JPH0656722U - 中空軸形エンコーダカバー構造 - Google Patents

中空軸形エンコーダカバー構造

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JPH0656722U
JPH0656722U JP74793U JP74793U JPH0656722U JP H0656722 U JPH0656722 U JP H0656722U JP 74793 U JP74793 U JP 74793U JP 74793 U JP74793 U JP 74793U JP H0656722 U JPH0656722 U JP H0656722U
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JP
Japan
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hollow shaft
type encoder
cover body
shaft type
cover structure
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JP74793U
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真一 山崎
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は中空軸形エンコーダカバー構造に関
し、特に、カバー体に設けた筒部を介して中空軸内に結
合ねじを案内しやすくすることを特徴とする。 【構成】 本考案による中空軸形エンコーダは、カバー
体(1)の天部(1b)に中空軸(12)と同芯状に一体形成され
た筒部(10)を有し、この筒部(10)を介して中空軸(12)へ
の結合ねじ(20)を案内する構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中空軸形エンコーダカバー構造に関し、特に、カバー体に設けた筒 部を介して中空軸内に結合ねじを案内しやすくするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の中空軸形エンコーダカバー構造としては種々あ るが、その中で代表的なものについて述べると、一般に、図2で示す構成が採用 されている。 すなわち、図2において符号1で示されるものは全体形状がほぼキャップ形を なすカバー体であり、このカバー体1の側部1aには、このカバー体1を固定す るための固定ねじ2を案内するための第1孔3及びリード線4を案内するための 第2孔5が形成されている。
【0003】 前記カバー体1の天部1bの中心位置には案内孔6が形成されており、この案 内孔6の外面6aには薄板状のシール部材7が貼着され、この案内孔6はシール 部材7によって覆われて封止されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の中空軸形エンコーダカバー構造は、以上のように構成されていたため、 次のような課題が存在していた。 すなわち、天部1bに案内孔6のみが形成されていたため、モータ軸と中空軸 を結合するための結合ねじをこの案内孔6を介して落下挿入した場合、この結合 ねじが中空軸内に入らずに、エンコーダの他の部分に落下することがあり、その 場合には結合ねじを取出すことが難しく、このカバー体を除去しなければならな かった。 従って、この種のエンコーダをモータ軸に結合するための結合作業に手間がか かり、ユーザー側からの構造の改善が強く求められていた。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、カバー 体に設けた筒部を介して中空軸内にボルトを案内しやすくした中空軸形エンコー ダカバー構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による中空軸形エンコーダカバー構造は、中空軸を回転自在に有する基 台に固定され断面形状がほぼキャップ形をなすカバー体を有する中空軸形エンコ ーダカバー構造において、前記カバー体の天部に前記中空軸と同芯状に一体形成 された筒部と、前記天部の外面に設けられ前記筒部の中空部を覆うためのシール 部材とを備えた構成である。
【0007】
【作用】
本考案による中空軸形エンコーダカバー構造においては、カバー体の天部に中 空軸と同芯状に一体形成された筒部が設けられているため、この筒部を介して固 定ねじを挿入すると、この結合ねじはこの筒部に案内されて中空軸のねじ孔内に 確実に挿入され、この天部にシール部材を貼着することによりこの筒部の開口を 封止することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面と共に本考案による中空軸形エンコーダカバー構造の好適な実施例 について詳細に説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。 図1は本考案による中空軸形エンコーダカバー構造を示す断面図である。
【0009】 図1において符号1で示されるものは全体形状がほぼキャップ形をなすカバー 体であり、このカバー体1の側部1aには、このカバー体1を固定するための固 定ねじ2を案内するための第1孔3及びリード線4を案内するための第2孔5が 形成されている。
【0010】 前記カバー体1の天部1bの中心位置には案内孔6を有する筒部10が下部内 方へ向けて一体に垂下して形成されており、この案内孔6すなわち天部1bの外 面6aには薄板状のシール部材7が貼着され、この案内孔6はシール部材7によ って覆われ封止することができるように構成されている。
【0011】 さらに、前記カバー体1の下部には前記固定ねじ2によって固定され軸受11 によって回転自在に構成された中空軸12を有する基台1Aが固定して設けられ ており、この中空軸12には段付孔13及びテーパ孔14が形成されている。
【0012】 前記中空軸12の外周面12aには、回転スリット等からなる回転パターン( 図示せず)を有する回転円板15が一体状に設けられており、この回転円板15 の上方及び下方側にはこの回転パターンを読取るための発光部16及び受光部1 7からなる検出部18が図示しない保持部材を介して固定されている。
【0013】 次に、前述の構成において、前記テーパ孔14内にモータ(図示せず)等の駆 動軸19を嵌合させ、シール部材7を剥離した状態の案内孔6を介して段付孔1 3内に結合ねじ20を案内挿入し、この案内孔13を経て挿入したドライバ(図 示せず)で結合ねじ20を締めることにより中空軸12と駆動軸19とは一体状 に結合される。
【0014】 従って、この筒部10の下端と中空軸12の上端との完の距離は、図1にも示 されるように、約1ミリ位に設定されているため、この筒部10を介して結合ね じ20を挿入した場合、結合ねじ20は従来のようにエンコーダ内の他の場所に 転がることもなく確実に段付孔13内に案内することができる。また、結合ねじ 20装着後は、案内孔6の上面6aにシール部材7を貼着することにより、案内 孔6を封止し、塵等の侵入を防止することができる。
【0015】
【考案の効果】 本考案による中空軸形エンコーダカバー構造は、以上のように構成されている ため、次のような効果を得ることができる。 すなわち、カバー体に設けた筒部を介して結合ねじを中空軸内に挿入すること により、結合ねじを確実に案内することができ、作業時間の短縮及び歩留まりの 向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による中空軸形エンコーダカバー構造を
示す断面図である。
【図2】従来の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバー体 1A 基台 1b 天部 6 案内孔 7 シール部材 12 中空軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空軸(12)を回転自在に有する基台(1A)
    に固定され断面形状がほぼキャップ形をなすカバー体
    (1)を有する中空軸形エンコーダカバー構造において、
    前記カバー体(1)の天部(1b)に前記中空軸(12)と同芯状
    に一体形成された筒部(10)と、前記天部(1b)の外面(6a)
    に設けられ前記筒部(10)の案内孔(6)を覆うためのシー
    ル部材(7)とを備え、前記筒部(10)は前記カバー体(1)の
    内方に向けて延出して構成されていることを特徴とする
    中空軸形エンコーダカバー構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000241157A (ja) * 1999-02-20 2000-09-08 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 測角システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919809A (ja) * 1982-07-27 1984-02-01 Fanuc Ltd 回転検出器付きサーボモータ
JP3102774U (ja) * 2004-01-13 2004-07-15 秀美 赤嶺 布団乾燥機用部品

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JP4580054B2 (ja) * 1999-02-20 2010-11-10 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 測角システム

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