JPH0658472B2 - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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JPH0658472B2
JPH0658472B2 JP57234975A JP23497582A JPH0658472B2 JP H0658472 B2 JPH0658472 B2 JP H0658472B2 JP 57234975 A JP57234975 A JP 57234975A JP 23497582 A JP23497582 A JP 23497582A JP H0658472 B2 JPH0658472 B2 JP H0658472B2
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ラルフ・ジエイ・ギヤグノン
ロバ−ト・テイ−・カ−ソン
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ヒューズ―ジェイブイシー・テクノロジー・コーポレーション
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3167Modulator illumination systems for polarizing the light beam

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像投影装置に関し、特に油結合二色性を有す
る3色液晶ライトバルブプロジェクタに関する。
液晶ライトバルブの開発は、高品質大型スクリーンプロ
ジェクタ技術の分野でかなり進んでいる。反射モードの
液晶ライトバルブは、多数の層から形成される薄膜構造
であって、液晶層と、誘電体ミラーと、光遮蔽層と、2
つの透明電極の間に挟持された感光層とから構成され
る。偏光投影光線は液晶層を通過し、誘電体ミラーに導
かれる。陰極線管により形成される輝度の低い画像は感
光層に照射される。それにより、電極間に存在する電界
は感光層から液晶層へ切換えられて、液晶を動作させ
る。液晶層を通過し、誘電体ミラーから反射された直線
偏光投影光線は、感光層に入射する画像情報に従って、
その偏光状態が変調される。従って、複雑な分布を示す
光、たとえば高解像度の入力画像が感光層の表面に入射
すると、装置はこの画像を、拡大投影して観察スクリー
ン上に高輝度の画像を形成するような複製画像に変換す
る。デー・デー・ボスウェル(D.D.Boswel)
他の米国特許第4,019,807号(1977年4月
26日発行)には、このような高性能反射モード液晶ラ
イトバルブが記載されている。
この種の液晶ライトバルブを使用するグラフィックディ
スプレイプロジェクタは、1979年5月に行なわれた
ソサエティ・フォア・インフォメーション・ディスプレ
イ(SID)の国際シンポジウムの技術論文要録の22
〜23ページに掲載された論文「アプリケーション・オ
ブ・ザ・リキッド・クリスタル・ライト・バルブ・トウ
・ア・ラージ・スクリーン・グラフィックス・ディスプ
レイ」(Application of the Li
quid Crystal Light Valve
to a Large Screen Graphic
s Display)に記載されている。本発明の装置
はこのディスプレイシステムに類似しているが、全く同
じものではない。このディスプレイシステムは、黄色と
白色の文字を有する拡大画像を暗い青色の背景の上に投
影する。ディスプレイシステムは、入力画像を提供する
陰極線管(CRT)と、輝度の高い平行出力光線を提供
し、必要な偏光を行なう投影光学装置と、入力機能と出
力機能とを併せもつ液晶ライトバルブとを含むものであ
る。
このシステムは、偏光光学装置のコリメーションを介し
て液晶ライトバルブを照明するために、強力な光源、た
とえばキセノンアークランプを使用する。キセノンアー
クランプからの光線は主偏光プリズムに導かれ、そこで
S偏光成分とP偏光成分とに分離される。P偏光成分は
主偏光プリズムを通過し、S偏光成分はプリズムで反射
されてライトバルブに入射する。陰極線管により表示さ
れる画像情報は、光ファイバにより液晶ライトバルブの
一方の側に伝送され、液晶ライトバルブにより偏光状態
はSからPに変化させられる。その後、光は主偏光プリ
ズムを介して投影レンズによりスクリーン上に投影さ
れ、画像を形成する。この場合、主偏光プリズムは検光
子として機能し、偏光の変調を輝度すなわち光の強度の
変調に変換する。
投影される画像の画質は、一般に輝度、解像度及びコン
トラストによって決まる。画質は、主偏光プリズムの前
方の光路に前置偏光プラズムを配設することにより改善
することができる。前置偏光プリズムは、主偏光プリズ
ムの欠陥をある程度補償する働きをする。すなわち、主
