JPH0659769A - ディジタルコンピュータのクロック生成回路および方法 - Google Patents

ディジタルコンピュータのクロック生成回路および方法

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JPH0659769A
JPH0659769A JP12297093A JP12297093A JPH0659769A JP H0659769 A JPH0659769 A JP H0659769A JP 12297093 A JP12297093 A JP 12297093A JP 12297093 A JP12297093 A JP 12297093A JP H0659769 A JPH0659769 A JP H0659769A
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fixed frequency
output
oscillator
circuit
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Ronald D Gillingham
ディーン ギリンガム ロナルド
Charles L Johnson
ルーサー ジョンソン チャールズ
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/1604Error detection or correction of the data by redundancy in hardware where the fault affects the clock signals of a processing unit and the redundancy is at or within the level of clock signal generation hardware
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/12Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0079Receiver details
    • H04L7/0083Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディタルコンピュータシステムの信頼性を向
上させる。 【構成】 ディジタルコンピュータは、固定周波発振器
からの入力信号に応答して、クロック信号を発生するク
ロック生成回路を有し、第1固定周波発振器および第2
固定周波発振器を含む。切り換え回路は、故障検知回路
と、第1固定周波発振器からの出力と、第2固定周波発
振器からの同期出力とに結合される。普通、クロック信
号としての第1固定周波発振器の出力に結合されてお
り、第1固定周波発振器の故障が検知されると、この故
障検知に応答して、自動的にクロック信号として第2固
定周波発振器の同期出力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
の信頼性を向上させる方法および装置に関し、特に、シ
ステムクロック信号を生成する信号を供給する発振器が
故障したとき、コンピュータシステムがそのオペレーシ
ョンを維持することができる方法および装置に関する。
さらに、本発明は、第1の発振器に障害が発生したと
き、システムの動作に影響を与えることなく、第1の発
振器から第2の発振器に切り換えることにより、コンピ
ュータシステムがオペレーションを継続することができ
る方法および装置に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第07/905,054号の明
細書の記載に基づくものであって、当該米国特許出願の
番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書
の記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】一般的に、コンピュータシステムは、水
晶発振器のような固定周波発振器から正確なクロック信
号を取り出し、同期ロジックゲートを駆動する必要があ
る。これらの水晶発振器は、出力される信号の周波数が
非常に安定している。これらの信号はクロック信号を生
成するのにクロック生成回路により利用することができ
る。水晶発振器は周波数が安定しているが、一般的に
は、非常に信頼できるとは言いがたい。クロック信号を
生成するのに利用されている他のコンポーネントが故障
する前に、水晶発振器が故障することが良くある。
【0004】クロックオペレーションをマイクロプロセ
ッサに提供するのに利用される単一の水晶発振器のみを
含むコンピュータシステムでは、その水晶発振器の故障
により、コンピュータシステムがシャットダウンするこ
とになる。このような故障が発生した場合には、コンピ
ュータシステムをサービスし、その水晶発振器を交換す
る必要がある。しかし、水晶発振器が交換されるまで、
そのコンピュータシステムを使用することができない。
さらに、このような故障が発生したときに行われていた
