JPH0811127B2 - 床ずれ防止用自動寝返り装置 - Google Patents

床ずれ防止用自動寝返り装置

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JPH0811127B2
JPH0811127B2 JP5184365A JP18436593A JPH0811127B2 JP H0811127 B2 JPH0811127 B2 JP H0811127B2 JP 5184365 A JP5184365 A JP 5184365A JP 18436593 A JP18436593 A JP 18436593A JP H0811127 B2 JPH0811127 B2 JP H0811127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の床ずれ防止のた
めに用いられる自動寝返り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自分で寝返ることができ
ない重症の患者は介護者が一定時間毎に、でき得れば2
時間を過ぐることなく臥位を上向き、左向き、右向き等
適宜に変えてやらなければならず、若し臥位を変えてや
らないと床ずれができるばかりでなく、消化器管の衰弱
を起こし、甚だしきは臓器の癒着を起こすことさえあ
る。今や看護婦の不足も甚だしく、床ずれのできる患者
は数多く、床ずれができると余分な治療看護も行わなけ
ればならず、老齢化社会が進行する今日その早急なる解
決策が望まれている。
【0003】そこで、従来より床ずれを防止するため、
患者の臥位を自動的に変換するために種々のベットやリ
フター、または患者の体重を分散するためのマト等が考
案され、また一部実用にも供されている。即ち、従来の
この種技術としては、特に図示しないが、病臥用ベット
の両側において、夫々全方向に自在に傾斜し得るように
した接手で保持のねじ付き主軸を設け、該主軸を介して
ベットの半分を持ち上げるようにしたものや、左右対称
に寝具用マットの下に縦隔壁を備えた大型の空気室を設
けたもの等が知られている(例えば、実公昭57−29
790号公報および実開平4−99927号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従来の技術で述べた
もののうち前者においては、費用の割に介護者の手助け
にならない。床ずれ防止装置は患者のためばかりでな
く、介護者の労働、特に腰痛から解放するのが大きな目
的であるが、前者技術は、この目的を達成し得ないもの
である。また、後者においては、寝具用マット全体が傾
斜するものであるから、患者は横に傾くだけで寝返りを
するものではないから、患者はきわめて不安定で、床ず
れ防止の効果は期待できないものである。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、寝心地が良くて、床ずれを効果的に防止し得る構造
簡単で、かつ安価に製作し得る床ずれ防止用自動寝返り
装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この目的のため、本発
明は、2枚の平織布地11、12がその縦中心縫合ライ
ン13に沿って縫合されるとともに、該中心縫合ライン
13を軸として、開脚自然体の人体200の股下から大
腿骨部内側を通って布地下端までの曲線状縫合ライン1
4、15と、布地上端から略肩巾で布地下端までの直線
状部と略曲線状部を含む縫合ライン16、17に夫々沿
って縫合され、更に前記縫合ライン16、17の外側に
おいて、布地上端から腕部を含む布地下端までの直線状
部と略曲線状部を含む縫合ライン18、19に沿い縫合
されて内側および外側に左右対称にして、かつ上下端開
口の主浮揚気袋収納部20、21および副浮揚気袋収納
部22、23が形成されて敷布体10が構成されるとと
もに、前記2つの主浮揚気袋収納部20、21には、2
枚の軟質塩化ビニールフィルム26、27がその上端横
直線状溶着ライン28、内側縦直線状溶着ライン29、
双方の肩胛骨の間の円弧状溶着ライン30、腹腔部の円
弧状溶着ライン31、内側縦直線状溶着ライン32、大
腿部のゆるい曲線状溶着ライン33、外側縦直線状溶着
ライン34および下端横直線状溶着ライン35に沿い高
周波線接着加工により主浮揚気袋体36が溶着形成され
るとともに、該主浮揚気袋体36の下端に給排気管37
が接続さ れてなる主浮揚気袋24、25がその給排気管
37を下端開口部より外方に突出させて内装され、ま
た、前記2つの副浮揚気袋収納部22、23には、2枚
の軟質塩化ビニールフィルム43、44がその外郭線に
沿った溶着ライン45に沿い高周波線接着加工により矩
形状に溶着形成されるとともに、上面フィルム43にお
ける縦方向には複数の微小噴気孔46が明けられた副浮
揚気袋体41の下端部に長い給排気管42が接続されて
なる副浮揚気袋39、40が、その上端を人体200の
