JPH0660012B2 - 多孔質無機物質 - Google Patents
多孔質無機物質Info
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- B01J20/10—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising silica or silicate
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は粒状多孔質物質に関する。更に詳細には高表面
積のカラム充填材としての用途に適した物質並びにその
製造方法に関する。
積のカラム充填材としての用途に適した物質並びにその
製造方法に関する。
ムライトは針状結晶形で存在するアルミノシリケート物
質である。これは可変の化学組成をもつが、一般には式
3Al2O3・2SiO2で表わされる。ムライトは天然に産出す
るが、通常ボーキサイトをクレーまたはシリマナイトと
加熱することにより得られる。ムライトは現在耐火物と
して使用される。
質である。これは可変の化学組成をもつが、一般には式
3Al2O3・2SiO2で表わされる。ムライトは天然に産出す
るが、通常ボーキサイトをクレーまたはシリマナイトと
加熱することにより得られる。ムライトは現在耐火物と
して使用される。
本発明の一局面に従つて、粒状多孔質物質の実質的に全
ての粒子が直径5μm以上であり1mm以下であり各粒子
が主としてムライト結晶の開放三次元マトリツクスから
なり、該ムライト結晶が大きさにおいて実質的に均一で
あり且つ5nm〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相互連
結して結晶間を構成している粒状多孔質物質が提供され
る。
ての粒子が直径5μm以上であり1mm以下であり各粒子
が主としてムライト結晶の開放三次元マトリツクスから
なり、該ムライト結晶が大きさにおいて実質的に均一で
あり且つ5nm〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相互連
結して結晶間を構成している粒状多孔質物質が提供され
る。
本発明の粒状多孔質物質は、特にクロマトグラフイーカ
ラムまたはイオン交換カラム用充填材として、また生化
学分離を行なう充填材として使用し得る。
ラムまたはイオン交換カラム用充填材として、また生化
学分離を行なう充填材として使用し得る。
上記用途に適するため、上記粒状物質は、生物重合体分
子,合体重合体分子の如き大きな分子が粒子中に容易か
つ迅速に浸入し得るのに充分な高割合の相互連結空隙を
もつべきである。一般に孔の幅は約5nm〜2μmに変わ
り得る。上記物質を充填したカラムが良好な流速をもつ
ことを確実にするために粒子の全部または実質的全部が
5μm以上であり、上記物質を充填したカラムが単位重
量当り良好な表面積をもつことを確実にするため粒子の
全部または実質的全部が1mm以下であることがまた重要
である。また、粒子の露出表面がクロマトグラフイーま
たはイオン交換の目的のため反応性層で容易に処理され
ることも望ましい。上記反応性層は親水性または疎水性
であつてもよく、また親水性基または疎水性基の組合せ
からなつていてもよい。上記粒状多孔質物質はまた良好
な機械的強度、特に良好な耐圧潰性および耐摩耗性をも
つことが好ましい。上記物質はアルカリおよび酸の両者
による化学的な攻撃に対して耐性であるべきであり、ま
た理想的には昇温および熱シヨツクに耐え得るべきであ
る。温発明の粒状多孔質物質はこれらの要件を満たす。
また本発明の粒状多孔質物質は酵素の担体として、ある
いは紙、塗料、プラスチツクまたはゴム組成物用の充填
剤として使用し得ることもわかつた。
子,合体重合体分子の如き大きな分子が粒子中に容易か
つ迅速に浸入し得るのに充分な高割合の相互連結空隙を
もつべきである。一般に孔の幅は約5nm〜2μmに変わ
り得る。上記物質を充填したカラムが良好な流速をもつ
ことを確実にするために粒子の全部または実質的全部が
5μm以上であり、上記物質を充填したカラムが単位重
量当り良好な表面積をもつことを確実にするため粒子の
全部または実質的全部が1mm以下であることがまた重要
である。また、粒子の露出表面がクロマトグラフイーま
たはイオン交換の目的のため反応性層で容易に処理され
ることも望ましい。上記反応性層は親水性または疎水性
であつてもよく、また親水性基または疎水性基の組合せ
からなつていてもよい。上記粒状多孔質物質はまた良好
な機械的強度、特に良好な耐圧潰性および耐摩耗性をも
つことが好ましい。上記物質はアルカリおよび酸の両者
による化学的な攻撃に対して耐性であるべきであり、ま
た理想的には昇温および熱シヨツクに耐え得るべきであ
る。温発明の粒状多孔質物質はこれらの要件を満たす。
また本発明の粒状多孔質物質は酵素の担体として、ある
いは紙、塗料、プラスチツクまたはゴム組成物用の充填
剤として使用し得ることもわかつた。
本発明の別局面に従つて、 (a) 少なくとも0.75:1のSiO2:Al2O3モル比を有
するアルミノシリケート物質を1000℃〜1800℃
の範囲の温度で熱処理することによって、粒子の実質的
全部が直径5μm〜1mmである粒子を含有し、且つ主と
してムライト結晶とシリカとの混合物からなる粒状生成
物を調製し、 (b) (a)で形成された粒状生成物を濃水酸化アルカリ金
属水性溶液で少なくとも50℃の温度で処理することに
よって、該シリカが除去されて、大きさにおいて実質的
に均一で且つ5nm〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相
互連結して結晶間を構成するムライト結晶を残し、 (c) (b)で形成された水酸化アルカリ金属処理粒状生成
