡易化を図
る。 【構成】 3はロアーケースで、収納凹嵌部5が設けら
れ、凹嵌部5の一方の側壁6には、穴7が設けられてい
る。他方の側壁8の中央上端部には、座ぐり状の逃げ用
凹嵌部9が、両側には係合凹嵌部10が、それぞれ設け
られている。13は端子である。16は電池パックで、
充電池25が保持され、一方の側板には、穴7に係合す
る突起18が設けられている。他方の側板には、弾性係
合片20が一体形成され、弾性係合片20には係合凹部
と係合する爪部23と肉厚状の押圧操作部22が設けら
れている。26、27は充電池25のマイナス端子とプ
ラス端子である。電池パック16は突起18を穴7に係
合させて、ここを支点として回動させ、収納凹嵌部5内
に装着する。
Description
【0001】
本考案は、各種電子機器等に採用される充電池等の電池パックの収納構造に関 する。
【0002】
周知の通り、この種の電池パックは、充電器で充電した充電池を電池パックに 保持し、電池パックを電子機器等に設けたパック収納部に収納することによって 、電子機器に充電池を電気的に接続し、充電池が放電して充電電圧が下がると、 充電器で再び充電するために電池パックを電子機器等から取り外せるように、電 子機器に着脱自在となっている。
【0003】 この種の電池パックの収納構造としては、特開平4−328937号公報に開 示されたものがある。この公報に開示されたものは、携帯電話機本体の背面部に ガイドレールが両側部に形成された電池パックを収納するための収納部が設けら れ、電池パックに設けたガイド溝をガイドレールに合わせて摺動させる。電池パ ックの先端には係止爪が設けられ、一方、収納部の先端には係止爪と係止する係 止爪を有し、係止爪同士が係止状態を保持する方向にばねによって付勢された押 釦が設けられ、押釦を押下することによって、爪同士の係止が解除されて、電池 パックを収納部から取外しできるようになったものである。
【0004】
しかしながら、上述した構造の電池パックの収納構造は、電池パックの着脱に あたって、ガイドレールに沿って電池パックの長手方向分摺動させなければなら ないため、着脱をワンタッチで行うことができず、このため、使い勝手が悪く、 また、摺動による摩耗粉が発生し、これが端子に付着して接触不良の原因ともな っていた。さらに、押釦やばね等部品点数が多く、組立にも時間を要するためコ ストアップにつながるといった問題があった。
【0005】 したがって、本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その 目的とするところは、着脱がワンタッチで行えるようにして使い勝手を向上させ 、かつ、接触不良の発生を防止して良好な電気接点が得られ、しかも、部品点数 を削減し、組立の簡易化を図った電池パック収納構造を提供することにある。
【0006】
この目的を達成するために、本考案は、電池を保持する電池パックを筐体に形 成した収納凹嵌部に収納する電池パック収納構造であって、前記収納凹嵌部の対 向する一方の側壁に係合部が、また、他方の側壁に係合凹部と電池の端子と電気 的に接触する端子とがそれぞれ設けられるとともに、前記電池パックには対向す る一対の側板が設けられ、一方の側板に前記係合部と係合してこの係合部を中心 として電池パックを揺動自在に支持する係合部が設けられ、他方の側板に弾性係 合片が一体形成され、この弾性係合片に前記係合凹部に係合する爪部と押圧操作 部とが設けられている。
【0007】
本考案によれば、電池パックを収納凹嵌部に収納するときは、収納凹嵌部の一 方の側壁の係合部に電池パックの一方の側板の係合部を係合させて、これら係合 部を中心として電池パックを回動させて、電池パックの他方の側板に形成された 弾性係合片の爪部を収納凹嵌部の係合凹部に係合させることにより行う。また、 取り外すときは、押圧操作部を押圧することにより、弾性係合片を弾性変形させ て爪部と係合凹部との係合を解除して行う。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る電池パ ックの収納構造を採用した携帯型の無線情報端末機の底面図、図2は本考案に係 る電池パックの収納構造の分解斜視図、図3は図2のIII-III 線断面図である。 符号1で示すものは、携帯型の無線情報端末機で、アッパーケース2の前面部に 配置した図示を省略した機能釦や数字釦を押圧操作することで、商品の棚卸し等 のデータをアンテナ4から無線によって中央の管理装置に送るものである。
【0009】 端末機1本体は、アッパーケース2とロアーケース3とで筐体を構成され、ロ アーケース3の底面部には、矩形状の収納凹嵌部5が設けられ、この収納凹嵌部 5の一方の側壁6には一対の穴7が設けられている。また、対向する他方の側壁 8の中央上端縁には、座ぐり状の逃げ用凹嵌部9が設けられ、その両側には、係 合凹部10が一対設けられており、さらに、突当凸部11が突設されている。
【0010】 12は、凹嵌部5の底面部の側壁8近傍に穿設された穴で、先端部13aが逆 くの字状に形成され、プリント基板14に半田付けされた入力用端子13がこの 穴12から凹嵌部5内に突出している。15は、倒れ込み防止部材で、側面視逆 Lの字状を呈し、アッパーケース3にねじ止めされ、立ち上がり部15aが前記 端子13の先端部13aの背面側に位置している。
【0011】 16は側面視コの字状を呈した平板状の電池パックで、一方の側板17には、 傾斜面18aを有する突起18が突設され、対向する他方の側板19には、薄肉 状のヒンジ21を介して弾性係合片20が側板19に沿うようにして一体形成さ れている。弾性係合片20の表面中央には、厚肉状の押圧操作部22が突設され ているとともに、その両側に爪部23が一対突設されている。25は充電池で、 前記電池パック16の両側面板17、19間に弾持され、マイナス端子26とプ ラス端子27を有する。
【0012】 次に、上述した構成の電池パック収納構造における電池パックの取付け、取外 し方法を説明する。取付ける場合には、電池パック16の一方の側板17側を収 納凹嵌部5内に嵌入させ、突起18を穴7に挿入して係合させて、この穴7を回 動支点として他方の側板19側も収納凹嵌部5内に嵌入させる。嵌入時に、弾性 係合片20がヒンジ21を支持点として弾性変形して爪部23が係合凹部10に 係合して、電池パック16は収納凹嵌部5内に装着される。同時に充電池25の 端子26、27が端子13の先端部13aに摺接しながら電気的に接触する。
