JPH0659980A - キャッシュ装置 - Google Patents

キャッシュ装置

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JPH0659980A
JPH0659980A JP4208717A JP20871792A JPH0659980A JP H0659980 A JPH0659980 A JP H0659980A JP 4208717 A JP4208717 A JP 4208717A JP 20871792 A JP20871792 A JP 20871792A JP H0659980 A JPH0659980 A JP H0659980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache
address
unit
logical
physical
Prior art date
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Pending
Application number
JP4208717A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Abu
栄二 阿武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4208717A priority Critical patent/JPH0659980A/ja
Publication of JPH0659980A publication Critical patent/JPH0659980A/ja
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、論理キャッシュによる高速アクセ
スと物理キャッシュによるキャッシュの有効利用を同時
に提供できる優れたキャッシュ装置を提供することを目
的とする。 【構成】 アドレス判定ユニット22を設け、キャッシ
ュ選択信号25を論理キャッシュユニット32に接続
し、キャッシュ選択信号35を物理キャッシュユニット
33に接続する。アドレス判定ユニット22は論理アド
レスを判定することにより、OS空間(システムで一意
のアドレス)の場合、論理キャッシュユニット32を有
効とし、アプリケーション空間(タスク毎に同一のアド
レスが存在)の場合、物理キャッシュユニット33を有
効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
中央処理装置(CPU)と主記憶装置(メインメモリ)
との間の緩衝記憶装置として設けられるキャッシュ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CPUの高速化に伴い、CPUと
メインメモリの速度差は著しいものとなってきており、
この速度差を埋める目的でキャッシュ装置を設けること
が情報処理装置の必須要件となっている。
【0003】以下に従来のキャッシュ装置について図面
を参照しながら説明する。図3及び図4は従来のキャッ
シュ装置を示す構成図である。図3において、2はCP
Uコア、3はキャッシュメモリ、4はアドレス変換ユニ
ット、1はCPUコア2とキャッシュメモリ3とアドレ
ス変換ユニット4を内蔵したCPUユニット、5はメイ
ンメモリ、6はアドレス変換ユニット4で使用するアド
レス変換テーブル(アドレス変換TBL)、7はシステ
ムバスである。キャッシュメモリ3は高速で小容量のメ
モリであり、メインメモリ5は低速で大容量のメモリで
ある。この構成のキャッシュ装置においてはCPUコア
2とアドレス変換ユニット4の間にキャッシュメモリ3
が存在し、キャッシュのタグアドレスとして論理アドレ
ス(アドレス変換ユニット4により物理アドレスに変換
する前の論理的なアドレス)を使用する。このようなキ
ャッシュ装置を論理キャッシュと呼ぶ。すなわち、CP
Uコア2より送出される論理アドレスを用いてキャッシ
ュのヒットとミスの判定を行い、キャッシュヒット時、
CPUコア2はキャッシュメモリ3との間でメモリのア
クセスを行う。また、キャッシュミス時は、アドレス変
換ユニット4により、論理アドレスを物理アドレスに変
換し、メインメモリ5との間でメモリのアクセスを行
う。
【0004】また、図4において、9はCPUコア、1
0はアドレス変換ユニット、11はキャッシュメモリ、
8はCPUコア9とアドレス変換ユニット10とキャッ
シュメモリ11を内蔵したCPUユニット、12はメイ
ンメモリ、13はアドレス変換ユニット10で使用する
アドレス変換TBL、14はシステムバスである。この
構成のキャッシュ装置においてはアドレス変換ユニット
10とメインメモリ12の間にキャッシュメモリ11が
存在し、キャッシュのタグアドレスとして物理アドレス
(アドレス変換ユニット10により物理アドレスに変換
後のアドレス)を使用する。このようなキャッシュ装置
を物理キャッシュと呼ぶ。この場合、CPUコア9より
送出された論理アドレスはまずアドレス変換TBL13
(このTBL自身がキャッシングされ、キャッシュメモ
リ11に存在する場合もある)を用いてアドレス変換ユ
ニット10で物理アドレスに変換される。キャッシュメ
モリ11ではこの物理アドレスを用いてキャッシュのヒ
ットとミスの判定を行い、キャッシュヒット時、CPU
コア9はキャッシュメモリ11との間でメモリのアクセ
スを行う。また、キャッシュミス時は、メインメモリ1
1との間でメモリのアクセスを行う。
【0005】従来のキャッシュ装置は、図3に示す論理
キャッシュまたは図4に示す物理キャッシュのいずれか
一方のみによる構成をとっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、まず、論理キャッシュの場合、マルチタス
クOS(オペレーティングシステム)のメモリ環境で
は、OS空間以外のユーザ空間はタスク毎に同一の論理
アドレスが存在する場合があるため、タスクを切り替え
る毎にキャッシュ3の内容を(少なくとも、ユーザ空間
を対象としたキャシュの内容は)破棄する必要があり、
キャッシュの有効利用が期待できない。次に、物理キャ
ッシュの場合、キャッシュ検索のためのアドレス変換が
必要になるため、アドレス変換TBL13がキャッシュ
メモリ11上でなく、メインメモリ12上に存在する場
合、高速のキャッシュメモリ11にアクセスするために
低速のメインメモリ12にアクセスするので、キャッシ
ュアクセスに要する時間が大きくなるという問題を有し
ていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、論理キャッシュによる高速アクセスと物理キャッシ
ュによるキャッシュの有効利用を同時に実現したキャッ
シュ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のキャッシュ装置は、論理キャッシュと、物理
キャッシュと、キャッシュ選択信号を送出するアドレス
判定ユニットとを備えたものである。
【0009】
【作用】この構成によって、OS空間のようにシステム
で一意のアドレスをアクセスする場合は論理キャッシュ
を使用することで、高速のキャッシュアクセスを行うこ
とができ、また、アプリケーション空間のようにタスク
毎に同一のアドレスが存在する場合は物理キャッシュを
使用することで、キャッシュの有効利用が実現できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例のキャッシュ装置
