JPH0656264B2 - 熱風循環式調理器 - Google Patents

熱風循環式調理器

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JPH0656264B2
JPH0656264B2 JP17700686A JP17700686A JPH0656264B2 JP H0656264 B2 JPH0656264 B2 JP H0656264B2 JP 17700686 A JP17700686 A JP 17700686A JP 17700686 A JP17700686 A JP 17700686A JP H0656264 B2 JPH0656264 B2 JP H0656264B2
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JP
Japan
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shelf
hot
hot air
shelves
air circulation
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JP17700686A
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貞夫 図司
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、加熱室内に熱風を循環させて加熱調理する
ようにした熱風循環式調理器に関する。
(従来の技術) 熱風循環式オーブンレンジ(調理器)には、第3図に示
されるように加熱室1の後壁の外面にケーシング2を設
け、このケーシング2内に遠心ファンよりなる熱風循環
ファン3ならびにヒータ4(いずれも熱風供給源に相
当)を設けたものがある。
こうしたオーブンレンジには、従来より、第4図でも示
されるように後壁の中央に吸込口5(多数のパンチング
孔よりなる)を設けると共に、その吸込口5を挟む上下
の均等な位置に吹出口6(多数のピンチング孔よりな
る)をそれぞれ帯状に形成した構造が用いられる。具体
的には、ケーシング2で吸込口5と各吹出口6,6とを
連通させたファン室を形成し、このファン室内に吸込口
5と対向させて熱風循環ファン3を設け、さらに熱風循
環ファン3を囲うよう略環状のヒータ4を配した構造が
用いられる。但し、熱風循環ファン3はケーシング2の
外部に設けたファンモータ3aで回転されるようになっ
ている。
ところで、こうしたオーブンレンジにおいては、通常、
第4図でも示されるように加熱室1の周側壁に三段の棚
支え部10…が設けられていることは知られている。そ
して、このうち上段と下段の棚支え部10に角形の棚1
1をそれぞれ掛けたとき、熱風がうまく加熱室1内を循
環して、一度に多量(2枚の棚11の使用)の食品(図
示しない)を上手に調理できるよう設計されている。
具体的には、第4図に示されるように中段の棚支え部1
0を周側壁の中段部に配し、上段の棚支え部10を吸込
口5と上段側の吹出口6との間に配するとともに、下段
の棚支え部18を吸込口5と下段側の吹出口6との間に
配することが行なわれる。そして、棚11をそれぞれ上
段および下段の棚支え部10に載せた後、熱風循環ファ
ン3,ヒータ4を作動させることにより、吸込口5から
加熱室1内の空気を吸込み、これを加熱して熱風とさせ
た後、各吹出口6,6から上段の棚11の上方空間なら
びに下段の棚11の下方空間へ吹き出し、これを棚1
1,11間の空間から再び吸込口5に戻して、熱風を循
環させるようにしている(第3図の矢印で示す如く)。
なお、8はオーブンレンジの本体、9は加熱室1の開口
部を開閉するための扉を示す。
このため、2枚の棚11,11を使って熱風で上手に調
理するときは、棚11を「上段」と「下段」に掛けるこ
とが基本となる。
ところが、従来の熱風循環式オーブンレンジは、たとえ
ば調理ブック等で2段の調理メニューが指示されても、
どの棚支え部10…を使用しているかの正誤は使用者サ
イドに委ねられているので、棚支え部10…の使用の誤
りから料理が失敗するおそれをもっている。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、2枚の棚11,11が、「上段と中段」の棚
支え部10や「中段と下段」の棚支え部10に誤って掛
けられたときは、循環性の悪い熱風で食品が加熱されて
しまうために料理が台無しなる不具合を生じる。
この発明はこのような問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、棚を掛ける棚支え部の位
置の誤りを防ぐことができる熱風循環式調理器を提供す
ることにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) この発明は、複数段の棚支え部10…に棚11の有無な
らびに棚11を支持している棚支え部10の位置を検知
する検知手段15a〜15cを設け、かつ検知手段15
a〜15cの検知信号に応じて熱風供給源3,4を制御
する制御部19を設けることにより、棚11,11の位
置に誤りが有ったとき熱風供給源3,4が作動しないよ
うにする。
(実施例) 以下、この発明を第1図および第2図に示す一実施例に
もとづいて説明する。但し、「従来の技術」の項で述べ
た部品(あるいは部分)と同じ部品(あるいは部分)に
は同一符号を附してその説明を省略し、この項では異な
る部分となるこの発明の要部について述べることにす
る。
すなわち、15a〜15cは加熱室1の左側壁上、各上
中下段の棚支え部10…の直下の部位に横位をなして設
置された検知用スイッチ(この発明の検知手段に相当)
である。検知用スイッチ15a〜15cのアクチェータ
16a〜16cは、いずれも棚支え部10…の凹状空間
内に延びている。そして、アクチェータ16a〜16c
の各先端面に突設されたピン部17a〜17cの先端部
が、各棚支え部10…の支持壁に設けた小孔18を通
じ、棚支え部10…の各支え面10a上に突没自在に配
置されていて、棚支え部10に棚11を載せたとき、そ