【0013】 このとき、端子13の先端部13aは、端子26、27によって撓むが、倒れ 込み防止部材15の立ち上がり部15aに端子26、27が係止されて、端子2 6、27の倒れ込みを防止するので、端子26、27と先端部13aとの接触圧 が充分得られ、これによって、両端子26、27と13間の電気的接触が良好と なり、電気的接触不良が防止される。また、端子26、27が端子13の先端部 13a上に摺接するので、端子26、27が端子13によってクリーニングされ る、いわゆるセルフクリーニングとして機能する。収納凹嵌部5内に装着された 電池パック16は、他方の側板19が突当凸部11に突き当たり、この突当凸部 11と一方の側壁6とで、挟持されて、収納凹嵌部5内に強固に装着される。ま た、装着された電池パック16の押圧操作部22はロアーケース3の逃げ用凹嵌 部9に位置している。
【0014】 次に、収納凹嵌部5から電池パック16を取外す場合には、逃げ用凹嵌部9に 指等を入れ、押圧操作部22を押圧し、ヒンジ21を撓ませて弾性係合片20を 他方の側板19側に弾性変形させると、爪部23と係合凹部10との係合が解除 されて、他方の側板19側を上方に持ち上げることができるので、電池パック1 6を穴7を中心として回動させて、収納凹嵌部5から取外すことができる。
【0015】 なお、本実施例では、押圧操作部22に対応して逃げ用凹嵌部9を設けて押圧 操作部22の操作性を向上させているが、押圧操作部22にロアーケース3の表 面から突出するダボ等を設けてもよく、また、電池パック16の表面をロアーケ ース3の表面から突出するような高さとするようにすれば、特に、逃げ用凹嵌部 9を設ける必要はない。また、電池パック16の揺動支点として、電池パック1 6側と収納凹嵌部5側とに、それぞれ突起18と、穴7とを設けたが、これに限 定されず、突起と凹部、あるいは、一方側に圧縮スプリングを配設し、他方側の 凹部に圧接させる構造等によっても揺動支点が得られ、種々の設計変更が可能で あることは勿論である。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、収納凹嵌部の対向する一方の側壁に係合 部が、また、他方の側壁に係合凹部と電池の端子と電気的に接触する端子とがそ れぞれ設けられるとともに、電池パックには対向する一対の側板が設けられ、一 方の側板に前記係合部と係合してこの係合部を中心として電池パックを揺動自在 に支持する係合部が設けられて、電池パックは収納凹嵌部に一方の側板側を中心 として揺動動作で電池パックの取付け、取外し作業が行え、しかも、電池パック の他方の側板に一体形成した弾性係合片に係合凹部に係合する爪部と押圧操作部 とが設けられ、押圧操作部を押圧操作することによって、弾性係合片を弾性変形 させて、爪部と係合凹部との係合を解除できるようにしたので、取付け、取外し 作業がワンタッチで行えて使い勝手が向上するとともに、従来のように電池パッ クが収納凹嵌部内を摺動させられることがないので、摩耗粉が発生することがな く、これによる端子間の接触不良を防止できる。また、収納凹嵌部に係合部、係 合凹部および端子、電池パックに係合部および爪部と押圧操作部を有する弾性係 合片が、それぞれ設けられているので、部品点数が少なくて済み、組立工数を削 減できる。
【図1】本考案に係る電池パックの収納構造を採用した
携帯型の情報端末装置の底面図である。
携帯型の情報端末装置の底面図である。
【図2】本考案に係る電池パックの収納構造の分解斜視
図である。
図である。
【図3】図2のIII-III 線断面図である。
3 ロアーケース 5 収納凹嵌部 7 穴 9 逃げ用凹嵌部 10 係合凹嵌部 13 端子 16 電池パック 18 突起 20 弾性係合片 22 押圧操作部 23 爪部 25 充電池 26 マイナス端子 27 プラス端子
Claims (1)
- 【請求項1】 電池を保持する電池パックを筐体に形成
した収納凹嵌部に収納する電池パック収納構造であっ
て、前記収納凹嵌部の対向する一方の側壁に係合部が、
また、他方の側壁に係合凹部と電池の端子と電気的に接
触する端子とがそれぞれ設けられるとともに、前記電池
パックには対向する一対の側板が設けられ、一方の側板
に前記係合部と係合してこの係合部を中心として電池パ
ックを揺動自在に支持する係合部が設けられ、他方の側
板に弾性係合片が一体形成され、この弾性係合片に前記
係合凹部に係合する爪部と押圧操作部とが設けられたこ
とを特徴とする電池パック収納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP460193U JPH0660052U (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 電池パック収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP460193U JPH0660052U (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 電池パック収納構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660052U true JPH0660052U (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11588571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP460193U Pending JPH0660052U (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 電池パック収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660052U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086072A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Denso Wave Inc | 電子装置 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP460193U patent/JPH0660052U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086072A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Denso Wave Inc | 電子装置 |
JP4591003B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2010-12-01 | 株式会社デンソーウェーブ | 電子装置 |
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