計算は失われるかもしれないし、その計算結果はエラー
を含かもしれない。コンピュータシステムに突然、予期
せず障害が発生すると、そのシステムはタスクを処理す
ることができなくなるか、あるいはデータが紛失される
ので、そのような状態は容認できない場合が多い。
【0005】開発されているシステムの中には、主発振
器と、その主発振器が故障したときに利用される1つ以
上のバックアップ発振器とを含むものがある。これらの
種別のシステムは、故障した発振器から、故障時に機能
する発振器に切り換え、コンピュータシステムがオペレ
ーションできなくなる時間を短縮する。あるシステムで
は、発振器から発振器への切り換えは自動的に行われ
る。1次発振器が故障したときにコンピュータへの割り
込みを禁止することを含む問題は、依然、これらのシス
テムに存在する。
【0006】水晶発振器を注意深く選択して、利用され
た全ての発振器の周波数を綿密に一致させることができ
るが、2つの水晶発振器により供給される信号の位相を
スリップさせるか、あるいは互いにずらして、周波数を
正確に一致させることは依然として非常に困難である。
その結果、発振器が切り換えられ、クロック信号が短期
間の間不安定になるとき、水晶発振器からの出力信号の
位相をずらすことができる。第1水晶発振器から第2水
晶発振器への切り換えは、コンピュータシステム上でラ
ンされているオペレーションまたは計算に割り込むこと
ができ、これら水晶発振器を切り換えている間、クロッ
ク生成回路への入力が一定でない場合、エラーを生じさ
せることができる。
【0007】そのため、切り換えシステムを提供するこ
とにより、コンピュータシステムの信頼性を向上させる
方法および装置を有し、その方法および装置により、固
定周波発振器が故障したとき、コンピュータが割り込み
を発生させたり、エラーを発生させたりすることなく、
オペレーションを継続することができることは望ましい
ことである。
【0008】そのため、本発明の目的は、コンピュータ
システムの信頼性を向上させる方法および装置を提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、クロック信号を生成
するのに用いられる信号を提供する発振器が故障したと
き、コンピュータシステムがオペレーションを継続する
ことかできる方法および装置を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、発振器が故障
したとき、システムオペレーションに影響を与えること
なく、発振器から発振器に切り換えることにより、コン
ピュータシステムがオペレーションを継続することがで
きる方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は次のよ
うにして達成される。固定周波発振器からの入力信号に
応答して、クロック信号を発生するクロック生成回路を
有し、第1固定周波発振器および第2固定周波発振器を
含むディジタルコンピュータが提供される。各固定周波
発振器は出力信号を供給する。また、これらの固定周波
発振器のいずれかで発生した故障を検知する故障検知回
路を含む。故障は、第1固定周波発振器または第2固定
周波発振器のいずれかが出力を生成しなくなったとき発
生する。これら発振器からの出力を同期させる回路は、
第1固定周波発振器および第2固定周波発振器に共に結
合される。この同期回路により、第2固定周波発振器か
らの出力が修正され、第1固定周波発振器からの出力と
実質的に同期した同期出力を供給する。切り換え回路
は、故障検知回路と、第1固定周波発振器からの出力
と、第2固定周波発振器の同期出力とに結合される。普
通、切り換え回路はクロック信号としての第1固定周波
発振器の出力に結合される。第1固定周波発振器の故障
が検知されると、この故障検知に応答して、切り換え回
路は自動的にクロック信号として第2固定周波発振器の
同期出力を供給する。
【0012】上記目的と同様に、本発明の別の目的、特
徴、効果は、次の記述により明らかになるであろう。
【0013】次のようにすることができる。
【0014】1) 本発明に係るディジタルコンピュー
タのクロック生成回路は、固定周波発振器からの入力信
号に応答してクロック信号を生成し、出力を出力する主
固定周波発振器および副固定周波発振器を含むディジタ
ルコンピュータのクロック生成回路であって、前記主固
定周波発振器または前記副固定周波発振器のいずれかが
出力生成を停止したとき故障が発生する、前記主固定周
波発振器または前記副固定周波発振器のいずれかの故障
を検知する故障検知手段と、前記主固定周波発振器に結
合されるとともに、前記副固定周波発振器に結合され、
前記副固定周波発振器からの前記出力を修正し、前記主
固定周波発振器からの前記出力と実質的に同期する同期
出力を生成する同期手段と、前記故障検知手段に結合さ
れ、前記主固定周波発振器からの出力と、前記同期出力
とを受信し、前記主固定周波発振器からの前記出力を前
記クロック信号として供給し、前記主固定周波発振器の
故障検知に応答して、前記同期出力が前記クロック信号
として供給される切り換え手段とを備えたことを特徴と
する。
