JPH0659115U - 車両用開閉屋根のロック装置 - Google Patents

車両用開閉屋根のロック装置

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Publication number
JPH0659115U
JPH0659115U JP211193U JP211193U JPH0659115U JP H0659115 U JPH0659115 U JP H0659115U JP 211193 U JP211193 U JP 211193U JP 211193 U JP211193 U JP 211193U JP H0659115 U JPH0659115 U JP H0659115U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
striker
hook
hook portion
open
Prior art date
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Pending
Application number
JP211193U
Other languages
English (en)
Inventor
富雄 小野
雄三 田中
Original Assignee
株式会社大井製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大井製作所 filed Critical 株式会社大井製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を簡単にして確実な噛み合いを確保し、
しかも手動操作を可能にする。 【構成】 左右のヒンジ15を支点として使用状態から
格納状態に折畳まれ、車体3に格納される開閉屋根1を
備えた車両において、前記開閉屋根1の後側に設けられ
フック軸37を支点として回動可能なフック部29と、
前記フック部29のフック軸37に沿って噛み合い位置
aと噛み合い解除位置bとにスライド可能なストライカ
31と、開閉屋根1の使用状態時に前記ストライカ31
を、フック部29と噛み合う噛み合い位置aと、噛み合
いが外れる噛み合い解除位置bとに切換える切換手段3
3と、前記フック部29に設けられストライカ31とフ
ック部29との噛み合いを外す手動操作部41とを備え
ていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、オープンカーとなる幌タイプの車両用開閉屋根のロック装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に幌タイプの車両用開閉屋根にあっては、開閉屋根を使用しない時に、ロ ック装置をロック解除状態とすることで、開閉屋根の折畳みが可能となり、車体 への格納状態が得られるようになっている。
【0003】 ロック装置は、手元操作スイッチをスイッチ操作することで駆動機構が働きロ ック解除が可能となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く折畳むことによってオープンカーとなる幌タイプの開閉屋根にあ っては、手元操作スイッチによって自動的にロック装置のロック解除が可能とな っている。このために、例えば、旅行中において手元操作スイッチあるいは駆動 機構にトラブルが発生すると、オープンカーとして使用できなくなる等の不具合 があった。
【0005】 この場合、開閉屋根であっても、ルーフの一部分が開閉するサンルーフタイプ にあっては、解放中に、トラブルの発生で閉まらなくなると困ることから、手動 による操作ができるようになっているが、幌タイプの開閉屋根にあっては、手動 による操作ができない不便な面があったものである。
【0006】 そこで、この考案にあっては、手動による操作を可能にし、しかも、構造が簡 単で確実なロック状態が得られる車両用開閉屋根のロック装置を提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、左右のヒンジを支点として使用状態 から格納状態に折畳まれ、車体に格納される開閉屋根を備えた車両において、前 記開閉屋根の後側に設けられフック軸を支点として回動可能なフック部と、前記 フック部のフック軸に沿って噛み合い位置と噛み合い解除位置とにスライド可能 なストライカと、開閉屋根の使用状態時に前記ストライカを、フック部と噛み合 う噛み合い位置と、噛み合いが外れる噛み合い解除位置とに切換える切換手段と 、前記フック部に設けられストライカとフック部との噛み合いを外す手動操作部 とを備えている。
【0008】
【作用】
かかる車両用開閉屋根のロック装置によれば、開閉屋根の後ろ側を手で、全閉 状態にすると、全閉完了と同時にストライカとフック部との確実な噛み合い状態 が得られるようになる。また、切換手段により、ストライカを噛み合い解除位置 へ、スライドさせることで、ストライカとフック部との噛み合いが外れたロック 解除状態が得られるようになり、開閉屋根の折畳みが可能となる。
【0009】 一方、切換手段にトラブルが発生した際には、フック部を手動操作部によって 、ストライカから後退するよう回動させて、ロック解除状態とすることで、何等 支障なく開閉屋根の折畳みが簡単に行なえるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0011】 図中1は車体3側に装着された布製の開閉屋根を示している、開閉屋根1は、 第1,第2,第3ルーフボー5,6,7から成るリンク9と、第3ルーフボー7 に回動自在に結合されたリヤフレーム11とにソフトトップカバー13が張られ た構成になっていて、左右のヒンジ15,15を支点として折畳み可能となって いる。
【0012】 左右の品時15,15は第3ルーフボー7の基端側に設けられると共に車体3 側に固着されている。
【0013】 開閉屋根1の前端部は、左右のフロントピラ17とフロントピラ17をつなぐ フロントルーフ19にシール部材を介して弾接し、フロント用ロック部材(図示 していない)により着脱自在に固定セットされている。
【0014】 開閉屋根1の後ろ端部は車体3側に設けられたストレージリッド21に弾接し 、リヤ用のロック装置23によって着脱自在に固定セットされている。
【0015】 ストレージリッド21は、左右のヒンジアーム25,25を介して上方へ向け て大きく回動自在に取付けられ、ストレージリッド21の下方は開閉屋根1の格 納部27となっている。
【0016】 リヤ用のロック装置23は、開閉屋根1側に設けられたフック部29と、フッ ク部29と係脱自在に噛み合うストライカ31とを有し、ストライカ31は、切 換手段33によって噛み合い位置aと噛み合い解除位置bとにスライド自在にス トレージリッド21に取付けられている。