腕根部分に位置させるとともに、下端を手先部分に位置
させ、かつ給排気管42の下端部を下端開口部より外方
に突出させて内装され、更に前記敷布体10の長手方向
両側縁部には、該敷布体10がマットレス59に繋止せ
られ、かつ前記主副浮揚気袋が膨満せられたときに横方
向に張力が生ずるようにするため面状ファスナ47、4
8が止着された複数の帯紐体49、50が止着され、更
に前記主浮揚気袋24、25と副浮揚気袋39、40の
給排気管37と給排気管42は配管51、52と配管5
4、55を介して筐体58内の制御装置53付エアーポ
ンプ57と接続され、該エアーポンプ57により前記2
つの副浮揚気袋39、40は常時膨満されるとともに、
前記2つの主浮揚気袋24、25は交互に膨満、収縮さ
れて人体200はその横ずれが防止されて左傾位、上向
き、右傾位とされる構成を特徴とするものである。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照し、その作用と共
に説明する。図1は本発明に係る装置の一例での一部省
略の平面回、図2は同上A−A線に沿った拡大断面図、
図3は図1のB−B線に沿った拡大断面図で、これら図
において、縦長四角形状の敷布体10は、縫合せられた
2枚の平織布地11、12で構成されている。更に説明
すると、布地11、12はその縦中心縫合ライン13に
沿って縫合せられるとともに、該中心縫合ライン13を
軸として、開脚自然体の人体200の股下から大腿骨部
内側を通って布地下端までの曲線状縫合ライン14、1
5と、布地上端から略肩巾で布地下端までの直線状部と
略曲線状部を含む縫合ライン16、17に夫々沿って縫
合され、更に縫合ライン16、17の外側において、布
地上端から腕部を含む布地下端までの直線状部と略曲線
状部を含む縫合ライン18、19に沿い縫合されて縦中
縫合ライン13と曲線状縫合ライン14、15および
縫合ライン16、17とによって左右対称形にして、か
上下端開口の主浮揚気袋収納部20、21が形成され
るとともに、縫合ライン16、17と縫合ライン18、
19とによって左右対称形にして、かつ上下端開口の副
浮揚気袋収納部22、23が形成され、更に主副浮揚気
袋収納部20、21、22、23における人体200の
脚部部分は、後述の主副浮揚気袋の給排気管が通って敷
布体10の下端外側に突出される程度の狭い部分に形成
されている。
【0008】 2つの主浮揚気袋収納部20、21には夫
々主浮揚気袋24、25が収納されている。主浮揚気袋
24、25は、収納部20、21に略適合した形状で左
右対称形をなし、該主浮揚気袋24、25は、排気して
扁平状態とした拡大平面図としての図4と、膨満状態で
図4のC−C線に沿った断面図としての図5に示され
ているように、例えば、厚さが0.2mm程度の2枚の
軟質塩化ビニールフィルム26、27がその上端横直線
状溶着ライン28、内側縦直線状溶着ライン29、双方
の肩胛骨の間の円弧状溶着ライン30、腹腔部の円弧状
溶着ライン31、内側縦直線状溶着ライン32、大腿部
のゆるい曲線状溶着ライン33、外側縦直線状溶着ライ
ン34および下端横直線状溶着ライン35に沿い高周波
線接着加工により主浮揚気袋体36が溶着形成されると
ともに、該主浮揚気袋体36の下端部には給排気管37
接続されて構成されている。なお、前記溶着ライン3
0、31、33のライン形状は、実験の結果から、圧迫
感を強く感ずる人体200の双方の肩胛骨の間、腹腕
部、大腿部に良好に適合するよう敷布体10における縫
合された縦中心ライン13に近接した側を絞るようにし
て形成され溶着されている。また、主浮揚気袋体36に
おけるライン30、31、32に近接した上面フィルム
26には、膨満時における主浮揚気袋体の内圧調整機能
を兼ねた微小噴気孔38が開口されているが、この孔3
8は、後述の副浮揚気袋を用いない場合にのみ必要であ
って、副浮揚気袋を用いる場合には設けることを要しな
い。そして、2つの主浮揚気袋24、25は、上端開口
部より収納部20、21内に挿入され、かつその給排気
管37の下端部が下端開口部より外方に突出せられて
されている。
【0009】 主浮揚気袋収納部20、21の外側に連設
形成の 2つの収納部22、23には夫々副浮揚気袋3
9、40が収納されている。副浮揚気袋39、40は、
排気して扁平状とした平面図としての図6と、膨満状態
での図6のD−D線に沿った断面図としての図7に示さ
れているように、矩形状の浮揚気袋体41とこれの下
端部に接続の長い給排気管42から構成されている。副
浮揚気袋体41は、例えば厚さが0.2mm程度の2枚
矩形状の軟質塩化ビニールフィルム43、44がその
外郭線に沿った溶着ライン45に沿い高周波線接着加工
により矩形状に溶着形成されるとともに、上面フィルム
43における縦方向には複数の微小噴気孔46が開口さ
、該副浮揚気袋39、40は、図1に概略的に示され
ているように、上端開口部より収納部20、21内に、