【0015】2) 上記1)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記同期手段は、
前記副固定周波発振器からの前記出力のタイミングをシ
フトする手段を含み、前記副固定周波発振器からの前記
出力は前記主固定周波発振器からの前記出力と実質的に
同期することを特徴とする。
【0016】3) 上記2)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記切り換え手段
は、前記クロック信号に対して妨害がないように、前記
同期出力を前記クロック信号として供給する手段を含む
ことを特徴とする。
【0017】4) 上記3)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記タイミングを
シフトする手段は遅延ループ回路を含むことを特徴とす
る。
【0018】5) 上記4)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記切り換え手段
は、マルチプレクサであり、前記主固定周波発振器から
の前記出力を受信する第1入力端子と、前記同期出力を
受信する第2入力端子と、故障を検知する前記手段に結
合された制御入力端子と、選択された入力端子からのク
ロック信号が送信される出力端子とを有することを特徴
とする。
【0019】6) 上記5)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記切り換え手段
に結合され、前記切り換え手段からの前記クロック信号
を受信するとともに、予め定めた周波数の修正されたク
ロック信号を生成し、前記主および副固定周波発振器に
より、クロック信号の周波数が前記予め定めた周波数未
満になるPLL(phase-locked loop) 回路と、該PLL
回路に結合され、該PLL回路からの前記修正されたク
ロック信号受信に応答して複数の前記修正されたクロッ
ク信号を生成するカウンタロジック回路とを備えたこと
を特徴とする。
【0020】7) 上記6)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記主固定周波発
振器および副固定周波発振器は水晶発振器であることを
特徴とする。
【0021】8) 上記7)に記載のディジタルコンピ
ュータのクロック生成回路において、前記予め定めた周
波数は100MHzを超える周波数であることを特徴と
する。
【0022】9) 本発明に係る回路は、クロック信号
を予め定めた周波数にしたままで、主固定周波発振器か
ら副固定周波発振器に切り換え、前記主固定周波発振器
および副固定周波発振器はクロック信号を出力として供
給する回路であって、主固定周波発振器または副固定周
波発振器のいずれかの故障を検知する故障検知手段と、
前記主固定周波発振器に結合されると共に、前記副固定
周波発振器に結合され、前記副固定周波発振器からの前
記出力を修正し、前記主固定周波発振器からの前記出力
と実質的に同期した同期出力を生成する同期手段と、故
障を検知する前記手段に結合され、前記主固定周波発振
器および前記副固定周波発振器からの前記出力を受信
し、前記主固定周波発振器からの前記出力を前記クロッ
ク信号として通常供給し、前記主固定周波発振器の故障
に応答して、前記同期出力が前記クロック信号として供
給される切り換え手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】10) 上記9)に記載の回路において、
前記同期手段は前記副固定周波発振器からの前記出力の
タイミングをシフトする手段を含み、前記副固定周波発
振器からの前記出力は前記主固定周波発振器からの前記
出力に実質的に同期することを特徴とする。
【0024】11) 上記10)に記載の回路におい
て、前記タイミングをシフトする回路は遅延ループ回路
を含むことを特徴とする。
【0025】12) 上記11)に記載の回路におい
て、前記切り換え手段はマルチプレクサであり、前記主
固定周波発振器からの前記出力を受信する第1入力端子
と、前記同期出力を受信する第2入力端子と、故障を検
知する前記手段に結合された制御入力端子と、選択され
た入力端子からのクロック信号が送信される出力端子と
を有することを特徴とする。
【0026】13) 上記12)に記載の回路におい
て、前記切り換え手段に結合され、前記切り換え手段か
らの前記クロック信号を受信するとともに、予め定めた
周波数の修正されたクロック信号を生成するPLLと、
該PLL回路に結合され、該PLL回路からの前記修正
されたクロック信号受信に応答して複数の前記修正され
たクロック信号を生成するカウンタロジック回路とを備
えたことを特徴とする。
【0027】14) 上記13)に記載の回路におい
て、前記主固定周波発振器および副固定周波発振器は水
晶発振器であることを特徴とする。
【0028】15) 本発明に係る方法は、クロック信
号をデータ処理システムに供給し、前記データ処理シス
テムはクロック生成回路と、主固定周波発振器と、副固
定周波発振器とを有し、前記主固定周波発振器と前記副
