JPH0656980A - 高分子量線状ポリエステルの製法 - Google Patents

高分子量線状ポリエステルの製法

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JPH0656980A
JPH0656980A JP4140291A JP14029192A JPH0656980A JP H0656980 A JPH0656980 A JP H0656980A JP 4140291 A JP4140291 A JP 4140291A JP 14029192 A JP14029192 A JP 14029192A JP H0656980 A JPH0656980 A JP H0656980A
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carbon atoms
mol
polycondensation
molecular weight
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JP4140291A
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Klaus Dr Weisskopf
クラウス・ヴァイスコップ
Ligia Dr Dominguez
リギア・ドミンゲス
Peter Klein
ペーター・クライン
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Hoechst AG
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用いた低分子量ポリエステル粒子の寸法およ
び形状が変化することなく、また架橋および不溶性粒子
を生じる副反応が進行することなしに高分子量ポリエス
テルを製造しうる方法を提供する。 【構成】 低分子量の微細な固体ポリエステルの懸濁液
を、高められた温度で、ポリエステル中へ浸透しない液
状熱媒中において後縮合させることによる高分子量ポリ
エステルの製法を開示する。本方法は、好ましくは式II
Iおよび式IVの構造グループのポリエステルの後縮合に
利用され: シリコーン油が熱媒として用いられる。得られた生成物
は実質的に線状であり、不溶性成分を含まない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、低分子量の微細な固体ポリエス
テルの懸濁液を高められた温度で液状熱媒中において後
縮合させることによる高分子量線状ポリエステルの製法
に関するものである。
【0002】高分子量ポリエステルは造形品の製造、特
に繊維の製造に有用な出発原料であり、一定の製造条件
下で達成しうる材料強度は一般にポリエステルの分子量
が高いほど高い。従って、最大強度を備えたポリエステ
ル糸を得るためには、たとえば適宜新規な紡糸法の採用
と共に、極めて高い分子量のポリエステルを紡糸に用い
ることが必要である。これに関連する例は、特開昭61
−207616号および62−263317号公報、特
開昭62−223333号公報、ならびに欧州特許出願
公開第251313号および359692号明細書中に
見られる。
【0003】従って可能な限り高い分子量のポリエステ
ルが長年求められており、この方向で行われた種々の試
みはこの目的を達成する努力が絶えずなされたことを立
証している。
【0004】工業的には高分子量ポリエステルは、溶融
状態でエステル交換またはエステル化により調製された
比較的低い分子量のポリエステルを固相縮合させる方法
により製造されることが多い。この方法では、ポリエス
テル粒子(一般に顆粒)を不活性ガス流中または真空中
で、それらの溶融温度より低い温度に加熱する。この処
理中にさらに縮合が起こって分子量が増大し、そして固
相で縮合に際して形成された揮発性成分は除去される。
しかしこの方法は、ポリエステルの結晶化が平行して進
行し、従ってポリエステル粒子からの揮発性成分の拡散
の進行がよりいっそう緩慢になることによって妨害され
る。最後に、採用される高温では分解反応も重要性を増
し、従って達成しうる分子量は制限される。IV値(固
有粘度)を分子量の尺度として採用すると、一般のポリ
エチレンテレフタレートチップから出発して工業的規模
で実施される通常の固相縮合においては、実際にはたと