の棚11の重さでピン部17a〜17cが押されて検知
用スイッチ15a〜15cをONさせる構造としてい
る。そして、こうした検知用スイッチ15a〜15cの
ON/OFF信号にて、棚11…の有無ならびにその棚
11を支持しえいる棚支え部10の位置を検知できるよ
うにしている。
一方、19は制御回路(この発明の制御部に相当)であ
る。この制御回路19の出力側は、作動回路20を介し
てファンモータ3a,ヒータ4に接続されている。また
入力側は先の検知用スイッチ15a〜15cに接続され
ている。そして、この制御回路19は、上段側および下
段側の検知用スチッチ15a,15cからON信号が出
力されたときのみに(上下段の棚支え部10,10に棚
11が掛けられたとき)、ファンモータ3aおよびヒー
タ4の作動を許す制御がなされていて、基本となる「上
段と下段」以外の棚支え部10では作動しないようにす
ると同時に、その誤りをたとえば光などの報知情報で使
用者に知らせるようにしている。
しかして、こうした熱風循環式オーブンレンジを使って
一度に多量の食品21を調理するときは、まず、食品2
1を載せた棚11を、製品の操作部(図示しない)で指
定している「角形天板 2段調理メニュー」に沿って、
上段と下段の棚支え部10,10に掛ける。これによ
り、第2図に示されるようにアクチェータ16a,16
cが移動して検知用スイッチ15a,15cからON信
号が制御回路19へ出力していく。そして、その後、操
作部を操作すれば、2枚の棚11,11が所期の位置に
セッされているから、ファンモータ3a,ヒータ4が作
動していくことになる。すなわち、「従来の技術」の項
で述べたと同じく、熱風が加熱室1内を設計通り良好に
循環して、食品21を均一に加熱していくこととなる。
また、こうした際、誤って製品の操作部で指定した以外
の棚支え部10(「上段と中段」や「中段と下段」)に
棚11を掛けたときは、中段の検知用スイッチ15bか
らON信号が出力されていく。つあり、指定の位置に棚
11が掛かってないことが検知される。そして、制御回
路19では、この信号を受けてファンモータ3a,ヒー
タ4が作動しないよう回路開放状態を維持する。その
際、同時に誤りの訂正を促す報知がなされる。
かくして、2段調理の基本である棚11を掛ける棚支え
部10の位置の誤りを防ぐことができるのである。
この結果、従来のような料理の失敗をなくすことができ
る。しかも、予熱を必要なメニューのとき棚11を入れ
たまま予熱してしまうといった用具使用ミスを防ぐこと
もできる。
そのうえ、制御回路19に自動調理を行なわせるための
温度や時間を2段調理用にプログラムした自動調理プロ
グラムの他、同じメニューで1段調理(中段の棚支え部
10を使用)させる自動調理プログラムを格納しておけ
ば、棚支え部10…の位置による上下段の検知用スイッ
チ15a,15cからのON信号と、中段の検知用スイ
ッチ15bからのON信号10との変化から、該2つの
自動調理プログラムを自動的に切換えることもできる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、2段調理の基本
である棚を掛ける棚支え部の位置の誤りを防ぐことがで
きる。
この結果、棚の配置による料理の失敗をなくすことがで
きる。しかも、予熱を必要なメニューのとき棚を入れた
まま予熱してしまうといった用具使用ミスを防ぐことも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示し、第1
図はこの発明の要部を熱風循環式調理器と共に示す正断
面図、第2図はその検知用スイッチ廻りを拡大して示し
た正断面図、第3図は従来の熱風循環式調理器の側断面
図、第4図はその正断面図である。 1……加熱室、3……熱風循環ファン、4……ヒータ、
10……棚支え部、11……棚、15a,15b,15
c……検知用スイッチ(検知手段)、16a,16b,
16c……アクチェータ、19……制御回路(制御
部)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室の周側壁に複数段の棚支え部を形成
    してなる熱風循環調理器において、前記棚支え部に、棚
    の有無ならびに棚を支持している棚支え部の位置を検知
    する検知手段を設け、かつ検知手段の検知信号に応じて
    熱風供給源を制御する制御部を設けたことを特徴とする
    熱風循環式調理器。
  2. 【請求項2】検知手段は、アクチェータを棚支え部の内
    部に挿入して該アクチェータの先端を棚支え部の支え面
    に突没自在に配置したスイッチからなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の熱風循環式調理器。
  3. 【請求項3】制御部は、所定の検知信号を受けて切換わ
    る自動調理プログラムが格納されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の熱風循環式調理器。
JP17700686A 1986-07-28 1986-07-28 熱風循環式調理器 Expired - Lifetime JPH0656264B2 (ja)

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JP17700686A JPH0656264B2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28 熱風循環式調理器

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JPS6334427A JPS6334427A (ja) 1988-02-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007107791A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Niles Co Ltd 材料乾燥装置

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