偏光プリズムは1つの偏光成分を透過し、別の偏光成分
を反射するという点において100%有効であるとはい
えないため、望ましくない偏光成分が液晶ライトバルブ
に達し、そこで変調されて、主偏光プリズムを介して投
影レンズで反射されることも考えられる。その結果、色
のひずみ及び/又はコントラスト及び解像度の低下が生
じることも多い。
コストの関係から、前置偏光プリズムは主偏光プリズム
と同じ構成であるので、反射率及び透過率の特性も同じ
になるのが普通である。しかしながら2つのプリズムを
組合わせて使用する場合、投影される画像の画質が著し
く改善されるという付加的な硬化が得られる。前置偏光
プリズムは、主偏光プリズムに入射れさる光線から、1
つの偏光成分をほとんど取除く。主偏光プリズムはその
結果として得られる光線に作用して、望ましくない偏光
状態を有する残留光成分をほとんど取除く。
しかしながら、場合によっては、画像情報の表示能力を
高め、広い用途に使用できる表示を得るために、第2の
液晶ライトバルブを使用することが望ましい。このよう
な場合、第2の液晶ライトバルブは通常は前置偏光プリ
ズムにより取除かれてしまう偏光成分を必要とするの
で、前置偏光プリズムを使用することに問題が生じる。
このため、2つ以上の液晶ライトバルブを使用するとき
には、必然的に投影画像の画質が悪くなる。
ホング(Hong)他の米国特許第4,191,456
号(1980年3月4日発行)及びジャコブスン(Ja
cobson)他の米国特許第4,127,322号
(1978年11月28日発行)は、空気結合及び複数
個の液晶ライトバルブを利用するオストワルト純色型の
画像投影装置の例である。
本発明は、比較的簡単な構成を有する低コストの油結合
光学装置を具備する高コントラストのオストワルト純色
型の画像投影装置を提供することを目的とする。
本発明の実施例は、第1の色選択偏光ビームスプリッタ
と、第2の色選択偏光ビームスプリッタと、第1のダイ
クロイックセパレータと、第2のダイクロイックセパレ
ータとを内蔵する一体構造を示している。第1の色選択
偏光ビームスプリッタは前置偏光器であって、光源から
の光を第1の光線と第2の光線とに分割する働きをす
る。第1の光線は主に緑色のS偏光成分であり、第2の
光線は赤色及び青色のS偏光成分と、赤色、青色及び緑
色のP偏光成分とから構成される。
第2の色選択偏光ビームスプリッタは主プリズムであっ
て、第2の光線の光路に一致するように配設され、前記
偏光器からの赤色、緑色及び青色のP偏光成分をS偏光
成分として反射すると共に、前置偏光器からの赤色及び
青色のS偏光成分をP偏光成分として透過する。反射さ
れたS偏光光線及び透過されたP偏光光線は、夫々、第
3の光線及び第4の光線となる。
第1のダイクロイックセパレータは第3の光線の光路に
一致するように配設され、赤色及び青色のS偏光成分か
らの緑色のS偏光成分を分離して、第1のライトバルブ
へ導く。
第2のダイクロイックセパレータは第4の光線の光路に
一致するように配設され、P偏光光線の赤色成分と青色
成分とを分離して、第5の光線及び第6の光線を形成。
第5の光線は第2のライトバルブに導かれ、第6の光線
は第3のライトバルブに導かれる。
ライトバルブは、従来のように陰極線管からの書込み光
の入力に従って入射光の偏光状態を変調する。偏光状態
が変調された光はダイクロイックセパレータを介して主
プリズムである第2の色選択偏光ビームスプリッタへ戻
される。そこで、第3の光線と第4の光線は再び組合わ
され、従来の投影光学装置へ導かれる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図に示すように、本発明の好ましい実施例は一体構
造のガラス容器10から構成され、ガラス容器内には光
学的機能を有する油が封入される。油を使用せずに容器
全体を中実のガラスで形成したり、他の適切な透明材料
を使用してもよい。
第1図に示される本発明の画像投影装置は、4つの立方
体12,14,16及び18を含む。下方の立方体12
は、入力アパーチュアとなる平坦な下方表面20を含む
が、これは本発明において重要な特徴ではなく、下方表
面20に紫外線フィルタ材料をコーティングしても良
い。
下方の立方体12には、第1の色選択偏光ビームスプリ
ッタ22がこの表面20に対して45°の角度を成すよ
うに取付けられている。第1のビームスプリッタ22は
選択された色の光線の前置偏光手段を提供し、ガラス又
は他の適切な透明材料から形成される。第1のビームス
プリッタ22は、緑色光のみを偏光し、そのS成分を反
射し、P成分を透過すると共に、赤色光及び青色光のS
成分及びP成分を透過する働きをする光学薄膜コーティ
ングを有する。このコーティングは15組の層を含み、
各組の第1の層の厚さは0.731四分の一波長、屈折
率は1.6である。第2の層の厚さは1.313四分の
一波長、屈折率は1.8であり、第3の層の厚さは0.
