JP2000152821A - 首振りクリーナ - Google Patents
首振りクリーナInfo
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- JP2000152821A JP2000152821A JP10331778A JP33177898A JP2000152821A JP 2000152821 A JP2000152821 A JP 2000152821A JP 10331778 A JP10331778 A JP 10331778A JP 33177898 A JP33177898 A JP 33177898A JP 2000152821 A JP2000152821 A JP 2000152821A
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- cleaning body
- sponge
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根、壁、天井等、あらゆる向きの面を洗い
やすいクリーナの提供。 【解決手段】 スポンジ1と、スポンジ1を保持すると
ともに、スポンジ1の洗浄面と平行な方向に深さを有す
る係合孔2eが形成されている保持部2d、及び保持部2dの
係合孔2eに回転自在に係合される軸2cをその先端に有す
る柄2aからなる支持部材2とで構成する。
やすいクリーナの提供。 【解決手段】 スポンジ1と、スポンジ1を保持すると
ともに、スポンジ1の洗浄面と平行な方向に深さを有す
る係合孔2eが形成されている保持部2d、及び保持部2dの
係合孔2eに回転自在に係合される軸2cをその先端に有す
る柄2aからなる支持部材2とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柄付きのクリーナ
に関し、特に車両の洗浄に使用する柄付きのクリーナに
関する。
に関し、特に車両の洗浄に使用する柄付きのクリーナに
関する。
【0002】
【従来の技術】スポンジに柄を付けたクリーナとして、
車両の側面・屋根、浴室の壁・天井等、手の届く高さか
ら届きにくい、又は届かない高さまで、様々な高さの所
を洗浄できるように、スポンジに伸縮自在の柄が付けら
れた長さ調節が可能なクリーナが商品化されている。
車両の側面・屋根、浴室の壁・天井等、手の届く高さか
ら届きにくい、又は届かない高さまで、様々な高さの所
を洗浄できるように、スポンジに伸縮自在の柄が付けら
れた長さ調節が可能なクリーナが商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
クリーナで、スポンジが柄の先端に固定されていて向き
を変えられない場合、スポンジの向きが、例えば天井を
洗浄するのに適した向きであると、壁を洗浄するには不
適当な向きであるといったように、洗浄しようとする面
の向きによっては非常に洗いにくい。
クリーナで、スポンジが柄の先端に固定されていて向き
を変えられない場合、スポンジの向きが、例えば天井を
洗浄するのに適した向きであると、壁を洗浄するには不
適当な向きであるといったように、洗浄しようとする面
の向きによっては非常に洗いにくい。
【0004】また、スポンジを、タイル、車両の塗装面
等の滑らかで平坦な面に押し付けてこすった場合、この
面とスポンジとの間の摩擦抵抗によってスポンジが動き
にくい。そのためスポンジを強く押しつけなければなら
ないが、例えば砂が付着したままの車体をスポンジで強
くこすると、砂が車体の表面にこすりつけられて車体に
疵がついてしまう。
等の滑らかで平坦な面に押し付けてこすった場合、この
面とスポンジとの間の摩擦抵抗によってスポンジが動き
にくい。そのためスポンジを強く押しつけなければなら
ないが、例えば砂が付着したままの車体をスポンジで強
くこすると、砂が車体の表面にこすりつけられて車体に
疵がついてしまう。
【0005】また、柄付きのクリーナで高い所を洗浄す
る場合、スポンジに含まれている水、洗剤等が柄を伝っ
てくるので、手もとが濡れてしまう。
る場合、スポンジに含まれている水、洗剤等が柄を伝っ
てくるので、手もとが濡れてしまう。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、スポンジのような洗浄体の洗
浄面の向きが変えられる機構を設けることにより、屋
根、壁、天井等、あらゆる向きの面を洗いやすくし、ま