その上端が人体200の腕根部分に位置するとともに、
下端が手先部分に位置するようにして挿入され、かつ
の給排気管42の下端部が下端開口部より外方に突出せ
られて収納されている。
【0010】 図1に示されているように、敷布体10の
両側縁部には、使用時において該敷布体10の両脇を後
述のマットレス等に繋止するための繋止部材として、例
えば夫々に面状ファスナ47、48が止着された複数の
帯紐体49、50が適宜の間隔で縫着等にて止着されて
おり、この帯紐体49、50のうち一方の帯紐体49は
短く、その面状ファスナ47は裏面側に止着され、他方
の帯紐体50は相当に長く、その面状ファスナ48は表
面側に止着され、使用時において、マットレス等にその
面状ファスナ47、48の係着を介して敷かれた敷布体
10が、副浮揚気袋39、40、主浮揚気袋24(また
は25)が膨満した時に横方向(両脇方向)に張力を生
時じ、浮揚気袋の設けられていない敷布体部分でも人体
200を浮揚させて体重を分散させる力を生じさせるよ
うになっている。
【0011】 また、 図1に示されているように、2つの
主浮揚気袋24、25の給排気管37は配管51、52
を介して制御装置53に接続され、また、2つの副浮揚
気袋39、40の給排気管42は配管54、55を介し
て制御装置53に接続されている。制御装置53は、モ
ータ56にて駆動のエアーポンプ57と接続され、これ
ら制御装置53、モータ56、エアーポンプ57は筺体
58内にコンパクトに収納されている。
【0012】 次に、動作について説明すると、これの使
用は図8に概略的に示されているように、マットレス5
9のほぼ中央部に敷布体10が広げて置かれ、両脇の帯
紐体49、50と面状ファスナ47、48を介してマッ
トレス59に捲着繋止され、敷布体10の上に敷蒲団6
0が敷かれてセットされる。次いで、モータ56の駆動
を介してのエアーポンプ57、制御装置53の作動によ
り2つの副浮揚気袋39、40に常時送気されて該副
気袋39、40は膨満する。この副浮揚気袋39、4
0の膨満状態で患者200を上向きに横臥させる。この
状態で副浮揚気袋39、40の内圧は、微小噴気孔46
の作用により25m/mHgの圧力が自動的に得られ
る。次いで、主浮揚気袋24、25のいずれか一方に送
気されて次第に膨満すると、患者200は押し上げられ
て、図8に示されているように、膨満している副浮揚気
袋39(または40)によりその横ずれが防止されなが
傾けられる。なお、主浮揚気袋24(または25)の
内圧が10m/mHg以下であると充分に膨満せずに患
者200に対する当りはソフトであるが、反面充分な寝
返り角度θは得られない。充分な寝返り角度θは内圧が
20〜25m/mHg程度が適当であるが、この内圧で
あると、双方の肩胛骨の間、肋骨と寛骨(腰骨)の間の
骨のない腹腔部、大腿部の内側等通常の寝具では体重の
懸らない部分も押し上げられて圧痛があり、良い寝心地
は得られない。しかしながら、本実施例においては、
つの主浮揚気袋24、25は、図1および図4に示され
ているように、双方の肩胛骨の間の溶着ライン30と腹
腔部の溶着ライン31は円弧状に、また、大腿部の溶着
ライン33は曲線状に形成されているので、これら部位
の押圧力は軽減され、良好な寝心地が得られる。このよ
うに、エアーポンプ57からの圧搾空気が制御装置53
により自動制御されて2つの副浮揚気袋39、40には
常時送気されて膨満状態とされ、主浮揚気袋24、25
は所定時間毎に交互に膨満、収縮が繰り返され、患者2
00は横ずれが防止され、かつ体重の分散がなされて左
傾位、上向き、右傾位とされる。
【0013】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、外側に設け
られた左右対称形の2つの副浮揚気袋には常時送気され
て膨満状態とされ、内側に設けられた左右対称形の2つ
の主浮揚気袋は所定時間毎に交互に膨満、収縮が繰り返
されるものであるから、患者は2つの副浮揚気袋により
横ずれが防止され、かつ体重の分散がなされて正傾位、
上向き、右傾位とされ、しかも、2つの主浮揚気袋は、
その双方の肩胛骨の間の溶着ラインと腹腔部の溶着ライ
ンは円弧状に、また、大腿部の溶着ラインはゆるい曲線
状に夫々形成されているので、2つの主浮揚気袋に充分
な寝返り角度が得られる20〜25m/mHgの内圧が
加えられても、双方の肩胛骨の間、肋骨と寛骨の間の骨
のない腹腔部、大腿部の内側等の部位の押圧力は軽減さ
れて、従来のような圧痛はなく、良好な寝心地と寝返り
が得られるものである。
【0014】 また、本発明によれば、敷布体の長手方向
両側縁部には、該敷布体両側をマットレスに繋止させて
おくための面状ファスナが止着された複数の帯紐体が止
着されているから、2つの主浮揚気袋が膨らんでその位
置がマットレスの上面よりも高くなった分だけ、敷布体
には張力が働き、空気を排出し、縮小して元の扁平状態
に戻った時、床ずれの原因ともなり得るしわの発生が防
止される。