731四分の一波長、屈折率は1.6である。これら3
つの層は、0°の入射角に対して550ナノメートルに
等しい光学的厚さλとなるように構成される。このよう
な薄膜コーティングを有することにより、第1の偏光ビ
ームスプリッタ22は緑色の光を偏光する。好ましい実
施例においては、緑色の光を偏光する働きをコーティン
グは、1.65の屈折率を有する油の中にあるとき、最
高の性能を示す。
第2の色選択偏光ビームスプリッタ24は第2の立方体
14の中に取付けられる。この偏光ビームスプリッタ2
4は主プリズムとして作用し、第1の偏光ビームスプリ
ッタ22の場合と同様に、入射光に対して45°の角度
を成すように取付けられる。ただし、第2の偏光ビーム
スプリッタ24の横軸は第1の偏光ビームスプリッタ2
2の横軸に垂直である。従って、第1の偏光ビームスプ
リッタ22に関してS偏光された成分は、第2の偏光ス
プリッタ24についてはP偏光される。同様に、第1の
偏光ビームスプリッタ22に関してP偏光された光線
は、第2の偏光ビームスプリッタ24に関してはS偏光
される。
第2の偏光ビームスプリッタ24は、S偏光された成分
を反射し、P偏光された成分を透過するように構成され
る。第2の偏光ビームスプリッタ24には、1.65の
屈折率を有する油の中で性能を発揮するような光学薄膜
がその表面に形成されている。この薄膜は、厚さが1.
557四分の一波長で、屈折率が2.05である第1の
層を含む。この第1の層の上に5組の層が順次形成され
る。各組は、厚さが0.994四分の一波長で、屈折率
が1.35である第1の層と、厚さが1.157四分の
一波長で、屈折率が2.32である第2の層と、厚さが
0.994四分の一波長で、屈折率が1.35である第
3の層とを含む。5組の層の上には、さらに最後の層と
して、厚さが1.557四分の一波長で、屈折率が2.
05である層が形成される。この構成は、0°の入射角
に対する光学的厚さλが500ナノメートルである。一
般的には、特定の用途に適する厚さのガラス又は他の適
切な透明材料の上に前述のような薄膜をコーティングす
る。好ましい実施例においては、ガラスの厚さは1/8イ
ンチから1/4インチである。
第3の立方体16は、緑色光を反射し、赤色光及び青色
光を透過する第1のダイクロイックセパレータ又はダイ
クロイックフィルタ28を含む。第1のダイクロイック
セパレータ28は、第2の偏光ビームスプリッタ24か
ら45°の入射角で光が入射するように取付けられる。
このダイクロイックセパレータは、1.65の屈折率を
有する油の中で性能を発揮するように設計される。第1
のダイクロイックセパレータ28は、厚さが0.731
四分の一波長で、屈折率が1.6である第1の層と、厚
さが1.157四分の一波長で、屈折率が2.32であ
る第2の層と、厚さが0.731四分の一波長で、屈折
率が1.6である第3の層とから成る層を15組重ねた
薄膜多層構造を有する。この15組の層の上に、さらに
15組の別の層がコーティングされており、この別の層
の各組は、夫々、厚さが0.760四分の一波長で、屈
折率が1.6である第1の層と、厚さが1.203四分
の一波長で、屈折率が2.32である第2の層と、厚さ
が0.760四分の一波長で、屈折率が1.6である第
3の層とから形成される。この構成は、0°の入射角に
対する光学的厚さλが535ナノメートルである。
第3の立方体16、ほぼ透明のアパーチュア30をさら
に含む。アパーチュア30はライトバルブの射出窓であ
る。第4の立方体18は、赤色光を反射して、P偏光状
態の青色光を透過する働きをする第2のダイクロイック
セパレータ32を含む。この第2のダイクロイックセパ
レータ32は、第2の偏光ビームスプリッタ24により
透過される第4の光線の光路と一致するように配設され
ると共に、入射光線に対して45°の角度を成すように
取付けられる。第2のダイクロイックセパレータは、屈
折率が1.62の油の中において性能を発揮するような
光学薄膜コーティングを有する。このコーティングは1
5組の層を含み、各組は、厚さが0.717四分の一波
長で、屈折率が1.6である第1の層と、厚さが1.1
5四分の一の波長で、屈折率が2.32である第2の層
と、厚さが0.717四分の一波長で、屈折率が1.6
である第3の層とを有する。これらの15組の層の上
に、さらに15組の別の層がコーティングされており、
この別の層の各組は、夫々、厚さが0.746四分の一
波長で、屈折率が1.6である第1の層と、厚さが1.
