JPH0657442U - 吸盤付き散水ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル本体を希望の場所に固定して使用で
き、固定したままで、ノズルの方向を簡単に変更するこ
とができるようにすることである。 【構成】 ノズル本体と、本体の一部に備えた吸盤を取
りつける吸盤取付け部と、上記吸盤取付け部分での曲げ
や回転を自由にした吸盤とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、庭への散水や、洗車をするときなどに使用する散水ノズルに関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の一般的な散水ノズルは、手に持って散水するものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、ノズルを手に持っての散水は、長時間続けると疲れる。そのため、ど こか固定できる場所があれば、針金やひもなどで固定することもあったが、ノズ ルの方向を変更する際には、そのたびに、針金やひもなどをはずして固定し直さ なければならなかった。また、広範囲の散水時には、スプリンクラーなどの別散 水用品が必要であった。 そこで、本考案の目的は、ノズル本体を希望の場所に固定して使用でき、固定 したままで、ノズルの方向を簡単に変更することができるようにすることである 。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案の散水ノズルは、ノズル本体と、本体の一部に備えた吸盤を取りつけ る吸盤取付け部と、上記吸盤取付け部分での曲げや回転を自由にした吸盤とから なることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

ノズル本体の吸盤取り付け部に取り付けた吸盤により、壁や、車体などにノズ ルを設置して使用する。上記吸盤は、取り付け部を中心として、曲げや回転自在 になっているので、散水方向を変更したい場合には、固定したままで、ノズルの 方向を変更すれば良い。

【０００６】

【実施例】

図１に示す実施例は、散水部２と、グリップ３と、ホース接続部４と、吸盤取 り付け部５からなるノズル本体１に、吸盤６を取り付けるものである。 球状のリブ山を持った吸盤取り付け部５に、溝穴付きの吸盤６を取り付けた状 態は図２に示すようになる。そして、吸盤取り付け部５を中心として曲げたり回 転させることができるので、吸盤６を固定しても、ノズル本体１は、吸盤取り付 け部５を中心に曲げたり回転することができる。 吸盤６は、平滑面ならどこにでも固定できるので、例えば、洗車時には、車体 の一部に吸盤６でノズル１を固定すれば、両手を使って洗車することができるし 、ガラスや壁面に固定して、シャワーを浴びることもできる。

【０００７】 もちろん、この散水ノズル本体１は、グリップ３を手で持って使用することも できる。 また、地面のような、平滑でない場所に設置したいときには、図３に示すよう に、鉄板や、樹脂製の平板を吸盤固定板７として、吸盤固定板７に吸盤６を固定 して、置くようにすればよい。 なお、図４に示すように、差し込み部８を設けた吸盤取り付け部５をノズル本 体１の一部に設けた穴に差し込む構造とすれば、吸盤取り付け部５が着脱可能と なる。

【０００８】

【効果】

本考案によれば、ノズル本体を希望の場所に固定して使用でき、固定したまま で、ノズルの方向を簡単に変更することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例のノズルを示す図である。

【図２】吸盤取り付け部の断面図である。

【図３】ノズルを設置した状態を示す図である。

【図４】着脱可能な吸盤取り付け部を示す図である。

【符号の説明】

１ ノズル本体 ５ 吸盤取り付け部 ６ 吸盤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ノズル本体と、本体の一部に備えた吸盤
   を取りつける吸盤取付け部と、上記吸盤取付け部分での
   曲げや回転を自由にした吸盤とからなる吸盤付き散水ノ
   ズル。