JPH0656233U - パネルの連結構造 - Google Patents
パネルの連結構造Info
- Publication number
- JPH0656233U JPH0656233U JP342893U JP342893U JPH0656233U JP H0656233 U JPH0656233 U JP H0656233U JP 342893 U JP342893 U JP 342893U JP 342893 U JP342893 U JP 342893U JP H0656233 U JPH0656233 U JP H0656233U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- holding
- locking
- vertical groove
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 一人でも簡単迅速に組立てを設営する。
【構成】 一側を開口して挟持部12を有する横断面コ
形保持柱11を支持板10に縦に溶接し、保持柱11の
開口側下端部に保持柱11との両側に間隙14をあけて
係止片13を上向きに折曲した保持部材1と、芯枠材4
1の表裏両全面にパネル板42をタッカー止めし、芯枠
材41の両側部近くの上下端に係止縦溝44,45を上
下端から欠設したパネル4とから成り、対向する保持部
材1の係止片13にパネル4下端の係止縦溝44を挿入
しながら挟持部12にパネル側端縁を挿着してパネル4
を起立保持し、上端は隣接したパネル4の係止縦溝45
に挿着できる連結材5の止着片51を差し込んで連結す
る。また同様構成の保持柱材を保持部材1の保持柱11
の外周に両面接着テープによって接着することでパネル
4を任意な角度に備えることができるのである。
形保持柱11を支持板10に縦に溶接し、保持柱11の
開口側下端部に保持柱11との両側に間隙14をあけて
係止片13を上向きに折曲した保持部材1と、芯枠材4
1の表裏両全面にパネル板42をタッカー止めし、芯枠
材41の両側部近くの上下端に係止縦溝44,45を上
下端から欠設したパネル4とから成り、対向する保持部
材1の係止片13にパネル4下端の係止縦溝44を挿入
しながら挟持部12にパネル側端縁を挿着してパネル4
を起立保持し、上端は隣接したパネル4の係止縦溝45
に挿着できる連結材5の止着片51を差し込んで連結す
る。また同様構成の保持柱材を保持部材1の保持柱11
の外周に両面接着テープによって接着することでパネル
4を任意な角度に備えることができるのである。
Description
【0001】
本考案は、展示壁としてのパネル、或いは間仕切用等としてのパネルの連結構 造に関するものである。
【0002】
各種写真、ポスターや説明書等の止着展示、絵画等の吊下展示等のため展示壁 を仮設する場合、従来では、パネルを倒した状態で柱材を介してパネルを連結し 、これを起こして設置していたのである。しかしながら、重量があり、特に大型 パネルではその設置が一人でできず、その係止保持も弱くて外れ易い問題点があ った。
【0003】
そこで本考案は、一人或いは少人数でも簡単迅速且つ円滑にパネルを設営でき 、パネルの係止保持を確実にできるものを提供するものである。
【0004】
このため本考案は、一側を開口した横断面コ形の保持柱を一本又は複数本とし て支持板に縦に固定した保持部材と、保持柱間に配置するパネルとから成り、夫 々のパネルは、芯枠材の表面或いは表裏両面にパネル板を固着したもので、パネ ル板を除いて芯枠材の両側部近くの下端に係止縦溝を下端から欠設し、また夫々 の保持部材は、夫々保持柱の開口側下端部に係止縦溝に挿通する係止片を、保持 柱内周面とパネル板の配置間隙をあけて上向きに支持板上に突設し、設置した保 持部材の対向する保持柱間に、パネル板の係止縦溝を保持部材の係止片に挿入係 止してパネルを保持する構成としている。また、芯枠材下端の夫々係止縦溝の垂 直位置における芯枠材上端に係止縦溝を上端から欠設し、隣接するパネルの係止 縦溝とを連結材の垂下係止片にて相互に連結する構成としてもよい。さらに、一 側を開口した横断面コ形のアングルで開口側下端部に係止縦溝に挿通する係止片 を、アングル内周面とパネル板の配置間隙をあけて上向きに連設した保持柱材を 設け、保持柱材と保持部材の保持柱とをその周面にて接着テープにて接着して保 持柱を必要数備える保持部材としてもよい。
【0005】
保持部材を設置し、対向する保持部材の係止片にパネル下端の係止縦溝を係止 しながら保持柱の内空部に挿入することによりパネルが保持柱間で保持されるの であり、これを繰り返すことでパネルが連設されるのである。隣接するパネルの 上部を連結することで一層強く保持でき、保持柱材を接着テープで保持柱に任意 な方向に接着固定することでパネルの設営ラインを任意に設定できるのである。
