JPH0658935U - 寝返り装置 - Google Patents
寝返り装置Info
- Publication number
- JPH0658935U JPH0658935U JP574793U JP574793U JPH0658935U JP H0658935 U JPH0658935 U JP H0658935U JP 574793 U JP574793 U JP 574793U JP 574793 U JP574793 U JP 574793U JP H0658935 U JPH0658935 U JP H0658935U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】この考案は患者、老人などの寝返りを確実に行
なえるようにした寝返り装置を提供することにある。 【構成】シャツ、寝間着などの被服の背部に身体を左右
に傾斜可能にした空気袋を設けたことを特徴とする。
なえるようにした寝返り装置を提供することにある。 【構成】シャツ、寝間着などの被服の背部に身体を左右
に傾斜可能にした空気袋を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は無呼吸症の人を一定時間ごとに横向きにすることにより無呼吸症を 軽減したり、寝たきりの患者、老人を強制的に寝返りさせて床ずれ防止を企図し た寝返り装置に関する。
【0002】
寝ている間に呼吸が一時的に止まる人がおり、このような症状を無呼吸症と称 し他の病気を併発しやすいものである。このような無呼吸症の人には仰向けに寝 ている状態から横向きにすると無呼吸の回数が減ることが分かっている。従って 、このような患者には睡眠中でも寝返りするように一定時間毎に左右に身体の向 きを変えることを繰り返す必要がある。また寝たきりの患者や老人の床ずれ発生 を予防するためには頻繁に寝返りさせたほうがよいことも知られている。
【0003】 上記の事情による寝返りのために考案された寝返り用マットとして実公昭4 9ー27617号公報記載のものがある。この寝返り用マットは連結体の両側縁 に沿って断面略三角形の空気袋を設けている。使用にあたっては、布団の上面又 は下面に敷き、寝返りするとき左右いずれか一方を吸気すれば膨らみ利用者は背 部左右一方を持ち上げられ反対側に寝返りすることができる。したがって、病人 を適時寝返りさせれば床ずれの発生を防止しうるものである。
【0004】 しかしながら、この種の寝返り装置は病人などの利用者が一定位置すなわち背 整理番号= U093002 3ページ 骨を中心にして左右に空気袋が位置していることが条件であり利用者が睡眠中に 動いたり、床に横臥する際に最初から身体の位置を定めておかないと身体と空気 袋の位置がずれてしまい寝返りの役に立たない欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 この考案は上記事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、利用 者又は介護者が身体と空気袋の位置を気にせずして、確実に寝返りさせることが できる寝返り装置を提供することにある。
【0006】
上記課題を解決するためにこの考案は、 シャツ、寝間着などの被服の背部に 身体を左右交互に傾斜可能とした空気袋を添設したことを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、被服の背部に設けた左右の空気袋を交互に膨張収縮させる ことで身体を横向きにする動作を繰り返すことができる。
【0008】
以下この考案の実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は寝返り装 置1を示し、この寝返り装置1はシャツ、寝間着などの被服2と、被服2の背部 側布地21に縫合部4により縫着された伸長可能なカバー布地3と、背部側布地 21とカバー布地3との間に形成された袋状収容部5、6と、この袋状収容部5 、6に挿入された空気袋7及び8とでなり、この空気袋7、8に空気を供給排気 するエアーコンプレッサー9が接続されている。
【0009】 伸長可能なカバー布地3は、周縁とほぼ背骨位置に沿った位置で被服2に縫着 している。従って右側袋状収容部5と左側袋状収容部6が形成され各々に空気袋 7及び8が挿入される。空気袋7、8の一端には空気供給管10、11が取着さ 整理番号= U093002 4ページ れてエアーコンプレッサー9に接続されている。
【0010】 エアーコンプレッサー9から空気袋7、8に対し図示しないタイマーにより一 定時間ごとに交互に空気を供給し、排気を行なう。図2では空気袋7に空気を供 給して膨張させ、空気袋8から空気を排気させて収縮させている、従ってこの寝 返り装置を着用した利用者MはL方向に傾斜される。 図3では空気袋8に空気 を供給して膨張させ、空気袋7から空気を排気させ収縮させている、従って利用 者MはR方向に傾斜される。
【0011】 このようにして、この寝返り装置1は、被服2に寝返りを強制させる空気袋を 一体的に装備したものであるから、この被服2を着用した利用者は寝る位置にか かわりなく、又仰向けに寝ていれば姿勢にかかわりなく左右交互に繰り返し寝返 りされることになる。
【0012】 上記の実施例では被服2に袋状の収容部5、6を形成したが、図4と図5に示 すものは、被服2の背部21を高密度の織物布地を採用し、周囲の接合部22に より二重にして密閉した袋状7、8を形成して、ここに空気を供給して膨らませ てもよい。このようにすると空気袋を収容するためのカバー布地を縫合していな いので利用者に縫い目の違和感を感じさせることなく、また高密度の繊維布地か らは空気を僅かずつつ噴出して床ずれの発生を防止することができる。
【0013】 図6では三角形状に形成した空気袋12を横にして背骨と直交するように且つ 一つおきにたがい違いにして配置している。この場合は、空気袋12が膨張した ときに利用者の背部の一方端が持ち上がり傾斜させることになり、空気袋13を 膨張させると他方端が持ち上がることになる。この実施例の場合は、背骨を中心 線としてこだわる必要がない利点がある。
【0014】
整理番号= U093002 5ページ 以上述べたようにこの考案は、シャツ、寝間着などの被服の背部に身体を左