固定周波発振器は出力を供給し、前記主固定周波発振器
からの前記出力は前記クロック生成回路に通常結合され
る方法であって、前記主固定周波発振器および副固定周
波発振器からの出力を検知するステップと、前記主固定
周波発振器からの前記出力と前記副固定周波発振器から
の前記出力に応答して、前記副固定周波発振器からの前
記出力を修正し、前記主固定周波発振器からの前記出力
と実質的に同期する同期出力を生成するステップと、前
記主固定周波発振器または前記副固定周波発振器が出力
生成を停止したとき故障が発生する、前記主固定周波発
振器または副固定周波発振器のいずれかの故障を検知す
るステップと、前記主固定周波発振器の故障検知に応答
して、前記主固定周波発振器からの前記出力を前記同期
出力に切り換えるステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0029】16) 上記15)に記載の方法におい
て、前記修正をするステップは、前記副固定周波発振器
からの前記出力のタイミングをシフトし、前記同期信号
を生成することを特徴とする。
【0030】17) 上記15)に記載の方法におい
て、前記タイミングをシフトするステップは遅延回路に
よりパフォームされることを特徴とする。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1を説明する。図1は本発明の好ましい
実施例をインプリメントすることができるデータ処理シ
ステム、すなわち、パーソナルコンピュータ10を示
す。パーソナルコンピュータ10はキーボード12、ビ
デオディスプレイ端末14、ポインティングデバイス1
6、およびシステム装置18を含むのが好ましい。
【0032】図2を説明する。図2は回路基板50を示
す。回路基板50上に、本発明の好ましい実施例をイン
プリメントすることができる。回路基板50はシステム
装置18内に位置させるのが好ましい。回路基板50は
マイクロプロセッサ52および数値計算補助プロセッサ
を含む。記憶装置56も、チップ58,60,62,6
4,66,68,70,72および74に位置させた他
の種々の回路とともに回路基板50上に位置させてあ
る。また、回路基板50は8ビット拡張用スロット76
と、16ビット拡張用スロット78を含むのが典型的で
ある。これらの拡張スロットを利用して、種々の制御装
置および周辺装置をパーソナルコンピュータ10に結合
させることができる。本発明の実施例に係る装置を、8
ビット拡張用スロット76または16ビット拡張用スロ
ット78に組み込む代わりに、拡張用基板に組み込むこ
とができる。あるいはまた、本発明の好ましい実施例
を、直接、回路基板50上に位置させることができる。
本発明に係る実施例はパーソナルコンピュータの例であ
るが、本発明に係る実施例をメインフレームやワークス
テーションのような他の種別のデータ処理システムで利
用することができることは当然である。
【0033】図3を説明する。図3は本発明の実施例に
係る冗長(redundant) 発振回路を示すこの冗長発振回路
をプリント回路基板上に実装し、本発明の実施例に係る
データ処理システムで用いることができる。冗長発振回
路は2つの水晶発振器、すなわち、OSC110と、O
SC112とを含むのが好ましい。本発明に係る実施例
では、水晶発振器を利用しているが、他の種別の固定周
波発振器を利用することもできる。本発明に係る実施例
では、OSC112は主発振器であり、クロック信号を
発生するのに用いることができる信号を普通供給する。
発振器からの信号をクロック信号として直接用いること
ができるが、普通、発振器からの信号は、実施例のよう
に、クロック生成回路にチャネルされる。このクロック
回路を利用してその信号を修正し、所要のパラメタ、す
なわち、所要の周波数に合わせることができる。本発明
に係る実施例では、OSC110は副発振器、すなわち
バックアップ発振器であり、OSC112が故障したと
きに利用される。
【0034】図示した実施例は発振器が2つのみの例で
あるが、本発明の実施例によれば、3つ以上の発振器を
利用することができる。例えば、3つの発振器を利用す
ることができ、それらの発振器のうちの1つが主発振器
であり、他の2つの発振器が副発振器となる。このよう
なシステムでは、主発振器が故障した場合、発振器は副
発振器のうちの一方に切り換えることができる。クロッ
ク信号を生成するのに利用されるその第2発振器も故障
した場合、一定クロック信号を維持するのに必要な入力
を供給するのに第3発振器を利用することができる。こ
の第3発振器によりコンピュータシステムはその機能を
継続することができる。その後、データ処理システムを
正規のサービスの間シャットダウンすることができ、故
障した発振器を、その時点で交換することができる。
【0035】さらに、図3を説明する。OSC112は
発振器故障検知回路114に結合され、同様に、OSC
110は発振器故障検知回路116に結合されている。
これら2つの発振器故障検知回路はその発振器からの出
力される信号を分析し、発振器が故障すると、直ちに、
信号がロジック回路118の各入力端子に送信される。