【0006】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1に示す本例において、1は 保持部材であって、一側を開口して挟持部12を有する横断面コ形アングル製の 保持柱11を支持板10に縦に溶接すると共に、保持柱11の開口側下端部に係 止片13を上向きに折曲して突設形成している。なお、係止片13は保持柱11 との両側に間隙14をあけている。また、保持柱11の高さは約1.5mである。
【0007】 この保持部材1は、該保持柱11を角度を変えて溶接することで図2乃至図6 のような、複数本の保持柱11を備えたものとすることができる。また、図7の ように、一側を開口して挟持部22を有する横断面コ形アングルの開口側下端部 に係止片23を両側に間隙24をあけて上向きに折曲した保持柱材2を設け、こ れを保持部材1の保持柱11の任意な外周に両面接着テープ3によって接着して 、図8及び図9のように任意な角度に備えることができるのである。
【0008】 4はパネルであって芯枠材41の表裏両全面にパネル板42をフラッシュ止め して成り、パネル板42に紙やクロスを貼着し展示ポスター43を鋲止めしてい る。そして、図10のように、芯枠材41の両側部近くの上下端に縦方向の係止 縦溝44,45を上下端から欠設している。なお、パネル4の大きさは、高さ約 2mで長さ約1mである。
【0009】 5は連結材であって、隣接したパネル4の係止縦溝45に挿着できる止着片5 1を折曲垂下させたもので、図12、図14及び図15のような形状をしている 。なお、止着片51の巾はパネル4の係止縦溝45に挿着できる巾である。
【0010】 次に本例の作用を説明する。まず、設営ラインに沿って必要な保持柱11を有 する保持部材1を設置し、一方の保持部材1の係止片13にパネル4下端の係止 縦溝44を挿入しながら挟持部12にパネル側端縁を挿着し、ついで対向する保 持部材1の係止片13にパネル4下端の係止縦溝44を挿入しながら挟持部12 にパネル4の他方の側端縁を挿着する。
【0011】 これにより、図10及び図11のように、パネル4が保持柱11間で保持され るのであり、これを繰り返すことでパネル4が連設されるのである。なお、係止 片13,23はパネル4の芯枠材41の係止縦溝44,45だけに係着し、パネ ル板42は間隙14に配置して保持されるのである。
【0012】 パネル4の連結状態は、図16乃至図18のように任意に連続でき、また保持 柱材2を保持部材1の保持柱11の任意な外周に両面接着テープ3によって接着 することでパネル4の連続角度を任意にできるのである。
【0013】 なお、隣接するパネル4は、図13のように、上部の係止縦溝45に止着片5 1を係止して連結材5で連結することで一層固定されるのであり、使用する連結 材5は予め用意された形状のものから選定すればよい。
【0014】 このように本例によると、パネル4の一側を係止片13,23で係止できて仮 置きでき、ついで他側を少し持ち上げて係止片13,23に係合させることで一 人でも簡単に設営できるのである。この場合、係止片13,23に係着する係止 縦溝44,45は芯枠材41だけに欠設してあるためパネル板42表裏面から上 下部に係止縦溝44,45が露呈していないので外観を損なうことがない。
【0015】 また、上下の垂直位置に係止縦溝44,45が欠設してあるため、パネル4を 上下逆さに使用してもよく、作業が円滑にできるのである。さらに、立てた状態 で組立てできるため狭い場所でも設営できるのであり、釘を必要としないため騒 音を生ぜず静かに設置できるのである。
【0016】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。保持 柱の形状は問わず、支持板に固着する保持柱の数及び固着手段は限定されない。 また、係止片はアングルを折曲形成する他、図19のように、単独で支持板にビ ス6止めして備えてもよく、単独で備えればパネルの係止縦溝に正確に挿着でき るよう微調整配置できるのである。支持板の形状も問わない。
【0017】 また、接着テープで接着する保持柱材を備える場合は、その接着テープの種類 も問わず、また保持柱材の構造も問わないが、アングル状の柱体で下端に折曲し た係止片を備える構成とすればよい。さらに、パネルの形状、大きさ及び構成も 適宜であるが、係止縦溝は外観に露呈しないよう芯枠材にだけ欠設してあればよ い。その係止縦溝の形状も限定されず、図23のような形状の他、十字形等でも よい。