えば最高で約1.0dl/gのIV値を達成しうるにす
ぎない。
【0005】約1.0dl/gを越えるIV値をもつ高
分子量ポリエステルを固相縮合により製造するために提
唱された1方法は、欧州特許出願公開第0335819
号明細書中に見られるものである。これは、最初はまだ
比較的低い分子量であるポリエステルを有機溶剤に溶解
し、そしてポリエステルを溶解せず、かつ第1溶剤と混
和性である第2有機溶剤で希釈することによりこの溶液
から再び沈殿させることを提唱する。こうして得られた
繊維状ポリエステル素材を濾別し、乾燥させ、次いでプ
レスして小型の造形品となし、次いでこれらをそれ自体
既知の方法で固相縮合させる。これらの粒子の大きな表
面積は粒子内での揮発性成分の拡散を容易にし、それら
の除去を促進すると述べられている。しかしこの方法は
工業用としては煩雑すぎる。
【0006】超高分子量ポリエステルの製法が欧州特許
出願公開第207856号明細書から知られ、この場合
比較的低い分子量のポリエステルの後縮合を有機熱媒中
で実施する。この明細書中の記述によれば(該明細書4
頁27−30行)、部分的にポリエステル粒子内へ浸透
して、それを膨潤させうる熱媒が選ばれる。この場合、
重縮合物グリコールはより速やかにポリエステル粒子か
ら除去され、従って重縮合が促進されると述べられてい
る。次いで揮発性成分が反応混合物から若干の熱媒と共
に不活性ガス流により除去される。しかしこの方法の著
しい欠点は、膨潤のため熱媒がポリエステル内へ取込ま
れ、単に洗浄するだけではもはや除去し得ないことであ
る。用いたポリエステル粒子の構造をさらに破壊し、大
量のダストを形成し、これを撹拌釜の壁面に沈殿させ
る。この既知方法の他の欠点は、ポリエステル粒子を膨
潤させる熱媒が一般に重縮合に際してポリエステルを変
色させることである。この方法では芳香族炭化水素およ
び脂環式炭化水素、たとえばジフェニルまたは置換ジフ
ェニルならびにジシクロアルキルおよびポリシクロアル
キレンが伝熱油として用いられる。この方法で製造され
た生成物は縮合に際して熱媒中で凝集する傾向を著しく
示し、この傾向は粒度が低下するのに伴ってさらに増大
する。
【0007】高分子量ポリエステルを溶融重縮合により
製造するための他の方法が欧州特許出願公開第1814
98号明細書に記載されている。この場合、重縮合相に
おいて長鎖脂肪族α,ω−ジカルボン酸にグリコールと
の環状オリゴマーを形成させる目的で、これらの長鎖ジ
カルボン酸をエステル交換に際してポリエステル中へ共
縮合させる。グリコールの蒸気圧は低下し、これにより
重縮合が促進されると述べられている。この明細書の情
報によれば、最高で約2.35dl/gのIV値が達成
される。この方法の著しい欠点は、縮合度が増大するの
に伴って、すなわちポリエステルの分子量が増大するの
に伴って、ポリエステル溶融物はよりいっそう高粘度と
なり、重縮合バッチを撹拌するために極めて大量のエネ
ルギーを必要とすることである。この反応を実施するた
めに特殊な強化された撹拌機およびこれに応じた反応釜
をも用いなければならない。この方法において重縮合触
媒としてチタン化合物を用いる場合、ポリエステルの著
しい黄変が生じる。さらに、この方法では使用したα,
ω−アルカンジカルボン酸のうち大量がポリエステルに
取込まれ、もはや除去し得ない。従ってこうして得られ
たポリエステルも同じ縮合度の純粋な芳香族ポリエステ
ルと比較して融点が低い。ポリエステル材料の使用に関
連する機械的特性が長鎖α,ω−アルカンジカルボン酸
の取込みによって不利な影響を受けることも予想すべき
である。
【0008】高分子量および超高分子量ポリエステルの
製造に関して今日知られている方法における以上の欠点
のため、今日知られている方法の欠点をもたず、または
少なくともこれらの欠点が少ないそれらの製品を製造す
るために工業的に実施しうる方法が依然として求められ
ている。
【0009】特に本発明の目的は、用いた粒子の寸法お
よび形状が変化することなく、または変化させる必要な
しに超高分子量ポリエステルを製造することであった。
可能な限り、この処理に際して架橋および不溶性粒子を
生じる副反応が進行すべきでない。
【0010】従って本発明は、低分子量の微細な固体ポ
リエステルの懸濁液を高められた温度で液状熱媒中にお
いて後縮合させることにより高分子量ポリエステルを製