たスポンジのような洗浄体の洗浄面の一部に凹部を設け
ることにより、洗浄面と被洗浄面との間の摩擦抵抗が軽
減されて、車両の塗装面等の滑らかで平坦な面を洗いや
すくなり、また砂のような付着物が凹部に取り込まれて
被洗浄面が疵つかず、さらに液だれ防止部材を柄に巻装
することにより、水、洗剤等の液体による手もとの濡れ
を防止する首振りクリーナの提供を目的とする。
になされたものであって、スポンジのような洗浄体の洗
浄面の向きが変えられる機構を設けることにより、屋
根、壁、天井等、あらゆる向きの面を洗いやすくし、ま
たスポンジのような洗浄体の洗浄面の一部に凹部を設け
ることにより、洗浄面と被洗浄面との間の摩擦抵抗が軽
減されて、車両の塗装面等の滑らかで平坦な面を洗いや
すくなり、また砂のような付着物が凹部に取り込まれて
被洗浄面が疵つかず、さらに液だれ防止部材を柄に巻装
することにより、水、洗剤等の液体による手もとの濡れ
を防止する首振りクリーナの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の首振りクリー
ナは、洗浄体と、洗浄体を支持する柄、及び該柄の長さ
方向に対する洗浄体の洗浄面の角度が可変となるよう
に、前記洗浄体及び前記柄の相対的な回転を可能とする
首振り機構からなる支持部材とを備えたことを特徴とす
る。
ナは、洗浄体と、洗浄体を支持する柄、及び該柄の長さ
方向に対する洗浄体の洗浄面の角度が可変となるよう
に、前記洗浄体及び前記柄の相対的な回転を可能とする
首振り機構からなる支持部材とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】第2発明の首振りクリーナは、洗浄体と、
洗浄体を保持するとともに、洗浄体の洗浄面と平行な方
向に深さを有する孔が形成されている保持部、及び保持
部の前記孔に回転自在に係合される軸をその先端に有す
る柄からなる支持部材とを備えたことを特徴とする。
洗浄体を保持するとともに、洗浄体の洗浄面と平行な方
向に深さを有する孔が形成されている保持部、及び保持
部の前記孔に回転自在に係合される軸をその先端に有す
る柄からなる支持部材とを備えたことを特徴とする。
【0009】第3発明の首振りクリーナは、第1又は第
2発明において、洗浄体の洗浄面の一部に凹部が形成さ
れていることを特徴とする。
2発明において、洗浄体の洗浄面の一部に凹部が形成さ
れていることを特徴とする。
【0010】第4発明の首振りクリーナは、第1乃至第
3発明のいずれかにおいて、前記柄の長さ方向に対して
所定の角度で曲がっている握り部を有する把手部材と、
該把手部材を、前記柄の長さ方向を軸心として回転が可
能に前記柄に結合する把手結合部材とを備えたことを特
徴とする。
3発明のいずれかにおいて、前記柄の長さ方向に対して
所定の角度で曲がっている握り部を有する把手部材と、
該把手部材を、前記柄の長さ方向を軸心として回転が可
能に前記柄に結合する把手結合部材とを備えたことを特
徴とする。
【0011】第5発明の首振りクリーナは、第1乃至第
4発明のいずれかにおいて、端部側の面がテーパされた
環状のテーパ部と、テーパ部の前記面の反対側に形成さ
れた、テーパ部より大径の環状のつば部とを有し、前記
端部側が洗浄体側に配されるように、前記柄に巻装され
ている液だれ防止部材を備えることを特徴とする。
4発明のいずれかにおいて、端部側の面がテーパされた
環状のテーパ部と、テーパ部の前記面の反対側に形成さ
れた、テーパ部より大径の環状のつば部とを有し、前記
端部側が洗浄体側に配されるように、前記柄に巻装され
ている液だれ防止部材を備えることを特徴とする。
【0012】第6発明の首振りクリーナは、第1乃至第
5発明のいずれかが車両洗浄用であることを特徴とす
る。
5発明のいずれかが車両洗浄用であることを特徴とす
る。
【0013】第1及び第2発明の首振りクリーナは、洗
浄体及び柄を相対的に回転させ、洗浄体の洗浄面の、柄
の長さ方向に対する角度、即ち洗浄面の向きを変えるこ
とができる。これにより、車の屋根、車側、浴室の壁、
天井等、あらゆる向きの面を洗いやすい。
浄体及び柄を相対的に回転させ、洗浄体の洗浄面の、柄
の長さ方向に対する角度、即ち洗浄面の向きを変えるこ
とができる。これにより、車の屋根、車側、浴室の壁、
天井等、あらゆる向きの面を洗いやすい。
【0014】第3発明の首振りクリーナは、洗浄体の洗
浄面の一部に凹部が形成されている。これにより、洗浄
面と被洗浄面との間の摩擦抵抗が軽減されて、車両の塗