物を洗浄媒体がシリケートイオン及びアルカリ金属イオ
ンを実質的に含まなくなるまで洗浄し、及び (d) (c)で得られた洗浄した生成物を脱水、乾燥して所
望の粒状多孔質物質を得ること を含む粒状多孔質物質の製造方法が提供される。
するアルミノシリケート物質を1000℃〜1800℃
の範囲の温度で熱処理することによって、粒子の実質的
全部が直径5μm〜1mmである粒子を含有し、且つ主と
してムライト結晶とシリカとの混合物からなる粒状生成
物を調製し、 (b) (a)で形成された粒状生成物を濃水酸化アルカリ金
属水性溶液で少なくとも50℃の温度で処理することに
よって、該シリカが除去されて、大きさにおいて実質的
に均一で且つ5nm〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相
互連結して結晶間を構成するムライト結晶を残し、 (c) (b)で形成された水酸化アルカリ金属処理粒状生成
物を洗浄媒体がシリケートイオン及びアルカリ金属イオ
ンを実質的に含まなくなるまで洗浄し、及び (d) (c)で得られた洗浄した生成物を脱水、乾燥して所
望の粒状多孔質物質を得ること を含む粒状多孔質物質の製造方法が提供される。
主としてムライト結晶とシリカとの混合物からなる粒状
生成物は、種々のアルミノシリケート出発原料を100
0℃〜1800℃の範囲の温度で熱処理することにより
つくることが出来る。熱処理したムライト結晶とシリカ
との混合物がすでに開放もしくは多孔質の構造をもつよ
うな方法で、 1000℃〜1800℃の範囲の温度での熱処理のため
の上記アルミノシリケートをつくることが有利である。
これは一種以上のアルミノシリケート出発物質の水性懸
濁液を噴霧乾燥して中空球形の乾燥粒子を形成すること
により、あるいは一種以上のアルミノシリケート出発物
質の水性懸濁液から発泡体をつくり、ついで熱をかけて
発泡体を硬化することにより達成し得る。好適なアルミ
ノシリケート出発原料はカヤナイト(kyanite),シリ
マナイト,アンダルサイト(これらの全部は化学式Al2O
3・SiO2 で表わすことが出来る);化学式8Al2O3・B2O3
・6SiO2・H2O で表わし得るジユモルチエ石;化学式Al
2O3・2SiO2・2H2O で表わし得るカンダイト(kandite)
群のクレー鉱物;化学式Al2O3・4SiO2・H2O で表わし得
るろう石を包含する。その他の可能なアルミノシリケー
ト出発原料はトパーズ,ピナイト,イライトおよびスメ
クタイト類のクレー鉱物を包含する。また、アルミノシ
リケート出発物質として、アルミナ富物質とシリカ富物
質との混合物、化学的に沈殿させたアルミノシリケー
ト、または実質的に純粋なアルミナとシリカとの混合物
を使用することが出来るが、但し夫々の場合にSiO2:Al
2O3 モル比は少くとも0.75:1、好ましくは少くと
も1:1である。カンダイト類のクレー鉱物、すなわち
カオリナイト,デイツカイト,ナクライトおよびハロイ
サイトが特に好適なことがわかつた。特に主としてカオ
リナイトからなるカオリンクレーが好適である。
生成物は、種々のアルミノシリケート出発原料を100
0℃〜1800℃の範囲の温度で熱処理することにより
つくることが出来る。熱処理したムライト結晶とシリカ
との混合物がすでに開放もしくは多孔質の構造をもつよ
うな方法で、 1000℃〜1800℃の範囲の温度での熱処理のため
の上記アルミノシリケートをつくることが有利である。
これは一種以上のアルミノシリケート出発物質の水性懸
濁液を噴霧乾燥して中空球形の乾燥粒子を形成すること
により、あるいは一種以上のアルミノシリケート出発物
質の水性懸濁液から発泡体をつくり、ついで熱をかけて
発泡体を硬化することにより達成し得る。好適なアルミ
ノシリケート出発原料はカヤナイト(kyanite),シリ
マナイト,アンダルサイト(これらの全部は化学式Al2O
3・SiO2 で表わすことが出来る);化学式8Al2O3・B2O3
・6SiO2・H2O で表わし得るジユモルチエ石;化学式Al
2O3・2SiO2・2H2O で表わし得るカンダイト(kandite)
群のクレー鉱物;化学式Al2O3・4SiO2・H2O で表わし得
るろう石を包含する。その他の可能なアルミノシリケー
ト出発原料はトパーズ,ピナイト,イライトおよびスメ
クタイト類のクレー鉱物を包含する。また、アルミノシ
リケート出発物質として、アルミナ富物質とシリカ富物
質との混合物、化学的に沈殿させたアルミノシリケー
ト、または実質的に純粋なアルミナとシリカとの混合物
を使用することが出来るが、但し夫々の場合にSiO2:Al
2O3 モル比は少くとも0.75:1、好ましくは少くと
も1:1である。カンダイト類のクレー鉱物、すなわち
カオリナイト,デイツカイト,ナクライトおよびハロイ
サイトが特に好適なことがわかつた。特に主としてカオ
リナイトからなるカオリンクレーが好適である。
或る場合には、熱処理の前に上記出発物質を遷移金属カ
チオン、例えばCu++イオンまたはMn++イオンを含有する
水性溶液で処理することが有利である。遷移金属カチオ
ンを含有する出発物質の熱処理は一層微細な形態のムラ
イト結晶を生じ、その結果最終的につくられた粒状多孔
質物質は一層小さな平均幅をもつより多数の孔を有する
ことがわかつた。
チオン、例えばCu++イオンまたはMn++イオンを含有する
水性溶液で処理することが有利である。遷移金属カチオ
ンを含有する出発物質の熱処理は一層微細な形態のムラ
イト結晶を生じ、その結果最終的につくられた粒状多孔
質物質は一層小さな平均幅をもつより多数の孔を有する
ことがわかつた。
上記アルミノシリケート出発物質は、例えばトンネル式
キルン中のソーク焼として知られる方法により熱処理
でき、この場合は出発物質を1000℃〜1800℃の
範囲の温度に少くとも1時間さらす。上記出発物質を1