発振器故障検知回路114および116からの入力に加
えて、ロジック回路118は3つの出力端子を有する。
2つの出力は故障標識出力であり、コンピュータシステ
ムに送信され、発振器のうちの一方が故障した旨を示
す。出力端子120は、ドライバ122に結合されてお
り、OSC110が故障した旨を示す。出力端子124
は、ドライバ126に結合されており、OSC112が
故障した旨を示すのに利用される。これら各ドライバか
らの出力を、発振器が故障した旨を示すのに利用するこ
とができる。
【0036】さらに、マルチプレクサ130は矩形波を
生成し、1つの出力端子がPLL(phase-locked loop)
回路132に結合されている。この矩形波はマルチプレ
クサ130からの入力を用いて、エッジごとにロックさ
れる出力である。また、PLL回路132は1つの出力
端子がカウンタロジック134に結合されている。さら
に、カウンタロジック回路134はPLL回路132に
戻るフィードバックループを有する。カウンタロジック
回路134を、多数のクロック信号を生成して、データ
処理システムで用いるのに利用することができる。ま
た、カウンタロジック回路134は2つの出力端子がド
ライバ136および137に接続されている。これらの
ドライバの出力はクロック信号であり、データ処理シス
テムにより利用される。
【0037】PLL回路132とカウンタロジック回路
134は、クロック生成回路を構成する。クロック生成
回路は水晶発振器からの入力信号周波数の4倍ないし8
倍の周波数であるクロック信号を生成するのに利用する
ことができる。種々の種別のPLL回路とカウンタロジ
ック回路を利用して、本発明の実施例により、所要の周
波数でクロック信号を生成することができる。図示の実
施例はPLL回路132とカウンタロジック回路134
を利用しているが、他の電子回路または装置を採用し
て、本発明の実施例に従って、クロック生成回路を構成
することができる。あるいはまた、なんら修正すること
なく、マルチプレクサ130からの出力をクロック信号
として直接利用することができる。
【0038】さらに、本発明の実施例によれば、PLL
回路132は発振器からの入力に応答して「フライホイ
ール」として動作する。結果的には、水晶発振器からの
入力が終了した場合、PLL回路132は矩形波を所要
の周波数で出力し続けるが、この周波数は緩やかにドリ
フトすることになる。結果的には、その信号の周波数偏
移により、コンピュータシステムのオペレーションに割
り込むことができるほど、周波数が大幅にドリフトする
ことになる。
【0039】再び、水晶発振器、すなわち、OSC11
0およびOSC112を説明する。OSC112から出
力される信号は固定遅延回路138に入力され、つい
で、入力としてマルチプレクサ130に入力される。O
SC110の出力は可変遅延回路140を介してマルチ
プレクサ130に入力される。
【0040】可変遅延回路140は遅延ループ回路14
2の一部であり、本発明の実施例により、OSC110
からの信号をOSC112からの信号に同期させるのに
利用される。また、遅延ループ回路142はチャージポ
ンプ146、位相検出器148、コンデンサ150、お
よびコンデンサリセット回路152を含む。位相検出回
路148は入力端子154および入力端子156を含
む。入力端子154は発振器故障検知回路114からの
信号を受信し、入力端子156は発振器故障検知回路1
16からの信号を受信する。発振器のうちの1つが故障
した場合、これらの信号を用いて、位相検出器をディゲ
ート(degate)することができる。
【0041】位相検出回路148を利用して、OSC1
10およびOSC112からの出力信号の位相差を測定
する。水晶発振器からの信号のエッジを比較することに
より、位相検出回路148はOSC110からの信号
を、可変遅延回路140を介して制御し、OSC110
からの信号の位相とOSC112からの信号の位相とを
一致させる。OSC10がOSC112からの信号の前
にシフトする場合、位相検出回路148は出力端子15
8を介して信号をチャージポンプ146に送信すること
ができる。送信される信号は、可変遅延回路が可変遅延
回路140からの信号を遅延させるべきであることを示
す。この信号に応答して、チャージポンプ146はコン
デンサ150の間の電圧を高くする。その結果、可変遅
延回路140の可変遅延が長くなり、可変遅延遅延回路
140を通過する信号を遅延する。一方、OSC110
からの信号がOSC112からの信号の後で降下する場
合、位相検出器148は出力端子160を介して信号を
チャージポンプ146に送信することができる。その結
果、チャージポンプ146によりコンデンサ150間の
電圧が高くされ、可変遅延回路140の遅延が小さくな
る。このオペレーションにより、固定遅延回路138か
らの出力同期して、可変遅延回路140から波形が出力
される。
【0042】1期間が経過した後、OSC110および
OSC112からの信号のエッジが互いに他に対して3
60度だけ、すなわち、1期間だけシフトすることがで
きる。その信号のエッジは再び立上がり(ラインアップ
し)、しかも、その時点で、コンデンサ間電圧はたぶん