装面等の滑らかで平坦な面を洗いやすくなる。また砂の
ような付着物が凹部に取り込まれて被洗浄面が疵つかな
い。
浄面の一部に凹部が形成されている。これにより、洗浄
面と被洗浄面との間の摩擦抵抗が軽減されて、車両の塗
装面等の滑らかで平坦な面を洗いやすくなる。また砂の
ような付着物が凹部に取り込まれて被洗浄面が疵つかな
い。
【0015】第4発明の首振りクリーナは、柄の長さ方
向に対して所定の角度で曲がっている握り部を有する把
手部材が、柄の長さ方向を軸心として回転が可能に、結
合部材によって柄に結合されている。これにより、洗浄
体及び柄の相対的回転による角度以上に、洗浄面の柄の
長さ方向に対する角度を付けることができる。また、洗
浄面の向きを、柄の長さ方向と異なる方向へ、手もとの
操作で簡単に調節できる。
向に対して所定の角度で曲がっている握り部を有する把
手部材が、柄の長さ方向を軸心として回転が可能に、結
合部材によって柄に結合されている。これにより、洗浄
体及び柄の相対的回転による角度以上に、洗浄面の柄の
長さ方向に対する角度を付けることができる。また、洗
浄面の向きを、柄の長さ方向と異なる方向へ、手もとの
操作で簡単に調節できる。
【0016】第5発明の首振りクリーナは、洗浄体から
柄を伝ってきた水、洗剤等の液体は、柄に巻装されてい
る環状の液だれ防止部材のテーパ部を伝って、流れの方
向が変わり、さらにつば部において所定の量が溜まる
と、手もとから遠く離れた位置に落下する。これによ
り、洗浄体がどのような向きであっても、洗浄中に柄が
回転しても、柄を伝ってくる水、洗剤等の液体で手もと
が濡れることはない。
柄を伝ってきた水、洗剤等の液体は、柄に巻装されてい
る環状の液だれ防止部材のテーパ部を伝って、流れの方
向が変わり、さらにつば部において所定の量が溜まる
と、手もとから遠く離れた位置に落下する。これによ
り、洗浄体がどのような向きであっても、洗浄中に柄が
回転しても、柄を伝ってくる水、洗剤等の液体で手もと
が濡れることはない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその図面に基づい
て説明する。図1は本発明の首振りクリーナの組立て状
態の斜視図である。首振りクリーナのヘッド10は、その
一つの角が鋭角に形成された五角形の洗浄面を有する前
記洗浄体としての、厚みのあるスポンジ(ポリウレタン
フォーム)1と、スポンジ1の洗浄面の鋭角の側が先端
となるようにスポンジ1を支持し、また、後述する仕組
みで、柄2aの長さ方向に対するスポンジ1の洗浄面の角
度が変えられるように、スポンジ1を回転自在に支持す
る ABS樹脂製の支持部材2とからなる。スポンジ1の洗
浄面の央部には、所定の深さを有する、前記凹部として
のディンプル1aが形成されている。
て説明する。図1は本発明の首振りクリーナの組立て状
態の斜視図である。首振りクリーナのヘッド10は、その
一つの角が鋭角に形成された五角形の洗浄面を有する前
記洗浄体としての、厚みのあるスポンジ(ポリウレタン
フォーム)1と、スポンジ1の洗浄面の鋭角の側が先端
となるようにスポンジ1を支持し、また、後述する仕組
みで、柄2aの長さ方向に対するスポンジ1の洗浄面の角
度が変えられるように、スポンジ1を回転自在に支持す
る ABS樹脂製の支持部材2とからなる。スポンジ1の洗
浄面の央部には、所定の深さを有する、前記凹部として
のディンプル1aが形成されている。
【0018】支持部材2の柄2aの基端寄りに形成された
係合孔2bには、アルミニウム製の3本のアルミパイプ3
a、3b、3cが連結されている長さ調節用パイプ3の第1
段目のアルミパイプ3aの先端に形成されている係合部材
の突起(図示せず)が係合されている。
係合孔2bには、アルミニウム製の3本のアルミパイプ3
a、3b、3cが連結されている長さ調節用パイプ3の第1
段目のアルミパイプ3aの先端に形成されている係合部材
の突起(図示せず)が係合されている。
【0019】3本のアルミパイプ3a、3b、3cは、アルミ
パイプ3aの外径がアルミパイプ3bの内径と同一寸法、ア
ルミパイプ3bの外径がアルミパイプ3cの内径と同一寸法
であり、第2段のアルミパイプ3b、及び第3段のアルミ
パイプ3cの先端側の所定長の部分は、それぞれ他の部分
より外径を太くなっており、第2段のアルミパイプ3bが
第3段のアルミパイプ3cへ、また第3段のアルミパイプ
3cが把手結合部材5へ完全に嵌まり込まないようにする
ストッパの役割を果たしている。