を示す構成図である。図1において、21はCPUコ
ア、22はアドレス判定ユニット、24はローカルアド
レスバス、25はキャッシュ選択信号、26はキャッシ
ュメモリ、27はアドレス変換ユニット、32はキャッ
シュメモリ26とアドレス変換ユニット27を内蔵した
論理キャッシュユニット、35はキャッシュ選択信号、
28はアドレス変換ユニット、29はキャッシュメモ
リ、33はキャッシュメモリ28とアドレス変換ユニッ
ト29を内蔵した物理キャッシュユニット、36はCP
Uコア21とアドレス判定ユニット22と論理キャッシ
ュユニット32と物理キャッシュユニット33を内蔵し
たCPU、30はメインメモリ、31はアドレス変換ユ
ニット27と28で使用するアドレス変換TBL、34
はシステムバスである。
【0012】以上のように構成されたキャッシュ装置に
ついて、以下その動作を説明する。CPUコア21がメ
モリアクセスを行う場合、CPUコア21よりローカル
アドレスバス24に論理アドレスを送出する。この論理
アドレスをアドレス判定ユニット22で判定し、OS空
間の場合はキャッシュ選択信号25を有効、キャッシュ
選択信号35を無効とし、論理キャッシュユニット32
を選択し、論理アドレスがアプリケーション空間の場合
はキャッシュ選択信号25を無効、キャッシュ選択信号
35を有効とし、物理キャッシュユニット33を選択
し、それぞれの選択したキュッシュユニットを動作させ
る。
【0013】図2にアドレス判定ユニット22の実施例
の構成図を示す。マルチタスクOS配下では、OS空間
とアプリケーション空間の識別はアドレスの範囲また
は、特定のアドレスラインにより識別可能である。そこ
で、アドレスバス24のn本のラインより必要なm本の
アドレスライン16を取り出し、論理和ゲート17によ
りその論理和をとることでアドレスの判定を行う(いず
れか1本のアドレスラインが有効)。その判定の結果出
力されるキャシュ選択信号25または35のいずれか
(本実施例の場合キャッシュ選択信号35)に、否定ゲ
ート18を用いることで、キャッシュ選択信号25また
は35のいずれかを選択する。なお、アドレスライン1
6の本数は1本以上で、かつ、アドレスバス24の全本
数より小さければ十分である。
【0014】以上のように本実施例によれば、論理キャ
ッシュと物理キャッシュとアドレス判定ユニットを設け
ることにより、OS空間のアクセスは論理キャッシュに
よる高速アクセスが可能となり、また、ユーザ空間のア
クセスは物理キュッシュを使用することで必要以上にキ
ャッシュ内容を破棄する必要がなくなりキャッシュの有
効利用が実現できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、論理キャッシュ
と物理キャッシュとアドレス判定ユニットを設けること
により、論理キャッシュによるキャッシュの高速アクセ
スと物理キャッシュによるキャッシュの有効利用を同時
に提供できる優れたキャッシュ装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるキャッシュ装置の構
成図。
【図2】本発明の一実施例におけるアドレス判定ユニッ
トの構成図。
【図3】従来のキャッシュ装置(論理キャッシュ)の構
成図。
【図4】従来のキャッシュ装置(物理キャッシュ)の構
成図。
【符号の説明】
21 CPUコア 22 アドレス判定ユニット 26 キャッシュメモリ 27 アドレス変換ユニット 28 アドレス変換ユニット 29 キャッシュメモリ 30 メインメモリ 31 アドレス変換TBL 32 論理キャッシュユニット 33 物理キャッシュユニット 36 CPUユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャッシュのタグアドレスとして論理アド
    レスを使用する論理キャッシュユニットと、タグアドレ
    スとして物理アドレスを使用する物理キャッシュユニッ
    トと、前記論理キャッシュユニットまたは前記物理キャ
    ッシュユニットを選択するためのキャッシュ選択信号を
    送出するアドレス判定ユニットとを備えたことを特徴と
    するキャッシュ装置。
  2. 【請求項2】メモリ環境がOS空間では論理キャッシュ
    を使用し、アプリケーション空間では物理キャッシュを
    使用するようにしたことを特徴とする請求項1記載のキ
    ャッシュ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のキャッシュ
    装置を有することを特徴とするマイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のマイクロプロセッサを備え
    たことを特徴とする情報処理装置。
JP4208717A 1992-08-05 1992-08-05 キャッシュ装置 Pending JPH0659980A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4208717A JPH0659980A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 キャッシュ装置

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JP4208717A JPH0659980A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 キャッシュ装置

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JPH0659980A true JPH0659980A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16560923

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JP4208717A Pending JPH0659980A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 キャッシュ装置

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JP (1) JPH0659980A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301102A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Nec Corp キャッシュメモリを利用するためのメモリシステム、その方法及びそのプログラム
JP5293611B2 (ja) * 2007-12-12 2013-09-18 日本電気株式会社 メモリ再配置システム
JP5293974B2 (ja) * 2008-03-04 2013-09-18 日本電気株式会社 メモリマッピング方法、メモリシステム

Cited By (3)

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JP5293974B2 (ja) * 2008-03-04 2013-09-18 日本電気株式会社 メモリマッピング方法、メモリシステム
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