JP2739124B2 - 携帯用ノックアウト開穿具 - Google Patents

携帯用ノックアウト開穿具

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JP2739124B2
JP2739124B2 JP4025220A JP2522092A JP2739124B2 JP 2739124 B2 JP2739124 B2 JP 2739124B2 JP 4025220 A JP4025220 A JP 4025220A JP 2522092 A JP2522092 A JP 2522092A JP 2739124 B2 JP2739124 B2 JP 2739124B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線管接続用のボック
スの側壁等に設けられた打ち抜き可能なノックアウトを
開穿する場合に使用される携帯用ノックアウト開穿具に
関する。
【0002】
【従来の技術】硬質の合成樹脂により成形されたボック
ス20の側壁21等には、図4及び図5に示すように、
ボックス20の本体と薄肉23を介して、または図6に
示すように、ボックス20の本体と3〜4箇所の連結部
24を介して電線管接続用のノックアウト22が設けら
れている。
【0003】従来、かかるノックアウト22を開穿する
場合は、図4に示すように、ドライバー30あるいはハ
ンマー等で薄肉23または連結部で連結されたノックア
ウト22を叩き割っていた。
【0004】しかしながら、このようなノックアウトを
叩き割ってノック孔を形成する方法にあっては、その衝
撃により、ノックアウト周縁の壁に割れが併発しやす
く、極端な場合には壁を破損させたりするという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、電線管接続用のボックスの側壁等のノック孔を形成
する壁に、割れを併発させることなく、簡単かつ確実に
ノック孔を形成させることができる携帯用ノックアウト
開穿具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明が採った手段は、
「電線管接続用のボックスの側壁等に設けられた打ち抜
き可能なノックアウトを開穿するための携帯用ノックア
ウト開穿具であって、電線管接続時に、前記側壁の一側
から前記ノックアウトを打ち抜く打抜き部と、前記ノッ
クアウトの打ち抜きに際して、前記側壁の他側に配置さ
れ、前記ノックアウト周縁の壁を支持するとともに、打
ち抜かれる前記ノックアウトと当接して一定以上の傾き
を防止する受け部を有する支持部とを備えたことを特徴
とする携帯用ノックアウト開穿具」を、その要旨として
いる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、「電線管
接続用のボックスの側壁に設けられた打ち抜き可能なノ
ックアウトを開穿するための携帯用ノックアウト開穿具
であって、前記ノックアウトとの当接端が局部的に時間
的なずれを生じて順次前記ノックアウトと当接すべく、
突出長さが変化して形成され、電線管接続時に、前記側
壁等の一側から前記ノックアウトを打ち抜く打抜き部
と、前記ノックアウトの打ち抜きに際して、前記側壁の
他側に配置され、前記ノックアウト周縁の壁を支持する
支持部とを備えたことを特徴とする携帯用ノックアウト
開穿具」を、その要旨としている。
【0008】
【作用】本発明に係る携帯用ノックアウト開穿具にあっ
ては、電線管接続時に、その支持部をノック孔を形成す
る壁の一方の面に当接させて支持した状態で、壁の他方
の面から打抜き部で打ち抜くことによってノック孔を形
成することができる。この場合、支持部がノックアウト
周縁の壁を支えることによる補強作用によって、打抜き
部による打ち抜きに対する耐衝撃性を増加させ、ノック
アウト周縁の壁に割れが生じるのが防止される。
【0009】特に、請求項1の発明においては、打ち抜
かれるノックアウトは支持部の受け部に当たって、それ
以上傾くことがないので、さらに加わる打ち抜き部の剪
断力によってノックアウトの薄肉または連結部が切り残
されることなく、確実に打ち抜かれる。
【0010】また、請求項2の発明においては、打抜き
部の一番出張った当接端から、順次ノックアウトの薄肉
または連結部が打ち抜かれるので、一度に打ち抜く場合
と比べて、小さい力で打ち抜かれる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって本発明
を詳細に説明する。図1は本発明に係る携帯用ノックア
ウト開穿具の一実施例を示し、このノックアウト開穿具
10は、ちょうどペンチのような構造をなし、二本の交
差する柄18、19を備えている。柄18、19の先端
部において、一方には、円形状のノックアウトの形状に
対応させて略コ字状の板材で形成された支持体11から
なる支持部が設けられている。前記支持体11にはノッ
クアウト周縁の壁を支持すると共にノックアウトを打ち
抜く際にノックアウトの傾きを防止して確実に剪断し得
るように受け部11aが形成されている。また、他方に
は、角柱体形状の打ち抜き体12からなる打抜き部が設
けられている。そして、ノックアウト開穿具10の柄1
8、19を握ることによって支持体11の中心部へ打ち
抜き体12を下降させ得るようになっている。
【0012】したがって、このノックアウト開穿具10
を用いて、電線管接続用のボックス20の側壁21に設
けられたノックアウト22にノック孔を形成する場合に
は、ボックス20の開口側より、側壁21の内側に支持
部である支持体11を差し入れ、ノックアウト22周縁
に支持体11の上面を当てがうようにして、柄18、1
9を握り、打ち抜き体12と支持体11とでボックス2
0の側壁21を挟持する。次いで、図2に示すように、
柄18、19を強く握りしめることにより、打ち抜き体
12の先端でノックアウト22を打ち抜き、ノック孔を
形成する。
【0013】このとき、ノックアウト22の周縁は支持
体11によって支えられているから、打ち抜き体12に
よる打ち抜きの衝撃がノックアウト22の周囲に及んで
