JPH0659297U - 缶切り器 - Google Patents

缶切り器

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Publication number
JPH0659297U
JPH0659297U JP189493U JP189493U JPH0659297U JP H0659297 U JPH0659297 U JP H0659297U JP 189493 U JP189493 U JP 189493U JP 189493 U JP189493 U JP 189493U JP H0659297 U JPH0659297 U JP H0659297U
Authority
JP
Japan
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aluminum
opener
fitting
fitted
edge
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Pending
Application number
JP189493U
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 山崎
東洋 森
Original Assignee
山崎教育機材株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アルミニウムの空缶の胴部から底部および天部
を簡単に、しかも安全に切り離すことができる缶切り器
を提供することにある。 【構成】胴部13aの両端部に段差部13bを介して胴
部13aより小径の底部13cと天部13dを有したア
ルミニウム缶13の両端部を胴部13aの周方向に切断
して胴部13aと底部13cおよび天部13dに切り離
す缶切り器であって、缶切り器本体12に、前記アルミ
ニウム缶13の胴部13aの端部に嵌合可能な円環状の
嵌合部14および前記底部13cおよび天部13dに嵌
合可能な嵌合孔16を設けるとともに、前記嵌合部14
の縁部15に嵌合部14に対して突没自在に刃先20を
有するカッター19を回動自在に設けたことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、缶ビール、清涼飲料水缶等のアルミニウム空缶の缶切 り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
学校教育の一環として小学校高学年、中学生においては、男女を問わず、工 作授業が義務付られている。この工作授業は、生徒に材料を配布し、生徒はその 生徒はその材料を所望の大きさに切断したり折曲し、ねじ止め等によって組立て ることにより、種々の玩具や実用品を製作している。
【0003】 一方、昨今では資源の再利用が社会問題となっており、缶ビールやジュース缶 等のアルミニウムの空缶を利用して物を作ることが行われている。図5は、アル ミニウムの空缶を利用して製作した解凍器である。
【0004】 すなわち、熱伝導の優れたアルミニウムからなり複数のねじによって接合され る2枚の支持板1はこの上部に突出する支持軸2を有する複数の支持脚3によっ て支持されている。また、4は熱伝導の優れたアルミニウムからなり複数のねじ によって接合されるとともに前記支持軸2に上下動自在に支持された2枚の押え 板である。
【0005】 前記2枚の支持板1のうち下側に位置する支持板および2枚の押え板4のうち 上側に位置する押え板には複数のスリット(図示しない)が設けられ、これらス リットには基端部が支持板1相互間および押え板4相互間に挟持固定されて支持 板1および押え板4の板面から突出する熱伝導の優れた複数枚の放熱板5が設け られ、これら放熱板5はアルミニウムの空缶を利用して製作されている。
【0006】 そして、2枚の支持板1のうち上側に位置する支持板と2枚の押え板4のうち 下側に位置する押え板との間に、解凍しようとする冷凍食品Aを介在すると、2 枚の押え板4の自重によって冷凍食品Aが熱伝導の優れた支持板1と押え板4お よび放熱板5から効率的に放熱されて迅速に自然解凍される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば、前述のような解凍器を学校等の工作授業で製作する場合 、まずアルミニウムの空缶からプレート状の放熱板を製作する必要がある。その ためには、アルミニウムの空缶を切断する必要があるが、空缶は円筒状の胴部で 、その天部の縁部は肉厚に形成されている。
【0008】 したがって、鋏等を用いても空缶の底部および天部を胴部から切り離そうとし ても、胴部が潰れてしまったり、真っ直ぐに切断することができない。特に女子 生徒にとっては至難の技となり、危険性も伴う。
【0009】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 男女生徒を問わず、アルミニウムの空缶の胴部から底部および天部を簡単に、し かも安全に切り離すことができ、アルミニウムの空缶を利用した学校の工作授業 の教材として適した缶切り器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】
この考案は、前述した目的を達成するために、胴部の両端部に段差部を介し て胴部より小径の底部と天部を有したアルミニウム缶の両端部を胴部の周方向に 切断して胴部と底部および天部に切り離す缶切り器であって、缶切り器本体に、 前記アルミニウム缶の胴部の端部に嵌合可能な円環状の嵌合部および前記底部お よび天部に嵌合可能な嵌合孔を設けるとともに、前記嵌合部の縁部に嵌合部に対 して突没自在に刃先を有するカッターを回動自在に設けたことにある。
【0011】 アルミニウム缶の胴部の端部を缶切り器本体の嵌合部に嵌合し、底部または天 部を嵌合孔に嵌合して位置決めし、一方の手でカッターを回動して刃先をアルミ ニウム缶の胴部に突き刺し、もう一方の手でアルミニウム缶を周方向に回すと、 アルミニウム缶の胴部が周方向に切断され、胴部と底部および天部と切り離すこ とができる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1〜図4に示すように、例えば木材からなる基台11の長手方向の一端側に は金属の絞り加工によって形成された缶切り器本体12がその軸心を横向きにし て固定されている。缶切り器本体12には缶ビール、缶ジュース等の空缶からな るアルミニウム缶13の胴部13aの端部に嵌合可能な円環状の嵌合部14が設 けられている。