造するための改良法に関するものである。ただし既知方
法と対照的に、ポリエステル中へ浸透せず、これを膨潤
させない熱媒を本発明方法においては使用する。意外に
も先行技術の見解と対照的に、ポリエステルの固相縮合
のためにはポリエステル中へ浸透する熱媒を使用してこ
れによりポリエステル粒子から揮発性成分を抽出する必
要はなく、逆にポリエステル粒子中へ浸透せず、従って
これらを膨潤させない熱媒を使用する方がはるかに有利
であるということが実際に見出された。
【0011】本発明による後縮合は固体ポリエステル粒
子の懸濁液中で実施されることが特に重要である。これ
は、伝熱油中のポリエステル懸濁液の温度がポリエステ
ル粒子の溶融温度より低くなければならないことを意味
する。後縮合をポリエステル粒子の溶融温度より5−5
0℃、好ましくは10−30℃、特に15−20℃低い
温度で実施するのが有利であることが証明された。
【0012】ポリエステルの重縮合が進行し、従ってそ
の溶融温度が上昇するのに伴って、重縮合の温度も同程
度に次第に上昇する。最も有利な重縮合温度は予備実験
によって容易に判定しうる。その時点のポリエステル顆
粒の融点も反応中のバッチから試料を採取することによ
り同様に容易に測定することができ、重縮合温度を上記
限界内に調整しうる。重縮合温度を調整することによっ
て、反応をより短期間で終結しうるという利点が得られ
る。ただし重縮合の温度プログラムを確立する際には、
極めて高い温度ではポリエステルの熱分解が開始する可
能性があることも考慮すべきである。個々の場合におい
て、そのポリエステルを後縮合させるのに最適な温度プ
ログラムを予備実験により判定することが有利である。
【0013】ポリエステルが懸濁液中に適度に微細な形
で存在することも特に重要である。
【0014】懸濁液中のポリエステル粒子が小さいほ
ど、分子量の増大はより速やかに起こる。たとえば約1
50−180μmの小さい粒子の場合、低分子量縮合物
はたとえば約1000−1400μmの大型粒子の場合
より速やかに脱出すると思われる。それに応じて重縮合
反応の速度が変化する。0.1−約3mmの寸法をもつ
ポリエステル粒子を用いることが有利である。個々の場
合に最も有利な寸法は、目的とする分子量増大のほか、
後縮合ののちの微粉砕に関して、および必要とされる熱
媒からのポリエステルの分離に関しての実現性にも依存
する。ポリエステルチップまたはカットスパンワイヤを
用いるのが特に有利であることが立証された。カットス
パンワイヤからの好ましい粒度は、直径約0.2−0.
5mm、たとえば0.35mm、および長さ1−5m
m、たとえば3mmである。
【0015】縮合温度、粒度その他の反応条件に応じ
て、ポリエステルの平均分子量、従ってその固有粘度の
増大がより緩慢またはより速やかに起こって、これらの
数値が実質的にそれ以上増大しないプラトーに達する。
粘度プラトーに達するまでに要する反応時間は、選ばれ
る温度プログラムおよび熱媒に応じて約10−40時間
である。たとえば熱媒としてのシリコーン油中のポリエ
チレンテレフタレート粒子の場合、254°で約30時
間の縮合時間ののち粘度プラトーに達する。
【0016】本発明によれば、重縮合温度で液体であ
り、ポリエステル粒子内へ拡散せず、従って縮合条件下
で膨潤しないという条件を満たす不活性媒質はすべて、
ポリエステルの重縮合のための熱媒として使用しうる。
【0017】適切な熱媒の選択は予備実験によって容易
に行うことができる。その際ポリエステル粒子を熱媒中
で一般的な重縮合条件下に加熱し、そして縮合時間が経
過した時点で単離する。単離された粒子の表面を揮発性
の高い溶剤で洗浄し、真空中で乾燥させる。次いで、ポ
リエステル粒子内へ拡散した熱媒の量を熱重量測定によ
り確認することができ、その際約200−300℃の温
度に加熱した際の粒子の減量を測定する。
【0018】本発明方法に適した熱媒は、これらの熱媒
中で重縮合したポリエステル材料についての熱重量測定
に際して5%未満の範囲、好ましくは1%未満の範囲で
ポリエステル粒子内へ拡散するもの、すなわち<5%、
好ましくは<1%の減量が生じるものである。
【0019】本発明方法に特に適した熱媒は、分解なし
に、また多すぎる蒸発損失なしに、重縮合温度、たとえ
ば最高で約250℃にまで加熱しうるシリコーン油であ
る。これらの条件に適合するシリコーン油は、たとえば