最大値にランプ(ramp)することになる。コンデンサ間電
圧が幾つかの期間の間上昇し続けることは望ましくない
し、そうすることはできないかもしれない。その結果、
本発明の実施例に従って、その信号のエッジが1期間だ
けスリップしたとき、コンデンサリセット回路152を
利用してコンデンサをリセットし、コンデンサ間電圧を
グランド電圧にする。
【0043】再び、マルチプレクサ130を説明する。
遅延ループ回路142が採用され、OSC110からの
出力と、OSC112から出力がマルチプレクサ130
に入力されたとき、それらの信号が同相になるようにす
る。ロジックゲート118は信号を出力端子128を介
してマルチプレクサ130に送信し、OSC112が故
障したときは、パスをOSC112からOSC110に
切り換える。本発明の好ましい実施例によると、この切
り換えが行われても、冗長発振回路により生成されたク
ロック信号に影響を与えることはない。ロジック回路1
18は、本発明の好ましい実施例によると、種々の形態
でインプリメントすることができる。表1は本発明の好
ましい実施例でインプリメントされたロジックゲート1
18の真理値表である。
【0044】
【表1】
【0045】このテーブルは、マルチプレクサ(“MU
X”)は0に等しい制御信号(“CNTL”)に基づき
固定遅延発振器パスを選択し、1に等しいCNTLに基
づき可変遅延発振器を選択することを示す。FAIL
SIGNAL OSC110と、FAIL SIGNA
L OSC112は、データ処理システムに送信される
信号であり、発振器が故障した旨を示す。
【0046】図4を説明する。図4は発振器故障検知回
路を詳細に示す略図である。水晶発振器が出力信号を出
力することができないか、ハイレベルまたはローレベル
の信号が出力され続けるような欠陥がある場合、一般的
に、故障が発生する。固定周波発振器からの「出力」
は、データ処理信号をクロック信号として利用可能な信
号か、あるいは、クロック生成回路により利用可能であ
り、データ処理システムにより利用可能なクロック信号
を生成する信号である。言い換えると、その信号によ
り、データ処理システムは、固定周波発振器の故障によ
るエラーもなく、オペレーションをパフォームすること
ができなければならない。
【0047】発振器信号、すなわち、OSC200は、
クロック信号、すなわち、CLK202によりサンプリ
ングされる。入力信号、すなわちPOR204を利用し
て、パワーアップ時に、ロジックゲートをリセットす
る。Dフリップフロップ206,208,210,21
2,214,216,および218は、OSC200か
らのデータを7パルスだけシフトするシフトレジスタを
形成する。OSC200は7クロックパルスの間ローレ
ベルである場合、Dフリップフロップは、全て、信号1
P−7Pで示すように、ローレベル信号を出力する。そ
の結果、NORゲート220は活動状態になり、ORゲ
ート222を活動化する。CLK202の次の立ち下が
りで、インバータ(INV) 224はORゲート22からの
信号をクロックし、Dフリップフロップ226を介して
故障線(fail line) 上に出力する。Dフリップフロップ
226は発振器が故障した旨を示すのに用いられる。
【0048】OSC200が依然ハイレベルであると
き、Dフリップフロップ206,208,210,21
2,214,216,および218の相補出力、すなわ
ち、1N−7Nはハイレベルになり、NORゲート22
8を活動化することになる。その結果、ORゲートが活
動化され、CLK202の次の立ち下がりで、インバー
タ224はORゲート222からの信号をクロックし、
Dフリップフロップ226により、故障を示す。本実施
例は7パルスに亘ってサンプリングするため7つのDフ
リップフロップを用いた例を説明したが、Dフリップフ
ロップの数はこれに限定されず、OSC周波数に対する
CLK周波数の比を変更することができる。さらに、本
発明の好ましい実施例に従って、他の種別のラッチおよ
びNOR/ORロジックを用いることができる。クロッ
ク信号202はPLL回路132の出力にすることがで
きる。PLL回路132はOSC110またはOSC1
12の周波数より高い周波数を有することができる。
【0049】図5を説明する。図5は発振器故障検知回
路からの出力波形を示す。発振器が信号を出力すること
ができないとき、出力信号がNORゲート220に送信
され、各クロック信号は出力1p−8pのようになる。
発振器が7クロックパスの間信号を出力することができ
ない場合、信号NOR−8−OUTで示すように、NO
Rゲート220は活動状態になり、その結果、信号OR
−10−OUTで示すように、ORゲート222も活動
状態になる。次のクロックパルスで、ORゲート222
からの出力は、信号DEF−11−Qで示すように、D
フリップフロップにより故障線上にクロックアウトされ
る。
【0050】図6を説明する。図6はコンデンサリセッ
ト回路を詳細に示す略図である。コンデンサリセット回
路152はウィンドウコンパレータ352を含む。ウィ
ンドウコンパレータ352は固定遅延回路およびDフリ
