JPH0659561B2 - 旋盤用数値制御装置 - Google Patents
旋盤用数値制御装置Info
- Publication number
- JPH0659561B2 JPH0659561B2 JP25405486A JP25405486A JPH0659561B2 JP H0659561 B2 JPH0659561 B2 JP H0659561B2 JP 25405486 A JP25405486 A JP 25405486A JP 25405486 A JP25405486 A JP 25405486A JP H0659561 B2 JPH0659561 B2 JP H0659561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movement
- movement amount
- groove
- tertiary
- primary
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Turning (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主として深溝加工におけるプログラム作成に関
する機能を有した旋盤用数値制御装置に関するものであ
る。
する機能を有した旋盤用数値制御装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の深溝加工例を第3図,第4図に示す。従来は入力
データとして、第3図に示すように、溝の各辺の交点座
標1′,2′,3′,4′及び工具の移動に関する寸法
5′,6′を入力する。この入力データに基づいて第4
図に示す工具軌跡を演算していた。第4図において工具
は交点1′と4′の中間点の溝上縁から、一次移動量
5′に相当する移動の繰り返しを〜まで行ない、溝
の深さに相当する位置まで到達した後、溝の上縁まで
戻る。次に二次移動量6′に相当する右への移動()
を行なう。続いて前記〜の場合と同様に溝の深さま
での移動のくり返しを行なう。以上のくり返しを溝の右
辺に干渉しない範囲で右方向移動を完了した後、の位
置から左側に二次移動量6′に相当する位置まで移動す
る。そして右側への移動の場合と同様に左側にくり返し
て溝の加工を完了する。なお、一次移動量の移動〜
において、各移動〜後に工具を戻す。8′はこの戻
り量を示す。
データとして、第3図に示すように、溝の各辺の交点座
標1′,2′,3′,4′及び工具の移動に関する寸法
5′,6′を入力する。この入力データに基づいて第4
図に示す工具軌跡を演算していた。第4図において工具
は交点1′と4′の中間点の溝上縁から、一次移動量
5′に相当する移動の繰り返しを〜まで行ない、溝
の深さに相当する位置まで到達した後、溝の上縁まで
戻る。次に二次移動量6′に相当する右への移動()
を行なう。続いて前記〜の場合と同様に溝の深さま
での移動のくり返しを行なう。以上のくり返しを溝の右
辺に干渉しない範囲で右方向移動を完了した後、の位
置から左側に二次移動量6′に相当する位置まで移動す
る。そして右側への移動の場合と同様に左側にくり返し
て溝の加工を完了する。なお、一次移動量の移動〜
において、各移動〜後に工具を戻す。8′はこの戻
り量を示す。
発明が解決しようとする問題点 本方式の場合、溝深さが大きい場合、切削時に切粉の除
去が難しくなり、そのために工具にかかる負担が大きく
なって、工具の寿命を著しく縮めてしまう。
去が難しくなり、そのために工具にかかる負担が大きく
なって、工具の寿命を著しく縮めてしまう。
問題点を解決するための手段 本発明は、工具の移動単位として従来例における一次移
動量,二次移動量だけでなく、溝の深さ方向を分割する
ための三次移動量を設け、三次移動量に相当する深さ毎
の加工を溝加工の単位として、溝加工のための全移動軌
跡を演算するものである。
動量,二次移動量だけでなく、溝の深さ方向を分割する
ための三次移動量を設け、三次移動量に相当する深さ毎
の加工を溝加工の単位として、溝加工のための全移動軌
跡を演算するものである。
作用 以上のデータに基づいて演算された移動軌跡において
は、任意に設定することが可能な三次移動量を設けるこ
とによって、三次移動量を溝深さとする、一次移動量,
二次移動量を移動の単位とした溝加工が指定できる。即
ち、深溝であっても、三次移動量で指定した浅溝加工の
組合わせとして指定できる。
は、任意に設定することが可能な三次移動量を設けるこ
とによって、三次移動量を溝深さとする、一次移動量,
二次移動量を移動の単位とした溝加工が指定できる。即
ち、深溝であっても、三次移動量で指定した浅溝加工の
組合わせとして指定できる。
実施例 以下、本発明の実施例について、第1図,第2図に沿っ
て説明する。
て説明する。
第1図はデータ入力項目を示す。即ち1,2,3,4,
5,6は従来例における1′,2′,3′,4′,
5′,6′と同様の溝の各辺の交点座標及び一次,二次
移動量である。そして、溝加工を深さ方向について分割
して行なうため三次移動量7を指定する。
5,6は従来例における1′,2′,3′,4′,
5′,6′と同様の溝の各辺の交点座標及び一次,二次
移動量である。そして、溝加工を深さ方向について分割
して行なうため三次移動量7を指定する。
以上の入力データに基づいて演算された移動軌跡を第2
図に示す。の横方向スタート位置は交点1と4の中間
点とする。一次移動量の深さ方向へのくり返しを〜
に示す。三次移動量7に相当する位置までくり返した後
にのスタート高さまで戻る。次に二次移動量6に相
当する右への移動を行なう。そして〜と同様の移
動をくり返す。以上のくり返しを溝の右辺に干渉しない