式Iの単位から構成される: 式中、R1は1−10個、好ましくは1−4個の炭素原
子を有するアルキル、4−8個、好ましくは5もしくは
6個の炭素原子を有するシクロアルキル、5−14個、
好ましくは5−10個の炭素原子を有するアリール、ま
たは6−16個、好ましくは7−12個の炭素原子を有
するアルアルキルであり、そして、R2はR1であるか、
またはR1に関して述べた基の群のうちの他の基であ
る。
【0020】特に有利な群の熱媒は式IIおよびIIaの単
位から構成されるものよりなる: これらの式中、R3はフェニルであり、そしてR4はメチ
ルであるか、またはR3およびR4は両者ともメチルであ
るか、もしくは両者ともフェニルである。
【0021】上記組成の熱媒は市販されている。粘度約
50−500mm2/s(25℃で)、粘度−温度係数
約0.7−0.85、25℃における屈折率約1.4−
1.51、密度約1−1.11(25℃で)、250℃
の開放るつぼ内における熱安定度約500−1500時
間、および250℃の開放るつぼ内において2時間後の
揮発度約5−1%のシリコーン油が、この物質群のうち
で特に適切な熱媒である。特に適切な市販品は、たとえ
ばワッカー・シリコーン・オイル(Wacker Silicone Oi
l)APの名称で得られるフェニル−メチル−シリコーン
油である。
【0022】本発明方法における懸濁液中のポリエステ
ル粒子の濃度は、有利には50−500g/lである。
粒子濃度は個々の場合においてこれより高めることがで
きる;しかし一般に、濃度を上記範囲より高めると、懸
濁液の撹拌がより困難になり、達成される分子量の限界
が低下することが見出された。濃度が上記の下限より低
下した場合は反応に対してこのような欠点はないが、プ
ロセスの経済性が低下する。懸濁液中の粒子濃度は好ま
しくは100−300g/lである。本発明方法により
達成しうる最終製品の固有粘度値は、懸濁液中の粒子濃
度に対してある程度の依存性を示す。他の点は等しい条
件下では、濃度が増大するのに伴って得られる最終粘度
値は一般に低下する。
【0023】熱媒中での重縮合に際しては、ポリエステ
ル粒子の濃度がすべての地点においてほぼ等しくなるよ
うに、懸濁液を運動状態に保持することが有利である。
この懸濁液の十分な撹拌は原則として既知方法のすべて
により、たとえばガス流を懸濁液に導通することによ
り、またはそれを撹拌することにより、またはこれら既
知方法を幾つか組合せることにより実施しうる。粒子懸
濁液を撹拌により運動状態に保持することが好ましい。
撹拌速度も、本発明方法により達成しうるポリエステル
の最終固有粘度に対してある程度の影響を及ぼす。他の
点は等しい条件下では、一般に撹拌速度が増大すると最
終粘度はある程度増大する。
【0024】重縮合混合物から揮発性の高い縮合物、低
級アルコール類、グリコール類、および適宜少量の水を
除去することが、重縮合の平衡を確立するために特に重
要である。これらの反応生成物の除去は真空の付与によ
って促進しうる。しかし適宜乾燥した不活性ガスで反応
空間をフラッシすることが好ましい。実際には、反応バ
ッチ上を導通されるか、またはそれに導入される窒素気
流によって、揮発性の高い化合物を除去することが有利
である。通常は窒素気流の強さは達成しうる分子量の水
準に対してわずかな影響を及ぼすにすぎないが、一定の
最小気流を維持することが有利である。約1lの懸濁液
バッチについて約50−250l/時の窒素気流が有用
であることが立証された。
【0025】原則として、固相縮合により後縮合して高
分子量となしうるポリエステル材料はすべて、本発明方
法による重縮合のための出発ポリエステルとして適して
いる。特に好適なポリエステルは、ポリエステル鎖中に
芳香族残基を含むもの、たとえば下記より構成されるポ
リエステルである:式IIIの構造グループ0−100m
ol% および式IVの構造グループ100−0mol% これらの式中、Xは、75mol%以上の範囲におい
て、5−16個、好ましくは6−12個の炭素原子を有
する芳香族残基であり、25mol%を越えない範囲に
おいて、4−10個、好ましくは6−8個の炭素原子を
有する脂肪族残基であり、そしてYは、少なくとも85
mol%の範囲において、2−4個の炭素原子を有する
アルキレンまたはポリメチレン基であり、15mol%
を越えない範囲において、より長鎖のポリメチレンまた
