JPH0656868U - 券売機のつり銭異常時用回収装置 - Google Patents

券売機のつり銭異常時用回収装置

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JPH0656868U
JPH0656868U JP7209792U JP7209792U JPH0656868U JP H0656868 U JPH0656868 U JP H0656868U JP 7209792 U JP7209792 U JP 7209792U JP 7209792 U JP7209792 U JP 7209792U JP H0656868 U JPH0656868 U JP H0656868U
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JP
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box
belt
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JP7209792U
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晃一 松本
武 奥野
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 券売機のつり銭異常時用回収装置の回収ボッ
クスと搬送ベルトのドライブプーリー間の距離が、調整
なしで常に一定になるように組み立てられ、搬送ベルト
が使用期間の経過に伴う伸びによりベルトの張りが緩ん
だ場合には、張りの緩みを調整するだけで、回収ボック
スが自動的に調整に追従して所定の距離が保たれ、回収
ボックスの調整プレートと、それに依存する調整作業と
が不必要になるつり銭異常時用回収装置を提供する。 【構成】 ドライブプーリー4のホルダプレート8に一
体に固定された位置決めピン21が、回収ボックス13
の側壁13aに設けられた切欠き部20のくぼみ20a
に係合し、ホルダプレート8が調整のために移動されれ
ば、回収ボックス13が追従して移動する構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は一般に券売機に関し、特に券売機から実際に搬送ベルト上に放出さ れたつり銭が、つり銭枚数の指定枚数および/又は放出チェック枚数と相違する 場合のつり銭異常時に使用される回収装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の券売機のつり銭異常時用回収ボックス3の、券売機のフレーム 9に対する取付正面図を、図3のA矢視側面図を図4に、更に回収ボックス3の 拡大詳細正面図及び平面図をそれぞれ図5,図6に示す。 券売機のフレーム9は、図4に示されるように、図3の正面より奥(紙面の裏 側後方)のフレーム9aと、図3の紙面に位置する中間フレーム9bと図示され ない前面フレーム(紙面の上方)とから成る。図4において、符号11は受動プ ーリーで11は、図示しない駆動モータに掛け渡されるベルトである。 図示しないつり銭放出機からのつり銭が図3に示すつり銭搬送ベルト1の上に 放出され、次につり銭搬送ベルト1が矢印Bの方向に正転して、つり銭をつり銭 受け皿2に運ぶ。 ここで何らかの異常により、つり銭枚数の指定枚数と放出チェック枚数が異な ると、つり銭異常としてつり銭搬送ベルト1を矢印Cの方向に逆転させて回収ボ ックス3内に回収するようになっている。
【0003】 この回収ボックス3は、券売機のフレーム9の内側に前記の後方フレーム9a と、中間フレーム9bとに挟まれた状態で、下側から止めねじ6で固定されるが この回収ボックス3と、搬送ベルト1のドライブプーリー4との位置関係、つま りドライブプーリー4の中心から回収ボックス3のドライブプーリー4と対向す る前方端までの距離を、回収ボックス下面に取り付けている調整プレート5の取 付位置を変更することにより、所定の距離dに保つように調整している。 搬送ベルト1の長さには、ある程度のバラツキがあるため、ベルトの張りの調 整は必要であり、前記の張りを調整するにはドライブプーリー4のホルダプレー ト8を券売機のフレーム9に取り付けている複数個の取付ねじ10(この例では 4個)を緩め、ホルダプレート8を搬送方向の前後に移動して行う。このホルダ プレート8は前記の中間プレート9bよりも手前(図4で左側)に密接して取り 付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
つり銭搬送ベルト1と、搬送ベルト1で送られて来る硬貨を受けるための回収 ボックス3との位置関係は、硬貨がベルトと回収ボックス3の隙間内に入り込ま ないように保たれていなければならない。このために、回収ボックス3に止めね じ6で調整プレート5を取り付け、フレーム9に固定された位置決めピン7で位 置決めされる調整プレート5の取り付け位置を、回収ボックス3の図5と図6に 示す長溝穴3aに沿って搬送方向の前後に移動調整して、搬送ベルト1と回収ボ ックス3との距離dを一定値に保持する。 図5では回収ボックス3の内部構造を理解しやすくするためホルダプレート8 を想像線で示し、中間フレーム9bを取り外して示した。 このように調整しても、使用期間の経過に伴い、ベルトの伸び等によりベルト の張りがゆるくなると、搬送ベルトのドライブプーリー4を移動させベルトを所 定の張りに修正するとともに、回収ボックス3とつり銭搬送ベルト1との間の隙 間を適正にするために位置関係を調整し直すことが必要となる。 このように、搬送ベルトの張りの修正をおこなえば、同時に回収ボックス3と 搬送ベルトのドライブプーリー4の距離が自動的に調整され、常に一定間隔に保 たれるようにし、調整プレート5を設ける必要と、これに伴う調整作業を必要と しないメンテナンスフリーなつり銭異常時用回収装置の開発が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、ドライブプーリーのホルダプレートに固定され、回収ボックス3 に向かって水平に突出する位置決めピンを、回収ボックスの側壁に設けた切り欠 き部のくぼみに係合させ位置決めすることにより、ベルトの張り修正と同時に搬 送ベルト1と回収ボックス3との距離dも一定値に保持されるようにして上記の 課題を解決した。
