JPH0657167U - 伸縮釣竿 - Google Patents

伸縮釣竿

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JPH0657167U
JPH0657167U JP89393U JP89393U JPH0657167U JP H0657167 U JPH0657167 U JP H0657167U JP 89393 U JP89393 U JP 89393U JP 89393 U JP89393 U JP 89393U JP H0657167 U JPH0657167 U JP H0657167U
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JP
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rod
leaf spring
telescopic
tubular portion
fishing rod
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秀俊 重藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮元竿の位置調整を容易かつ確実に行なう
ことができるようにする。 【構成】 元竿1の筒部1a内に伸縮元竿部2を挿入す
る。この伸縮元竿部2は摺動ブロック3と長尺部材4と
で構成されている。摺動ブロック3には2つの摺動部3
a,3aが形成されており、この2つの摺動部3a,3
a間には偏心部3bが設けられている。この偏心部3b
と筒部1aの内周壁との間には板ばね5が介在せしめら
れており、この板ばね5が筒部1aの内周壁を押圧する
ことにより、伸縮元竿部2が元竿1に対して位置固定せ
しめられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伸縮釣竿に係り、特に伸縮元竿部の固定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、元竿の基端側に設けられた筒部内に伸縮可能な伸縮元竿部を設けるこ とにより、釣竿の長さ調節を行なうことができる伸縮釣竿が広く知られている。
【0003】 図10は従来の伸縮元竿部の固定機構を示す図である。図中符号101は元竿 の基端側に形成された筒部である。この筒部101には伸縮元竿部102が収納 され、この伸縮元竿部102の先端側に偏心部102aが形成されている。この 偏心部102aには当接部材103が当接され、偏心部102aの偏心位置によ り当接部材103が筒部101の内壁を押圧する。これにより、伸縮元竿部10 2が筒部101に対して位置固定される。
【0004】 また、図11は従来の伸縮元竿部の固定機構の他の例を示す図である。図中符 号201は元竿(図示せず)の基端部に設けられた係合筒であり、この係合筒2 01には係止部201aと、切欠部201bとが形成されている。また、この係 合筒201の外周には伸縮元竿部202が配設されており、この内周部に係止部 201aが係合可能な係合面202a,202aが形成されている。しかして、 伸縮元竿部202を元竿に対して伸縮させる際には、伸縮竿元部202と元竿と を相対的に回転せしめ、切欠部201bと係合面202aとを相対向させ、伸縮 元竿部202と元竿との長さ位置を調節させる。そして、所望の位置で伸縮元竿 部202と元竿とを相対的に回転させ、係止部201aを係合面202aに押圧 させることにより、伸縮元竿部202の位置固定することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のような図に示した構成では、元竿内部に水が浸入すると、水 が潤滑剤として作用し、当接部材と筒部内壁および当接部材と偏心部との間にす べりが生じ、固定することができなくなってしまう。また、筒部内壁の面粗さに よってロックの効き方が左右されるとともに、ばらつくといった問題点がある。 さらに、図11に示した構成ではロックの効く角度が狭く、僅かな反対方向への 力によってロックが解除されてしまうという問題点がある。
【0006】 本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたもので、伸縮元竿部の固定を容 易に、しかも確実に行なうことができる伸縮釣竿を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、元竿の基端側の筒部内に伸縮可能に収納された伸縮元竿部を有する 伸縮釣竿において、上記伸縮元竿部には偏心部が形成され、この偏心部と上記筒 部とによって形成される間隙に板ばねが収納され、上記偏心部の偏心位置により 、上記板ばねが上記筒部の内周壁を押圧することを特徴とする。
【0008】
【作用】
伸縮元竿部の位置を調節する際には、元竿又は伸縮元竿部を相互に相対的に回 転せしめ、板ばねが筒部の内周壁を押圧しない状態にする。この状態で、伸縮元 竿部を元竿に対して伸縮せしめる。その後、所望の位置で、元竿又は伸縮元竿部 を相互に相対的に回転せしめ、板ばねが筒部の内周壁を押圧する状態とする。こ れにより、伸縮元竿部を元竿に対して固定することができる。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案における伸縮釣竿の基端側の拡大斜視図、図2は縦断面図である 。図中符号1は元竿であり、この元竿1の筒部1a内には伸縮元竿部2が挿入さ れている。図3はこの伸縮元竿部2の分解斜視図であり、図3(a)は摺動ブロ ック3、図3(b)は長尺部材4を示すものである。摺動ブロック3は筒部1a (図2)の内周壁に当接摺動する2つの摺動部3a,3aの間に、この摺動部3 aとは偏心状に形成された偏心部3bを有している。また、一方の摺動部3aに は、この摺動部3aと同心状の雄ねじ部3cが設けられている。一方、長尺部材 4の一端側には筒部1a(図2)の内周壁に当接摺動する摺動部4aが形成され ている。この摺動部4aには雌ねじ部4bが形成されており、上記摺動ブロック 3の雄ねじ部3cが螺合されることにより、長尺部材4に摺動ブロック3が固着 される。このようにして構成された伸縮元竿部2は、図2に示す如く、2つの摺 動部3a,3a間に、図4に示すように湾曲形状を呈する板ばね5を介在せしめ 筒部1a内に挿入する。そして、筒部1aの開口部(図2中右端部)をキャップ 止め部材6およびキャップ7によって閉塞している。なお、板ばね5の隅部5a を曲面とすることにより、筒部1aの内周壁を傷めるのが防止される。