はアルキレン基、好ましくは最高8個の炭素原子を有す
るもの、およびジグリコール、トリグリコールもしくは
ポリグリコールから誘導される2価の基である。
【0026】後記により25℃でジクロロ酢酸中におい
て測定した固有粘度0.3−0.6dl/gの出発ポリ
エステルを用いるのが有利である。式IVの構造グループ
を含むポリエステルは、70−100mol%、特に8
5−100mol%の式IIIの構造グループ、および0
−30mol%、特に0−15mol%の式IVの構造グ
ループを含むことが好ましい。
【0027】少なくとも95mol%のXが芳香族残基
であり、5mol%を越えないXが脂肪族残基であるポ
リエステル、特にXがすべて芳香族残基であるものが好
ましい。
【0028】好ましい芳香族残基Xは1,4−および
1,3−フェニレン、1,4−、1,5−、1,8−、
2,6−および2,7−ナフチレン、4,4−ビフェニ
レン、フリレン、ならびに次式の基である: 式中、Zは1−4個の炭素原子を有するポリメチレンも
しくはアルキレン、−SO2−、−COO−、−O−ま
たは−S−である。
【0029】ここで芳香族残基は1または2個の置換基
をも保有しうる。ただしこの場合、存在する芳香族残基
のうち最高15%、特に最高7%の量のみが置換されて
いることが好ましい。置換された芳香族残基は、好まし
くはそれぞれの場合1個の置換基のみを保有する。特に
適切な置換基は1−4個の炭素原子を有するアルキル、
1−4個の炭素原子を有するアルコキシ、塩素およびス
ルホ基である。
【0030】脂肪族ジカルボン酸から誘導される基、お
よび角度をなした連鎖を生じる芳香族残基、たとえばイ
ソフタル酸残基、または嵩高い芳香核、たとえばナフタ
リン核を含むもの、ならびに比較的長い鎖の構造基Y
が、特にポリエステルの特性を改質したい場合にポリエ
ステルに導入される。これらの改質成分を7%以下含む
ポリエステルが好ましい。
【0031】1群の好ましいポリエステルは式VIに相当
する: 式中、lは2−6の数値であり、kは10以上の数値で
ある。
【0032】特に高い分子量を得るための本発明方法に
よる重縮合を行いうる特に好ましいポリエステルは、純
粋なポリエチレンテレフタレート、および下記により改
質されたポリエチレンテレフタレートである:特定の使
用特性を得るために上記の基からの他の単位を最高10
mol%導入されたもの、たとえばスルホ基を含む単位
(たとえばスルホイソフタル酸)の導入により塩基性染
料に対する親和性を獲得したポリエチレンテレフタレー
ト、またはホスフィン酸誘導体残基、たとえば次式のも
のが導入されたため可燃性が低下したもの: および これらの式中、R5は好ましくは低級アルキル基であ
り、R6は好ましくは1−6個の炭素原子を有するアル
キレンまたはポリメチレン基である。
【0033】本発明方法の出発原料として用いられる低
分子量ポリエステルは、対応する出発原料からそれ自体
既知の様式で、今日知られているあらゆる製法により、
特にジカルボン酸をジオールで直接エステル化すること
により、またはジカルボン酸低級アルキルエステル、た
とえばジカルボン酸ジメチルエステルを対応するジオー
ルでエステル交換することにより得られる。
【0034】通常のポリエステルの製造に際して用いら
れる触媒、たとえばエステル化およびエステル交換触媒
を、本発明方法の低分子量出発ポリエステルの製造に用
いることもできる。重縮合に際して用いられる重縮合触
媒についても同じことが言える。これらの触媒の性質は
一般に、本発明方法により達成しうる最終分子量(最終
粘度)の水準に対してほとんど影響を及ぼさない;酢酸
スズを重縮合触媒として用いた場合のみは、他の点は等
しい条件下で他の重縮合触媒を用いた場合に一般に達成
されるものより若干高い最終分子量、すなわちより高い
最終粘度となる。
【0035】低分子量ポリエステル材料は本発明による
重縮合前に十分に乾燥させるべきである。乾燥は110
−190℃においてそれ自体既知の様式で実施するのが
有利であるが、乾燥に際してポリエステル粒子の結晶化
度が高くなりすぎないことを保証すべきである。上記限
界外の乾燥温度は一般に何ら利点を与えないが、特殊な
場合には適切であろう。特に結晶化度の増大を可能な限
り避けるために適切であると思われる場合、110℃よ
り低い温度において適宜真空中での乾燥は利点を与える
