JPH0659215U - 組立陳列台 - Google Patents

組立陳列台

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JPH0659215U
JPH0659215U JP198493U JP198493U JPH0659215U JP H0659215 U JPH0659215 U JP H0659215U JP 198493 U JP198493 U JP 198493U JP 198493 U JP198493 U JP 198493U JP H0659215 U JPH0659215 U JP H0659215U
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JP
Japan
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plate
display stand
pieces
paper
edge
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Pending
Application number
JP198493U
Other languages
English (en)
Inventor
智治 千田
Original Assignee
大日本紙業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1枚の紙片を折り畳んで階段状の陳列棚を形
成可能な組立陳列台を提供すること。 【構成】 1つの共通基準線2を夫々の下端縁とし且つ
この下端縁に沿う方向に連接して背面板3、一方の側板
4、背面板3より高さの低い正面板5、及び他方の側板
6を順次配置し、下端縁2で背面板3と正面板5にそれ
ぞれ連接した2つの底面板構成用紙片7、8を配置し、
背面板3の下端縁2に対向する上端縁14には台座板9
が連接配置され、この台座板9が背面板3との連接部か
ら自由端へ向って並列形成された第1、第2及び第3の
折曲げ線15、16、17を備え、2つの底面板構成用
紙片がそれぞれその自由端に区画された支え部片7a、
8aを備えてなる陳列台形成用ブランク1から組み立て
られ、前記支え部片によって下から支えられた水平な中
間の棚部9aを一段備えていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は組立陳列台に関し、更に詳細には例えば段ボール或は厚紙等の1枚の 紙材料片即ちブランクを折り畳んで形成される組立陳列台に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、商品を店頭等に陳列する場合、雛段のような陳列棚を用いることが多 くの商品を展示する上で効率的であり、又消費者から見た時の印象も非常に良い ことは周知の事実である。そのため、従来では専用の階段状陳列棚の組み立てを すべて手作業によって作って店頭に設置するなどしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の階段状陳列棚の場合にはその装置が非常に大がかりにな り、設置に時間や費用を要し、手作業に頼り過ぎるという問題があった。そこで 、厚紙や段ボール等で形成されるいわゆる簡易な階段状陳列棚が提案されている 。この簡易な陳列棚はいくつかの段ボール紙片を組み合わせて構成するものであ り、そのため各紙片を正しく組み合わせる作業が必要となることや各紙片を相互 に連結固定するための係止や接着など煩わしい作業が多く問題となっていた。
【0004】 本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、1枚 の紙片を折り畳むことによって階段状の棚を形成可能な組立陳列台を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の組立陳列台は、1つの共通基準線を夫々の下端縁とし且つこの下端縁 に沿う方向に連接して背面板、一方の側板、前記背面板より高さの低い正面板、 及び他方の側板を順次配置し、前記下端縁で前記背面板と前記正面板にそれぞれ 連接した2つの底面構成用紙片を配置し、前記背面板の前記下端縁に対向する上 端縁に台座板を連接配置してなる紙製の陳列台形成用ブランクからなり、前記2 つの底面構成用紙片がそれぞれその自由端に区画された支え部片を備え、且つ前 記台座板が前記背面板との連接部から自由端へ向かって並列形成された第1、第 2及び第3の折曲げ線を備え、前記陳列台形成用ブランクの両側端を接続して周 囲4面の枠を形成する共に2つの前記底面構成用紙片で底面板を構成して箱本体 とし、その際各紙片の前記支え部片を折曲げ、合掌させて前記箱本体内に立ち上 げ、更に前記台座における前記第1の折曲げ線を谷折り、前記第2の折曲げ線を 山折り、前記第3の折曲げ線を谷折りとして前記箱本体内に折込み、前記第1の 折曲げ線と前記第2の折曲げ線とにより区画された棚部の裏面に、合掌して立ち 上がった前記支え部片の上端を当接させて支持することを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の組立陳列台によると、前記箱本体形成用ブランクの両側端即ち背面版 の側部と側板の側部とを接着などにより接続し、背面板と正面板との下端縁で連 接している各底面構成用紙片を折曲げて底面板を構成して箱本体を形成する。