側壁21に割れを発生させることがない。また、図2に
示すように、打ち抜かれるノックアウト22は支持体1
1の受け部11aに当たって、それ以上傾くことがない
ので、さらに加わる打ち抜き体12の剪断力によってノ
ックアウト22の薄肉23または連結部が切り残される
ことがなく、確実に打ち抜かれる。特に、ノックアウト
22の大きさがまちまちであり、大きなノックアウト2
2を打ち抜く場合などにおいて打ち抜き体12がノック
アウト22の中心をそれたときには、ノックアウト22
は傾き易いが、前記受け部11aによって、薄肉23ま
たは連結部が一部切り残されて打ち抜かれる状態を確実
になくすことができる。
【0014】なお、上記ノックアウト開穿具10にあっ
ては、打ち抜いた状態では、打ち抜き体12を取り付け
ている柄19が側壁21に当たらないように、支持体1
1を取り付けている柄18との間に、側壁21の厚み以
上の空間が設けられるようになっており、側壁21を破
損させることはない。
【0015】ところで、本発明における支持部の形態と
しては、上記コ字状の支持体11に限られず、円形状の
ものであっても、また、その他の形状のものであっても
よく、ノックアウト周縁の壁を支持し得るものであれば
よい。更に、支持体11の上面には当接する壁との滑り
を止めるゴム、あるいは凹凸面による滑り止め手段を設
けてもよい。
【0016】また、受け部11aの形態は、薄肉23ま
たは連結部が切り残されてノックアウト22が打ち抜か
れることがないように、打ち抜きに際して傾いたノック
アウト22の一部が係止される構造を備えたものであれ
ばよい。なお、打ち抜かれたノックアウト22は不要と
なるが、受け部11aが皿状に形成されていれば、不要
なゴミとなるノックアウト22が受け部11aと共に回
収され、回収手間が省けて便利である。
【0017】更に、打抜き部は、上記角柱体形状の打ち
抜き体12に限らず、他の形状のものでもよく、打ち抜
き体12の下端は平坦であっても尖ったものであっても
よい。
【0018】次に、本発明の別の実施例を図3に基づい
て説明する。図において、ノックアウトとの当接端であ
る、打ち抜き体12の下端12aは、徐々にノックアウ
トに当接するようにその円周方向に沿って傾斜した形態
に形成されている。したがって、この打ち抜き体12の
場合には、打ち抜く際に、下端12aの一番出張った部
分から、順次ノックアウトの薄肉または連結部を打ち抜
くものなので、一度に打ち抜く場合と比べて、小さい力
で打ち抜くことができ、作業が楽に行なえて便利であ
る。
【0019】ところで、上記各実施例においては、支持
体11のノックアウト22への位置合せが容易に行える
ように支持体11を取り付けている柄18に目盛りを付
してもよい。
【0020】また、本発明に係る携帯用ノックアウト開
穿具は、上記各実施例のようにペンチ構造のものに限ら
ず、打抜き部が上下にスライドする打ちおろしタイプの
ものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上記の
ように構成された電線管接続用のノックアウト開穿具を
用いることによって、電線管接続時に、ノック孔の形成
を簡単かつ確実に行うことができ、従来のように、壁に
割れを発生されることもなくなり、ノック孔の形成作業
を効率よく安心して行なうことができる優れた効果を有
している。
【0022】特に、請求項1の発明においては、打ち抜
かれるノックアウトは支持部の受け部に当たって、それ
以上傾くことがないので、さらに加わる打ち抜き部の剪
断力によってノックアウトの薄肉または連結部が切り残
されることなく、確実に打ち抜くことができる。
【0023】また、請求項2の発明においては、打抜き
部の一番出張った当接端から、順次ノックアウトの薄肉
または連結部が打ち抜かれるので、一度に打ち抜く場合
と比べて、小さい力で打ち抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯用ノックアウト開穿具の実
施例を示す斜視図である。
【図2】 図2に示すノックアウト開穿具の使用状態を
示す側面図である。
【図3】 本発明に係る携帯用ノックアウト開穿具の別
の実施例を示す斜視図である。
【図4】 従来のボックスへのノック孔の形成方法を示
す斜視図である。
【図5】 ノックアウトの形態を示す断面図である。
【図6】 別のノックアウトの形態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 ノックアウト開穿具 11 支持体 11a 受け部 12 打ち抜き体 12a 下端 20 ボックス 21 側壁 22 ノックアウト 23 薄肉 24 連結部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線管接続用のボックスの側壁等に設け
    られた打ち抜き可能なノックアウトを開穿するための携
    帯用ノックアウト開穿具であって、 電線管接続時に、前記側壁の一側から前記ノックアウ
    トを打ち抜く打抜き部と、 前記ノックアウトの打ち抜きに際して、前記側壁の他
    側に配置され、前記ノックアウト周縁の壁を支持する
    ともに、打ち抜かれる前記ノックアウトと当接して一定
    以上の傾きを防止する受け部を有する支持部とを備えた
    ことを特徴とする携帯用ノックアウト開穿具。
  2. 【請求項2】 電線管接続用のボックスの側壁等に設け
    られた打ち抜き可能なノックアウトを開穿するための携
    帯用ノックアウト開穿具であって、 前記 ノックアウトとの当接端が局部的に時間的なずれを
    生じて順次前記ノックアウトと当接すべく、突出長さが
    変化して形成され、電線管接続時に、前記側壁等の一側
    から前記ノックアウトを打ち抜く打抜き部と、 前記ノックアウトの打ち抜きに際して、前記側壁等の他
    側に配置され、前記ノックアウト周縁の壁を支持する支
    持部とを備えたことを特徴とする 携帯用ノックアウト開
    穿具。
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