ことがあろう。
【0036】必要な場合には、結晶化度をそれ自体既知
の様式でX線分析により、または有利にはたとえば頂部
へ向かって低下する濃度の塩化亜鉛溶液を充填した濃度
勾配カラム中でポリエステル粒子の密度を測定すること
により測定しうる。
【0037】本発明方法を実施するための重要な基準
は、十分な濃度の遊離末端カルボキシル基を含む出発ポ
リエステルを用いることである。10−40mmol/
kg、好ましくは20−30mmol/kgのカルボキ
シル末端基を含む出発ポリエステルが特に好適である。
本発明による固相縮合における出発ポリエステルの最適
OH/COOH比は1.5−4.5である。
【0038】本発明方法は極めて高い分子量、およびこ
れに対応して高い固有粘度をもつポリエステルを製造す
るための、工業的にも容易に実施しうる経路を開拓す
る。知られるとおり、固有粘度はゼロに補外した濃度に
おける比粘度と濃度の商の極限値である: 上記方程式による固有粘度の算出に必要な比粘度は、ジ
クロロ酢酸中で25℃において測定された。測定に際し
ては、高度に結晶質のポリエステルまたは高度に結晶質
であるポリエステル部分をも完全に溶解することを確実
に保証すべきである。
【0039】本発明により製造された高分子量ポリエス
テルは、常法により製造された生成物より狭い分子量分
布をもつ。特に本生成物は不溶性部分を含むとしてもご
く少量含むにすぎない。分子量分布を測定するためには
ゲルクロマトグラフィーを採用しうる。この場合用いら
れるGPC装置は、ポンプ、UV検出器および10μ
(R)スチラゲル(Styragel)カラム(500、103
104、105、106Å)からなる。クロロホルム/H
FIP(98:2容量%)を溶離剤として用いた。検量
線の作成はそれ自体既知の方法でポリエチレンテレフタ
レート標準品を用いて実施された(この方法の詳細な記
述はワイスコップ(K.Weisskopf)による報文、ゲル透過
クロマトグラフィー(GPC)によるポリエチレンテレ
フタレートの解明、Journal of Polymer Science, Part
A, Chemistry, Vol.26,(1988), p.1920以下に見られ
る)。
【0040】本発明により製造された高分子量ポリエス
テルの不溶性部分は下記により測定される:6gの被分
析ポリエステルを100mlのトリフルオロ酢酸/ジク
ロロエタン(TFA/DE)(1:1)に25℃で溶解
し、材料を溶剤中において150−200回/分で6時
間撹拌する。次いで溶液をガラス濾過器(20−30
μ)により濾過する。濾過器上に残留する不溶性物質を
クロロホルムで洗浄し、130℃で24時間乾燥させ
る。
【0041】本発明により製造されたポリエステルを、
ワイスコップ(K.Weisskopf)によりJournal of Applied
Polymer Science, Vol.39, 2141-2152 (1990)に記載さ
れた枝分かれポリエチレンテレフタレートの分析に関す
る方法によって分析したところ、それには枝分かれは検
出されなかった。これは、これらの生成物がまさに実質
的に線状であることを示す。本発明方法の他の利点は、
2.0dl/g以上に達する固有粘度をもつポリエステ
ル材料を工業的規模で製造しうること、これが常法の場
合より短時間内に可能であるという事実、および本発明
方法により固相縮合されたポリエステル粒子の均質性が
常法による固相重合後のものよりはるかに良好であると
いう事実である。熱媒としてシリコーン油を用いるとさ
らに、この種類の市販の化合物例から重縮合過程で蒸発
による実質的な溶剤損失が起こらないほど高い沸点をも
つものを選ぶことができ、さらに低分子量、揮発性の重
縮合反応生成物がシリコーン油中に濃縮されず、従って
重縮合されたポリエステルを分離したのちシリコーン油
を一般にさらに処理することなく次の重縮合バッチに使
用しうるという利点がある。
【0042】本発明方法を以下の実施例により説明す
る。
【0043】実施例1−6 300mlのワッカー・シリコーン・オイルAP500
中のポリエチレンテレフタレート粒子60gを、以下の
6バッチそれぞれに用いた。このポリエステル粒子は直
径0.35mmおよび長さ3mmの円筒であり、対応す
るポリエステルモノフィラメントを切断することにより
調製された。用いたポリエステル材料の固有粘度は0.