350℃〜1600℃の範囲の温度で5時間〜24時間
熱処理することが好ましい。ソーク焼による熱処理
後、ムライト結晶とシリカとの混合物を細かく砕き、篩
分け、空気分級及び/または遠心力もしくは比重による
沈降による一回以上の粒径分離にかける。
キルン中のソーク焼として知られる方法により熱処理
でき、この場合は出発物質を1000℃〜1800℃の
範囲の温度に少くとも1時間さらす。上記出発物質を1
350℃〜1600℃の範囲の温度で5時間〜24時間
熱処理することが好ましい。ソーク焼による熱処理
後、ムライト結晶とシリカとの混合物を細かく砕き、篩
分け、空気分級及び/または遠心力もしくは比重による
沈降による一回以上の粒径分離にかける。
別法として、上記アルミノシリケート出発物質を、微細
形、例えば粉末形または噴霧乾燥形で1000℃〜18
00℃の範囲の温度に保つた熱ガスの渦流または流動床
に数秒程の短時間で注入することによりフラツシユ焼
してもよい。フラツシユ焼による熱処理後、既に生成
物は5μm〜1mmの範囲の大きさをもつ粒子からなるこ
とができ、微粉砕工程および粒径分離工程は不要となり
得る。
形、例えば粉末形または噴霧乾燥形で1000℃〜18
00℃の範囲の温度に保つた熱ガスの渦流または流動床
に数秒程の短時間で注入することによりフラツシユ焼
してもよい。フラツシユ焼による熱処理後、既に生成
物は5μm〜1mmの範囲の大きさをもつ粒子からなるこ
とができ、微粉砕工程および粒径分離工程は不要となり
得る。
工程(b)に於いて、ムライト結晶とシリカとの熱処理さ
れた混合物中のシリカを水酸化アルカリ金属の濃水性溶
液中に容易に溶解しようとする場合には、アルミノシリ
ケート出発物質がM2O(但し、Mはナトリウムおよび/
またはカリウムである)1.5重量%〜2.5重量%を
含有していることが好ましい。出発物質がこの量に満た
ないM2Oを含有しているならば、長石の如きM2O含有鉱物
の適当量を添加することによりM2O含有量を増加し得
る。
れた混合物中のシリカを水酸化アルカリ金属の濃水性溶
液中に容易に溶解しようとする場合には、アルミノシリ
ケート出発物質がM2O(但し、Mはナトリウムおよび/
またはカリウムである)1.5重量%〜2.5重量%を
含有していることが好ましい。出発物質がこの量に満た
ないM2Oを含有しているならば、長石の如きM2O含有鉱物
の適当量を添加することによりM2O含有量を増加し得
る。
工程(a)の粒状生成物は狭い範囲の粒径を有することが
好ましい。例えば、特に有利な生成物は粒子の実質的全
部が10ミクロン〜100ミクロンの大きさである粒子
からなる。
好ましい。例えば、特に有利な生成物は粒子の実質的全
部が10ミクロン〜100ミクロンの大きさである粒子
からなる。
工程(b)に於いて、水酸化アルカリ金属は最も便利には
水酸化ナトリウムでありアルカリ溶液のモル濃度は少く
とも3Mであることが好ましい。工程(a)の粒状生成物
と水酸化アルカリ金属溶液との反応は80℃〜水酸化ア
ルカリ金属溶液の沸点の温度で行なうのが有利である。
水酸化ナトリウムでありアルカリ溶液のモル濃度は少く
とも3Mであることが好ましい。工程(a)の粒状生成物
と水酸化アルカリ金属溶液との反応は80℃〜水酸化ア
ルカリ金属溶液の沸点の温度で行なうのが有利である。
工程(b)の目的はムライトとシリカとの混合物から一般
にガラス形態で存在するシリカ成分を実質的完全に溶解
することにある。シリカを溶解により除去した後、各粒
子は高割合の相互連結空隙をもつ三次元格子形態で一緒
に結合されたムライト針状物から主としてなり、空隙の
通路はムライト針状物の幅に対して比較的幅広い。
にガラス形態で存在するシリカ成分を実質的完全に溶解
することにある。シリカを溶解により除去した後、各粒
子は高割合の相互連結空隙をもつ三次元格子形態で一緒
に結合されたムライト針状物から主としてなり、空隙の
通路はムライト針状物の幅に対して比較的幅広い。
工程(c)に於いて、工程(b)のアルカリ処理粒状生成物を
まず工程(b)で用いたものよりも弱いアルカリ溶液で洗
浄し、ついで洗浄媒体がシリケートイオンおよびアルカ
リ金属イオンを実質的に含まなくなるまでくり返し水洗
することが好ましい。この洗浄操作で使用するアルカリ
溶液は1M以下のモル濃度をもつことが好ましい。
まず工程(b)で用いたものよりも弱いアルカリ溶液で洗
浄し、ついで洗浄媒体がシリケートイオンおよびアルカ
リ金属イオンを実質的に含まなくなるまでくり返し水洗
することが好ましい。この洗浄操作で使用するアルカリ
溶液は1M以下のモル濃度をもつことが好ましい。
工程(d)を行なつて得られた乾燥粒状生成物は例えばク
ロマトグラフイーまたはイオン交換の目的でカラムに充
填されると良好な機械的性質をもつことがわかつた。特
に粒子は圧潰および摩耗に対して耐性があり、しかも液
体をカラムにポンプで通す時カラムの一端および他端の
大きな圧力差に耐え得る。
ロマトグラフイーまたはイオン交換の目的でカラムに充
填されると良好な機械的性質をもつことがわかつた。特
に粒子は圧潰および摩耗に対して耐性があり、しかも液
体をカラムにポンプで通す時カラムの一端および他端の
大きな圧力差に耐え得る。
ムライトの融点は約1810℃であるので、粒状生成物
は融合または焼結することなく高温に長期間かけること
ができ、しかも上記物質は熱シヨツクに対して良好な耐
性があり、その構造に有害な影響なく1200℃から室
温への反復急冷に耐え得ることがわかつた。
は融合または焼結することなく高温に長期間かけること
ができ、しかも上記物質は熱シヨツクに対して良好な耐
性があり、その構造に有害な影響なく1200℃から室
温への反復急冷に耐え得ることがわかつた。
上記粒状多孔質物質はまたpH1の強酸およびpH14の強
アルカリへの長期間暴露に耐え得る。公知の匹敵する物