右 に傾斜可能とした空気袋を設けるようにした。
右 に傾斜可能とした空気袋を設けるようにした。
【0015】 この寝返り装置は、被服と一体的であるから着用した利用者は寝る位置、姿勢 にかかわりなく強制的に寝返りすることになる。
【図1】この考案の一実施例の寝返り装置の斜視図。
【図2】利用者がこの考案に係る寝返り装置を着用して
L方向に寝返りした状態の断面図。
L方向に寝返りした状態の断面図。
【図3】利用者がこの考案に係る寝返り装置を着用して
R方向に寝返りした状態の断面図。
R方向に寝返りした状態の断面図。
【図4】空気袋7、8を被服の背部を二重にして構成し
た他の実施例の平面図。
た他の実施例の平面図。
【図5】図4のX−Y線断面図。
【図6】空気袋を三角形状にした他の実施例の斜視図。
1:寝返り装置、2:被服、3:カバー布地、5,6:
収容部、7,8:空気袋、9:エアーコンプレッサー
収容部、7,8:空気袋、9:エアーコンプレッサー
Claims (1)
- 【請求項1】 シャツ、寝間着などの被服の背部に身
体を左右に傾斜可能とした空気袋を設けたことを特徴と
する寝返り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP574793U JP2558262Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 寝返り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP574793U JP2558262Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 寝返り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658935U true JPH0658935U (ja) | 1994-08-16 |
JP2558262Y2 JP2558262Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=11619706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP574793U Expired - Lifetime JP2558262Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 寝返り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558262Y2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002052993A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Chikako Kamma | Structure d'attache d'oreiller pour le dos |
WO2005013868A1 (ja) * | 2003-08-08 | 2005-02-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | いびき防止装置 |
WO2005089688A1 (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Sanyo Electric Co., Ltd. | いびき抑制装置 |
EP1844743A2 (en) | 2006-04-14 | 2007-10-17 | Bio Sleep Med Co., Ltd. | Apparatus for preventing sleeping respiratory obstruction |
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EP2050421A1 (en) | 2007-10-15 | 2009-04-22 | Bio Sleep Med Co., Ltd. | Apparatus for preventing sleeping respiratory obstruction and method using the same |
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JP2011143237A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-07-28 | Kazuo Oba | 傾斜面を有する寝具用空気袋 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021796B2 (ja) * | 2010-07-14 | 2012-09-12 | 医療法人 徳洲会 野崎徳洲会病院 | 臥床患者用の胴衣装置 |
JP2016097201A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 有限会社真榮ハウス工業 | いびき防止具 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP574793U patent/JP2558262Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2009095646A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Bio Sleep Med Co Ltd | 睡眠呼吸障害防止装置及び防止方法 |
JP2011143237A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-07-28 | Kazuo Oba | 傾斜面を有する寝具用空気袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558262Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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