パイプ3aの外径がアルミパイプ3bの内径と同一寸法、ア
ルミパイプ3bの外径がアルミパイプ3cの内径と同一寸法
であり、第2段のアルミパイプ3b、及び第3段のアルミ
パイプ3cの先端側の所定長の部分は、それぞれ他の部分
より外径を太くなっており、第2段のアルミパイプ3bが
第3段のアルミパイプ3cへ、また第3段のアルミパイプ
3cが把手結合部材5へ完全に嵌まり込まないようにする
ストッパの役割を果たしている。
【0020】長さ調節用パイプ3を、図中、矢符で示す
方向に伸縮させることにより、首振りクリーナは最短で
90cm、最長で 145cmの3段階の長さに調節することがで
きる。またヘッド10を長さ調節用パイプ3から取り外せ
ば、ハンディタイプのクリーナとして使用することもで
きる。
方向に伸縮させることにより、首振りクリーナは最短で
90cm、最長で 145cmの3段階の長さに調節することがで
きる。またヘッド10を長さ調節用パイプ3から取り外せ
ば、ハンディタイプのクリーナとして使用することもで
きる。
【0021】長さ調節用パイプ3の第3段のアルミパイ
プ3cには、ウレタンフォーム製の環状の液だれ防止部材
4が巻装されている。液だれ防止部材4は、一方の端部
側の面がテーパされた環状のテーパ部4aと、テーパ部4a
の下側に形成された、テーパ部4aより大径の環状のつば
部4bとを有する。
プ3cには、ウレタンフォーム製の環状の液だれ防止部材
4が巻装されている。液だれ防止部材4は、一方の端部
側の面がテーパされた環状のテーパ部4aと、テーパ部4a
の下側に形成された、テーパ部4aより大径の環状のつば
部4bとを有する。
【0022】長さ調節用パイプ3の第3段のアルミパイ
プ3cの基端は把手結合部材5に嵌合されている。把手結
合部材5には、把手結合部材5に対してグリップ部6aが
長さ調節用パイプ3を含む柄の長さ方向に対して所定の
角度で曲がっているピストル型に形成された ABS樹脂製
の把手部材6を把手部材6が回転自在に結合されてい
る。なお、グリップ部6aの表面には滑り止めの凹部が複
数個形成されている。
プ3cの基端は把手結合部材5に嵌合されている。把手結
合部材5には、把手結合部材5に対してグリップ部6aが
長さ調節用パイプ3を含む柄の長さ方向に対して所定の
角度で曲がっているピストル型に形成された ABS樹脂製
の把手部材6を把手部材6が回転自在に結合されてい
る。なお、グリップ部6aの表面には滑り止めの凹部が複
数個形成されている。
【0023】図2はヘッド10の背面図である。スポンジ
1を支持する支持部材2は、長さ調節用パイプ3の第1
段目のアルミパイプ3aの先端に形成されている係合部材
の突起(図示せず)が係合される係合孔2b、及び先端寄
りの両側に、長さ方向と直交する方向に突出した軸2cを
有する柄2aと、軸2cが回転自在に係合される係合孔2eを
有し、その周縁に、スポンジ1を固定する歯状の突起
(図示せず)が複数個形成されている平面楕円形の ABS
樹脂製の保持部2dとから構成されている。柄2aは先端側
が所定の角度で曲がっている(図3参照)。
1を支持する支持部材2は、長さ調節用パイプ3の第1
段目のアルミパイプ3aの先端に形成されている係合部材
の突起(図示せず)が係合される係合孔2b、及び先端寄
りの両側に、長さ方向と直交する方向に突出した軸2cを
有する柄2aと、軸2cが回転自在に係合される係合孔2eを
有し、その周縁に、スポンジ1を固定する歯状の突起
(図示せず)が複数個形成されている平面楕円形の ABS
樹脂製の保持部2dとから構成されている。柄2aは先端側
が所定の角度で曲がっている(図3参照)。
【0024】図3はヘッド10の回転状態を示す模式図で
ある。柄2aの軸2cが、保持部2dの係合孔2eに回転自在に
係合されているので、保持部2dに保持されているスポン
ジ1を、この軸2cを軸心として上下に回転させ、スポン
ジ1の洗浄面の向きを様々に変えることで、あらゆる向
きの被洗浄面を洗うことができる。
ある。柄2aの軸2cが、保持部2dの係合孔2eに回転自在に
係合されているので、保持部2dに保持されているスポン
ジ1を、この軸2cを軸心として上下に回転させ、スポン
ジ1の洗浄面の向きを様々に変えることで、あらゆる向
きの被洗浄面を洗うことができる。
【0025】図4(a) は把手結合部材5の図であって、
図4(a) は正面図、長さ調節用パイプ3に結合される側
から見た平面図、及び把手部材6が結合される側から見
