JPH065646U - 高周波治療器における治療用電極 - Google Patents
高周波治療器における治療用電極Info
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- JPH065646U JPH065646U JP11011591U JP11011591U JPH065646U JP H065646 U JPH065646 U JP H065646U JP 11011591 U JP11011591 U JP 11011591U JP 11011591 U JP11011591 U JP 11011591U JP H065646 U JPH065646 U JP H065646U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 治療部位に直接接触部を当接して、該接触部
より治療部位のみに集中して高周波を放射する。 【構成】 治療用電極12は治療用電極取付体13に着
脱自在であり、且つ該治療用電極12の接触部20は、
円盤状、球状、または棒状に形成されると共に、前記接
触部20には絶縁被膜22が施されている。
より治療部位のみに集中して高周波を放射する。 【構成】 治療用電極12は治療用電極取付体13に着
脱自在であり、且つ該治療用電極12の接触部20は、
円盤状、球状、または棒状に形成されると共に、前記接
触部20には絶縁被膜22が施されている。
Description
【0001】
本考案は、通電方式の高周波治療器における治療用電極に関するものである。
【0002】
従来の高周波治療器は、高周波を放射する放射部が折曲自在なアームの先端に 取付けられ、適宜治療部位に、前記放射部を介して高周波を放射していた。
【0003】
前記従来の高周波治療器においては、放射部から人体治療部位に対して一定の 距離をおいて高周波を放射するので、治療部位およびその周辺部に対して拡散的 に放射する面加温方式であり、治療部位のみに対して選択的に集中して放射する ことができないので、治療効率が悪いという問題点があった。
【0004】 本考案は、前記従来の問題点を解決することを目的としてなされたもので、治 療部位にのみに集中して高周波を放射して治療効率を上げることのできる高周波 治療器における治療用電極を提供しようとするものである。
【0005】
本考案は、治療用電極の接触部に絶縁被膜を施すか、あるいは治療用電極の接 触部を円盤状、球状または棒状に形成して絶縁被膜を施すと共に、該治療用電極 を治療端子の治療用電極取付体に着脱自在とし、更に前記接触部と治療部位間に 導電性クリームまたはゲル等の導電剤を介在せしめて接触部から治療部位に高周 波を放射するという手段を採用することにより、上記問題点を解決した。
【0006】
上記構成より成る本考案によれば、治療用電極の接触部から治療部位のみに集 中して高周波を放射でき、また治療部位に応じて適宜形状の接触部を有する治療 用電極を選択採用して、治療部位の皮膚深部のみに効率よく発熱作用を起こさせ る。
【0007】
本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明するに、本考案は周波数帯が30 0KHz〜3MHzの高周波電圧を人体の皮膚に与え、その高周波電流で皮膚深 部にジュール熱による発熱作用を与える高周波治療器に使用する治療用電極に関 するものであり、図1は高周波治療器全体の斜視図であって、高周波発生装置1 の出力ソケット2には、夫々アース端子3と治療端子4にリード線5,6を介し て連結されたプラグ7が接続できるようになっている。
【0008】 図2は本考案の第1実施例を示す要部の断面図であり、前記治療端子4には、 アルミ金属等の導電体より成る接触部8を先端部に有すると共に、該接触部8に 、例えばアルマイトによる耐食性被膜9を施し、更に該耐食性被膜9上に、例え ばエポキシ樹脂等により絶縁被膜10を施して形成された治療用電極11が固設 されている。
【0009】 本考案の治療用電極11の接触部8には絶縁被膜10が施されている。この絶 縁被膜10が施されていないと、前記接触部8を直接治療部位に当接すると火傷 をおこすので、これを防止するために接触部8に絶縁被膜10が施されている。 そして、前記接触部8に絶縁被膜10が施されているために、前記接触部8から 人体の治療部位に高周波を放射する場合は、必ず治療部位に導電性クリームまた はゲル等の導電剤を塗布し、該導電剤を媒体として接触部8から高周波を治療部 位に放射しなければ皮膚深部組織に高周波熱を発生させることはできない。
【0010】 第1実施例の作用について説明する。 治療部位に導電性クリームまたはゲル等の導電剤を塗布した後、アース端子3 を手に持つか、あるいは皮膚面に当接して、治療用電極11の接触部8を治療部 位に当接すると、高周波発生装置1からの高周波電流が前記アース端子3と治療 用電極11間に通電される。これにより治療用電極11の接触部8を通して導電 剤を媒体として皮膚深部組織に高周波熱を発生させ、治療部位の血行促進や、鎮 痛、鎮静等を図ることができる。
【0011】 図3〜図6は本考案の第2実施例を示す要部の断面図で、前記治療端子4は、 治療用電極12を取付け、取外し自在なるように形成された治療用電極取付体1 3が、筒状握り手14の先端部に固定されて形成されている。前記治療用電極取 付体13には、截頭円錐形状に形成された保持金具15の内部に治療用電極12 の電極軸16を嵌挿する嵌挿孔17を有する絶縁受具18が配設されると共に、 該絶縁受具18の基部内周面には、前記筒状握り手14内を貫通したリード線6 の先端部を接続した導電材より成り、且つ前記電極軸16の基部が摺接嵌合する ことにより導通する電極軸受金具19が周設されている。
【0012】 そして、治療用電極取付体13に取付け、取外し自在なるように設けられた治 療用電極12は、アルミ金属等の導電体より成る接触部20を先端部に有すると 共に、該接触部20の中央に前記治療用電極取付体13の嵌挿孔17に嵌挿固定 する電極軸16を突設する一方、前記接触部20に、例えばアルマイトによる耐 食性被膜21を施し、更に該耐食性被膜21上に、例えばエポキシ樹脂等による 絶縁被膜22を施して形成してある。
【0013】 前記接触部20の形状は特に限定する必要はないが、好ましくは図4〜図6に 示すように、円盤状の接触部20a、球状の接触部20bおよび棒状の接触部2 0cの3種類のものがあれば各治療部位に対応できる。
【0014】 例えば、手、足の指間の付け根部に治療部位があるときは、球状の接触部20 bまたは棒状の接触部20cを有する治療用電極12を用いればよく、また比較 的広い治療部位であるときは円盤状の接触部20aを有する治療用電極12を用 いればよい。
