JPH0658226A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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Publication number
JPH0658226A
JPH0658226A JP20664992A JP20664992A JPH0658226A JP H0658226 A JPH0658226 A JP H0658226A JP 20664992 A JP20664992 A JP 20664992A JP 20664992 A JP20664992 A JP 20664992A JP H0658226 A JPH0658226 A JP H0658226A
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JP
Japan
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air
fuel injection
valve
fuel
control valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP20664992A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kojima
進 小島
Keiso Takeda
啓壮 武田
Chishirou Sugimoto
知士郎 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0658226A publication Critical patent/JPH0658226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関し、燃
料噴射弁と空気制御弁とを設置するための共通の取付本
体を分割構造とすることによって空気連通路の形成を容
易とすることを目的とする。 【構成】 一つの気筒の燃料噴射弁34と空気制御弁36と
は共通の取付本体38に取り付けられる。取付本体38は上
部部材140 と下部部材142 との二分割構造とされ、上部
部材140 には燃料噴射弁34及び空気制御弁36の挿入用の
貫通孔144,146 及び溝150 が形成され、上部部材140 と
下部部材142 とを合体させたとき貫通孔144,146 及び溝
150 が空気連通路80を形成する。上部部材140 と下部部
材142 とはボルト152 によって合体連結される。ボルト
の代わりにスナップ式の嵌合構造であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気制御弁と燃料噴射
弁とを共通の取付本体に設けた所謂エアアシスト型の内
燃機関の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂エアアシスト式燃料噴射装置におい
ては燃料噴射弁の噴口付近に空気制御弁からのアシスト
エアの供給口を開口させ、燃料噴射弁からの燃料流に高
速の空気流を衝突作用させることで良好に微粒化された
混合気を得るようにし、燃焼性の向上を意図している。
構造のコンパクト化を実現するため空気制御弁と燃料噴
射弁とは共通の取付本体に設けられ、取付本体内には空
気制御弁からの加圧空気流を空気制御弁に導入する空気
連通路が形成される。従来技術では取付本体は一体品と
して形成され、連通路を形成するため取付本体に外部か
らドリル等によって穿孔し、この孔をプラグで塞ぐ構造
をとっている(実開平1-176754号公報参照) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では連通路を
形成するため外部からの工具による穿孔作業、及び形成
された孔を塞ぐためのプラグが必要であり、作業性が良
くない欠点があった。この発明は穿孔作業を不要とし、
簡単な構造にも係わらず空気制御弁と燃料噴射弁とを接
続する空気連通路を得ることができる構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の内燃機関の燃
料噴射装置は、空気制御弁と燃料噴射弁とを共通の取付
本体に設け、空気制御弁からの加圧空気流を取付本体内
に形成される空気連通路を介して燃料噴射弁からの燃料
噴射流に導入することにより空気と燃料との混合を行
い、混合された空気と燃料とをノズルから内燃機関の吸
気系に噴射する内燃機関の燃料噴射装置において、前記
取付本体は、合体したとき前記空気連通路を形成する別
体の複数の部分より構成されることを特徴とする。
【0005】
【作用】前記取付本体は複数の部分より構成され、これ
らの部分は合体されることによりその間に空気連通路を
形成し、この空気連通路内を空気制御弁から燃料噴射弁
への空気が流れる。
【0006】
【実施例】図1及び図2において、10はシリンダヘッ
ド、11はシリンダブロック、12は吸気マニホルド、
14はシリンダボア、15はピストン、16は吸気弁、
18は排気弁である。この実施例ではエンジンは吸気弁
16と排気弁18とはそれぞれ2個づつ設けられた所謂
4バルブ型である。気筒数は例えば4である。シリンダ
ヘッド10は各吸気弁16への吸気ポート20、各排気
弁18からの排気ポート22を形成している。吸気ポー
ト20は吸気マニホルド12に接続される。23はディ