た底面図、また図4(b) は底面図のA-A 線断面図であ
る。把手結合部材5の基端には、その外径が把手部材6
の内径と同一寸法である嵌め込み部5bが形成され、嵌め
込み部5bの周縁には、先端が鉤状に形成された複数本
(本例では4本)の脚状の係合部5aが、隣との間に空隙
を設けて形成されている。
図4(a) は正面図、長さ調節用パイプ3に結合される側
から見た平面図、及び把手部材6が結合される側から見
た底面図、また図4(b) は底面図のA-A 線断面図であ
る。把手結合部材5の基端には、その外径が把手部材6
の内径と同一寸法である嵌め込み部5bが形成され、嵌め
込み部5bの周縁には、先端が鉤状に形成された複数本
(本例では4本)の脚状の係合部5aが、隣との間に空隙
を設けて形成されている。
【0026】図5は把手部材6の図であって、図5(a)
は把手結合部材5に結合される側から見た平面図、図5
(b) は平面図のB-B 線断面図である。把手部材6は、柄
の長さ方向に対して所定角度で曲がっている中空のグリ
ップ部6aと、把手結合部材5の係合部5aの鉤状の先端の
グリップ部6aの中空の空間への進入を可能にする径寸法
の穴の周囲に形成された、把手部材6の把手結合部材5
からの抜けを防止する抜け止め部6bとを有する。
は把手結合部材5に結合される側から見た平面図、図5
(b) は平面図のB-B 線断面図である。把手部材6は、柄
の長さ方向に対して所定角度で曲がっている中空のグリ
ップ部6aと、把手結合部材5の係合部5aの鉤状の先端の
グリップ部6aの中空の空間への進入を可能にする径寸法
の穴の周囲に形成された、把手部材6の把手結合部材5
からの抜けを防止する抜け止め部6bとを有する。
【0027】図6は結合状態の把手結合部材5及び把手
部材6の断面図である。把手結合部材5の係合部5aが、
抜け止め部6b中央の穴からグリップ部6aの中空の空間に
進入し、先端の鉤が抜け止め部6bに引っ掛かって、把手
部材6は把手結合部材5から抜けないように柄の長さ方
向を軸心として回転自在に係止されている。
部材6の断面図である。把手結合部材5の係合部5aが、
抜け止め部6b中央の穴からグリップ部6aの中空の空間に
進入し、先端の鉤が抜け止め部6bに引っ掛かって、把手
部材6は把手結合部材5から抜けないように柄の長さ方
向を軸心として回転自在に係止されている。
【0028】図7は把手部材6の回転状態を示す模式図
である。図6のように把手結合部材5に係止された把手
部材6は、柄の長さ方向を軸心として回転させることが
できる。この回転により、使用者は、スポンジ1の洗浄
面の向きを、柄の長さ方向と異なる方向、即ち左右へ、
手もとの操作で簡単に調節できる。
である。図6のように把手結合部材5に係止された把手
部材6は、柄の長さ方向を軸心として回転させることが
できる。この回転により、使用者は、スポンジ1の洗浄
面の向きを、柄の長さ方向と異なる方向、即ち左右へ、
手もとの操作で簡単に調節できる。
【0029】図8は液だれ防止部材4の斜視図である。
液だれ防止部材4は、端部側の面がテーパされた環状の
テーパ部4aと、テーパ部4aのテーパ面の反対側に形成さ
れた、テーパ部4aより大径の環状のつば部4bとを有し、
テーパ部4aのテーパ面がスポンジ1の側に配されるよう
に、長さ調節用パイプ3に巻装される。
液だれ防止部材4は、端部側の面がテーパされた環状の
テーパ部4aと、テーパ部4aのテーパ面の反対側に形成さ
れた、テーパ部4aより大径の環状のつば部4bとを有し、
テーパ部4aのテーパ面がスポンジ1の側に配されるよう
に、長さ調節用パイプ3に巻装される。
【0030】上を向けて使用している首振りクリーナの
スポンジ1から支持部材2、長さ調節用パイプ3からな
る柄を伝ってきた水、洗剤等の液体Lは、柄に巻装され
ている液だれ防止部材4のテーパ部4aのテーパ面を伝っ
て、流れの方向が変わり、さらにつば部4bにおいて所定
の量が溜まると、手もとから遠く離れた位置に落下する
ので、スポンジ1がどのような向きであっても、洗浄中
に柄が回転しても、柄を伝ってくる水、洗剤等の液体で
手もとが濡れることはない。
スポンジ1から支持部材2、長さ調節用パイプ3からな
る柄を伝ってきた水、洗剤等の液体Lは、柄に巻装され
ている液だれ防止部材4のテーパ部4aのテーパ面を伝っ
て、流れの方向が変わり、さらにつば部4bにおいて所定
の量が溜まると、手もとから遠く離れた位置に落下する
ので、スポンジ1がどのような向きであっても、洗浄中
に柄が回転しても、柄を伝ってくる水、洗剤等の液体で
