JPH0658032B2 - 車両用ブラインド装置 - Google Patents

車両用ブラインド装置

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JPH0658032B2
JPH0658032B2 JP60121323A JP12132385A JPH0658032B2 JP H0658032 B2 JPH0658032 B2 JP H0658032B2 JP 60121323 A JP60121323 A JP 60121323A JP 12132385 A JP12132385 A JP 12132385A JP H0658032 B2 JPH0658032 B2 JP H0658032B2
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JP
Japan
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blind
vehicle
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respect
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JP60121323A
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Inventor
伊作 川島
治夫 丹原
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日本電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両のウィンド面に沿ってブラインド羽根の集
合体が上下動する車両用ブラインド装置に関し、特には
ブラインド羽根の傾きを簡単に調整できるようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
車両のブラインド装置、特に自動車のリヤウインドのブ
ラインドを開閉可能とするものが知られているが、ブラ
インド羽根の水平面に対する傾き度合を任意に簡単な機
構で調整できることが車両の場合、特に必要である。
以下従来技術の具体例について説明する。従来例を示す
第1図ないし第3図において、1はアルミ薄板よりなる
ブラインド羽根であり、多数直立方向に並べられてい
る。2,3は連結材となる紐であり、当業者間でラダー
テープと呼ばれているものであって、該連結材2,3は
ブラインド羽根1の表裏を1組として、第2図に示すよ
うに1つのブランイド集合体4には左右2組設けられ
る。なお、第2図では左側の連結材2の図示は省略して
ある。
5は天板と呼ばれる車両天井部6に設けられた化粧板で
あり、一組の連結材2,3に対して丸孔7,8が2カ所
あいており天板5内には連結材2,3の終端2a,3a
を係止する保持部材9が設けてある。
保持部材9は第1図と第2図から判明するように断面C
形の長い金具であり、天板5に設けられた長孔10に2
カ所の取付具をなすネジ11によって取付けられてい
る。
2b,2cは連係材2,3の終端に固着された係止用金
具であり、保持部材9の孔に引っ掛かって抜けないよう
になっている。
保持部材9にバーリング加工を施してあり、前述のネジ
11は長孔10とバーリング孔13を貫通して、保持部
材9を天板5内に固定している。
第2図の14は全体としてU字形状のアルミニウム製の
レールであり、このレール14内には2本の駆動用のケ
ーブル15,16が収納されている。ケーブル15,1
6はラック状の歯が形成されたポリアセタール樹脂製の
ものであり、レール14内空間をなめらかに移動する。
17はモータであり正逆回転可能な直流モータであって
出力軸にピニオンギヤ18が設けられている。
ピニオンギヤ18は相対向しているケーブル15,16
に同時にかみ合っており、回転することによりケーブル
15,16を互いに反対方向に同期して駆動する。ケー
ブル15,16がレール14の直立部14a,14b内
をはい上がると、ケーブル15,16に連結されたラン
ナーと称される保持部20がレール14の開口部21か
らレール14外に出ているので、この保持部20もレー
ル14に沿って上方にはい上がる。これによって、保持
部20に結合された樹脂製のスラットホルダー22が上
方に移動し、第2図のブラインド羽根相互間寸法Lが短
縮され、フラインド集合体4は車両天井部6に上がり開
動作が行われる。第2図の24は固定具であり、車両天
井部6から固定具24にかけてブラインド羽根1を案内
するガイドロープ25が張架されている。そしてガイド
ロープ25はブラインド羽根1の孔26を貫通してい
る。
第3図の28は乗用車の運転席後部ウィンド面であり、
垂直方向に対し傾斜しており、レール14の直立部14
bもこれに沿うように傾斜している。レール14の上方
端には金属製のキャップホルダー29が被着されてお
り、キャップホルダー29の舌片30はウィンド面28
とウェザーストリップ31の間にさし込まれレール14
をウィンド面28に対して固定している。又、キャップ
ホルダー29のブラケット部33には天板5が図示せぬ
ビスで取付けられている。
第3図の如く、水平状態にあるブラインド羽根1を傾け
て、例えば日光が車室内に入るのを防止したいときは、
ドライバーあるいは手でネジを第1図,第3図の矢印3
2方向から回転させて、天板1の長孔10に沿って保持
部材9を車両進行方向に移動させる。
第1図において実線がブラインド羽根1の水平方向位置
に示し、2点鎖線が保持部材9をウィンド側に水平移動
させてブラインド羽根1を傾斜させた状態をしめしてい
る。保持部材9をこのように移動させることにより、手
前側の連結材2は引っ張り上げられ、ウィンド面側の連
結材3はゆとりをもつ。これにより連結材2,3に結合
されたブラインド羽根1が傾くのである。
次に第2従来例を第4図で説明する。この第2実施例は
矢印35方向からドライバーでねじ部材11を回転さ
せ、ねじ部材11が、ねじ孔13にねじ込まれた保持部
材9を点板5の長孔10に沿って前後に進退させるもの
である。その他は第1実施例と同様である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
建物用ブラインドの場合は、紐を引っ張って上下作動お
よびブラインド羽根傾きを変えられるようになっている