そ の後、各底面板構成用紙片の前記支え部片を更に折曲げ、合掌させて前記箱本体 内に立ち上げ、更に前記背面板の上端縁に連接する前記台座板を前記第1の折曲 げ線で谷折りし、前記第2の折曲げ線で山折りし、前記第3の折曲げ線で谷折り して前記箱本体内に折込み、前記第1の折曲げ線と前記第2の折曲げ線とにより 区画された棚部の裏面に、合掌して立ち上がった前記支え部片の上端を当接させ て支持することにより陳列台となる。なお、前述した箱本体までの形成は予め行 っておくことが可能であり、その場合は店頭などで台座板だけを折曲げて箱本体 内へ折り込めば更に陳列台の形成が容易となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の組立陳列台を図に示された実施例を参照して更に詳細に説明す る。本考案の一実施例に係る組立陳列台は1枚の段ボール製の紙片即ち陳列台形 成用ブランク1から組み立てられ、図1にはこの陳列台形成用ブランク1が示さ れている。
【0008】 この陳列台形成用ブランク1は、図1から明らかなように1つの共通基準線2 を夫々の下端縁形成折曲げ線(以下単に下端縁と称する)とし且つこの下端縁2 に沿う方向に連接して背面板3、一方の側板4、背面板3より高さの低い正面板 5、及び他方の側板6を順次配置し、下端縁2で背面板3と正面板5にそれぞれ 連接した2つの底面構成用紙片7、8を配置し、背面板3の下端縁2に対向する 上端縁2に台座板9を連接配置して構成されている。
【0009】 2つの側板4、6の各上縁部形成折曲げ線4a、6aは、背面板3の上縁部と 正面板5の上縁部とを結ぶように位置しており、しかも背面板3は正面板5より その高さが高いため、傾斜して形成されている。
【0010】 この陳列台形成用ブランク1において、2つの底面構成用紙片7、8にはそれ ぞれその自由端側に折曲げ線10、11で区画された支え部片7a、8aが形成 され、その各折曲げ線10、11上には後述する目的でスリット部12、13が 設けられている。また、台座板9には背面板3との連接部である折曲げ線14か ら自由端へ向って並列形成された第1、第2及び第3の折曲げ線15、16、1 7が形成されている。
【0011】 各側板4、6には下端縁2を折曲げ線として底角が約45度の台形状フラップ 19、20が連接して設けられている。このフラップ19の側部に隣接する底面 構成用紙片7の側部には、下端縁2から約45度の角度で区画された仮想の基線 7bの外側に三角形状のフラップ21が形成されている。このような三角形状の フラップの存在は、他方の側板6に連接する台形状フラップ20の側部に隣接す る底面構成用紙片8についても同様で、下端縁2に対して約45度の角度の仮想 の基線8bの外側にも形成されており、この三角形状のフラップを符号22で示 す。
【0012】 更に、陳列台形成用ブランク1の最側方に位置する側板6の側縁には接続用の 糊しろ部23が形成されている。そして、両側板4、6にはその傾斜した上縁部 形成折曲げ線4a、4bからその裏面側(箱本体として形成された時その内壁面 となる側)へ折り返すための化粧用フラップ24、25がそれぞれ連接して設け られている。同様に、正面板5の上縁にもその裏面側へ折り返して使用する化粧 用フラップ26が連接して設けられている。
【0013】 次に、上述のように形成された陳列台形成用ブランク1から陳列台を組み立て る手順について説明する。最初に、当該ブランク1における各側板4、6の傾斜 上縁形成折曲げ線4a、6aから各化粧用フラップ24、25を裏側に折り返す と共に正面板5に連接されている化粧用フラップ26も同様に裏側に折り返し、 且つこのブランク1の両側端即ち他方の側板6の糊しろ部23と背面板3の側端 とを接続し、図2に示されるように周囲4面の枠を形成すると共に2つの底面板 構成用紙片7、8で底面板を構成して箱本体27とし、その際各紙片7、8の支 え部片7a、8aを折曲げ、合掌させて箱本体27内に立ち上げる。
【0014】 そして、各底面板構成用紙片7、8による底面板の形成について、各紙片7、 8に形成された三角形状のフラップ21、22はそれぞれ側板4、6に形成され た台形状フラップ19、20の外面に重ねて接着され、且つ三角形状のフラップ 21、22と反対側の端部は、隣接する台形状フラップ19、20の内側に載置 されるのみで相互の接着はなされない。
【0015】 また、合掌して立ち上がった支え部片7a、8aは、、各底面板構成用紙片7 、8の各側縁である仮想の基線7b、8bが図1から明かなようにいずれも右側 にあってそれに三角形状のフラップ21、22が連接されているため、図1のよ うに展開状態で見たとき両方とも同一方向に寄っていることから、組立て後の状 態としては図2に示されるように相互に左右にずれる。
【0016】 従って、支え部片7a、8aを折曲げる折曲げ線10、11上に形成されたス リット部12、13は、両支え部片が組立て時に合掌状態に重なった時に一致す るような位置に予め計算されて形成されている。
【0017】 このようにして箱本体27が形成されると、次に背面板3に連接された台座板 9を、第1の折曲げ線15を谷折り、第2の折曲げ線16を山折り、第3の折曲 げ線17を谷折りとして箱本体27内に折込み、第1の折曲げ線15と第2の折 曲げ線16とにより区画された棚部9aの裏面に、合掌して立ち上がった支え部 片7a、8aの上端が当接し、当該棚部9aに商品などが載った時その重さを支 える。
