JP2003102665A - 回転モップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床等を清掃して汚れた場合、縒り紐袋を取着
した回転自在の角形受座を下部から上部と反転させ清掃
する回転モップを提供する。 【解決手段】 縒り紐袋１、２を回転自在の角形受座
３、４に挿着し、角形受座３、４を支持する支軸５に軸
受６を貫通接続し、該軸受６に柄棒７を連結構成されて
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この本発明は、モップに関す
るもので、縒り紐袋を回転自在の角形受座に挿着し、角
形受座の回転により縒り紐袋の表裏両面を使用可能とし
た回転モップに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図４に示すごとく、受座８の上面に前後
作動する蝶番金具９を取り付け、受座８の下面に縒り紐
を束ねた縒り紐帯１０を取付具１１により装着したも
の、または類似のモップは多々あるが、使用後の拭布
（雑巾）等の交換に手数を要し、かつ清掃効率も悪かっ
た。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ． 床等を清掃して拭布が汚れた場合、下部から上部
に反転させることができないため、受座の下面より取り
外し、裏返して再度取り付けなければならなかった。 ロ． 分解、反転作業が面倒で手数がかかり、かつ衣
服、手等を汚損するという欠点があった。 ハ． 受座、拭布を使用状態のままで反転させて使用す
ることができなかった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】縒り紐袋１、２を回転自
在の角形受座３、４に挿着し、角形受座３、４を支持す
る支軸５を軸受６に貫通接続し、該軸受６に柄棒７を連
結して構成する。清掃時に表裏反転して使用する場合に
は、回転自在の角形受座３と４を反転することにより目
的を達成することができる。 【０００５】 【発明実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明す
る （イ） 縒り紐１ａを袋１ｂの上下面に縫着し、縒り紐
袋１、２を形成する。 （ロ） 角形受座３、４を形成し、該角形受座３、４に
縒り紐袋１、２を挿入し紐やゴム等により固縛して取着
する。 （ハ） 角形の受座３、４を支持する支軸５を中空逆円
錐形軸受またはパイプで形成した軸受６に貫通接続し、
角形受座３、４の側板を貫通する支軸５に割ピン５ａを
挿入し、角形受座３、４を回転自在にする。 （ニ） 軸受６の端部嵌合穴６ａに柄棒７を挿入して締
結する。 本案は以上の構成よりなっている。本発明を使用すると
きは、回転モップで床面を掃除して汚れた場合、回転自
在の角形受座３と４を反転回転させ、上部を下部に変動
させることにより、縒り紐袋１、２の利用価値を高める
と共に、清掃効率を更に発揮することができる。また、
表裏反転させて縒り紐袋の両面を平均的に使用するため
長期の使用に耐え、かつ作業能率の向上をはかり、衣
服、手等を汚損することがない。本発明は本実施例に限
定するものではなく、技術思想を逸脱しない範囲におい
て、金属製の円形、半円形等の各種形状の受座、化学繊
維の拭布、または化学繊維のペーパーを使用し使い捨て
用も考えられる。更に、回転モップの主部材をプラスチ
ックにて形成することもできる。 【０００６】 【発明の効果】本発明を使用することにより、簡単に表
裏反転させることができ、縒り紐袋を効率的に活用し、
かつ作業能率の向上をはかる等、顕著な効果を有する。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の角形受座に縒り紐袋を挿入する状態を
示す斜視図 【図２】本発明の縒り紐袋の平面図 【図３】角形受座の組立状態を示す説明図 【図４】従来のモップ斜視図 【符号の説明】 １ａ 縒り紐 １ｂ 袋 １ 縒り紐袋 ２ 縒り紐袋 ３ 角形受座 ４ 角形受座 ５ 支軸 ５ａ 割ピン ６ 軸受 ６ａ 嵌合穴 ７ 柄棒 ８ 受座 ９ 蝶番 １０ 縒り紐帯 １１ 取付具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 縒り紐袋１、２を回転自在の角形受座
   ３、４に挿着し、角形受座３、４を支持する支軸５を軸
   受６に貫通接続し、該軸受６に柄棒７を連結構成されて
   いる、ことを特徴とする回転モップ。