範囲で右方向移動を完了した後、の位置から左側へ二
次移動量6に相当する位置まで移動する。そして右側へ
の移動の場合と同様に左側にくり返し、第1回目の三次
移動量に相当する深さまでの溝加工を終了する。次に第
2回目の三次移動量深さまでの溝加工を第1回目の場合
と同様に行なう。以上の溝加工を溝底に到達するまで行
なう。なお、8は一次移動量の移動をくり返す時の戻り
量を示す。
図に示す。の横方向スタート位置は交点1と4の中間
点とする。一次移動量の深さ方向へのくり返しを〜
に示す。三次移動量7に相当する位置までくり返した後
にのスタート高さまで戻る。次に二次移動量6に相
当する右への移動を行なう。そして〜と同様の移
動をくり返す。以上のくり返しを溝の右辺に干渉しない
範囲で右方向移動を完了した後、の位置から左側へ二
次移動量6に相当する位置まで移動する。そして右側へ
の移動の場合と同様に左側にくり返し、第1回目の三次
移動量に相当する深さまでの溝加工を終了する。次に第
2回目の三次移動量深さまでの溝加工を第1回目の場合
と同様に行なう。以上の溝加工を溝底に到達するまで行
なう。なお、8は一次移動量の移動をくり返す時の戻り
量を示す。
発明の効果 本発明によれば、以上の例から明らかなように、溝深さ
が深い場合でも、任意に指定できる三次移動量に相当す
る深さの溝加工として加工できるので、切粉の除去等が
容易に行なえ、工具への負担が軽減できて、最適切削条
件での深溝加工が行なえる。
が深い場合でも、任意に指定できる三次移動量に相当す
る深さの溝加工として加工できるので、切粉の除去等が
容易に行なえ、工具への負担が軽減できて、最適切削条
件での深溝加工が行なえる。
第1図は本発明による実施例の入力データ項目を示す
図、第2図は同移動軌跡例を示す図、第3図は従来例の
入力データ項目を示す図、第4図は同移動軌跡例を示す
図である。 1,2,3,4……溝の各辺の交点、5……深さ方向の
最少移動単位である一次移動量、6……横方向の移動単
位である二次移動量、7……溝加工を深さ方向に分害す
るための移動単位である三次移動量。
図、第2図は同移動軌跡例を示す図、第3図は従来例の
入力データ項目を示す図、第4図は同移動軌跡例を示す
図である。 1,2,3,4……溝の各辺の交点、5……深さ方向の
最少移動単位である一次移動量、6……横方向の移動単
位である二次移動量、7……溝加工を深さ方向に分害す
るための移動単位である三次移動量。
Claims (1)
- 【請求項1】少くとも3個の辺で囲まれ一方向にのみ開
放された区域の4個からなる各辺の交点座標、及び開放
された辺からその辺に対向する第1方向への一次移動
量、及び一次移動量と方向が同じでその大きさが一次移
動量よりも大きいか等しい三次移動量、及び前記一次,
三次移動量の移動方向と直角をなす第2方向に移動する
二次移動量を入力データとして、前記三次移動量の範囲
内での一次移動の繰り返しの終了毎に二次移動を繰り返
して前記区域に接するか又はそれ以内までの一連の移動
動作を移動ブロックの単位として、前記三次移動量を移
動単位とした前記第1方向への移動毎に行ない、前記区
域に接するか又はそれ以内まで繰り返す移動経路を演算
する手段を具備した旋盤用数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25405486A JPH0659561B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 旋盤用数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25405486A JPH0659561B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 旋盤用数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63109946A JPS63109946A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0659561B2 true JPH0659561B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17259589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25405486A Expired - Lifetime JPH0659561B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 旋盤用数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659561B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5035763B2 (ja) * | 2010-06-07 | 2012-09-26 | コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 | 加工方法 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP25405486A patent/JPH0659561B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63109946A (ja) | 1988-05-14 |
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