【0006】
【作用】
使用期間の経過などにより搬送ベルトが伸びてベルトの張りを調整する必要が 生じた場合には、ドライブプーリーを固定するホルダプレートを券売機のフレー ムに取り付ける取付ねじを緩め、ホルダプレートをベルトが一層張る方向へ移動 して取付し直し、取付ねじを締め付けてホルダプレートを固定するが、ホルダプ レートに一体に固定された位置決めピンはホルダプレートに従い移動し、位置決 めピンと切欠き部で係合する回収ボックスも同じ寸法だけ移動して、回収ボック スとドライブプーリーとの距離dは変化しないので、つり銭異常として搬送ベル トが逆転すると、硬貨はベルトと回収ボックスとの間に入り込むこと無く回収ボ ックスに取り込まれる。
【0007】
【実施例】
図1,図2は、それぞれ、本考案による券売機のつり銭異常時用回収ボックス の一実施例を示す正面図と平面図であるが、図3乃至図6に示された部材と同じ 部材には同じ符号を付し、重複を避けるため異る点のみを説明する。 なお、図1では関連度の部材としての中間フレーム9bと、つり銭回収フレー ム13の位置関係を明らかにするため、ドライブプーリーを固定するホルダプレ ートは想像線で示してある。 図1及び2に示すように、回収ボックス13は搬送方向の前方のほぼ2/3と 上方が開放された箱形で、中間フレーム9bに対面する側板13aのホルダプレ ート8と重なり合う側の前方(図で左方)の高さのほぼ中間位置には、搬送方向 と反対向に水平に明けられ左方端が開口となった切欠き20が設けられ、この切 欠きの図で右方の閉じた端部には、水平な切欠き20に直角に上方に向けられ幅 bを有して切欠き20の一部として明けられたくぼみ20aがあり、この巾bは 位置決めピン21の直径より僅かに大きくされている。 位置決めピン21は、ホルダプレート8に直角に水平方向にねじ込み、または 溶接などで固定され、券売機の中間フレーム9bに設けられた水平方向の溝穴2 2を貫通して、前記のくぼみ20aに係合し、さらに回収ボックス13の内方に 突出するようになっていて、この係合により回収ボックス13のストッパの役を させることもできる。 上記のように構成されるので、従来のように調整プレート5を設け、止めねじ 6を使用して回収ボックス13を固定する必要は無い。
【0008】 次に、この銭異常時用回収装置の作動について説明すると、つり銭が搬送ベル ト上に放出されてから、ベルトが逆転して回収ボックスに取り込まれる状態は前 記の従来の場合(図3参照)と全く同じであるが、経年によるベルトの伸び等に よりベルトの張りが緩くなった時には、4個の取付ねじ10を緩めてホルダプレ ート8を図1で右方へ移動し、張りを適当な状態に調整し直してから、再び取付 ねじ10を締め付けて、ホルダプレート8をフレーム9に固定する、この際回収 ボックス13は位置決めピン21、切欠き20のくぼみ20aを介してホルダプ レート8に追従して移動するので、搬送ベルト1と回収ボックス13との距離d は、改めて調整をする必要無く一定値に保持されて硬貨が両者の間隙に入り込む ことがない。
【0009】
【考案の効果】
搬送ベルトと回収ボックスの距離が常に一定に保持され、使用の経過に伴いベ ルトの張りがゆるくなった時にはドライブプーリーのホルダプレートを調整する だけで回収ボックスも追従するため、回収ボックスをも調整する必要は無くなり 、回収ボックス調整のための調整プレートを設ける必要がなくなり、コストダウ ンとなる。 また、位置決めピンは回収ボックスのくぼみとの係合を固くすれば回収ボック スのストッパとしても機能するる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による券売機のつり銭異常時用回収装置
の一実施例の正面図である。
【図2】図1に示す回収装置の平面図である。
【図3】従来の券売機のつり銭異常時用回収装置の取付
正面図である。
【図4】図3のA矢視側面図である。
【図5】図3に示す回収装置の部分拡大詳細正面図であ
る。
【図6】図5に示す回収装置の平面図である。
【符号の説明】
4 ドライブプーリー 8 ホルダプレート 9 フレーム 9b 中間フレーム 13 回収ボックス 13a 回収ボックスの側板 20 切欠き 20a くぼみ 21 位置決めピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券売機のつり銭搬送方向に沿う両外側フ
    レームの中間のフレームの外側に配置されたホルダプレ
    ートと;このホルダプレートに保持され搬送方向の上流
    側のドライブプーリーと反対側のアイドルプーリーとの
    間に懸け渡された釣銭搬送ベルトと;この釣銭搬送ベル
    トのドライブプーリーに近接して、前記ホルダプレート
    に対し所定の隙間を保つための搬送方向への移動が可能
    に配置され、つり銭異常時において異常な状態の釣り銭
    を回収する回収ボックスと;この回収ボックスと前記の
    釣銭搬送ベルトとの間の隙間を所定の幅に調節すると共
    に使用期間の経過に伴う釣銭搬送ベルトの緩みによるベ
    ルトの張り緩み分を調整する調整機構と;を含んで成る
    券売機のつり銭異常時用回収装置において;前記ホルダ
    プレートは前記回収ボックスの側板に向かって直角にほ
    ぼ水平に突出する位置決めピンを有し、前記回収ボック
    スの側板には、前記位置決めピンよりやや下方に、その
    搬送方向の先端を開口端とし搬送方向と反対の方向に水
    平に明けられ閉じた端部に至る水平な切欠き部と、この
    溝部の一部として前記の閉じた端部から上向きに立ち上
    がり、前記位置決めピンに対応する位置にピンの外径よ
    り僅かに広い幅を有するくぼみ部とを有し、組み立てら
    れた状態で前記位置決めピンが前記のくぼみ部に係合し
    て、前記回収ボックスが前記ホルダプレートの移動に追
    従して一体に移動するようにされていることを特徴とす
    る券売機のつり銭異常時用回収装置。
JP7209792U 1992-09-24 1992-09-24 券売機のつり銭異常時用回収装置 Expired - Lifetime JP2579678Y2 (ja)

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