JPH0657675A - 製紙用スクリーンにおけるアジテータ - Google Patents
製紙用スクリーンにおけるアジテータInfo
- Publication number
- JPH0657675A JPH0657675A JP4232604A JP23260492A JPH0657675A JP H0657675 A JPH0657675 A JP H0657675A JP 4232604 A JP4232604 A JP 4232604A JP 23260492 A JP23260492 A JP 23260492A JP H0657675 A JPH0657675 A JP H0657675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agitator
- screen
- screen basket
- tubular body
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
Abstract
(57)【要約】
【目的】製紙用スクリーンバスケットに近接回転するア
ジテータの翼部材の厚さを最小にして動力負荷を減少さ
せ、翼部材の折損やスクリーンバスケットへの接触を防
止し、さらにごみ絡みや詰まり現象を少なくする。 【構成】スクリーンバスケット2に接近回転するアジテ
ータ3として、回転する筒体6の外壁の複数箇所を延長
して先端を縮小したスカート部7を形成し、スカート部
7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を固着して構成し
たもの。
ジテータの翼部材の厚さを最小にして動力負荷を減少さ
せ、翼部材の折損やスクリーンバスケットへの接触を防
止し、さらにごみ絡みや詰まり現象を少なくする。 【構成】スクリーンバスケット2に接近回転するアジテ
ータ3として、回転する筒体6の外壁の複数箇所を延長
して先端を縮小したスカート部7を形成し、スカート部
7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を固着して構成し
たもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙用設備で製紙原料
調整ラインの原料から不純物を効果的に除去し、有用繊
維を回収するための製紙用スクリーンにおけるアジテー
タに関するものである。
調整ラインの原料から不純物を効果的に除去し、有用繊
維を回収するための製紙用スクリーンにおけるアジテー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、抄紙処理・古紙処理などの製紙
用設備においては、原料となる繊維懸濁液中の石、砂、
金属片、樹脂片などの異物その他のごみ類排除のために
スクリーンプレートで構成したスクリーンバスケットが
用いられ、このスクリーンでは処理能力をあげるために
密閉ケーシング内のスクリーンバスケットに内側から外
側に向って原料を圧入するアウトワードフロー型又はそ
の反対の原料流れをするインワードフロー型のスクリー
ンとして用いられ、そして精選処理能力及び除塵効果を
高めるために、該スクリーンバスケットの内側又は外側
に翼片のあるアジテータを回転自在に配備してスクリー
ニング効果をあげることが知られているが、このアジテ
ータの翼片はスクリーンバスケットの上下の長さにほぼ
等しい長さのものがスクリーンバスケット周面に対して
ほぼ平行に配備されており、翼片による加圧,負圧の圧
力の変動がスクリーン目孔の目詰まりを防止するように
作用している。
用設備においては、原料となる繊維懸濁液中の石、砂、
金属片、樹脂片などの異物その他のごみ類排除のために
スクリーンプレートで構成したスクリーンバスケットが
用いられ、このスクリーンでは処理能力をあげるために
密閉ケーシング内のスクリーンバスケットに内側から外
側に向って原料を圧入するアウトワードフロー型又はそ
の反対の原料流れをするインワードフロー型のスクリー
ンとして用いられ、そして精選処理能力及び除塵効果を
高めるために、該スクリーンバスケットの内側又は外側
に翼片のあるアジテータを回転自在に配備してスクリー
ニング効果をあげることが知られているが、このアジテ
ータの翼片はスクリーンバスケットの上下の長さにほぼ
等しい長さのものがスクリーンバスケット周面に対して
ほぼ平行に配備されており、翼片による加圧,負圧の圧
力の変動がスクリーン目孔の目詰まりを防止するように
作用している。
【0003】従来のアジテータでは、原料中の糸や紐条
