JPH0659638A - マルチ走査型ディスプレイ装置 - Google Patents
マルチ走査型ディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH0659638A JPH0659638A JP4208297A JP20829792A JPH0659638A JP H0659638 A JPH0659638 A JP H0659638A JP 4208297 A JP4208297 A JP 4208297A JP 20829792 A JP20829792 A JP 20829792A JP H0659638 A JPH0659638 A JP H0659638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical deflection
- vertical
- voltage
- circuit
- amplitude
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチ走査型ディスプレイ装置に入力される
信号の種類を正確に判別する。 【構成】 垂直偏向回路２は垂直同期信号１に同期した
鋸歯状の垂直偏向電流を生成し、垂直偏向コイルLyに供
給し、垂直偏向磁界を発生し受像管を垂直偏向する。前
記垂直偏向電流は、垂直偏向コイルに直列接続したコン
デンサＣを介し抵抗R1に流れ、鋸歯状の電圧を発生す
る。この電圧に基づき垂直振幅検出回路で振幅検出し、
差動増幅器４に入力し、抵抗R2で設定された基準電圧と
の差に応じた電圧（Ａ点電圧）を出力する。Ａ点の電圧
は前記垂直偏向回路に帰還され、増幅度を制御し垂直偏
向コイルの偏向電流を所要値に保つ。そして、このＡ点
の電圧は入力信号判別部５に入力し、装置に入力された
信号のモード（入力信号の種類）を判別する。
信号の種類を正確に判別する。 【構成】 垂直偏向回路２は垂直同期信号１に同期した
鋸歯状の垂直偏向電流を生成し、垂直偏向コイルLyに供
給し、垂直偏向磁界を発生し受像管を垂直偏向する。前
記垂直偏向電流は、垂直偏向コイルに直列接続したコン
デンサＣを介し抵抗R1に流れ、鋸歯状の電圧を発生す
る。この電圧に基づき垂直振幅検出回路で振幅検出し、
差動増幅器４に入力し、抵抗R2で設定された基準電圧と
の差に応じた電圧（Ａ点電圧）を出力する。Ａ点の電圧
は前記垂直偏向回路に帰還され、増幅度を制御し垂直偏
向コイルの偏向電流を所要値に保つ。そして、このＡ点
の電圧は入力信号判別部５に入力し、装置に入力された
信号のモード（入力信号の種類）を判別する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はマルチ走査型ディスプレ
イ装置に係り、入力信号の種類を判別するものに関す
る。
イ装置に係り、入力信号の種類を判別するものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】水平偏向周波数あるいは垂直偏向周波数
の異なる複数のコンピュータ装置よりそれぞれ信号入力
するディスプレイ装置では、入力信号モード（入力信号
の種類）によって画像の表示サイズ、あるいは表示位置
等を変えるため、入力信号モードを検出し、検出に応じ
てこれらを適宜に調整するようにしているものがある。
入力信号モードの判別を水平偏向周波数の検出により行
うようにしたものがあるが、水平偏向周波数の僅かな差
（例えば、48.36KHz＝キロヘルツおよび48.09KHzの差
等）を検出しなければならないこと等から、必ずしも高
い判別精度が得られないという問題もある。
の異なる複数のコンピュータ装置よりそれぞれ信号入力
するディスプレイ装置では、入力信号モード（入力信号
の種類）によって画像の表示サイズ、あるいは表示位置
等を変えるため、入力信号モードを検出し、検出に応じ
てこれらを適宜に調整するようにしているものがある。
入力信号モードの判別を水平偏向周波数の検出により行
うようにしたものがあるが、水平偏向周波数の僅かな差
（例えば、48.36KHz＝キロヘルツおよび48.09KHzの差
等）を検出しなければならないこと等から、必ずしも高
い判別精度が得られないという問題もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、ディスプレイ装置の垂直振幅（ラスタの垂直サ
イズ）が垂直偏向周波数に応じて変化することに着目
し、垂直サイズを検出して垂直偏向周波数を判定し、こ
れにより、入力信号モードの判別を行うものを提供する
ことにある。
に鑑み、ディスプレイ装置の垂直振幅（ラスタの垂直サ
イズ）が垂直偏向周波数に応じて変化することに着目
し、垂直サイズを検出して垂直偏向周波数を判定し、こ
れにより、入力信号モードの判別を行うものを提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、入力される垂直同期信号に基づいて垂直偏
向コイルを駆動する垂直偏向回路と、垂直偏向コイルの
電流に基づいて垂直偏向振幅を検出する垂直偏向振幅検
出回路と、垂直偏向振幅検出回路よりの信号および所要