手もとが濡れることはない。
【0031】
【発明の効果】本発明のクリーナは、洗浄体及び柄を相
対的に回転させ、洗浄体の洗浄面の、柄の長さ方向に対
する角度、即ち洗浄面の向きを変えることができるの
で、車の屋根、車側、浴室の壁、天井等、あらゆる向き
の面を洗いやすいという優れた効果を奏する。
対的に回転させ、洗浄体の洗浄面の、柄の長さ方向に対
する角度、即ち洗浄面の向きを変えることができるの
で、車の屋根、車側、浴室の壁、天井等、あらゆる向き
の面を洗いやすいという優れた効果を奏する。
【0032】本発明のクリーナは、洗浄体の洗浄面の一
部に凹部が形成されているので、洗浄面と被洗浄面との
間の摩擦抵抗が軽減されて、車両の塗装面等の滑らかで
平坦な面を洗いやすくなり、また砂のような付着物が凹
部に取り込まれて被洗浄面が疵つかないという優れた効
果を奏する。
部に凹部が形成されているので、洗浄面と被洗浄面との
間の摩擦抵抗が軽減されて、車両の塗装面等の滑らかで
平坦な面を洗いやすくなり、また砂のような付着物が凹
部に取り込まれて被洗浄面が疵つかないという優れた効
果を奏する。
【0033】本発明のクリーナは、柄の長さ方向に対し
て所定の角度で曲がっている握り部を有する把手部材
が、柄の長さ方向を軸心として回転が可能に、結合部材
によって柄に結合されているので、洗浄体及び柄の相対
的回転による角度以上に、洗浄面の柄の長さ方向に対す
る角度を付けることができる。また、洗浄面の向きを、
柄の長さ方向と異なる方向へ、手もとの操作で簡単に調
節できるという優れた効果を奏する。
て所定の角度で曲がっている握り部を有する把手部材
が、柄の長さ方向を軸心として回転が可能に、結合部材
によって柄に結合されているので、洗浄体及び柄の相対
的回転による角度以上に、洗浄面の柄の長さ方向に対す
る角度を付けることができる。また、洗浄面の向きを、
柄の長さ方向と異なる方向へ、手もとの操作で簡単に調
節できるという優れた効果を奏する。
【0034】本発明のクリーナは、洗浄体から柄を伝っ
てきた水、洗剤等の液体は、柄に巻装されている環状の
液だれ防止部材のテーパ部を伝って、流れの方向が変わ
り、さらにつば部において所定の量が溜まると、手もと
から遠く離れた位置に落下するので、洗浄体がどのよう
な向きであっても、洗浄中に柄が回転しても、柄を伝っ
てくる水、洗剤等の液体で手もとが濡れることはないと
いう優れた効果を奏する。
てきた水、洗剤等の液体は、柄に巻装されている環状の
液だれ防止部材のテーパ部を伝って、流れの方向が変わ
り、さらにつば部において所定の量が溜まると、手もと
から遠く離れた位置に落下するので、洗浄体がどのよう
な向きであっても、洗浄中に柄が回転しても、柄を伝っ
てくる水、洗剤等の液体で手もとが濡れることはないと
いう優れた効果を奏する。
【図1】本発明の首振りクリーナの組立て状態の斜視図
である。
である。
【図2】ヘッドの背面図である。
【図3】ヘッドの回転状態を示す模式図である。
【図4】把手結合部材の、正面図、長さ調節用パイプに
結合される側から見た平面図、把手部材が結合される側
から見た底面図、及び底面図のA-A 線断面図である。
結合される側から見た平面図、把手部材が結合される側
から見た底面図、及び底面図のA-A 線断面図である。
【図5】把手部材の、把手結合部材に結合される側から
見た平面図、及び平面図のB-B線断面図である。
見た平面図、及び平面図のB-B線断面図である。
【図6】結合状態の把手結合部材及び把手部材の断面図
である。
である。
【図7】把手部材の回転状態を示す模式図である。
【図8】液だれ防止部材の斜視図である。
1 スポンジ(洗浄体) 1a ディンプル(凹部) 2 支持部材 2a 柄 2b 係合孔 2c 軸 2d 保持部 2e 係合孔 3 長さ調節用パイプ 3a、3b、3c アルミパイプ 4 液だれ防止部材 4a テーパ部 4b つば部 5 把手結合部材 5a 係合部 5b 嵌め込み部 6 把手部材 6a グリップ部 6b 抜け止め部 10 ヘッド
Claims (6)
- 【請求項1】 洗浄体と、洗浄体を支持する柄、及び該
柄の長さ方向に対する洗浄体の洗浄面の角度が可変とな
るように、前記洗浄体及び前記柄の相対的な回転を可能
とする首振り機構からなる支持部材とを備えたことを特
徴とする首振りクリーナ。 - 【請求項2】 洗浄体と、洗浄体を保持するとともに、
洗浄体の洗浄面と平行な方向に深さを有する孔が形成さ
れている保持部、及び保持部の前記孔に回転自在に係合