196四分の一波長で、屈折率が2.32である第2の
層と、厚さが0.746四分の一波長で、屈折率が1.
6である第3の層とから形成される。この構成は0°の
入射角に対する光学的厚さがλが625ナノメートルで
ある。これらのコーティングにより、赤色光は、第4の
立方体18の背面にある第2のライトバルブの出射窓で
あるアパーチュア34に向かって反射される。青色光
は、第4の立方体18の上面にある第3のライトバルブ
の出射窓であるアパーチュア36に向かう。前述のコー
ティングの多くのものは、ジェネシー・カンパニー(米
国ニューヨーク州、ロチェスター)がサービスとして提
供している「シン・フィルム・コンピュータ・プログラ
ム」(Thin Film Com puter Pr
ogram)により性能評価されており、それに従って
形成された。
この画像投影装置の動作について説明する。高出力光源
38及びコリメータレンズ40は、コリメートされた偏
光されない白色光線102により入力アパーチュア20
の表面を照明する。光は入力アパーチュア20を通過し
て、第1の色選択偏光ビームスプリッタ22に45°の
角度に入射する。第1の偏光ビームスプリッタ22は、
緑色のS偏光された光線104を光学ダンプ(図示せ
ず)に向けることにより、この光線を装置から取除く。
第1の偏光ビームスプリッタ22は、第1の緑色のS偏
光された光線104を装置外へ反射する一方、赤色及び
青色のS偏光成分と、赤色、青色及び緑色のP偏光成分
とを含む第2の光線106を透過して、第2の偏光ビー
ムスプリッタ24まで導く。第2の偏光ビームスプリッ
タは主ビームスプリッタとして使用され、入射したP偏
光成分をS偏光成分としてほとんど反射すると共に、入
射したS偏光成分をP偏光成分として透過する。その結
果、第2の光線の入射P偏光成分の赤色、緑色及び青色
の成分は、第3の光線108として第1の(緑色)ダイ
クロイックセパレータ28に向かって反射される。第1
のダイクロイックセパレータ28は緑色フィルタとして
作用し、第1の偏光ビームスプリッタ22に関して説明
したのと全く同様に赤色及び青色の成分109をほとん
ど透過して、装置外へ出す一方、緑色のS偏光された光
線110を反射し、この光線110は第2のアパーチュ
ア30を介して第1の液晶ライトバルブ44に達する。
液晶ライトバルブ44は、従来と同様の方法により、陰
極線管46から発する書込み光線の有無に従って緑色の
S偏光成分の偏光状態を変化させる。
前述のように、第2の偏光ビームスプリッタ24は、本
質的に赤色及び青色のP偏光光成分から成る第4の光線
112を透過して、第2のダイクロイックセパレータ3
2へ導く。第2の(赤/青)ダイクロイックセパレータ
32は、第4の光線のうち赤色の光線を第5の光線11
4として反射し、第5の光線はアパーチュア34を介し
て第2の液晶ライトバルブ48に達する。青色光は第6
の光線116として透過され、アパーチュア36を介し
て第3の液晶ライトバルブ50に達する。第2及び第3
の液晶ライトバルブ48及び50は、夫々、陰極線管5
2及び54により吸収れさる書込み光線に従って入射光
の偏光状態を変化させる。このように偏光状態を変調さ
れた光は、各々の液晶ライトバルブ48及び50により
第2のダイクロイックセパレータ32に戻される。第2
のダイクロイックセパレータ32、各々の液晶ライトバ
ルブからの偏光状態を変調された光を組合わせて単一の
光線とし、この光線は第2の偏光ビームスプリッタ24
に導かれる。第2の偏光ビームスプリッタ24は液晶ラ
イトバルブの出力を再び組合わせて単一の光線118と
し、この光線118は出力アパーチュア26を介して従
来のようにテレセントリック投影レンズ56に達する。
テレセントリック投影レンズは、カラーの画像を適切な
表面(図示せず)に投影する。
以上、本発明を特定の用途に利用される特定の実施例に
関して説明したが、本発明の趣旨を逸脱することなく他
の構成の容器を使用することもできる。上述の構成要素
の多くは、ジェネシー・カンパニー(米国、ニューヨー
ク州、ロチェスター)がサービスとして提供しているシ
ン・フィルム・コンピュータ・プログラムに従って設計
し、性能評価したものである。また、赤色光フィルタ及
び緑色光フィルタにより夫々フィルタ処理される偏光成
分に関してもある程度の変更が可能である。さらに、本
発明の趣旨を逸脱しなければ他のダイクロイックフィル
タを使用しても良い。前述のように、前置偏光器として
作用するビームスプリッタは一体構造のビームスプリッ
タである必要はなく、2つのビームスプリッタを組合わ
せたものであっても良い。前述の実施例においては、特
定の屈折率を有する光学的機能をもつ油の中に構成要素
が配置されていたが、装置の構成に応じて、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲内で他の屈折率を有する油を使用し