の設定電圧の差に応じた電圧を出力する差動増幅器と、
差動増幅器の出力に基づいて前記垂直偏向回路の増幅度
を制御し垂直偏向振幅を前記設定電圧に応じた値に保持
するようにしてなり、前記差動増幅器の出力電圧に基づ
いて入力信号の種類を判別するようにしたマルチ走査型
ディスプレイ装置を提供するものである。
決するため、入力される垂直同期信号に基づいて垂直偏
向コイルを駆動する垂直偏向回路と、垂直偏向コイルの
電流に基づいて垂直偏向振幅を検出する垂直偏向振幅検
出回路と、垂直偏向振幅検出回路よりの信号および所要
の設定電圧の差に応じた電圧を出力する差動増幅器と、
差動増幅器の出力に基づいて前記垂直偏向回路の増幅度
を制御し垂直偏向振幅を前記設定電圧に応じた値に保持
するようにしてなり、前記差動増幅器の出力電圧に基づ
いて入力信号の種類を判別するようにしたマルチ走査型
ディスプレイ装置を提供するものである。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるマル
チ走査型ディスプレイ装置においては、垂直偏向コイル
の偏向電流に基づいて垂直振幅を検出し、この検出値を
所要の設定電圧と比較して差に応じた電圧を出力し、垂
直偏向回路の増幅度を制御して垂直振幅を所要値に保持
すると共に、前記差の電圧に基づいて入力信号モード
（入力信号の種類）を判別する。
チ走査型ディスプレイ装置においては、垂直偏向コイル
の偏向電流に基づいて垂直振幅を検出し、この検出値を
所要の設定電圧と比較して差に応じた電圧を出力し、垂
直偏向回路の増幅度を制御して垂直振幅を所要値に保持
すると共に、前記差の電圧に基づいて入力信号モード
（入力信号の種類）を判別する。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるマルチ走
査型ディスプレイ装置の実施例を詳細に説明する。図１
は本発明によるマルチ走査型ディスプレイ装置の一実施
例の要部ブロック図である。図において、１は装置に入
力される垂直同期信号である。２は垂直偏向回路で、垂
直同期信号１に基づいて垂直偏向電流を生成し、垂直偏
向コイルLyに供給する。この垂直偏向回路２は、後述す
る差動増幅器４よりの電圧に基づいて増幅度等が制御さ
れ、垂直偏向コイルLyに出力する偏向電流の大きさを所
要値に保つ。Ｃはコンデンサで、垂直偏向コイルLyに直
流電流が流れないようにする。R1は抵抗で、垂直偏向コ
イルLyに直列に接続され、偏向電流に応じた電圧を発生
する。３は垂直振幅検出回路で、抵抗R1に発生した電圧
に基づき垂直振幅を検出する。４は差動増幅器で、垂直
振幅検出回路３よりの信号を＋端子に入力し、−端子に
印加された抵抗R2により設定した電圧と比較し、差に応
じた電圧を出力する。５は入力信号判別部で、差動増幅
器４よりの電圧に基づいて装置に入力される信号の種類
（入力信号モード）を判別する。
査型ディスプレイ装置の実施例を詳細に説明する。図１
は本発明によるマルチ走査型ディスプレイ装置の一実施
例の要部ブロック図である。図において、１は装置に入
力される垂直同期信号である。２は垂直偏向回路で、垂
直同期信号１に基づいて垂直偏向電流を生成し、垂直偏
向コイルLyに供給する。この垂直偏向回路２は、後述す
る差動増幅器４よりの電圧に基づいて増幅度等が制御さ
れ、垂直偏向コイルLyに出力する偏向電流の大きさを所
要値に保つ。Ｃはコンデンサで、垂直偏向コイルLyに直
流電流が流れないようにする。R1は抵抗で、垂直偏向コ
イルLyに直列に接続され、偏向電流に応じた電圧を発生
する。３は垂直振幅検出回路で、抵抗R1に発生した電圧
に基づき垂直振幅を検出する。４は差動増幅器で、垂直
振幅検出回路３よりの信号を＋端子に入力し、−端子に
印加された抵抗R2により設定した電圧と比較し、差に応
じた電圧を出力する。５は入力信号判別部で、差動増幅
器４よりの電圧に基づいて装置に入力される信号の種類
（入力信号モード）を判別する。
【０００７】次に、本発明によるマルチ走査型ディスプ
レイ装置の動作を説明する。垂直偏向回路２は、垂直同
期信号１に同期した鋸歯状の垂直偏向電流を出力し、垂
直偏向コイルLyに供給する。垂直偏向コイルLyは、この
偏向電流による磁界を発生し、陰極線受像管の垂直偏向
を行う。抵抗R1は前記垂直偏向コイルLyに直列に接続さ
れた、偏向出力に殆ど影響を与えない小抵抗で、直流カ
ットコンデンサＣを介して鋸歯状の垂直偏向電流が流
れ、偏向電流に応じた鋸歯状の電圧を発生する。この電
圧は垂直振幅検出回路３に入力し、鋸歯状波の尖頭値等
を検出する。垂直振幅検出回路３の出力は差動増幅器４
の＋端子に入力し、−端子に印加された設定電圧、ずな
わち、電圧Vcc を抵抗R2で分割した電圧との差に応じた
電圧を出力する。
レイ装置の動作を説明する。垂直偏向回路２は、垂直同
期信号１に同期した鋸歯状の垂直偏向電流を出力し、垂
直偏向コイルLyに供給する。垂直偏向コイルLyは、この
偏向電流による磁界を発生し、陰極線受像管の垂直偏向
を行う。抵抗R1は前記垂直偏向コイルLyに直列に接続さ
れた、偏向出力に殆ど影響を与えない小抵抗で、直流カ
ットコンデンサＣを介して鋸歯状の垂直偏向電流が流