【0015】 次に第2実施例に作用について説明する。 本考案の治療用電極12の接触部20には絶縁被膜22が施されている。この 絶縁被膜22が施されていないと、前記接触部20を直接治療部位に当接すると 火傷をおこすので、これを防止するために接触部20に絶縁被膜22が施されて いる。そして、前記接触部20に絶縁被膜22が施されているために、前記接触 部20から人体の治療部位に高周波を放射する場合は、必ず治療部位に導電性ク リームまたはゲル等の導電剤を塗布し、該導電剤を媒体として接触部20から高 周波を治療部位に放射しなければ皮膚深部組織に高周波熱を発生させることはで きない。
【0016】 また、治療用電極12は治療部位に応じて適宜の形状を有する接触部20a〜 20cを備えた治療用電極12を選択採用し、電極軸16を治療用電極取付体1 3の嵌挿孔17に嵌挿固定して使用すればよい。
【0017】
請求項1の考案によれば、治療用電極の接触部が絶縁被膜により被覆されてい るので、治療部位に接触部を当接して、該治療部位に火傷をおこすことなく、治 療部位のみに集中して高周波を放射でき、極めて効率よく治療部位の皮膚深部組 織のみを発熱させて血行の促進や鎮痛、鎮静作用を得ることができる。 請求項2〜5の考案によれば、治療部位に応じた治療用電極を適宜選択使用で きるので、極めて効率よく治療部位の皮膚深部組織のみを発熱させて血行の促進 や鎮痛、鎮静作用を得ることができる。
【図1】高周波治療装置全体の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の治療端子の拡大縦断面図
である。
である。
【図3】本考案の第2実施例の治療端子の拡大縦断面図
である。
である。
【図4】本考案の第2実施例における治療用電極の拡大
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】本考案の第2実施例における治療用電極の他の
実施例を示す拡大縦断面図である。
実施例を示す拡大縦断面図である。
【図6】本考案の第2実施例における治療用電極の更に
他の実施例を示す拡大縦断面図である。
他の実施例を示す拡大縦断面図である。
4 治療端子、 8 接触部、 10 絶縁被膜、 1
1,12 治療用電極、 13 治療用電極取付体、
20 接触部、 20a 円盤状の接触部、20b 球
状の接触部、 20c 棒状の接触部、 22 絶縁被
膜。
1,12 治療用電極、 13 治療用電極取付体、
20 接触部、 20a 円盤状の接触部、20b 球
状の接触部、 20c 棒状の接触部、 22 絶縁被
膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 治療用電極の接触部に絶縁被膜を施すと
共に、前記接触部と治療部位間に導電性クリームまたは
ゲル等の導電剤を介在せしめて接触部から治療部位に高
周波を放射するようにしたことを特徴とする高周波治療
器における治療用電極。 - 【請求項2】 治療用電極の接触部に絶縁被膜を施すと
共に、該治療用電極を治療端子の治療用電極取付体に着
脱自在とし、且つ前記接触部と治療部位間に導電性クリ
ームまたはゲル等の導電剤を介在せしめて接触部から治
療部位に高周波を放射するようにしたことを特徴とする
高周波治療器における治療用電極。 - 【請求項3】 治療用電極が、円盤状である請求項2記
載の高周波治療器における治療用電極。 - 【請求項4】 治療用電極が、球状である請求項2記載
の高周波治療器における治療用電極。 - 【請求項5】 治療用電極が、棒状である請求項2記載
の高周波治療器における治療用電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011591U JPH065646U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 高周波治療器における治療用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011591U JPH065646U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 高周波治療器における治療用電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065646U true JPH065646U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=14527425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11011591U Pending JPH065646U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 高周波治療器における治療用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065646U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100945835B1 (ko) * | 2008-02-27 | 2010-03-05 | (주)트리플씨메디칼 | 고주파 전극 프로브 및 이를 포함하는 치료기, 그리고치료방법 |
KR101158009B1 (ko) * | 2010-01-07 | 2012-06-25 | (주)아이티시 | 고주파 치료장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01277578A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-08 | Aiken Kogyo Kk | 高周波美容器 |
JPH01303160A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Aiken Kogyo Kk | 高周波美容器の導子構造 |
JPH03126471A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Shimadzu Corp | ハイパーサーミア装置用ボーラス |
JPH03159656A (ja) * | 1989-11-17 | 1991-07-09 | Omron Corp | 高周波温熱治療用電極 |
JPH03251262A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-08 | Nagamitsu Kk | 育毛装置およびその使用方法 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP11011591U patent/JPH065646U/ja active Pending
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