質の中でシリカは強アルカリ溶液に可溶でありアルミナ
およびクレーは強酸により侵される。
アルカリへの長期間暴露に耐え得る。公知の匹敵する物
質の中でシリカは強アルカリ溶液に可溶でありアルミナ
およびクレーは強酸により侵される。
本発明の粒状多孔質物質は親和クロマトグラフイーまた
はイオン交換または生化学分離の目的のため反応性層で
容易に被覆される。粒状多孔質物質に被覆して反応性層
を形成し得る物質の例は、ムライト結晶の表面と直接結
合を形成し親水性基および疎水性基の両者をもち蛋白質
処理の如き生化学用途に有用なアニオン交換性をもつ、
ポリエチレンイミン類の如き多酸有機塩基類を包含す
る。ムライト結晶に直接被覆し得るその他の物質はポリ
スチレンの如き熱可塑性物質および多糖類を包含する。
有用な反応性層を形成することがわかつた置換多糖類物
質の例は、ペンダントジエチルアミンエチル基で置換し
たデキストランである“DEAE デキストラン”であ
る。これはアニオン交換性をもつ親水性有機層を与え
る。粒状多孔質物質の表面は、10〜24個の炭素原子
をもつ炭化水素基を少くとも一つもつ四級アンモニウム
化合物の被覆物を適用することにより疎水性にすること
が出来、総括正電荷を与えられる。
はイオン交換または生化学分離の目的のため反応性層で
容易に被覆される。粒状多孔質物質に被覆して反応性層
を形成し得る物質の例は、ムライト結晶の表面と直接結
合を形成し親水性基および疎水性基の両者をもち蛋白質
処理の如き生化学用途に有用なアニオン交換性をもつ、
ポリエチレンイミン類の如き多酸有機塩基類を包含す
る。ムライト結晶に直接被覆し得るその他の物質はポリ
スチレンの如き熱可塑性物質および多糖類を包含する。
有用な反応性層を形成することがわかつた置換多糖類物
質の例は、ペンダントジエチルアミンエチル基で置換し
たデキストランである“DEAE デキストラン”であ
る。これはアニオン交換性をもつ親水性有機層を与え
る。粒状多孔質物質の表面は、10〜24個の炭素原子
をもつ炭化水素基を少くとも一つもつ四級アンモニウム
化合物の被覆物を適用することにより疎水性にすること
が出来、総括正電荷を与えられる。
ムライト結晶が最初結合剤で被覆された後、或る種の物
質が反応性層を形成するのに使用し得る。好適な結合剤
は置換シラン類、特にムライト結晶の表面のヒドロキシ
ル基と結合するためのヒドロキシ,ヒドロキシアルキル
またはアルコキシ基少くとも一つと所望の層の上記物質
と結合するためのアミノアルキルジアゾまたはハロアル
キル基少くとも一つとを含む置換シラン類である。好適
な置換シランの例は3−アミノプロピルトリエトキシシ
ランである。置換シランと結合を形成する反応性層物質
は核酸類の濃縮および分離用に極めて有用なアデニンの
如き核酸塩基類並びに親和クロマトグラフイー用、酵素
固定化用に極めて適するポリスクシンイミドを包含す
る。
質が反応性層を形成するのに使用し得る。好適な結合剤
は置換シラン類、特にムライト結晶の表面のヒドロキシ
ル基と結合するためのヒドロキシ,ヒドロキシアルキル
またはアルコキシ基少くとも一つと所望の層の上記物質
と結合するためのアミノアルキルジアゾまたはハロアル
キル基少くとも一つとを含む置換シラン類である。好適
な置換シランの例は3−アミノプロピルトリエトキシシ
ランである。置換シランと結合を形成する反応性層物質
は核酸類の濃縮および分離用に極めて有用なアデニンの
如き核酸塩基類並びに親和クロマトグラフイー用、酵素
固定化用に極めて適するポリスクシンイミドを包含す
る。
本発明の粒状多孔質物質はプラスチツク材料用、天然も
しくは合成ゴム組成物用の充填材としても有用である。
高度の相互連結空隙の生成は重合体物質と粒状物質との
間の良好な機械的定着(mechanical Keying)を与え
る。粒状物質は、重合体物質と充填材との間の化学結合
を改良する為に、所望により、英国特許第2067535 号に
記載されているような置換シランの層で下塗りをしても
よい。
しくは合成ゴム組成物用の充填材としても有用である。
高度の相互連結空隙の生成は重合体物質と粒状物質との
間の良好な機械的定着(mechanical Keying)を与え
る。粒状物質は、重合体物質と充填材との間の化学結合
を改良する為に、所望により、英国特許第2067535 号に
記載されているような置換シランの層で下塗りをしても
よい。
本発明の粒状多孔質物質はまた紙用充填剤としても有用
である。粒状物質の微細孔は空気を捕捉し、これが光の
散乱を増し多孔質物質が充填剤として混入されている組
成物の白色度を改良するからである。
である。粒状物質の微細孔は空気を捕捉し、これが光の
散乱を増し多孔質物質が充填剤として混入されている組
成物の白色度を改良するからである。
本発明を以下の実施例により更に詳しく説明する。
実施例 1 (a) 36重量%が2ミクロンより小さい等価の球直径
をもつ粒子からなり、30重量%が10ミクロンより大
きい等価の直径をもつ粒子からなるような粒径分布をも
ち、K2O1.7重量%を含有するユーニツシユ(Cornis
h)カオリンクレーを1500℃の温度に8時間かける
ような条件下でトンネル式キルン中で焼成した。
をもつ粒子からなり、30重量%が10ミクロンより大
きい等価の直径をもつ粒子からなるような粒径分布をも
ち、K2O1.7重量%を含有するユーニツシユ(Cornis
h)カオリンクレーを1500℃の温度に8時間かける
ような条件下でトンネル式キルン中で焼成した。
冷却後、ガラス状シリカ相中に硬化されたムライト結晶
からなる焼物質を圧潰、粉砕し、細かく粉砕した物質
を篩による粒径分離にかけた。No.200メツシユ英国
標準篩(公称口径76ミクロン)を通過する物質を次の
処理のために選択し、空気分級にかけて10ミクロンよ
り小さい粒子の実質的全部を除いた。