れ、偏向電流に応じた鋸歯状の電圧を発生する。この電
圧は垂直振幅検出回路３に入力し、鋸歯状波の尖頭値等
を検出する。垂直振幅検出回路３の出力は差動増幅器４
の＋端子に入力し、−端子に印加された設定電圧、ずな
わち、電圧Vcc を抵抗R2で分割した電圧との差に応じた
電圧を出力する。
【０００８】垂直振幅（垂直偏向コイルLyの偏向電流の
大きさ＝抵抗R1の尖頭電圧値) は、垂直偏向周波数が高
くなるにつれて低下し、垂直振幅検出回路３の出力が低
下する。差動増幅器４は、＋端子の入力電圧の低下に応
じて出力端子の電圧が上昇するように動作する。すなわ
ち、図２に示す例のように、Ａ点の電圧から垂直偏向周
波数を知ることが可能であり、この電圧により入力信号
の種類の判別が可能になる。
大きさ＝抵抗R1の尖頭電圧値) は、垂直偏向周波数が高
くなるにつれて低下し、垂直振幅検出回路３の出力が低
下する。差動増幅器４は、＋端子の入力電圧の低下に応
じて出力端子の電圧が上昇するように動作する。すなわ
ち、図２に示す例のように、Ａ点の電圧から垂直偏向周
波数を知ることが可能であり、この電圧により入力信号
の種類の判別が可能になる。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるマ
ルチ走査型ディスプレイ装置によれば、垂直偏向コイル
の電流値に基づいて差動増幅器を介して垂直偏向周波数
を判定し、入力信号モード（入力信号の種類）を判別す
るもので、入力信号モードを正確に判別することができ
る。
ルチ走査型ディスプレイ装置によれば、垂直偏向コイル
の電流値に基づいて差動増幅器を介して垂直偏向周波数
を判定し、入力信号モード（入力信号の種類）を判別す
るもので、入力信号モードを正確に判別することができ
る。
【図１】本発明によるマルチ走査型ディスプレイ装置の
一実施例の要部ブロック図である。
一実施例の要部ブロック図である。
【図２】垂直偏向周波数および差動増幅器の出力電圧の
関係を示す図である。
関係を示す図である。
１ 垂直同期信号 ２ 垂直偏向回路 ３ 垂直振幅検出回路 ４ 差動増幅器 ５ 入力信号判別部 Ly 垂直偏向コイル R1 抵抗（垂直振幅検出用） R2 抵抗（垂直振幅設定用）
Claims (1)
- 【請求項１】 入力される垂直同期信号に基づいて垂直
偏向コイルを駆動する垂直偏向回路と、垂直偏向コイル
の電流に基づいて垂直偏向振幅を検出する垂直偏向振幅
検出回路と、垂直偏向振幅検出回路よりの信号および所
要の設定電圧の差に応じた電圧を出力する差動増幅器
と、差動増幅器の出力に基づいて前記垂直偏向回路の増
幅度を制御し垂直偏向振幅を前記設定電圧に応じた値に
保持するようにしてなり、前記差動増幅器の出力電圧に
基づいて入力信号の種類を判別するようにしたマルチ走
査型ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208297A JPH0659638A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | マルチ走査型ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208297A JPH0659638A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | マルチ走査型ディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659638A true JPH0659638A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16553920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4208297A Pending JPH0659638A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | マルチ走査型ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995034880A1 (en) * | 1994-06-14 | 1995-12-21 | Nanao Corporation | Video monitor adjusting system |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP4208297A patent/JPH0659638A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995034880A1 (en) * | 1994-06-14 | 1995-12-21 | Nanao Corporation | Video monitor adjusting system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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