などのごみが翼片に絡みやすく、一旦絡むと外れにく
く、絡みはじめると次々と絡んで負荷が大きくなってオ
ーバーロードとなり操業不安定となるほか、絡んだごみ
類が稼動中にスクリーンバスケットにかみ込んだり詰ま
ったりしてスクリーンプレートを傷めたり、目詰まり現
象を誘発するなどの問題があった。このため、ごみ類の
絡みつきを少なくするために密閉ドラム形ロータとする
とスクリーンバスケットとロータとの間に空間が少な
く、大きなごみ類や異物が入ってくるとごみ類がつかえ
てしまい、オーバーロードとなってスクリーンプレート
の損傷を来すばかりでなく、スクリーンバスケットの下
流側でごみ類の溜るゾーンが小さくなり、ごみ類排除が
頻繁となるし、リジェクトバルブを閉状態で運転できる
時間が短くなって時間当たりの生産量も低下してしまう
などの欠点があった。
などのごみが翼片に絡みやすく、一旦絡むと外れにく
く、絡みはじめると次々と絡んで負荷が大きくなってオ
ーバーロードとなり操業不安定となるほか、絡んだごみ
類が稼動中にスクリーンバスケットにかみ込んだり詰ま
ったりしてスクリーンプレートを傷めたり、目詰まり現
象を誘発するなどの問題があった。このため、ごみ類の
絡みつきを少なくするために密閉ドラム形ロータとする
とスクリーンバスケットとロータとの間に空間が少な
く、大きなごみ類や異物が入ってくるとごみ類がつかえ
てしまい、オーバーロードとなってスクリーンプレート
の損傷を来すばかりでなく、スクリーンバスケットの下
流側でごみ類の溜るゾーンが小さくなり、ごみ類排除が
頻繁となるし、リジェクトバルブを閉状態で運転できる
時間が短くなって時間当たりの生産量も低下してしまう
などの欠点があった。
【0004】このような欠点を解消するために、実開平
2−125998号公報にみられるように、スクリーン
バスケットの原料流入側に沿って接近回転するアジテー
タの回転軸の挿通ボス部を有するランナの周囲に形成し
た筒体の端部をスクリーンバスケットの中途で終らせ、
該筒体の端縁より翼片を突設してスクリーンバスケット
の下流側周囲に近接配備したものが考案されている。し
かしながら、このようなアジテータは、翼片が筒体の端
縁より突出したオーバーハング式のために、翼片が折損
しやすく、また回転中に翼片がスクリーンバスケットと
接触しやすいため、翼片の厚さを厚くしなくてはなら
ず、そのために動力負荷が大きくなってしまうといった
新たな問題が生じていた。
2−125998号公報にみられるように、スクリーン
バスケットの原料流入側に沿って接近回転するアジテー
タの回転軸の挿通ボス部を有するランナの周囲に形成し
た筒体の端部をスクリーンバスケットの中途で終らせ、
該筒体の端縁より翼片を突設してスクリーンバスケット
の下流側周囲に近接配備したものが考案されている。し
かしながら、このようなアジテータは、翼片が筒体の端
縁より突出したオーバーハング式のために、翼片が折損
しやすく、また回転中に翼片がスクリーンバスケットと
接触しやすいため、翼片の厚さを厚くしなくてはなら
ず、そのために動力負荷が大きくなってしまうといった
新たな問題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
の問題点を排除しようとするもので、翼片の厚さを最小
にし、動力負荷を減少させ、翼片の折損や回転中の翼片
のスクリーンへの接触を防止し、スクリーンのクリーニ
ング処理も簡便で、ごみ絡み現象や詰まり現象を少なく
し、スクリーンの分離機能をも大幅に向上させて能率的
な処理が容易にでき、操業の安定化をはかり、生産量を
大きくできるスクリーンにおけるアジテータを構成簡単
で安価な形態で提供することを目的とするものである。
の問題点を排除しようとするもので、翼片の厚さを最小
にし、動力負荷を減少させ、翼片の折損や回転中の翼片
のスクリーンへの接触を防止し、スクリーンのクリーニ
ング処理も簡便で、ごみ絡み現象や詰まり現象を少なく
し、スクリーンの分離機能をも大幅に向上させて能率的
な処理が容易にでき、操業の安定化をはかり、生産量を
大きくできるスクリーンにおけるアジテータを構成簡単
で安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、製紙用原料の
繊維懸濁液を供給するケーシング1内に設けられ、原料
から有用繊維分と不純物の異物分とに分離するドラム状
のスクリーンバスケット2と、該スクリーンバスケット
2の原料流入側に沿って接近回転するアジテータ3とを
備えた製紙用スクリーンにおいて、前記アジテータ3と