からなる焼物質を圧潰、粉砕し、細かく粉砕した物質
を篩による粒径分離にかけた。No.200メツシユ英国
標準篩(公称口径76ミクロン)を通過する物質を次の
処理のために選択し、空気分級にかけて10ミクロンよ
り小さい粒子の実質的全部を除いた。
(b) ついで上記粒状物質の試料を5Mの水酸化ナトリ
ウム100mlで1時間沸騰させた。ついで母液を遠心分
離器を用いて除去した。
ウム100mlで1時間沸騰させた。ついで母液を遠心分
離器を用いて除去した。
(c) 固体物質を水洗し、洗浄液を遠心分離器により除
去した。
去した。
(d) ついで洗浄した固体物質を炉中60℃で乾燥し乾
燥ケーキをジヤンケ・アンド・クンケル(Janke and Ku
nkel)実験室用分析ミル中で混練した。
燥ケーキをジヤンケ・アンド・クンケル(Janke and Ku
nkel)実験室用分析ミル中で混練した。
母液と洗浄液の原子吸収分析はシリカ除去量は熱処理し
たカオリンの全重量の26.4重量%(熱処理したカオ
リン中のガラス状シリカ相の理論割合は全重量の38.
6%である)であることを示した。
たカオリンの全重量の26.4重量%(熱処理したカオ
リン中のガラス状シリカ相の理論割合は全重量の38.
6%である)であることを示した。
走査式電子顕微鏡(添付図面、第1図,第2図参照)は
粒子がムライト結晶の露出した三次元マトリツクスから
なる表面をもつことを示した。
粒子がムライト結晶の露出した三次元マトリツクスから
なる表面をもつことを示した。
実施例 2 実施例1で記載したようにしてつくつた粒状の熱処理カ
オリンの試料15gを5Mの水酸化ナトリウム溶液25
0mlで時間を変えて沸騰させた。夫々の場合、母液を分
離しアルカリ処理物質を実施例1で記載したように洗
浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母液および洗浄液
をシリカの原子吸収分析にかけ、熱処理カオリンの全重
量に対する%で示したシリカ除去量を夫々の場合につき
計算した。得られた結果を次の表1に示す。
オリンの試料15gを5Mの水酸化ナトリウム溶液25
0mlで時間を変えて沸騰させた。夫々の場合、母液を分
離しアルカリ処理物質を実施例1で記載したように洗
浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母液および洗浄液
をシリカの原子吸収分析にかけ、熱処理カオリンの全重
量に対する%で示したシリカ除去量を夫々の場合につき
計算した。得られた結果を次の表1に示す。
表 1 処理時間(時間) シリカ除去量(重量%) 1/2 16.9 1 25.3 2 26.6 4 27.8 ガラス状シリカ相の有意の割合が1/2時間だけ沸騰する
と除去され、沸騰時間を1時間より延ばしても殆ど利点
が得られないことがわかる。
と除去され、沸騰時間を1時間より延ばしても殆ど利点
が得られないことがわかる。
実施例 3 実施例1に記載のようにしてつくつた粒状の熱処理カオ
リンの試料15gを、モル濃度を変えた水酸化ナトリウ
ム溶液250mlで1時間沸騰させた。夫々の場合、母液
を分離しアルカリ処理物質を実施例1に記載のようにし
て洗浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母液および洗
浄液をケイ素用原子吸収分析にかけ、熱処理カオリン全
量に対する割合で示したシリカ除去量を夫々の場合につ
き計算した。得られた結果を次の表2に示す。
リンの試料15gを、モル濃度を変えた水酸化ナトリウ
ム溶液250mlで1時間沸騰させた。夫々の場合、母液
を分離しアルカリ処理物質を実施例1に記載のようにし
て洗浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母液および洗
浄液をケイ素用原子吸収分析にかけ、熱処理カオリン全
量に対する割合で示したシリカ除去量を夫々の場合につ
き計算した。得られた結果を次の表2に示す。
表 2 NaOH溶液モル濃度 シリカ除去量(重量%) 1M 11.5 3M 21.2 5M 25.3 7M 25.8 これらの結果から、水酸化ナトリウムのモル濃度は少く
とも3Mが好ましいが、5M以上にモル濃度を増しても
殆ど利点がないことがわかる。
とも3Mが好ましいが、5M以上にモル濃度を増しても
殆ど利点がないことがわかる。
実施例 4 実施例1で記載したようにしてつくつた粒状の熱処理カ
オリンの試料15gを、5Mの水酸化ナトリウム溶液2
50mlを用い温度を変えて1時間接触させた。夫々の場
合、母液を分離し、アルカリ処理物質を実施例1に記載
のようにして洗浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母
液および洗浄液をケイ素用原子吸収分析にかけて、熱処
理カオリンの全量に対する割合で示したシリカ除去量を
夫々の場合につき計算した。得られた結果を次の表3に
示す。
オリンの試料15gを、5Mの水酸化ナトリウム溶液2
50mlを用い温度を変えて1時間接触させた。夫々の場
合、母液を分離し、アルカリ処理物質を実施例1に記載
のようにして洗浄、乾燥、微粉砕した。夫々の場合、母
液および洗浄液をケイ素用原子吸収分析にかけて、熱処
理カオリンの全量に対する割合で示したシリカ除去量を
夫々の場合につき計算した。得られた結果を次の表3に
示す。
表 3 処理温度(℃) シリカ除去量(重量%) 25 0.07 50 1.3 75 4.7 100 25.3 これらの結果から、粒状の熱処理カオリンを溶液の沸点
に近い温度で水酸化ナトリウム溶液と接触させることが
重要なことがわかる。
に近い温度で水酸化ナトリウム溶液と接触させることが
重要なことがわかる。
実施例 5 (a) 実施例1で用いたのと同じカオリンクレーの試料
を充分量の水と激しく混合して、乾燥カオリン65重量