が、このような紐を車両内に設けると、振動等でゆれ、
見苦しくなる。よって、目立たぬ機構でもって簡単にブ
ラインド羽根の傾きを変えられる装置が望まれる。
また、いかなるウィンド面にブラインド装置を設けよう
とも、運転者は車両走行中にブラインド羽根の傾きを変
えられる装置が望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明は、ブラインド集合体と、連結材と、こ
の連結材で互いに結ばれたブラインド羽根とを有するも
のにおいて、前記ブラインド集合体の上方の車両天井部
に前記ブラインド羽根表裏の前記連結材の端部をそれぞ
れ保持する保持部材を設け、該保持部材を略水平方向に
移動して前記ブラインド集合体の前記ブラインド羽根の
水平面に対する傾き具合を調整可能とし、前記保持部材
は車両天井部に設けられた天板内のアクチュエータによ
って水平方向に移動可能としたものである。
〔作 用〕
ブラインド羽根の表裏は例えばテープ又は糸からなる連
結材で結ばれており、最低4カ所の連結材が1つのブラ
インド集合体に取付けられる。この連結材の表裏一組分
を少なくとも1つの保持部材に係止させ、この保持部材
を水平方向に移動させると、例えば、手前側の連結部材
は上方に引っ張り上げられ、反対側の連結部材が撓むの
でブラインド羽根は容易に傾く。
〔発明の効果〕
車両天井部は通常、車両ステレオ装置やエアクリーナ又
は空調装置といった部品の干渉が少ないが、本発明で
は、この車両天井部に保持部材を設け、水平方向に移動
したようにしたので、比較的簡単に取付けられ、しか
も、車両天井部に保持部材の如き小さな物を装着しても
視界が悪化することもない。
又、本発明では車両天井部に設けた保持部材を水平に移
動させるという簡単な機構であるため、製作も容易であ
る。さらに、アクチュエータを用いているため、ブライ
ンド装置を運転席後部ウインド面に設けた場合でも、運
転者は運転席等に設けられたスイッチを操作することに
よりアクチュエータを作動させ、車両走行中にブライン
ド羽根の水平面に対する傾き具合を調整することができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について第5図と第6図で説明す
る。
40は天板5内に収納されたアクチュエータをなす電磁
プランジャであり、例えば特開昭50−132407号
に開示された如き有極性電磁ソレノイドが適する。この
アクチュエータ40は既に車両ドアロック用として使用
されているものであり、第6図の2つのコイル41,4
2の中にマグネットを持った可動子43が位置し、コイ
ル41,42への通電方向を帰ることで可動子43が左
右に移動し、移動したあとはコイル41,42への通電
を切っても、可動子43をその位置にマグネットの力で
保持する。44は可動子に連結されたロッドであり、保
持部材9に連結されている。
第6図は第5図図示装置の電気回路図であり、手動操作
自動復帰型の双極双投型スイッチ46を右、又は、左に
入れるとアクチュエータ40内のコイル41,42に正
逆両方向に通電され、スイッチ46から手を離すとスイ
ッチ46内の図示せぬバネでスイッチ46が図示状態に
戻りコイル41,42への通電は止まる。47,48は
ヒューズ、49はキースイッチ、50はバッテリ、17
はケーブル駆動用のモータ、52は3位置を手動操作で
切りかえられる連動スイッチであり、可動接片53を図
示の中立位置から固定接点54に接触させると、可動接
片53と連動する可動接片55は固定接点56に接着
し、接片53を接点57に接触させると接片55は接点
58に接触する。そして、この連動3位置スイッチ52
を操作してブラインド集合体4の開閉を行う。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置における要部を示す一部断面図、第2
図は前記従来装置の全体構成を正面から見て示す一部破
砕断面図、第3図は前記従来装置を横から見て示す模式
図、第4図は他の従来装置の一部断面図、第5図は本発
明装置の実施例を示す一部断面図、第6図は前記実施例
の電気回路図である。 1……ブラインド羽根,2,3……連結材,28……ウ
ィンド面,4……ブラインド集合体,L……ブラインド
羽根相互間寸法,9……保持部材,6……車両天井部,
5……天板,10……長孔,11……取付具又はねじ部
材,40……アクチュエータ,13……保持部材のねじ
穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のブラインド羽根の表裏を可撓性に富
    む連結材で結合して車両のウィンド面に沿うブラインド
    集合体を形成し、該ブラインド集合体の前記ブラインド
    羽根相互間寸法を縮めて前記ブラインド集合体を前記ウ
    ィンド面に対して開動作せしめ、一方、前記ブラインド
    羽根相互間寸法を拡大して前記ブラインド集合体を前記
    ウィンド面に対して閉動作せしめるものにおいて、 前記ブラインド集合体の上方の車両天井部に前記ブライ
    ンド羽根表裏の前記連結材の端部をそれぞれ保持する保
    持部材を設け、該保持部材を略水平方向に移動して前記
    ブラインド集合体の前記ブラインド羽根の水平面に対す
    る傾き具合を調整可能とし、前記保持部材は車両天井部
    に設けられた天板内のアクチュエータによって水平方向
    に移動可能なことを特徴とする車両用ブイラインド装
    置。
  2. 【請求項2】前記ウィンド面は垂直面に対して傾斜した
    自動車の運転席後部ウィンド面からなり、前記ブライン
    ド集合体は前記ウィンド面に略平行に沿って垂直面に対
    して傾斜して移動し開閉動作されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の車両用ブラインド装置。
JP60121323A 1985-06-04 1985-06-04 車両用ブラインド装置 Expired - Lifetime JPH0658032B2 (ja)

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JP2002276266A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 横型ブラインド

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