して、中心部に回転軸4の挿通ボス部41 を有するラン
ナ5の外周に筒体6を固着し、この筒体6の外壁の複数
箇所を延長して先端を縮小したスカート部7を形成し、
該スカート部7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を固
着して構成したことを特徴とする製紙用スクリーンにお
けるアジテータである。
繊維懸濁液を供給するケーシング1内に設けられ、原料
から有用繊維分と不純物の異物分とに分離するドラム状
のスクリーンバスケット2と、該スクリーンバスケット
2の原料流入側に沿って接近回転するアジテータ3とを
備えた製紙用スクリーンにおいて、前記アジテータ3と
して、中心部に回転軸4の挿通ボス部41 を有するラン
ナ5の外周に筒体6を固着し、この筒体6の外壁の複数
箇所を延長して先端を縮小したスカート部7を形成し、
該スカート部7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を固
着して構成したことを特徴とする製紙用スクリーンにお
けるアジテータである。
【0007】
【作用】図1において、原料供給口9からケーシング1
内に供給された原料はスクリーンバスケット2の内側か
ら外側に向って流れ、スクリーンバスケット2の内側で
アジテータ3は回転し、回転する筒体6と翼部材8とで
原料を回流して加圧しつつスクリーンバスケット2のス
リットから有用繊維を通過しやすくし、有用繊維のみが
スクリーンバスケット2を通過し、有用繊維導出口11
から流出し、処理効率を良好にして運転でき、かつ原料
に含まれた異物はスクリーンバスケット2によって遮断
されリジェクト出口側に押しやられ除去され、異物排出
口10から排出される。この時、翼部材8はスカート部
7で補強されているために、翼部材8の厚さを最小にす
ることができ、しかもスカート部7は先端が縮小してい
るために、ごみ類が翼部材8にひっかかってもすみやか
に先端の方に滑って移動し、先端部で外れてリジェクト
側に流すことが容易であり、ごみ類の溜るゾーンも大き
くなってリジェクトバルブは長い間、閉の状態で運転で
きて生産量を大きくできる。
内に供給された原料はスクリーンバスケット2の内側か
ら外側に向って流れ、スクリーンバスケット2の内側で
アジテータ3は回転し、回転する筒体6と翼部材8とで
原料を回流して加圧しつつスクリーンバスケット2のス
リットから有用繊維を通過しやすくし、有用繊維のみが
スクリーンバスケット2を通過し、有用繊維導出口11
から流出し、処理効率を良好にして運転でき、かつ原料
に含まれた異物はスクリーンバスケット2によって遮断
されリジェクト出口側に押しやられ除去され、異物排出
口10から排出される。この時、翼部材8はスカート部
7で補強されているために、翼部材8の厚さを最小にす
ることができ、しかもスカート部7は先端が縮小してい
るために、ごみ類が翼部材8にひっかかってもすみやか
に先端の方に滑って移動し、先端部で外れてリジェクト
側に流すことが容易であり、ごみ類の溜るゾーンも大き
くなってリジェクトバルブは長い間、閉の状態で運転で
きて生産量を大きくできる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜3に基づいて説明
すると、製紙用原料の繊維懸濁液を供給するケーシング
1内に、原料から有用繊維分と不純物の異物分とに分離
するためのスリット又は孔を所定ピッチで多数配列した
スクリーンプレートでドラム状に囲成したスクリーンバ
スケット2と、該スクリーンバスケット2の内側に近接
して回転するアジテータ3とを内装した製紙用スクリー
ンにおいて、前記アジテータ3として、中心部に回転軸
4の挿通ボス部41 を有するランナ5の外周に筒体6を
溶接、固着し、この筒体6の外壁の複数箇所を延長して
先端を縮小したスカート部7を形成し、このスカート部
7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を溶接、固着した
構成としてある(図2参照)。この実施例では、原料が
スクリーンバスケット2の内側から外側に向って流れア
ジテータ3がスクリーンバスケット2の内側で回転する
アウトワードフロー型のものを示している。前記翼部材
8は、筒体6の軸線方向に平行で直線状に突設してもよ
いが、回転方向より後退した方向に筒体6の軸線と5〜
20°の角度で傾斜或いは湾曲した翼部材8とし、スカ
ート部7および翼部材8の数はスクリーンバスケット2
の大きさによって適宜設定し、等間隔に配列する。また
翼部材8の断面形状は回転方向側を厚くした翼形が好ま