%および乾燥カオリンの重量基準で0.6重量%の分散
剤としてのピロリン酸4ナトリウムを含有する懸濁液を
形成した。ついで生成懸濁液を水で固形分40重量%に
稀釈し、乾燥カオリンの重量基準で1重量%の表面活性
剤リン酸n−オクチルアミンの存在下でハウスホールド
フードミキサー中で10分間ビートした。生成した湿つ
た発泡体をオープンパンに移し炉中80℃で16時間乾
燥し、ついで1000℃で4時間熱処理して発泡体をよ
く硬化させることを確実にした。実質的に硬質の発泡体
を1500℃の温度に8時間かけるような条件下でトン
ネル式キルン中で焼成した。冷却後、焼物質を軽く圧
潰し、微粉砕物質をNo.200メツシユの英国標準篩上
の篩分けによる粒径分離にかけた。
を充分量の水と激しく混合して、乾燥カオリン65重量
%および乾燥カオリンの重量基準で0.6重量%の分散
剤としてのピロリン酸4ナトリウムを含有する懸濁液を
形成した。ついで生成懸濁液を水で固形分40重量%に
稀釈し、乾燥カオリンの重量基準で1重量%の表面活性
剤リン酸n−オクチルアミンの存在下でハウスホールド
フードミキサー中で10分間ビートした。生成した湿つ
た発泡体をオープンパンに移し炉中80℃で16時間乾
燥し、ついで1000℃で4時間熱処理して発泡体をよ
く硬化させることを確実にした。実質的に硬質の発泡体
を1500℃の温度に8時間かけるような条件下でトン
ネル式キルン中で焼成した。冷却後、焼物質を軽く圧
潰し、微粉砕物質をNo.200メツシユの英国標準篩上
の篩分けによる粒径分離にかけた。
(b) 上記篩を通過した粒状物質1gを5Mの水酸化ナ
トリウム溶液100mlで1時間沸騰させた。母液を遠心
分離器を用いて除去した。
トリウム溶液100mlで1時間沸騰させた。母液を遠心
分離器を用いて除去した。
(c) 上記試料を水洗し、洗浄液を遠心分離器により除
去した。
去した。
(d) ついで洗浄試料を炉中60℃で乾燥し、乾燥ケー
キをジヤンケ・アンド・クンケル実験室用分析ミル中で
混練した。生成物を後述の実施例8で記載するように試
験した。
キをジヤンケ・アンド・クンケル実験室用分析ミル中で
混練した。生成物を後述の実施例8で記載するように試
験した。
実施例 6 実施例1で用いたのと同じカオリンクレーの試料を、充
分量の水と激しく混合して、乾燥カオリン62重量%お
よび乾燥カオリン重量基準で0.6重量%のリン酸4ナ
トリウムを含有する懸濁液を形成した。ついで生成懸濁
液を入口温度380℃、出口温度175℃で操作する実
験室用噴霧乾燥器にほぼ1/分の流量で供給した。約
50ミクロンの実質的に一様の直径をもつ中空球体形の
乾燥生成物を1500℃の温度に8時間かけるような条
件下でトンネル式キルン中で焼成した。
分量の水と激しく混合して、乾燥カオリン62重量%お
よび乾燥カオリン重量基準で0.6重量%のリン酸4ナ
トリウムを含有する懸濁液を形成した。ついで生成懸濁
液を入口温度380℃、出口温度175℃で操作する実
験室用噴霧乾燥器にほぼ1/分の流量で供給した。約
50ミクロンの実質的に一様の直径をもつ中空球体形の
乾燥生成物を1500℃の温度に8時間かけるような条
件下でトンネル式キルン中で焼成した。
冷却後、焼物質を軽く圧潰して焼成中に融合した球体
を分離し、圧潰物質を二つのA部およびB部に分けた。
A部を後述の実施例8に記載の試験用にとつておき、B
部1gを実施例5に記載したのと同じ条件下で水酸化ナ
トリウムで処理し、処理物質を同様にして遠心分離、洗
浄、乾燥、混練した。
を分離し、圧潰物質を二つのA部およびB部に分けた。
A部を後述の実施例8に記載の試験用にとつておき、B
部1gを実施例5に記載したのと同じ条件下で水酸化ナ
トリウムで処理し、処理物質を同様にして遠心分離、洗
浄、乾燥、混練した。
実施例 7 実施例1の粒状ムライト生成物を水と混合して乾燥固形
分10重量%を含有する懸濁液を形成し、この懸濁液の
各部を四級アンモニウム化合物、すなわちジメチルジ−
(水素化牛脂)アンモニウムクロライド(2M2HT)
10重量%を含有する水性溶液の種々の量と60℃の温
度で混合した。上記混合物を60℃の温度で30分撹拌
し、その後懸濁液をろ過し、ケーキを水洗し乾燥した。
分10重量%を含有する懸濁液を形成し、この懸濁液の
各部を四級アンモニウム化合物、すなわちジメチルジ−
(水素化牛脂)アンモニウムクロライド(2M2HT)
10重量%を含有する水性溶液の種々の量と60℃の温
度で混合した。上記混合物を60℃の温度で30分撹拌
し、その後懸濁液をろ過し、ケーキを水洗し乾燥した。
種々の量の2M2HTで被覆した流量ムライトからなる
乾燥生成物各0.5部を超音波浴中で脱イオン水50ml
と5分間混合して懸濁液の均質性を確実にした。ついで
懸濁液を更に脱イオン水で稀釈して固形分0.05重量
%とし、稀釈懸濁液の試料を二極間電位差80Vの薄矩
形電気泳動セル中で顕微鏡のもとに試験した。一つの粒
子が顕微鏡のグリッドの1スクエアを横断するのに要す
る時間(秒)を測定することにより懸濁液中の粒子の移
動度μE、すなわち電位勾配1V.cm-1下の速度(cm/
秒)を求めた。各懸濁液試料につき時間の測定を20回
行ない、各測定後に電極の極性を逆にし、時間の平均値
を用いて粒子の速度VEの値を計算した。
乾燥生成物各0.5部を超音波浴中で脱イオン水50ml
と5分間混合して懸濁液の均質性を確実にした。ついで
懸濁液を更に脱イオン水で稀釈して固形分0.05重量
%とし、稀釈懸濁液の試料を二極間電位差80Vの薄矩
形電気泳動セル中で顕微鏡のもとに試験した。一つの粒
子が顕微鏡のグリッドの1スクエアを横断するのに要す
る時間(秒)を測定することにより懸濁液中の粒子の移
動度μE、すなわち電位勾配1V.cm-1下の速度(cm/
秒)を求めた。各懸濁液試料につき時間の測定を20回