ストリビュータである。
【0007】24はエアクリーナであリ、エアクリーナ
24からの空気はエアーフローメータ26にて計量さ
れ、スロットル弁28を介して吸気管(矢印にて略示し
ている)30を経て吸気マニホルド12に導入される。
31はスロットル弁28を迂回するバイパス通路32に
設けられるアイドルスピード制御弁(ISC弁)であ
り、周知のようにアイドル運転時に所定エンジン回転数
を得るものである。
【0008】燃料噴射弁34と空気制御弁36は取付本
体38によって吸気マニホルド12の取り付け部12a
に取り付けられている。図3に示すように燃料噴射弁3
4の先端にエアアシストアダプタ42が配置され、この
エアアシストアダプタ42と直列に細長い円筒形状のノ
ズル44が配置される。ノズル44はその先端が取付本
体38から突出し、図1に示すように吸気ポート20に
開口している。周知のように燃料噴射弁34の内部に図
示しないソレノイドが設けられ、このソレノイドを選択
的に通電することによって燃料噴射を制御することがで
きる。燃料噴射弁34の上端に燃料受け口54が具備さ
れ、デリバリパイプ56(図1,4)からの燃料が燃料
噴射弁34に供給される。デリバリパイプ56は気筒の
並ぶ方向に延びており、各気筒の燃料噴射弁に燃料の供
給を行うことができる。
【0009】空気制御弁36は下端に空気ノズル58を
具備し、上端に空気受け口60を備える。空気受け口6
0はデリバリパイプ56に接続され、空気ポンプ62
(図1)からの空気が導入される。空気制御弁36は、
その他の詳細構成は図示しないが、空気ノズル58から
の空気噴射を制御するためのソレノイドを具備してい
る。
【0010】燃料噴射弁34のエアアシストアダプタ4
2及びノズル44は取付本体38に挿入される。エアア
シストアダプタ42に軸方向に延びる噴射燃料孔64が
形成され、この噴射燃料孔64は燃料噴射弁34から噴
射された燃料を受けると共に、その途中において空気制
御弁36からのアシストエアを受け、燃料と空気との混
合を行わしめる。一方、ノズル44には軸方向に延び、
かつ噴射燃料孔64と整列する混合気噴射孔66が形成
され、この混合気噴射孔66はエアアシストアダプタ4
2からの混合気を受け取り、その先端より吸気ポート2
0に矢印Fのような混合気の噴射を行わしめる。
【0011】ノズル44の外面にはPTC ヒータ70が配
置され、このPTC ヒータ70は内燃機関の低温時に作動
され、ノズル内の混合気噴射孔66を通過する混合気の
加熱を行い、エンジン低温時の混合気の微粒化の促進を
行う。取付本体38内には後述のように空気連通路80
が形成され、一方、エアアシストアダプタ42はその外
周に円周方向に延び横断面形状がV型の溝82を形成
し、この溝82は空気連通路80に開口する。エアアシ
ストアダプタ42にアシストエア孔84が下向きに傾斜
して形成され、このアシストエア孔84の一端は前記V
型の溝82に開口し、他端が噴射燃料孔64に開口し、
アシストエア孔84からの空気は噴射燃料孔64内にお
いて燃料噴射弁34からの燃料と混合される。
【0012】図1,4において、空気と燃料との共用の
デリバリパイプ56であり、燃料デリバリ通路92と、
空気デリバリ通路94とが形成され、燃料デリバリ通路
92に各気筒の燃料噴射弁34の燃料受け口54が挿入
される孔96が開口され、空気デリバリ通路94に各気
筒の空気制御弁36の空気受け口60が挿入される孔9
8が開口される。燃料デリバリ通路92は一端が閉鎖さ
れ、他端は図示しない燃料噴射ポンプを介して図示しな
い燃料タンクに接続され、燃料タンクからの燃料は燃料
噴射ポンプによって燃料デリバリ通路92を介して各気
筒の燃料噴射弁34に供給される。空気デリバリ通路9
4は一端が閉鎖され、他端は空気送出導管100を介し
て空気ポンプ62の吐出側に接続される。空気ポンプ6
2の吸入側は空気取出導管102を介してエアーフロー
メータ26の下流でスロットル弁28の上流の吸気管に
接続される。空気ポンプ62はこの実施例ではピストン
ポンプであり、ピストン62aと、内燃機関のクランク
軸(図示せず)に連結されるクランク円板62bと、ピ
ストン62aとクランク円板62bとを接続する連結棒
62cと、吸入制御リード弁62dと、排出制御リード
弁62eとを基本的な構成要素とする。空気ポンプ62
は、吸気管からバイパスされた空気を空気デリバリ通路
94を介して各気筒の空気制御弁36に導入する。
【0013】圧力制御弁104は空気デリバリ通路94
に導入される空気の圧力を一定に制御するものであり、
ダイヤフラム104aと、スプリング104bと、ダイヤフラム
104aに連結されるバルブ104cとを備え、バルブ104cは、
吸気管におけるエアーフローメータ26より下流でスロ
ットル弁28より上流の部分に接続される戻り通路10
6の開閉制御を行う。即ち、空気ポンプ62からの吐出
空気圧力が所定値より高くなるとダイヤフラム104aはス
プリング104bに抗して左行することでバルブ104cを開弁
させ、一部の空気は戻り通路106を介して、エアーフ
ローメータ26の下流の吸気管に戻される。その結果、
圧力が下がると、スプリング104bはダイヤフラム104aを
右行させることでバルブ104cを閉弁位置させ、このよう
な作動の繰り返しにより空気デリバリ通路94への空気
圧力が一定に制御される。
【0014】制御回路110は、燃料噴射弁34及び空
気制御弁36の作動制御を行うものでマイクロコンピュ