【0010】 このように構成された伸縮釣竿の伸縮する際の作用について説明する。 図5において、伸縮元竿部2(図2)を筒部1aに対して回転せしめ、図5( b)の状態にする。この状態は、板ばね5の幅Bが拡げられた状態にあり、筒部 1aの内周壁を押圧する押圧力は働かない。この状態で、図2において伸縮元竿 部2を筒部1aに対して、図中左右方向に移動させることにより、所望の長さ位 置に設定する。そして、伸縮元竿部2を筒部1aに対して回転せしめる。すると 、180°回転させることにより、偏心部3bは、図5(a)に示す如く、偏心 移動する。これにより、板ばね5は図中上方に押し上げられることとなり、板ば ね5が筒部1aに当接する位置間である幅bは図5(b)の幅Bよりも狭められ る。このため、板ばね5が筒部1aの内周壁を押圧する押圧力は強固なものとな る。従って、伸縮元竿部2が元竿1の筒部1aに対して位置固定される。
【0011】 このようにロック操作およびロック解除操作には伸縮元竿部2を元竿1に対し て180°回転させなければならず、釣り中に容易にロックが解除してしまうと いったことを防止することができる。また、ロック解除操作時には伸縮元竿2を 左右どちらの方向へ回転させても解除することができるため、ロック操作方向へ さらに回転させてロック解除しようとする誤操作は発生しなくなった。
【0012】 図6は本考案における伸縮釣竿に使用される他の実施例の板ばねを示す図、図 7はこの板ばねを使用した状態での釣竿断面図である。本実施例では板ばね11 のほぼ中央部に突出部11aを形成したものである。このように突出部11aを 形成したことにより、図7に示すように、ロック時において、板ばね11が筒部 1aの内周壁を押圧する箇所が3カ所となり、上述した第一実施例が2カ所であ ったことから、より強固にロックすることができる。
【0013】 図8は本考案における伸縮釣竿に使用される他の実施例の板ばねを示す図であ る。本実施例は、上述の図6に示した実施例が突出部11aをほぼ中央部に形成 したものであるのに対し、板ばね21の突出部21aを円弧方向に長く形成した ものである。
【0014】 図9は本考案における伸縮釣竿に使用される他の実施例の板ばねを示す図であ る。本実施例では板ばね31の図9(a)中上下端辺に長く、2つの突出部21 a,231aを形成するようにしたものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したことにより、板ばねの両端のみが筒部の内周壁 を押圧し、水が侵入しても、水が膜をはり、横すべりすることがなく、確実にロ ックすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における伸縮釣竿の基端側の拡大斜視図
である。
【図2】本考案における伸縮釣竿の基端側の縦断面図で
ある。
【図3】本考案における伸縮釣竿に使用される伸縮元竿
の分解斜視図である。
【図4】本考案における伸縮釣竿に使用される板ばねの
斜視図である。
【図5】本考案における伸縮釣竿の作用を説明する断面
図である。
【図6】本考案における伸縮釣竿に使用される板ばねの
他の実施例を示す図である。
【図7】本考案における他の実施例の板ばねを使用した
状態を示す断面図である。
【図8】本考案における伸縮釣竿に使用される板ばねの
他の実施例を示す図である。
【図9】本考案における伸縮釣竿に使用される板ばねの
他の実施例を示す図である。
【図10】従来の伸縮釣竿の固定機構部を示す図であ
る。
【図11】従来の伸縮釣竿の固定機構部を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…元竿 1a…筒部 2…伸縮元竿部 3…摺動ブロック(伸縮元竿部) 3b…偏心部 4…長尺部材(伸縮元竿部) 5…板ばね 11…板ばね 21…板ばね 31…板ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元竿の基端側の筒部内に伸縮可能に収納
    された伸縮元竿部を有する伸縮釣竿において、上記伸縮
    元竿部には偏心部が形成され、この偏心部と上記筒部と
    によって形成される間隙に板ばねが収納され、上記偏心
    部の偏心位置により、上記板ばねが上記筒部の内周壁を
    押圧することを特徴とする伸縮釣竿。
JP1993000893U 1993-01-18 1993-01-18 伸縮釣竿 Expired - Lifetime JP2590862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993000893U JP2590862Y2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 伸縮釣竿

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JP1993000893U JP2590862Y2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 伸縮釣竿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0657167U true JPH0657167U (ja) 1994-08-09
JP2590862Y2 JP2590862Y2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=11462437

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JP1993000893U Expired - Lifetime JP2590862Y2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 伸縮釣竿

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070388A (ja) * 2001-09-03 2003-03-11 Shimano Inc 釣 竿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003070388A (ja) * 2001-09-03 2003-03-11 Shimano Inc 釣 竿

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JP2590862Y2 (ja) 1999-02-24

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