JPH0658509U - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0658509U
JPH0658509U JP004027U JP402793U JPH0658509U JP H0658509 U JPH0658509 U JP H0658509U JP 004027 U JP004027 U JP 004027U JP 402793 U JP402793 U JP 402793U JP H0658509 U JPH0658509 U JP H0658509U
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JP
Japan
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shade
lamp
lighting
hole
light
Prior art date
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Application number
JP004027U
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English (en)
Inventor
勇夫 田中
朗 二階堂
勇 酒井
哲雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0658509U publication Critical patent/JPH0658509U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の照明器具においては外観デザインで装
飾性など商品性を高めることを図るものであったので、
結果的には全てが類似するものとなり没個性のものとな
って商品性の向上が期待するほどに果たないと言う問題
点があった。 【構成】 本考案により、セード14はランプ2を覆う
鞘状に不透明な陶磁器で適宜の肉厚を有して形成され且
つ肉厚とほヾ同一或いはそれ以下の孔径とされた貫通孔
14aの複数がランダムに設けられ、加えて略球状のグ
ローブ17が設けられた照明器具11としたことで、非
点灯時の装飾性をセード14により向上させると共に、
点灯時には貫通孔14aのピンホールカメラ作用により
フィラメント2aの光像を壁面などに投影するものと
し、更に加えてグローブ17内にセード14の虚像も表
れるものとして点灯時の装飾性も向上させて課題を解決
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスタンド、屋内灯、門灯或いは庭園灯などとして使用される照明器具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の照明器具90の構成の例を示すものが図6であり、この照明器 具90は基本的にはランプ91と、該ランプ91を取付けるためのソケット92 及び前記ランプ91からの光を反射、屈折或いは拡散透過させて適宜な照明効果 を与えるセード93で構成されるものとされ、更にブラケット或いは脚柱など取 付具94が設けられて、例えばスタンド、ペンダント、庭園灯など使用目的に沿 う設置が行えるものとされている。尚、前記セード93に換えて、或いはセード 93に加えてグローブ95が用いられる場合もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の照明器具90においての消費者の選択に当たっては配光特性など光学 的な特性もさることながら、室内或いは屋外に設置したときの装飾効果の面も重 視されるものとなる。しかしながら、現状においては前記照明器具90の形状な ど外観的なデザインのみが優先されるものとなっているので、結果的には全ての 商品が類似するものとなり消費者が選択に迷うなど訴求力が不足して、商品性が 低下する問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、ランプと セードとから成る照明灯具であり、前記セードは前記ランプを覆う鞘状に不透明 で適宜の肉厚を有して形成され且つ前記肉厚とほヾ同一或いはそれ以下の孔径と された貫通孔の複数がランダムに設けられていることを特徴とする照明器具を提 供することで、点灯時においても独特の装飾効果が得られるものとして課題を解 決するものである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で 示すものは本考案に係る照明器具の第一実施例であり、この第一実施例において は前記照明器具1は白熱電球などのランプ2と、該ランプ2を取付けるためのソ ケット3と、前記ランプ2を覆うようにして設けられるセード4とで構成される ものである点は従来例のものとほヾ同様であるが、本考案により前記セードは不 透明部材で形成されて前記ランプ2を完全に覆うものとされると共に複数の貫通 孔4aが設けられ、該貫通孔4aを通過させることでランプ2からの光を照明器 具1の外方に放射させ照明を行うものとされている。尚、前記ランプ2としては 透明バルブのものが選択されている。
【0006】 以下に前記セード4について更に詳細に説明を行えば、このセード4は前記ラ ンプ2を完全に覆うように設けられるものであり、ランプ2からの光を遮蔽する ように例えば有蓋の円筒状に形成されるものとされ、また、前記ランプ2を覆う ものとされたことでランプ2の点灯時には相当の温度上昇が見込まれるものとな るので耐熱性に優れる陶磁器を素材として形成され、例えば釉薬などにより外観 は装飾性に富むものとされている。
【0007】 また、前記セード4の形成に際しては例えば粘土中に適宜形状とした発泡スチ ロールなどによる孔形成部材を混和しておき、焼成時の熱により前記孔形成部材 を溶融して消滅させるなど適宜な手段により適宜数の貫通孔4aが設けられるも のとされている。従って、貫通孔4aの孔径及び数は前記した孔形成部材の混和 の量で自在に調整できるものとなるが、後でも説明するランプ2点灯時の作用、 効果の面からは、前記セード4が形成される肉厚と略同程度或いはそれ以下の孔 径と、前記セード4の生産性を損なわない程度に小径であることが好ましい。
【0008】 以上のように構成された照明器具1には例えばL字状としたブラケット5が取 付けられて壁用ペンダント(図1参照)或いは図2に示すように適宜形状の脚柱 6が取付けられてフロアスタンドなどとされる。尚、前記フロアスタンドとした ときには前記セード4がランプ2の点灯時に高温となるので不用意の接触による 危険防止の目的で例えば球状のグローブ7で覆っても良いものであるが、本考案 においては前記グローブ7によっても独特の作用、効果を奏するものであり、そ の作用、効果については続く実施例で詳細に説明する。
【0009】 次いで、上記の構成とした照明器具1の作用及び効果について説明を行えば、 先ず、非点灯時に前記照明器具1を観視したときには前記セード4が強く認識さ れるものとなり、このセード4に釉薬などにより施された色彩、模様などにより 優れた装飾性を発揮するものとなる。このときに前記セード4が不透明部材で形 成されていることで、点灯時に前記した色彩、模様などを透過することはなく、 従ってその色彩などが点灯時の光の色に影響を与えることはないので、如何なる 色彩、模様などを設定することも自在である.