ップフロップを利用し、コンデンサをリセットすべきか
否かを判定する。OSC112からの信号はDフリップ
フロップで生成されたウィンドウと比較される。OSC
112からの信号は固定遅延回路356を介して送信さ
れる。固定遅延回路356は信号を予め定めた時間、す
なわち、2 nsec だけ遅延させる。OSC110からの
信号は固定遅延回路358に送信される。固定遅延回路
358は信号を固定遅延回路356で利用される遅延時
間の2倍の遅延時間、すなわち、4 nsec だけ遅延させ
る。固定遅延回路356および固定遅延回路358から
の信号は、Dフリップフロップ354に送信され、OS
C112からの信号と比較するための「ウィンドウ」を
形成する。
【0051】OSC112からの信号で、Dフリップフ
ロップ360に入力される信号は、ANDゲート362
で、Dフリップフロップ354により生成された「ウィ
ンドウ」と比較される。OSC112からの信号が「ウ
ィンドウ」内にある場合は、コンデンサはリセットされ
る。Dフリップフロップを利用して、コンデンサのリセ
ットタイミングと同期される。Dフリップフロップ36
4は固定遅延回路138からのクロック入力を受信す
る。OSC112が故障した場合は、ANDゲート36
6を利用して、コンデンサを放電させコンデンサ間電圧
をグランド電圧状態に戻すことができる。発振器故障検
知回路114からの反転信号はANDゲート366に入
力される。OSC110が故障したとき、NORゲート
368を採用して、コンデンサリセット機能をデセーブ
ルする。NORゲート368は発振器故障検知回路11
6からの入力を受信する。OSC110の故障により、
コンデンサをリセットする必要がなくなる。というの
は、水晶発振器は較正のための信号を出力しないからで
ある。OSC112の故障により、その回路はコンデン
サを放電することができる。
【0052】オープンコレクタドライバ370はPRE
SET抵抗に結合されており、PRESET抵抗はコン
デンサ150に結合されている。オープンコレクタドラ
イバ372はPDRIFT抵抗に係合されており、PD
RIFT抵抗はコンデンサ150に結合されいる。PR
ESET抵抗により、コンデンサをリセットしてグラン
ド電圧にし、一方、RDRIFT抵抗によりコンデンサ
を緩やかに放電させグランド電圧に戻す。
【0053】水晶発振器のいずれかが故障した場合、本
発明の好ましい実施例によれば、位相検出回路148は
最早利用されない。このような状態では、遅延同期ルー
プ回路をさらに利用するのは無駄である。その結果、コ
ンデンサは放電してその電圧がグランド電圧に戻り、可
変遅延はなくなり、その結果、クロック位相はドリフト
してある適正な値に戻る。クロック位相はドリフトする
ことができるが、そのドリフトは数1000サイクルの
間であり、ドリフト量は非常に小さい。あるいはまた、
遅延同期ループ回路を継続して用い、固定した時点で、
遅延を維持する。
【0054】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、種々
の変更を行うことができることは当業者にとって当然で
ある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、ディジタルコンピュータシ
ステムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に係るパーソナルコン
ピュータを示す略図である。
【図2】本発明の好ましい実施例に係る回路基板を示す
略図である。
【図3】本発明の好ましい実施例に係る冗長発振回路を
示すブロック図である。
【図4】発振器故障検知回路を示すブロック図である。
【図5】発振器故障検知回路の出力波形を示す図であ
る。
【図6】コンデンサリセット回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 12 キーボード 14 ビデオディスプレイ端末 16 ポインティングデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ ルーサー ジョンソン アメリカ合衆国 55902 ミネソタ州 ロ チェスター サウスウエスト フォックス ハロー コート 3312

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定周波発振器からの入力信号に応答し
    てクロック信号を生成し、出力を出力する主固定周波発
    振器および副固定周波発振器を含むディジタルコンピュ
    ータのクロック生成回路であって、 前記主固定周波発振器または前記副固定周波発振器のい
    ずれかが出力生成を停止したとき故障が発生する、前記
    主固定周波発振器または前記副固定周波発振器のいずれ
    かの故障を検知する故障検知手段と、 前記主固定周波発振器に結合されるとともに、前記副固
    定周波発振器に結合され、前記副固定周波発振器からの
    前記出力を修正し、前記主固定周波発振器からの前記出
    力と実質的に同期する同期出力を生成する同期手段と、 前記故障検知手段に結合され、前記主固定周波発振器か