【0015】 また、本発明によれば、敷布体等は高周波
線接着加工法により容易に製作し得るものであるから、
製作コストが廉価で、安価に提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の一例での一部省略の平面図
である。
【図2】図1のA−A線に沿った拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った拡大断面図である。
【図4】主浮揚気袋の平面図である。
【図5】図4のC−C線に沿った膨満状態での拡大断面
図である。
【図6】副浮揚気袋の平面図である。
【図7】図6のD−D線に沿った膨満状態での拡大断面
図である。
【図8】使用状態の概略説明図である。
【符号の説明】
10 敷布体 11、12 布地 13 縦中心縫合ライン 14、15 曲線状縫合ライン 16、17、18、19 直線状部と略曲線状部を含む
縫合ライン 20、21 主浮揚気袋収納部 22、23 副浮揚気袋収納部 24、25 主浮揚気袋 26、27 軟質塩化ビニールフィルム 28 上端横直線状溶着ライン 29、32 内側縦直線状溶着ライン 30、31、33 円弧状溶着ライン 34 外側縦直線状溶着ライン、 35 下端横直線状溶着ライン 36 主浮揚気袋体 37、42 給排気管 39、40 副浮揚気袋 41 副浮揚気袋体 43、44 軟質塩化ビニールフィルム45 溶着ライン 46 微小噴気孔 47、48 面状ファスナ 49、50 帯紐体 51、52、54、55 配管 53 制御装置 56 モータ 57 エアーポンプ 58 筺体 59 マットレス 200 人体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の平織布地11、12がその縦中心
    縫合ライン13に沿って縫合されるとともに、該中心縫
    合ライン13を軸として、開脚自然体の人体200の股
    下から大腿骨部内側を通って布地下端までの曲線状縫合
    ライン14、15と、布地上端から略肩巾で布地下端ま
    での直線状部と略曲線状部を含む縫合ライン16、17
    に夫々沿って縫合され、更に前記縫合ライン16、17
    の外側において、布地上端から腕部を含む布地下端まで
    の直線状部と略曲線状部を含む縫合ライン18、19に
    沿い縫合されて内側および外側に左右対称にして、かつ
    上下端開口の主浮揚気袋収容部20、21および副浮揚
    気袋収納部22、23が形成されて敷布体10が構成さ
    れるとともに、前記2つの主浮揚気袋収納部20、21
    には、2枚の軟質塩化ビニールフィルム26、27がそ
    の上端横直線状溶着ライン28、内側縦直線状溶着ライ
    ン29、双方の肩胛骨の間の円弧状溶着ライン30、腹
    腔部の円弧状溶着ライン31、内側縦直線状溶着ライン
    32、大腿部のゆるい曲線状溶着ライン33、外側縦直
    線状溶着ライン34および下端横直線状溶着ライン35
    に沿い高周波線接着加工により主浮揚気袋体36が溶着
    形成されるとともに、該主浮揚気袋体36の下端に給排
    気管37が接続されてなる主浮揚気袋24、25がその
    給排気管37を下端開口部より外方に突出させて内装さ
    れ、また、前記2つの副浮揚気袋収納部22、23に
    は、2枚の軟質塩化ビニールフィルム43、44がその
    外郭線に沿った溶着ライン45に沿い高周波線接着加工
    により矩形状に溶着形成されるとともに、上面フィルム
    43における縦方向には複数の微小噴気孔46が明けら
    れた副浮揚気袋体41の下端部に長い給排気管42が接
    続されてなる副浮揚気袋39、40が、その上端を人体
    200の腕根部分に位置させるとともに、下端を手先部
    分に位置させ、かつ給排気管42の下端部を下端開口部
    より外方に突出させて内装され、更に前記敷布体10の
    長手方向両側縁部には、該敷布体10がマットレス59
    に繋止せられ、かつ前記主副浮揚気袋が膨満せられたと
    きに横方向に張力が生ずるようにするため面状ファスナ
    ー47、48が止着された複数の帯紐体49、50が止
    着され、更に前記主浮 揚気袋24、25と副浮揚気袋3
    9、40の給排気管37と給排気管42は配管51、5
    2と配管54、55を介して筺体58内の制御装置53
    付エアーポンプ57と接続され、該エアーポンプ57に
    より前記2つの副浮揚気袋39、40は常時膨満される
    とともに、前記2つの主浮揚気袋24、25は交互に膨
    満、収縮されて人体200はその横ずれが防止されて
    傾位、上向き、右傾位とされる構成を特徴とする床ずれ
    防止用自動寝返り装置。
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