JPH0659776U - 加熱食品急速冷却装置 - Google Patents

加熱食品急速冷却装置

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Publication number
JPH0659776U
JPH0659776U JP110593U JP110593U JPH0659776U JP H0659776 U JPH0659776 U JP H0659776U JP 110593 U JP110593 U JP 110593U JP 110593 U JP110593 U JP 110593U JP H0659776 U JPH0659776 U JP H0659776U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential pressure
food
refrigerator
temperature
pressure ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP110593U
Other languages
English (en)
Inventor
拓司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryonetsu Kogyou Co Ltd
Original Assignee
Ryonetsu Kogyou Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryonetsu Kogyou Co Ltd filed Critical Ryonetsu Kogyou Co Ltd
Priority to JP110593U priority Critical patent/JPH0659776U/ja
Publication of JPH0659776U publication Critical patent/JPH0659776U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レトルト食品用に加熱調理した食品を低コス
トで急速冷却する加熱食品急速冷却装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 冷蔵庫1内に設けた差圧通風室2、差圧ファ
ン5及び差圧通風室2の吸気口の前に当接される台車9
の上面をシールする差圧シート10よりなる差圧通風機
構と、収容食品の温度を検出する温度検出器と、収容食
品の間を通過する空気に対する集塵フィルター6と、冷
蔵庫1内を殺菌するオゾン殺菌器とを設けたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は加熱調理した食品をレトルト食品として流通させるための急速冷却装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来はレトルト食品として加熱調理した食品の冷却装置として、真空冷却装置 、クーリングトンネル冷却装置等が使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、真空冷却装置では大量生産用の装置としては大形となり、冷蔵庫自体 の気密性及び真空装置等が高価となりコストアップの大きな原因となる。
【0004】 又、クーリングトンネル冷却装置は装置自体が大形であると共に、トンネル内 を調理済食品が連続移動するため、塵等で汚染し易いという問題もある。
【0005】 本考案は上述の問題を解決して、比較的小形で、しかも衛生的な急速冷却装置 を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、冷蔵庫1内に設けられた差圧通風室2、差圧フ ァン5及び差圧通風室2の吸気口12の前に当接される台車9の上面をシールす る差圧シート10よりなる差圧通風機構と、収容食品の温度を検出する温度検出 器13と、収容食品の間を通過する空気に対する集塵フィルター6と、冷蔵庫1 内を殺菌するオゾン殺菌器7とを設け、温度検出器13が検出する温度が所定値 に到達した場合に差圧ファン5を停止すると共に、冷却操作終了の信号を発生す る自動制御盤8を設けたものである。
【0007】
【作用】
加熱調理直後の高温状態の食品は台車9に積載されて冷蔵庫1内の差圧通風室 2の前面の吸気口12に当接し、差圧シート10で上面をシールすると、差圧フ ァンにより冷蔵庫1内の冷気は台車9内の食品の間を通過して食品を急速に冷却 する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の急速冷却装置の要部の斜視図、図2は側面から見た断面図であ る。冷蔵庫1の一つの側面に沿って差圧室2が設けられている。この差圧室2の 上面には差圧ファン5が差圧室2内の空気を差圧室2外に排気するようにした差 圧通風機構を構成してある。又、差圧室2の一側面には調理済食品を積載した台 車9を当接する吸気口12が設けられている。
【0009】 この吸気口12にはその全面に集塵フィルター6が設けられ、台車9が当接す る周囲には差圧密着シール11が貼付してあり、吸気口12の外側の上端には巻 取り式の差圧シート10が設けられ、当接した台車9の上面をシールするように 構成されている。
【0010】 又、吸気口12の中央部には当接した台車9に積載された食品間を通過した空 気の温度を検出する温度検出器13が設けられており、この検出温度信号は冷蔵 庫外に設けられている自動制御盤8に入力するように構成されている。
【0011】 更に、冷蔵庫内部の上面には熱交換器4が設けられ、冷蔵庫外の冷凍機3と共 に冷蔵庫内を冷却するように構成されている。
【0012】 又、冷蔵庫内部にオゾン殺菌器7が設けられ、冷蔵庫内を無菌状態にするよう に構成されている。
【0013】 次にこの装置の操作方法について説明する。先ず調理済でトレー等に載せられ た高温の食品を専用の台車9に一様に積載し、既に冷却されている冷蔵庫1内の 吸気口12に台車9が差圧密着シール11を押圧するようにして当接する。この 後、巻取り式の差圧シート10を引出し、台車9の上面をカバーする。
【0014】 なお、台車9は下面と対向する二側面は壁で閉鎖され、他の対向する二側面と 上面とは開放状態で、内部にはトレー等を多数積載出来るように棚等が設けられ 、移動可能なようにキャスターが設けられている。
【0015】 この状態で図示しない動作開始のスイッチをONにすると、差圧ファン5は動 作を開始し、既に冷却されている冷蔵庫内の空気は台車9に積載されている食品 の間を通って差圧室2に吸引され、急速に食品は冷却される。
【0016】 なお、冷蔵庫1内は既にオゾン殺菌器7により無菌状態になっているので、こ の冷蔵庫1で処理した食品は長期間の保存が可能である。
【0017】 上述のようにして加熱調理された食品が所定温度まで冷却されると、温度検出 器13により検出された温度信号により、自動制御盤8は差圧ファン5を停止す ると共に、冷却終了の信号を出すので、直ちに冷却食品の撤収作業が開始出来る 。
【0018】
【考案の効果】
上述のように、高温状態の加熱調理食品を挿入して運転を開始すると、自動制 御盤8が冷却終了信号を出すので、不必要な長時間、冷却済の食品を放置するこ とが防止出来、装置の稼働率を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の急速冷却装置の要部の斜視図である。
【図2】側面から見た断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 差圧通風室 4 熱交換器 5 差圧ファン 6 集塵フィルター 7 オゾン殺菌器 8 自動制御盤 9 台車 10 差圧シート 11 差圧密着シール 12 吸気口 13 温度検出器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫内に設けられた差圧通風室、差圧
    ファン及び差圧通風室の吸気口の前に当接される台車の
    上面をシールする差圧シートよりなる差圧通風機構と、
    収容食品の温度を検出する温度検出器と、収容食品の間
    を通過する空気に対する集塵フィルターと、前記冷蔵庫
    内を殺菌するオゾン殺菌器とを設け、前記温度検出器が
    検出する温度が所定値に到達した場合に前記差圧ファン
    を停止すると共に、冷却操作終了の信号を発生する自動
    制御盤を設けたことを特徴とする加熱食品急速冷却装
    置。
JP110593U 1993-01-20 1993-01-20 加熱食品急速冷却装置 Pending JPH0659776U (ja)

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JP110593U JPH0659776U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 加熱食品急速冷却装置

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JP110593U JPH0659776U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 加熱食品急速冷却装置

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JPH0659776U true JPH0659776U (ja) 1994-08-19

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ID=11492209

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JP110593U Pending JPH0659776U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 加熱食品急速冷却装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022035569A (ja) * 2020-08-21 2022-03-04 フクシマガリレイ株式会社 カートイン式の冷却庫

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110867A (en) * 1979-02-20 1980-08-26 Matsuhashi Reinetsu Kogyo Kk Differential pressure ventilating refrigerator
JPS6029571A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 井関農機株式会社 冷却装置
JPS62288470A (ja) * 1986-06-06 1987-12-15 松下精工株式会社 クリ−ン冷蔵庫

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