しい(図3参照)。この実施例では、前記ケーシング1
としてはケーシング内に繊維懸濁液を接線方向に給液す
る原料供給口9と接線方向に排出する異物排出口10及
びスクリーニング後の有用繊維導出口11とを備えた密
閉竪型円筒体を用い、同心円上に前記スクリーンバスケ
ット2とアジテータ3を内装させたプレッシャスクリー
ンとしてある。また、前記アジテータ3は、回転軸4に
ランナ5を介して固定され回転駆動されるようにしてあ
る。図中12は蓋体で、開閉自在にホルダー13でケー
シング1に支持される。14は回転軸4に連なる駆動用
プーリー、15は軸受、16はベースである。
すると、製紙用原料の繊維懸濁液を供給するケーシング
1内に、原料から有用繊維分と不純物の異物分とに分離
するためのスリット又は孔を所定ピッチで多数配列した
スクリーンプレートでドラム状に囲成したスクリーンバ
スケット2と、該スクリーンバスケット2の内側に近接
して回転するアジテータ3とを内装した製紙用スクリー
ンにおいて、前記アジテータ3として、中心部に回転軸
4の挿通ボス部41 を有するランナ5の外周に筒体6を
溶接、固着し、この筒体6の外壁の複数箇所を延長して
先端を縮小したスカート部7を形成し、このスカート部
7と筒体6の外壁に沿わせて翼部材8を溶接、固着した
構成としてある(図2参照)。この実施例では、原料が
スクリーンバスケット2の内側から外側に向って流れア
ジテータ3がスクリーンバスケット2の内側で回転する
アウトワードフロー型のものを示している。前記翼部材
8は、筒体6の軸線方向に平行で直線状に突設してもよ
いが、回転方向より後退した方向に筒体6の軸線と5〜
20°の角度で傾斜或いは湾曲した翼部材8とし、スカ
ート部7および翼部材8の数はスクリーンバスケット2
の大きさによって適宜設定し、等間隔に配列する。また
翼部材8の断面形状は回転方向側を厚くした翼形が好ま
しい(図3参照)。この実施例では、前記ケーシング1
としてはケーシング内に繊維懸濁液を接線方向に給液す
る原料供給口9と接線方向に排出する異物排出口10及
びスクリーニング後の有用繊維導出口11とを備えた密
閉竪型円筒体を用い、同心円上に前記スクリーンバスケ
ット2とアジテータ3を内装させたプレッシャスクリー
ンとしてある。また、前記アジテータ3は、回転軸4に
ランナ5を介して固定され回転駆動されるようにしてあ
る。図中12は蓋体で、開閉自在にホルダー13でケー
シング1に支持される。14は回転軸4に連なる駆動用
プーリー、15は軸受、16はベースである。
【0009】
【発明の効果】本発明は、スクリーンバスケットと、該
スクリーンバスケットの原料流入側に沿って接近回転す
るアジテータとを備えた製紙用スクリーンにおいて、前
記アジテータとして、中心部に回転軸の挿通ボス部を有
するランナの外周に筒体を固着し、この筒体の外壁の複
数箇所を延長して先端を縮小したスカート部を形成し、
該スカート部と筒体の外壁に沿わせて翼部材を固着して
構成したことにより、翼部材が補強されて翼部材の厚さ
を最小にし、動力負荷を減少させ、翼部材の折損やスク
リーンバスケットとの接触を防止し、しかもごみ類が絡
みつきにくく、オーバーロード運転を強いられることも
なく、かつまたスクリーンプレートを損傷するおそれも
なく安定した操業が可能であり、リジェクト排出による
装置運転休止頻度も少なくてすみ、生産量も大幅に向上
できると共に、ごみ類の絡みつきを外すための運転停止
や取外作業も少なくスクリーニング能力を著しく向上さ
せ、原料が高濃度のものでも容易に安定した運転処理が
可能で、操業性を大幅に向上できるなどの顕著な効果が
ある。
スクリーンバスケットの原料流入側に沿って接近回転す
るアジテータとを備えた製紙用スクリーンにおいて、前
記アジテータとして、中心部に回転軸の挿通ボス部を有
するランナの外周に筒体を固着し、この筒体の外壁の複
数箇所を延長して先端を縮小したスカート部を形成し、
該スカート部と筒体の外壁に沿わせて翼部材を固着して
構成したことにより、翼部材が補強されて翼部材の厚さ
を最小にし、動力負荷を減少させ、翼部材の折損やスク
リーンバスケットとの接触を防止し、しかもごみ類が絡
みつきにくく、オーバーロード運転を強いられることも
なく、かつまたスクリーンプレートを損傷するおそれも
なく安定した操業が可能であり、リジェクト排出による
装置運転休止頻度も少なくてすみ、生産量も大幅に向上
できると共に、ごみ類の絡みつきを外すための運転停止
や取外作業も少なくスクリーニング能力を著しく向上さ
せ、原料が高濃度のものでも容易に安定した運転処理が