【0014】 アルミニウム缶13は、通常は胴部13aの両端部に段差部13bを介して胴 部13aより小径の底部13cと天部13dが設けられ、底部13cは胴部13 aより肉厚の縁部に形成されている。
【0015】 前記嵌合部14の一端側には縁部15が一体に設けられ、他端側には嵌合孔1 6を有する底面17が一体に設けられている。そして、この嵌合孔16は前記底 部13aおよび天部13dが回転自在に嵌合されるようになっている。
【0016】 前記嵌合部14の縁部15の一部にはリベット18によってカッター19が回 動自在に枢支され、このカッター19の一端部には内刃からなる刃先20が、他 端部には操作部21が設けられている。そして、カッター19をリベット18を 支点として回動することにより、嵌合部14に対して刃先20を突没できるよう になっている。
【0017】 次に、前述のように構成された缶切り器の使用方法について説明する。まず、 カッター19を一方の手で回動して刃先20を嵌合部14から外方へ退避し、他 方の手でアルミニウム缶13の胴部13aの端部、例えば底部13cの缶切り器 本体12の嵌合部14に嵌合し、底部13cを嵌合孔16に嵌合して段差部13 bを底面17に押し当てて位置決めする。
【0018】 そして、一方の手でカッター19を回動して刃先20をアルミニウム缶13の 胴部13に突き刺し、もう一方の手でアルミニウム缶13を周方向に回すと、ア ルミニウム缶13の胴部13aが周方向に切断(図4に示すaが切断線)され、 胴部13aと底部13cとを切り離すことができる。
【0019】 同様に、天部13dを胴部13aから切り離す場合、缶切り器本体12の嵌合 部14に嵌合し、天部13dを嵌合孔16に嵌合して段差部13bを底面17に 押し当てて位置決めする。
【0020】 そして、一方の手でカッター19を回動して刃先20をアルミニウム缶13の 胴部13に突き刺し、もう一方の手でアルミニウム缶13を周方向に回すと、ア ルミニウム缶13の胴部13aが周方向に切断(図4に示すbが切断線)され、 胴部13aと天部13dとを切り離すことができる。
【0021】 アルミニウム缶13の胴部13aと底部13cおよび天部13dを切り離した 後、胴部13aを鋏等によってその軸方向に切断することにより、図4に示すよ うに、アルミニウムプレート22が得られる。 したがって、このアルミニウムプレート22を用いて前述した解凍器の放熱板 としたり、所望の大きさに適宜切断して玩具、教材等を製作することができる。
【0022】 なお、前記一実施例においては、基台に対して缶切り器本体をその軸心を横向 きにして固定し、アルミニウム缶を横方向に嵌合するようにしたが、基台に対し て缶切り器本体をその軸心を縦向きにして固定し、アルミニウム缶を垂直方向に 嵌合するようにしてもよい。この場合、缶切り器本体の底面に設けた嵌合孔が基 台から離間した状態に固定する必要がある。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、男女生徒を問わず、アルミニウム の空缶の胴部から底部および天部を簡単に、しかも安全に切り離すことができ、 アルミニウムの空缶を利用した学校の工作授業の教材として適した缶切り器を提 供できる。
【0024】 熱伝導の優れたアルミニウム缶を放熱板等に利用することにより、迅速に自然 解凍できる解凍器を簡単に製作でき、さらに幅広くアルミニウム缶を利用するこ とによりリサイクルに貢献できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す缶切り器の使用状態
の斜視図。
【図2】同実施例の缶切り器の一部を断面した側面図。
【図3】同実施例の缶切り器の正面図。
【図4】アルミニウム缶を切断した状態の斜視図。
【図5】アルミニウム缶を放熱板として利用した解凍器
の正面図。
【符号の説明】
12…缶切り器本体、13…アルミニウム缶、13a…
胴部、13b…段差部、13c…底部、13d…天部、
14…嵌合部、15…縁部、16…嵌合孔、19…カッ
ター、20…刃先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の両端部に段差部を介して胴部より
    小径の底部と天部を有したアルミニウム缶の両端部を胴
    部の周方向に切断して胴部と底部および天部に切り離す
    缶切り器であって、缶切り器本体に、前記アルミニウム
    缶の胴部の端部に嵌合可能な円環状の嵌合部および前記
    底部および天部に嵌合可能な嵌合孔を設けるとともに、
    前記嵌合部の縁部に嵌合部に対して突没自在に刃先を有
    するカッターを回動自在に設けたことを特徴とする缶切
    り器。
JP189493U 1993-01-28 1993-01-28 缶切り器 Pending JPH0659297U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP189493U JPH0659297U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 缶切り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP189493U JPH0659297U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 缶切り器

Publications (1)

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JPH0659297U true JPH0659297U (ja) 1994-08-16

Family

ID=11514298

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JP189493U Pending JPH0659297U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 缶切り器

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