行ない、各測定後に電極の極性を逆にし、時間の平均値
を用いて粒子の速度VEの値を計算した。
粒子の移動度は次式で計算した。
(式中、Xは電位勾配V.cm-1である) ゼータ電位、すなわち固体相の表面に付着した不動性の
液層と液本体中の拡散層の移動性の部分の間の電位差を
次式により計算した。
液層と液本体中の拡散層の移動性の部分の間の電位差を
次式により計算した。
(式中、ηは操作温度での粘度であり、εは水性媒体の
誘電率である) 結果を次の表4に示す。
誘電率である) 結果を次の表4に示す。
これらの結果により、粒状物質の表面上に吸着された2
M2HTの量が粒状物質100g当り2M2HT5〜8
ミリ当量の値をもつ場合粒状物質の表面の負電荷が中和
されることがわかる。粒状物質の表面は、2M2HTの
吸着量が粒状物質100g当り5ミリ当量である場合に
有為に疎水性をもつことがわかつた。
M2HTの量が粒状物質100g当り2M2HT5〜8
ミリ当量の値をもつ場合粒状物質の表面の負電荷が中和
されることがわかる。粒状物質の表面は、2M2HTの
吸着量が粒状物質100g当り5ミリ当量である場合に
有為に疎水性をもつことがわかつた。
実施例 8 本発明の種々の粒状物質の表面への蛋白質の吸着率を、
粒状物質1gをミオグロビン100ppmを含有する水
性溶液15mlに添加し、この混合物を温和なタンブリン
グ作用の形でおだやかな撹拌に18時間かけて平衡に達
するようにすることにより調べた。ついで混合物を5時
間放置し、3000rpmで5分間遠心分離して未吸着
蛋白質溶液から粒状物質を分離した。初期の溶液の蛋白
質含有量および遠心分離で分離した未吸着蛋白質の溶液
の蛋白質含有量を、紫外線スプクトロメトリイにより測
定し、この二つの測定値の差が粒状物質1gに吸着され
たミオグロビンの量(mg)の測定値を与えた。殆どの場
合、粒状物質の比表面積はまたB.E.T窒素吸着法に
より測定した。得られた結果を次の表5に示す。
粒状物質1gをミオグロビン100ppmを含有する水
性溶液15mlに添加し、この混合物を温和なタンブリン
グ作用の形でおだやかな撹拌に18時間かけて平衡に達
するようにすることにより調べた。ついで混合物を5時
間放置し、3000rpmで5分間遠心分離して未吸着
蛋白質溶液から粒状物質を分離した。初期の溶液の蛋白
質含有量および遠心分離で分離した未吸着蛋白質の溶液
の蛋白質含有量を、紫外線スプクトロメトリイにより測
定し、この二つの測定値の差が粒状物質1gに吸着され
たミオグロビンの量(mg)の測定値を与えた。殆どの場
合、粒状物質の比表面積はまたB.E.T窒素吸着法に
より測定した。得られた結果を次の表5に示す。
これらの結果により、比表面積および蛋白質吸着能は共
に、ムライト結晶およびシリカから主としてなるアルミ
ノシリケート物質を濃水酸化ナトリウム溶液で処理して
少くとも一部のシリカを溶解した時に増加されることが
わかる。上記アルミノシリケート物質を発泡出発物質ま
たは噴霧乾燥出発物質からつくる時に、更に増加するこ
とが観察される。蛋白質吸着能を更に増加させること
は、アルカリ処理アルミノシリケート物質の表面に約5
ミリ当量の2M2HTを吸着させ、かくして表面を疎水
性にすることにより達成し得る。
に、ムライト結晶およびシリカから主としてなるアルミ
ノシリケート物質を濃水酸化ナトリウム溶液で処理して
少くとも一部のシリカを溶解した時に増加されることが
わかる。上記アルミノシリケート物質を発泡出発物質ま
たは噴霧乾燥出発物質からつくる時に、更に増加するこ
とが観察される。蛋白質吸着能を更に増加させること
は、アルカリ処理アルミノシリケート物質の表面に約5
ミリ当量の2M2HTを吸着させ、かくして表面を疎水
性にすることにより達成し得る。
第1図および第2図は、実施例1で得られた粒状多孔質
物質の走査式電子顕微鏡写真である。
物質の走査式電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭48−23277(JP,B1)
Claims (17)
- 【請求項1】粒状多孔質物質の実質的に全ての粒子が直
径5μm以上であり1mm以下であり各粒子が主としてム
ライト結晶の開放三次元マトリックスからなり、該ムラ
イト結晶が大きさにおいて実質的に均一であり且つ5nm
〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相互連結して結晶間
を構成している粒状多孔質物質。 - 【請求項2】該粒子が、親水性基、疎水性基または親水
性基と疎水性基の混合物を含む有機物質の層で被覆され
ている、特許請求の範囲第(1)項記載の粒状多孔質物
質。 - 【請求項3】各粒子が多孔質体の形状である、特許請求
の範囲第(1)項または第(2)項記載の粒状多孔質物質。 - 【請求項4】該多孔質体が球形中空粒子である、特許請
求の範囲第(3)項記載の粒状多孔質物質。 - 【請求項5】該多孔質体が硬質発泡体である、特許請求
の範囲第(3)項記載の粒状多孔質物質。 - 【請求項6】粒状多孔質物質の実質的に全ての粒子が1
0μm以上で100μm以下の大きさである、上記特許
請求の範囲のいずれか1項記載の粒状多孔質物質。 - 【請求項7】(a) 少なくとも0.75:1のSiO2:Al2O
3モル比を有するアルミノシリケート物質を1000℃
〜1800℃の範囲の温度で熱処理することによって、
粒子の実質的全部が直径5μm〜1mmである粒子を含有
し、且つ主としてムライト結晶とシリカとの混合物から
なる粒状生成物を調製し、 (b) (a)で形成された粒状生成物を濃水酸化アルカリ金
属水性溶液で少なくとも50℃の温度で処理することに
よって、該シリカが除去されて、大きさにおいて実質的
に均一で且つ5nm〜約2μmの範囲の幅を有する孔を相
互連結して結晶間を構成するムライト結晶を残し、 (c) (b)で形成された水酸化アルカリ金属処理粒状生成