6dl/gであり、カルボキシル末端基含量は23mm
ol/kgであり、OH/COOH比は2.87であっ
た。
【0044】重縮合は、撹拌機(250回/分)、内部
温度の制御のための接点温度計、およびガス導入管を備
えた、2l容の四つ口フラスコ中で実施された。乾燥窒
素をキャリヤーガスとして用いた。ポリエステル懸濁液
を0.75時間で個々の重縮合温度(PC温度)に加熱
した。
【0045】重縮合温度、重縮合期間、および窒素流の
強さを各実験において変更した。対応するデータを下記
の表1に示す。この表の最終欄には、これらの実験で得
られた高分子量ポリエステルのIV値を挙げる。実験1
および2は本発明方法による良好な再現性を示す。
【0046】
【表1】 実験 PC PC N2 IV IV ISCa 温度 期間 気流 (GPC) (DCA) ℃ 時間 l/時 dl/g dl/g g 1 240 7.25 120 1.51 1.51 0 2 240 7.25 120 1.57 - 0 3 245 7.25 250 1.66 1.69 0 4 245 7.25 120 1.66 1.59 0 5 245 15.25 120 1.90 1.84 0 6 245 23.25 120 2.05 2.02 0 aISC=不溶性成分 本発明方法により達成しうる狭い分子量分布は商Mw
nにより示され、これは実施例1および2で得た生成
物それぞれについては3.42の値をもつ。
【0047】比較例 比較のため、ポリエチレンテレフタレート粒子60gを
熱媒としての水素化テルフェニル300ml中で重縮合
した。実施例1−6の場合と同様に、このポリエステル
粒子は直径0.35mmおよび長さ3mmの円筒であ
り、実施例1−6で用いたものと同一材料からなってい
た。
【0048】重縮合は、撹拌機(250回/分)、内部
温度の制御のための接点温度計、およびガス導入管を備
えた、2l容の四つ口フラスコ中で実施された。120
l/時の量の乾燥窒素をキャリヤーガスとして用いた。
ポリエステル懸濁液を0.75時間で240℃の重縮合
温度に加熱した。重縮合期間は7.25時間であった。
【0049】こうして得た生成物は1.35のI
GPC、および4.70のMw/Mn値を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・クライン ドイツ連邦共和国デー−6200 ヴィースバ ーデン,ファザーネンヴェーク 13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低分子量の微細な固体ポリエステルの懸
    濁液を高められた温度で液状熱媒中において後縮合させ
    ることによる高分子量ポリエステルの製法において、ポ
    リエステル中へ浸透しない熱媒を使用することよりなる
    方法。
  2. 【請求項2】 不活性ガス流がポリエステル懸濁液中へ
    導入されるか、またはその上を導通される、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 式Iの単位から構成されるシリコーン油 (式中、R1は1−10個、好ましくは1−4個の炭素
    原子を有するアルキル、4−8個、好ましくは5もしく
    は6個の炭素原子を有するシクロアルキル、5−14
    個、好ましくは5−10個の炭素原子を有するアリー
    ル、または6−16個、好ましくは7−12個の炭素原
    子を有するアルアルキルであり、そしてR2はR1である
    か、またはR1に関して述べた基の群のうちの他の基で
    ある)が熱媒として使用される、請求項1および2のい
    ずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 シリコーン油が式IIおよびIIaの単位 (式中、R3はフェニルであり、そしてR4はメチルであ
    るか、またはR3およびR4は両者ともメチルであるか、
    もしくは両者ともフェニルである)から構成される、請
    求項1−3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 式IIIの構造グループ0−100mol
    および式IVの構造グループ100−0mol% (これらの式中、Xは、75mol%以上の範囲におい
    て、5−16個、好ましくは6−12個の炭素原子を有
    する芳香族残基であり、25mol%を越えない範囲に
    おいて、4−10個、好ましくは6−8個の炭素原子を
    有する脂肪族残基であり、そしてYは、少なくとも85
    mol%の範囲において、2−4個の炭素原子を有する
    アルキレンまたはポリメチレン基であり、15mol%
    を越えない範囲において、より長鎖のポリメチレンまた
    はアルキレン基、好ましくは最高8個の炭素原子を有す
    るもの、およびジグリコール、トリグリコールもしくは
    ポリグリコールから誘導される2価の基である)から構
    成されるポリエステルが使用される、請求項1−4のい
    ずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 式VIのポリエステル (式中、lは2−6の数であり、kは10以上の数であ
    る)が使用される、請求項1−5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 ポリエステルがポリエチレンテレフタレ
    ートである、請求項1−6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 後縮合がそれぞれの場合ポリエステルの
    個々の融点より5−50℃低い温度で実施される、請求
    項1−7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 後縮合が撹拌下で実施される、請求項1
    −8のいずれかに記載の方法。
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