【0017】 フック部29は、先端にフック上の噛み合い係合部35を有し、開閉屋根1の リヤフレーム11に支持されたフック軸37を支点として回動自在に枢着されて いる。フック部29の先端に設けられた噛み合い係合部35は、ストレージリッ ド21に穿設された開口21aを貫通し、フック軸37に設けられた付勢ばね3 9により常時ストライカ31側へ向けて付勢されている。
【0018】 したがって、開閉屋根1の後端側を全閉状態にすべく上方から下方へ押圧回動 させると、噛み合い係合部35のテーパー面35aがストライカ31に当ること で付勢ばね39に抗して後退し、テーパー面35aの領域を越えた時に、付勢ば ね39によって前進し、ストライカ31との噛み合いが可能となる。
【0019】 また、フック部29には、ほぼ水平に車室内側へ向けて延長された手動操作部 41が設けられ、手動操作部41とフック部29とで断面アングル上の関係に設 定されている。
【0020】 したがって、手動によって手動操作部41を上方へ回動操作することでフック 部29の噛み合い係合部35はストライカ31から後退し、噛み合い解除状態が 得られるようになる。
【0021】 ストライカ31は、ロッド状に形成され、ベース部43から突出した第1,第 2,第3ブラケット45,46,47によって前記フック部29のフック軸37 の軸心方向に沿ってスライド自在(図1矢印イ方向)に3点支持されている。な お、ベース部43は、内側へ屈曲された前記ストレージリッド21の取付部22 にビス49により固着されている。
【0022】 第1,第2ブラケット45,46の間は、前記フック部29との噛み合い領域 となっており、ストライカ31は、図1に示すように第2,第3ブラケット46 ,47の間に介装された付勢ばね51により第1,第2ブラケット45,46の 間に望む噛み合い位置aに常時付勢されている。また、後述するケーブル53に よって牽引されることで、図1に示すようにストライカ31が第1,第2ブラケ ット45,46の間から外れた噛み合い解除位置bとに切換えられるようになっ ている。
【0023】 切換手段33は、車室用に設けられた手元操作スイッチ(図示していない)に より、作動制御されるソレノイドタイプとなっている。ソレノイド本体55は前 記ストレージリッド21の裏面に固着され、オンで縮小し、オフで伸長する伸縮 可能なソレノイドロッド57を有している。ソレノイドロッド57は、前記スト ライカ31から延長されたケーブル53が連結し、ソレノイドロッド57の伸縮 によりケーブル53を介してストライカ31の牽引制御が可能となっている。
【0024】 なお、ケーブル53は、ストレージリッド21に両端が固定支持されアウタチ ューブ59内を貫通している。
【0025】 このように構成されたロック装置によれば、開閉屋根1の後側を全閉にすると 、全閉完了と同時にストライカ31とフック部29との確実な噛み合い状態とな り、図4に示すようにロック状態の開閉屋根1の使用状態が得られるようになる 。
【0026】 また、切換手段33によりケーブル53を牽引して、ストライカ31を噛み合 い解除位置bにスライド移動させることで、ストライカ31とフック部29との 噛み合いが外れるようになる。
【0027】 したがって、ストレージリッド21を開ければ、格納部27内へ開閉屋根1を 折畳めるようになり、図5に示すようにオープンカーとしての使用が可能となる 。
【0028】 一方、ストライカ31とフック部29との噛み合い時において、ソレノイド本 体55にトラブルが発生した際には、手動操作部41を上方へ回動操作すれば、 フック部29はストライカ31から後退した噛み合い解除状態が得られるように なり、開閉屋根1の折畳みが可能となる。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、この考案のロック装置によれば、フック部とストライカとの簡 単な構造で済むと共に確実な噛み合い状態が得られる。また、切換手段のトラブ ルが発生しても、手動操作部の操作によってフック部とストライカとの噛み合い を簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストライカとフック部との概要斜視図。
【図2】開閉屋根の分解斜視図。
【図3】開閉屋根の後側を開いた概要斜視図。
【図4】開閉屋根の使用状態を示した自動車の斜視図。
【図5】開閉屋根を格納しオープンカーとした自動車の
斜視図。
【図6】図4のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
1 開閉屋根 3 車体 15 ヒンジ 29 フック部 31 ストライカ 37 フック軸 41 手動操作部 a 噛み合い位置 b 噛み合い解除位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のヒンジを支点として使用状態から
    格納状態に折畳まれ、車体に格納される開閉屋根を備え
    た車両において、前記開閉屋根の後側に設けられフック
    軸を支点として回動可能なフック部と、前記フック部の
    フック軸に沿って噛み合い位置と噛み合い解除位置とに
    スライド可能なストライカと、開閉屋根の使用状態時に
    前記ストライカを、フック部と噛み合う噛み合い位置
    と、噛み合いが外れる噛み合い解除位置とに切換える切
    換手段と、前記フック部に設けられストライカとフック
    部との噛み合いを外す手動操作部とを備えていることを
    特徴とする車両用開閉屋根のロック装置。
JP211193U 1993-01-29 1993-01-29 車両用開閉屋根のロック装置 Pending JPH0659115U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211193U JPH0659115U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車両用開閉屋根のロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211193U JPH0659115U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車両用開閉屋根のロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659115U true JPH0659115U (ja) 1994-08-16

Family

ID=11520245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP211193U Pending JPH0659115U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車両用開閉屋根のロック装置

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JP (1) JPH0659115U (ja)

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