可能で、操業性を大幅に向上できるなどの顕著な効果が
ある。
【図1】本発明装置の一実施例の使用状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のアジテータの正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
1 ケーシング 2 スクリーンバスケット 3 アジテータ 4 回転軸 41 ボス部 5 ランナ 6 筒体 7 スカート部 8 翼部材 9 原料供給口 10 異物排出口 11 有用繊維導出口
Claims (2)
- 【請求項1】 製紙用原料の繊維懸濁液を供給するケー
シング1内に設けられ、原料から有用繊維分と不純物の
異物分とに分離するドラム状のスクリーンバスケット2
と、該スクリーンバスケット2の原料流入側に沿って接
近回転するアジテータ3とを備えた製紙用スクリーンに
おいて、前記アジテータ3として、中心部に回転軸4の
挿通ボス部41 を有するランナ5の外周に筒体6を固着
し、この筒体6の外壁の複数箇所を延長して先端を縮小
したスカート部7を形成し、該スカート部7と筒体6の
外壁に沿わせて翼部材8を固着して構成したことを特徴
とする製紙用スクリーンにおけるアジテータ。 - 【請求項2】 前記翼部材8を筒体6の軸線と傾斜状態
に配備した請求項1記載の製紙用スクリーンにおけるア
ジテータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232604A JPH0657675A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 製紙用スクリーンにおけるアジテータ |
KR1019920024340A KR960012466B1 (ko) | 1992-08-10 | 1992-12-15 | 제지용 스크린에 있어서의 애지테이터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232604A JPH0657675A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 製紙用スクリーンにおけるアジテータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657675A true JPH0657675A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16941959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4232604A Pending JPH0657675A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 製紙用スクリーンにおけるアジテータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657675A (ja) |
KR (1) | KR960012466B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224491A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Voith Patent Gmbh | 懸濁液、特に製紙工業のための繊維を含んだ懸濁液を除塵するための装置 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP4232604A patent/JPH0657675A/ja active Pending
- 1992-12-15 KR KR1019920024340A patent/KR960012466B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224491A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Voith Patent Gmbh | 懸濁液、特に製紙工業のための繊維を含んだ懸濁液を除塵するための装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940004146A (ko) | 1994-03-14 |
KR960012466B1 (ko) | 1996-09-20 |
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