てもさしつかえない。さらに、油の代わりに中実のガラ
ス又は石英ガラス板を使用しても良い。また先の説明の
中で特定のコーティングを施すものとされている表面
は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要な特性を提供
する任意の数の材料でコーティングを施すこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例の略斜視図である。 10……容器;24……第1の色選択偏光ビームスプリ
ッタ;24……第2の色選択偏光ビームスプリッタ;2
8……第1のダイクロイックセパレータ;32……第2
のダイクロイックセパレータ;44……第1の液晶ライ
トバルブ;48……第2の液晶ライトバルブ;50……
第3の液晶ライトバルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバ−ト・テイ−・カ−ソン アメリカ合衆国カリフオルニア州フラ−ト ン・エヌ・ユツカ・アベニユ−2001 (56)参考文献 米国特許4191456(US,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を、主として第1の色の第1
    の偏光成分からなる第1のビームと、第2、第3の色の
    第1の偏光成分と第1、第2、第3の色の第2の偏光成
    分とからなる第2のビームとに分割する第1の色選択偏
    光ビームスプリッタと、前記第2のビームを、主として
    第1の偏光成分からなる第3のビームと、主として第
    2、第3の色の第2の偏光成分からなる第4のビームと
    に分割する第2の色選択偏光ビームスプリッタと、前記
    第3のビームから第1の色成分を分離してそれを第1の
    ライトバルブへ導くための第1のダイクロイックセパレ
    ータと、前記第4のビームから第2の色成分を分離して
    第2のライトバルブへ導くとともに、第3の色成分を分
    離して第3のライトバルブへ導くための第2のダイクロ
    イックセパレータとを内蔵する一体構造の画像投影装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1、第2の色選択偏光ビームスプリ
    ッタは互いに90°で交差する横軸を有するように配置
    されてなる、特許請求の範囲第1項による画像投影装
    置。
  3. 【請求項3】前記各色選択偏光ビームスプリッタとダイ
    クロイックセパレータとは互いに油によって結合されて
    なる、特許請求の範囲第2項による画像投影装置。
  4. 【請求項4】光源と、3個のライトバルブと3個の陰極
    線管と、投影レンズとを内蔵する一体構造の各色画像投
    影装置であって、前記光源からの光を、主として第1の
    色の第1の偏光成分からなる第1のビームと第2、第3
    の色の第1の偏光成分と第1、第2、第3の色の第2の
    偏光成分とからなる第2のビームとに分割する第1の色
    選択偏光ビームスプリッタと、前記第2のビームを、主
    として第1の偏光成分からなる第3のビームと、主とし
    て第2、第3の色の第2の偏光成分からなる第4のビー
    ムとに分割する第2の色選択偏光ビームスプリッタと、
    前記第3のビームから第1の色成分を分離してこれを第
    1のライトバルブへ導くための第1のダイクロイックセ
    パレータと、前記第4のビームから第2の色成分を分離
    して第2のライトバルブへ導くとともに、第3の色成分
    を分離して第3のライトバルブへ導くための第2のダイ
    クロイックセパレータと、を内蔵し、第1、第2、第3
    の実質的に単色の偏光変調ビームが、前記各ライトバル
    ブと第1、第2のダイクロイックセパレータから夫々第
    2の色選択偏光ビームスプリッタへ戻されて、第5のビ
    ームとして再合成され、前記投影レンズへ導かれるよう
    に構成された、一体構造の画像投影装置。
  5. 【請求項5】前記第1、第2の色選択偏光ビームスプリ
    ッタは互いに90°で交差する横軸を有するように配置
    されてなる、特許請求の範囲第4項による画像投影装
    置。
  6. 【請求項6】前記各色選択偏光ビームスプリッタとダイ
    クロイックセパレータとは互いに油によって結合されて
    なる、特許請求の範囲第5項による画像投影装置。
JP57234975A 1981-12-28 1982-12-28 画像投影装置 Expired - Lifetime JPH0658472B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US334682 1981-12-28
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