    らの出力と、前記同期出力とを受信し、前記主固定周波
    発振器からの前記出力を前記クロック信号として供給
    し、前記主固定周波発振器の故障検知に応答して、前記
    同期出力が前記クロック信号として供給される切り換え
    手段とを備えたことを特徴とするディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路において、 前記同期手段は、前記副固定周波発振器からの前記出力
    のタイミングをシフトする手段を含み、前記副固定周波
    発振器からの前記出力は前記主固定周波発振器からの前
    記出力と実質的に同期することを特徴とするディジタル
    コンピュータのクロック生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路において、 前記切り換え手段は、前記クロック信号に対して妨害が
    ないように、前記同期出力を前記クロック信号として供
    給する手段を含むことを特徴とするディジタルコンピュ
    ータのクロック生成回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路において、 前記タイミングをシストする手段は遅延ループ回路を含
    むことを特徴とするディジタルコンピュータのクロック
    生成回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路において、 前記切り換え手段は、マルチプレクサであり、前記主固
    定周波発振器からの前記出力を受信する第1入力端子
    と、前記同期出力を受信する第2入力端子と、故障を検
    知する前記手段に結合された制御入力端子と、選択され
    た入力端子からのクロック信号が送信される出力端子と
    を有することを特徴とするディジタルコンピュータのク
    ロック生成回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のディジタルコンピュー
    タのクロック生成回路において、 前記切り換え手段に結合され、前記切り換え手段からの
    前記クロック信号を受信するとともに、予め定めた周波
    数の修正されたクロック信号を生成し、前記主および副
    固定周波発振器により、クロック信号の周波数が前記予
    め定めた周波数未満になるPLL(phase-locked loop)
    回路と、 該PLL回路に結合され、該PLL回路からの前記修正
    されたクロック信号受信に応答して複数の前記修正され
    たクロック信号を生成するカウンタロジック回路とを備
    えたことを特徴とするディジタルコンピュータのクロッ
    ク生成回路。
  7. 【請求項7】 クロック信号を予め定めた周波数にした
    ままで、主固定周波発振器から副固定周波発振器に切り
    換え、前記主固定周波発振器および副固定周波発振器は
    クロック信号を出力として供給する回路であって、 主固定周波発振器または副固定周波発振器のいずれかの
    故障を検知する故障検知手段と、 前記主固定周波発振器に結合されると共に、前記副固定
    周波発振器に結合され、前記副固定周波発振器からの前
    記出力を修正し、前記主固定周波発振器からの前記出力
    と実質的に同期した同期出力を生成する同期手段と、 故障を検知する前記手段に結合され、前記主固定周波発
    振器および前記副固定周波発振器からの前記出力を受信
    し、前記主固定周波発振器からの前記出力を前記クロッ
    ク信号として通常供給し、前記主固定周波発振器の故障
    に応答して、前記同期出力が前記クロック信号として供
    給される切り換え手段とを備えたことを特徴とする回
    路。
  8. 【請求項8】 クロック信号をデータ処理システムに供
    給し、前記データ処理システムはクロック生成回路と、
    主固定周波発振器と、副固定周波発振器とを有し、前記
    主固定周波発振器と前記副固定周波発振器は出力を供給
    し、前記主固定周波発振器からの前記出力は前記クロッ
    ク生成回路に通常結合される方法であって、 前記主固定周波発振器および副固定周波発振器からの出
    力を検知するステップと、 前記主固定周波発振器からの前記出力と前記副固定周波
    発振器からの前記出力に応答して、前記副固定周波発振
    器からの前記出力を修正し、前記主固定周波発振器から
    の前記出力と実質的に同期する同期出力を生成するステ
    ップと、 前記主固定周波発振器または前記副固定周波発振器が出
    力生成を停止したとき故障が発生する、前記主固定周波
    発振器または副固定周波発振器のいずれかの故障を検知
    するステップと、 前記主固定周波発振器の故障検知に応答して、前記主固
    定周波発振器からの前記出力を前記同期出力に切り換え
    るステップとを備えたことを特徴とする方法。
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