【0018】 この台座板9における第3の折曲げ線17上にはコ字形の切込みが形成されて いる。この切込みにより形成された差込み片28は、第3の折曲げ線17が谷折 りされて当該折曲げ線17と自由端縁とで区画されたスペーサ部9bが立ち上が り支え部片と正面板5との間の空間における箱本体27内底面板上に配置される 時、差込み片28が合掌状態に重なった支え部片7a、8aの下縁に形成された スリット部12、13に差し込まれる。これにより、支え部片7a、8a相互の 連結及び支え部片と台座板9との連結が図られる。
【0019】 このようにして段ボールや厚紙等から図1に示されるような形状に形成された 陳列台形成用ブランク1から簡単な組立て手順により容易に階段状の陳列台を作 ることができ、しかも商品が置かれる台座板9の棚部9aを裏面からしっかり支 えることもでき、商品を安定して陳列しておくことができる。
【0020】 尚、前述の説明は、商品を店頭に展示する際にその場で1枚の陳列台形成用ブ ランク1から階段状の陳列台を形成する場合についてのものであったが、箱本体 27だけを予め形成してこれを図2に矢印29で示される方向に歪めると、底面 板構成用紙片7、8の各フラップ21、22がそれぞれ台形状フラップ19、2 0に接着されていても各基線7b、8bが折れ曲がりながら支え部片7a、8a が相互に開いて底面が偏平になるため箱本体27全体を偏平にできる。
【0021】 そして、背面板3に連接している台座板9を第2の折曲げ線16で折曲げて長 さを短くし、偏平となった箱本体27の上に重ねることによって、組立の前段階 の状態としておいてもよい。このようにすれば、店頭での組立は台座板9を各折 曲げ線で折曲げて階段状にし、箱本体27内に差し込むだけなので組立時間並び に作業の手間が省け、非常に能率的に階段状の陳列台を設置することができる。
【0022】 また、本考案は陳列台としての機能についてのみ説明したが、図4に示される ように台座板9を第1の折曲げ線15でのみ折曲げ、その先端を正面板5の内側 に沿って箱本体27内に差入れるようにすると商品の収納梱包箱としても利用で き、従ってこの梱包箱で商品をお店に搬送した後上述の手順に従って陳列台を形 成すれば本考案の組立陳列台の一層の有効的活用が期待できる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の組立陳列台によれば、例えば段ボールや厚紙等 から形成される1枚の陳列台形成用ブランクを所定の折曲げ線で折曲げて組み立 てることにより簡単に階段状の陳列台を作ることができ、店頭での商品の簡易な 展示に極めて有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る組立陳列台が組み立て
られる前の展開状態とされた陳列台形成用ブランクを示
す平面図である。
【図2】図1に示される陳列台形成用ブランクから箱本
体を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示される陳列台形成用ブランクから本考
案に係る組立陳列台を形成した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図2に示される組立途中の組立陳列台において
台座板を蓋として当該組立陳列台を商品収納梱包箱とし
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 陳列台形成用ブランク 2 共通基準線 3 背面板 4 側板 5 正面板 6 側板 7 底面板構成用紙片 7a 支え部片 8 底面板構成用紙片 8a 支え部片 9 台座板 15 第1の折曲げ線 16 第2の折曲げ線 17 第3の折曲げ線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの共通基準線を夫々の下端縁とし
    且つこの下端縁に沿う方向に連接して背面板、一方の側
    板、前記背面板より高さの低い正面板、及び他方の側板
    を順次配置し、前記下端縁で前記背面板と前記正面板に
    それぞれ連接した2つの底面構成用紙片を配置し、前記
    背面板の前記下端縁に対向する上端縁に台座板を連接配
    置してなる紙製の陳列台形成用ブランクからなり、前記
    2つの底面構成用紙片がそれぞれその自由端に区画され
    た支え部片を備え、且つ前記台座板が前記背面板との連
    接部から自由端へ向かって並列形成された第1、第2及
    び第3の折曲げ線を備え、前記陳列台形成用ブランクの
    両側端を接続して周囲4面の枠を形成する共に2つの前
    記底面構成用紙片で底面板を構成して箱本体とし、その
    際各紙片の前記支え部片を折曲げ、合掌させて前記箱本
    体内に立ち上げ、更に前記台座における前記第1の折曲
    げ線を谷折り、前記第2の折曲げ線を山折り、前記第3
    の折曲げ線を谷折りとして前記箱本体内に折込み、前記
    第1の折曲げ線と前記第2の折曲げ線とにより区画され
    た棚部の裏面に、合掌して立ち上がった前記支え部片の
    上端を当接させて支持することを特徴とする組立陳列
    台。
JP198493U 1993-01-28 1993-01-28 組立陳列台 Pending JPH0659215U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019533A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 小林製薬株式会社 展示体及びこれを備えるパッケージ製品

Cited By (1)

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