ータシステムとして構成される。制御回路110はその
他のエンジン制御も行い、例えば、ISC弁31の作動
制御を行う。制御回路110には各種のセンサが接続さ
れ、各種のエンジン状態信号が入力される。エアーフロ
ーメータ26からは空気ポンプ62からエアアシスト用
に取り出される空気も含めて機関に導入される空気の全
量Qが検知される。ディストリビュータ23にクランク
角度センサ114,116が設けられ、これらは燃料噴
射、空気供給の制御のために使用される。水温センサ1
20はエンジンの冷却水ジャケット内の冷却水の温度TW
を知るのに使用され、吸入空気温度センサ122は吸入
空気の温度Taを知るのに使用される。制御回路110は
これらのセンサよりプログラムに従って、燃料噴射弁3
4、空気制御弁36及びヒータ70の作動信号を形成す
る。また、ISC弁31などの他のエンジン制御装置の
作動の制御を行う。制御回路110はイグニッションキ
ースイッチ130を介してバッテリ132より給電され
る。
【0015】図3において既に簡略に説明したように一
つの気筒において燃料噴射弁34と空気制御弁36とは
取付本体38によって吸気マニホルド12aに取り付け
られるが、この発明では取付本体38は上部部材140
と下部部材142とから構成される。上部部材140と
下部部材142とは平坦な対抗面140a,142a を有し、か
つ両端にフランジ部140b,142b を有している。上部部材
140は燃料噴射弁34及びエアアシストアダプタ42
の挿入孔144及び空気制御弁36の上下貫通挿入孔1
46を有し、これらの孔144,146は上部部材14
0を上下に貫通して設けられている。図5に示すように
上部部材140の底面140aに断面矩形直線溝150が形
成され、上部部材140と下部部材142とを対抗面14
0a,142aで合わせた場合に孔144,146及び溝15
0によって図3に示す連通路80が形成されることにな
る。締結ボルト152はフランジ部140bに形成される寸
法の幾分大きな孔を介してフランジ部142bに形成される
ねじ孔にねじ込まれ、これによって上部部材140と下
部部材142とは合体される。下部部材142の上面14
2aには環状のシール溝160(図5では破線によって、
上部部材140に形成される孔144,146 に対する位置関
係を示す) が形成され、環状のシール溝160にOリン
グ162が装着され、合わせ面の必要なシール性能を得
ることができる。
【0016】この実施例においては取付本体38は上部
部材140と下部部材142との合体構造によって形成
され、空気制御弁36とエアアシストアダプタ42とを
接続する連通路80は上部部材140に挿入孔144,
146と、上部本体底面140aに形成される断面矩形直線
溝150とをモールド等で形成し、下部本体142とそ
の上面142aで合わせ、かつボルト152によって締結す
ることだけで形成され、従来技術のように一体の孔を穿
ち、プラグをするような構造と比較して複雑な穿孔作業
を不要とすることができる。
【0017】図6は取付本体38の上部部材140と下
部部材142との締結構造の別実施例を示す。この実施
例では上部部材140はその下面周縁部にアンダーカッ
トとなった環状爪部170を有し、上部部材140に対
して下部部材142が環状爪部170によってスナップ
式嵌合される。
【0018】
【発明の効果】この発明では取付本体をそれぞれ別体の
複数の部分に分離し、これら複数の部分を合体させるこ
とによって空気制御弁と燃料噴射弁との連通用の空気連
通路を形成することで、複雑な穿孔作業を排除すること
ができ、組み立て性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例の内燃機関の全体概略図である。
【図2】図1は図2の内燃機関の燃焼室部分の縦断面図
である。
【図3】図3は燃料噴射弁及び空気制御弁の部分的断面
図である。
【図4】図4はデリバリパイプの断面図でである。
【図5】図5は図3のV−V線に沿う上部部材の端面図
である。
【図6】図6は取付本体の上下部分の合体構造の別実施
例を示す部分図である。
【符号の説明】
10…シリンダヘッド 12…吸気マニホルド 16…吸気弁 18…排気弁 20…吸気ポート 26…エアフローメータ 28…スロットル弁 31…ISC 弁 34…燃料噴射弁 36…空気制御弁 38…取付本体 42…エアアシストアダプタ 44…ノズル 80…空気連通路 140…上部部材 142…下部部材 152…締結ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気制御弁と燃料噴射弁とを共通の取付
    本体に設け、空気制御弁からの加圧空気流を取付本体内
    に形成される空気連通路を介して燃料噴射弁からの燃料
    噴射流に導入することにより空気と燃料との混合を行
    い、混合された空気と燃料とをノズルから内燃機関の吸
    気系に噴射する内燃機関の燃料噴射装置において、前記
    取付本体は、合体したとき前記空気連通路を形成する別
    体の複数の部分より構成されることを特徴とする内燃機
    関の燃料噴射装置。
JP20664992A 1992-08-03 1992-08-03 内燃機関の燃料噴射装置 Pending JPH0658226A (ja)

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