【0010】 また、ランプ2の点灯時には前記貫通孔4aを通過する光により照明が行われ るものとなり、このときには前記セード4の表面積に対する貫通孔4aの総合し た開口面積の割合でランプ2からの光は外部に放射されるものとなって照明器具 1の効率が決定されるものとなる。
【0011】 このときに、本考案によりランプ2からの光は前記貫通孔4aを通過し外部に 放射するものとされ、且つ前記貫通孔4aが比較的に小径として設定されたこと で、前記貫通孔4aを通過するランプ2からの光はピンホールカメラと同等な作 用を受けるものとなり、前記ランプ2のフィラメント2aがC―2Vと称されて いる逆V字状のものであるならば、図3に示すように前記した逆V字状が反転し たV字状のフィラメント像Fが貫通孔4aの数に対応して壁面などに投影される ものとなり、このフィラメント像Fはフィラメント2aの形状を変えることで変 化するなど従来にない斬新な照明効果が得られるものとなる。
【0012】 図4に示すものは本考案の第二実施例であり、この第二実施例においても照明 器具11には陶磁器によるセード14が設けられ、該セード14には適宜数の貫 通孔14aが設けられている点は前の第一実施例と同様であるが、前記セード1 4は円錐形として形成されると共に、更に前記セード14を覆うようにして球状 或いは短軸側をセードの中心軸と一致させる方向とした楕円球状で且つ透明な平 滑面として形成されたグローブ17が設けられるものとされている。
【0013】 上記の構成とした照明器具11を点灯するときには、グローブ17に反射する セード14からの光により図4に示すようにグローブ17の内側に、このグロー ブ17が球状であれば略球状の、楕円球状であれば楕円球状と言うようにグロー ブ17の形状に略近似する虚像Kが表れるものとなり、非点灯時との照明器具1 1の印象を大きく異なるものとする。
【0014】 尚、この実施例において第一実施例と同様な形状としたセード4を採用したと きにも虚像Kは当然に表れるものとなるが、この場合にはセード4と虚像Kとに 重複する部分が多くなり,それほどに虚像Kが認識されないものとなるので、こ の第二実施例では虚像Kの生じる部分の体積が少なくなる円錐形とするものであ る。従って、第一実施例においては虚像Kは生じないものであるので、第一実施 例のものに円錐形としたセード14を採用することは自在である。また、この第 二実施例の照明器具11においても近接する壁面がある場合には第一実施例と同 様にフィラメント像が投影されるものとなり、この面からの照明効果も期待でき るものとなる。
【0015】 ここで、各々の例の図示は省略するが、上記のようにして構成された照明器具 1或いは照明器具11に図1或いは図2に示した以外の適宜な形状のブラケット などを取付けるなどして天井吊り下げ型とすることも自在であり、或いは適宜な 形状の脚柱などにより門灯、玄関灯などとすることも自在である。
【0016】
【考案の効果】 以上に説明したように本考案により、セードはランプを覆う鞘状に不透明な陶 磁器で適宜の肉厚を有して形成され且つ肉厚とほヾ同一或いはそれ以下の孔径と された貫通孔の複数がランダムに設けられている照明器具としたことで、非点灯 時の装飾性を向上させると共に、点灯時には前記貫通孔のピンホールカメラ作用 により前記ランプのフィラメントの光像を壁面などに投影するものとして点灯時 の装飾性も向上させ、以てこの種の照明器具の商品性の向上に極めて優れた効果 を奏するものである。
【0017】 加えて、前記セードを略円錐形として形成すると共に略球形としたグローブを 設けることで、点灯時には前記グローブ内に略球形の虚像を生じさせるものとし 、点灯時と非点灯時の印象を大きく異なるものとするなど一層に装飾性も向上さ せ、前記の効果を更に確実なものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る照明器具の第一実施例を示す要
部断面図である。
【図2】 同じく第一実施例を脚柱及びグローブを付け
た状態で示す要部断面図である。
【図3】 第一実施例の作用を示す説明図である。
【図4】 同じく本考案に係る照明器具の第二実施例を
示す断面図である。
【図5】 第二実施例の作用を示す説明図である。
【図6】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、11……照明器具 2……ランプ 2a……フィラメント 3……ソケット 4、14……セード 4a、14a……貫通孔 5……ブラケット 6……脚柱 7、17……グローブ F……フィラメント像 K……虚像
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21S 1/12 B 8815−3K

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプとセードとから成る照明灯具であ
    り、前記セードは前記ランプを覆う鞘状に不透明で適宜
    の肉厚を有して形成され且つ前記肉厚とほヾ同一或いは
    それ以下の孔径とされた貫通孔の複数がランダムに設け
    られていることを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記セードは陶磁器で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記セードは略円錐形に形成されると共
    に、前記セードを覆い球状若しくは前記セードの軸を短
    軸側とする楕円球状で且つ透明部材により平滑面として
    形成されたグローブが被着されていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の照明器具。
JP004027U 1993-01-18 1993-01-18 照明器具 Pending JPH0658509U (ja)

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