物を洗浄媒体がシリケートイオン及びアルカリ金属イオ
ンを実質的に含まなくなるまで洗浄し、及び (d) (c)で得られた洗浄した生成物を脱水、乾燥して所
望の粒状多孔質物質を得ること を含む粒状多孔質物質の製造方法。 - 【請求項8】ムライト結晶とシリカとの混合物が、少な
くとも0.75:1のSiO2:Al2O3モル比を有するアルミ
ノシリケート物質を1350℃〜1600℃の範囲の温
度で熱処理することによって形成される、特許請求の範
囲第(7)項に記載の方法。 - 【請求項9】ムライト結晶とシリカとの混合物が、少な
くとも0.75:1のSiO2:Al2O3モル比を有し微細形で
あるアルミノシリケート物質を1000℃〜1800℃
の範囲の温度に保持された流動床に注入することによっ
て形成される、特許請求の範囲第(7)項に記載の方法。 - 【請求項10】ムライト結晶とシリカとの混合物が、少
なくとも0.75:1のSiO2:Al2O3モル比を有し微細形
であるアルミノシリケート物質を1000℃〜1800
℃の範囲の温度に保持された熱ガスの渦流に注入するこ
とによって形成される、特許請求の範囲第(7)項に記載
の方法。 - 【請求項11】該アルミノシリケート物質を熱処理の前
に遷移金属カチオン含有水性溶液と接触させる、特許請
求の範囲第(7)項から第(10)項のいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項12】工程(a)で調製された粒状生成物が、そ
の実質的に全部の粒子が10μm〜100μmの範囲の
大きさを有する粒子を含有する、特許請求の範囲第(7)
項から第(11)項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項13】工程(b)において水酸化アルカリ金属溶
液が少なくとも3Mのモル濃度をもつ、特許請求の範囲
第(7)項から第(12)項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項14】工程(b)において工程(a)の粒状生成物が
80℃から水酸化アルカリ金属溶液の沸点までの範囲の
温度で水酸化アルカリ金属溶液で処理される、特許請求
の範囲第(7)項から第(13)項のいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項15】工程(c)において、工程(b)のアルカリ処
理粒状生成物をまず工程(b)で使用したものより弱いア
ルカリ溶液で洗浄し、次いで洗浄媒体が実質的にシリケ
ートイオンおよびアルカリ金属イオンを含まなくなるま
でくり返し水洗する、特許請求の範囲第(7)項から第(1
4)項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項16】工程(a)の粒状生成物が、アルミノシリ
ケート物質の水性懸濁液を噴霧乾燥することによって多
孔質体の形状で調製され、その各々の多孔質体が球形中
空粒子である、特許請求の範囲第(7)項から第(15)項の
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項17】工程(a)の粒状生成物が、複数の内部粒
子を含む硬質発泡体として乾燥させ及び硬化させること
が可能であるアルミノシリケート物質の水性懸濁液を発
泡させることによって調製される多孔質体の形状であ
る、特許請求の範囲第(7)項から第(15)項のいずれか1
項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8403395 | 1984-02-09 | ||
GB8403395 | 1984-02-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60180912A JPS60180912A (ja) | 1985-09-14 |
JPH0660012B2 true JPH0660012B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=10556320
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60023353A Expired - Lifetime JPH0660012B2 (ja) | 1984-02-09 | 1985-02-08 | 多孔質無機物質 |
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US (3) | US4826789A (ja) |
EP (1) | EP0153827B2 (ja) |
JP (1) | JPH0660012B2 (ja) |
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BR (1) | BR8500589A (ja) |
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DE (1) | DE3569206D1 (ja) |
GB (1) | GB2153807B (ja) |
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WO1988000572A1 (en) * | 1986-07-24 | 1988-01-28 | Shiseido Company Ltd. | Spherical clay mineral powder, process for its production, and composition containing same |
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