される軸をその先端に有する柄からなる支持部材とを備
えたことを特徴とする首振りクリーナ。 - 【請求項3】 洗浄体の洗浄面の一部に凹部が形成され
ている請求項1又は2記載の首振りクリーナ。 - 【請求項4】 前記柄の長さ方向に対して所定の角度で
曲がっている握り部を有する把手部材と、該把手部材
を、前記柄の長さ方向を軸心として回転が可能に前記柄
に結合する把手結合部材とを備えた請求項1乃至3のい
ずれかに記載の首振りクリーナ。 - 【請求項5】 端部側の面がテーパされた環状のテーパ
部と、テーパ部の前記面の反対側に形成された、テーパ
部より大径の環状のつば部とを有し、前記端部側が洗浄
体側に配されるように、前記柄に巻装されている液だれ
防止部材を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の首
振りクリーナ。 - 【請求項6】 車両洗浄用である請求項1乃至5のいず
れかに記載の首振りクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331778A JP2000152821A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 首振りクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331778A JP2000152821A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 首振りクリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000152821A true JP2000152821A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18247537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10331778A Pending JP2000152821A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 首振りクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000152821A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002017448A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-22 | Mac Sanko Co Ltd | 柄付きブラシ |
JP2011045420A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toshikazu Kitanishi | 洗浄具 |
KR200462561Y1 (ko) * | 2010-03-31 | 2012-09-21 | 이도재 | 변기 세척 브러쉬 |
JP2018186960A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 株式会社尾西商店 | 掃除用具 |
KR200496138Y1 (ko) * | 2021-12-28 | 2022-11-11 | 주식회사 엠씨알 | 자동차 세차용 휠 클리너 |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP10331778A patent/JP2000152821A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018186960A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 株式会社尾西商店 | 掃除用具 |
KR200496138Y1 (ko) * | 2021-12-28 | 2022-11-11 | 주식회사 엠씨알 | 자동차 세차용 휠 클리너 |
WO2023128321A1 (ko) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 주식회사 엠씨알 | 자동차 세차용 휠 클리너 |
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