【0018】 なお、隣接したパネルの上端部を連結する連結材の形状は任意であり、図20 及び図22のように側壁片を連設したものでもよい。このようにすると、図21 のように、パネルを挟持できるのである。また、係止片の形状も適宜であり、パ ネルの係止縦溝に挿入係止できる形状であればよい。したがって、図23のよう な係止縦溝の場合は、図24のような形状の係止片とすればよい。
【0019】 なお、展示パネルとする場合は、止着するものは問わず、各種写真、ポスター や説明書等でもよく、或いは絵の額を吊り下げてもよく、或いはパネルを間仕切 として用いればパネルによって任意のスペースがえられるのである。
【0020】
本考案によると、パネルの一側を保持部材の係止片で係止することで仮置きで きるため一人でも簡単迅速に組立て撤去作業でき、立てた状態で組立てできるた め狭い場所でも設営できるのであり、係止片に係着する係止縦溝が芯枠材だけに 欠設してあってパネル面に露呈していないことから外観を損なうことがないので ある。また、請求項2のものでは、パネルを上下逆さに使用してもよいため円滑 な組立て作業となるのである。さらに、請求項3のものでは、接着によって保持 柱を任意の角度に接続できるためパネルラインを任意にできるのである。
【図1】本考案の一実施例を示す連結使用状態における
一部切欠した斜視図である。
一部切欠した斜視図である。
【図2】その保持柱を一本固着した保持部材の一部切欠
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】二本の保持柱を背合わせで固着した保持部材の
平面図である。
平面図である。
【図4】三本の保持柱を固着した保持部材の平面図であ
る。
る。
【図5】四本の保持柱を固着した保持部材の平面図であ
る。
る。
【図6】二本の保持柱を直角向きに固着した保持部材の
平面図である。
平面図である。
【図7】その保持柱材の一例の一部切欠した斜視図であ
る。
る。
【図8】保持柱材の接着状態の平面図である。
【図9】保持柱材の別例接着状態の平面図である。
【図10】パネルの挿着状態を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図11】パネルの係止状態を示す横断面図である。
【図12】連結材の差し込み状態を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図13】連結材の差し込み連結を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図14】十字形をした連結材の斜視図である。
【図15】直角配置のパネルを連結する連結材の斜視図
である。
である。
【図16】展示パネルの設営ラインの一例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図17】展示パネルの設営ラインの別例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図18】展示パネルの設営ラインのさらに別例を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
【図19】係止片の別例取り付けを示す一部切欠した保
持部材の斜視図である。
持部材の斜視図である。
【図20】連結材の別例を示す斜視図である。
【図21】その連結材の連結状態を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図22】連結材の別例を示す斜視図である。
【図23】パネルの係止状態を示す横断面図である。
【図24】連結材のさらに別例の斜視図である。
1 保持部材 10 支持板 11 保持柱 12,22 挟持部 13,23 係止片 14,24 間隙 2 保持柱材 3 両面接着テープ 4 パネル 41 芯枠材 42 パネル板 43 展示ポスター 44 下端の係止縦溝 45 上端の係止縦溝 5 連結材 51 止着片 6 ビス
Claims (3)
- 【請求項1】 一側を開口した横断面コ形の保持柱を一
本又は複数本として支持板に縦に固定した保持部材と、
保持柱間に配置するパネルとから成り、夫々のパネル
は、芯枠材の表面或いは表裏両面にパネル板を固着した
もので、パネル板を除いて芯枠材の両側部近くの下端に
係止縦溝を下端から欠設し、また夫々の保持部材は、夫
々保持柱の開口側下端部に係止縦溝に挿通する係止片
を、保持柱内周面とパネル板の配置間隙をあけて上向き
に支持板上に突設し、設置した保持部材の対向する保持
柱間に、パネル板の係止縦溝を保持部材の係止片に挿入
係止してパネルを保持することを特徴とするパネルの連
結構造。 - 【請求項2】 芯枠材下端の夫々係止縦溝の垂直位置に
おける芯枠材上端に係止縦溝を上端から欠設し、隣接す
るパネルの係止縦溝とを連結材の垂下係止片にて相互に
連結する請求項1のパネルの連結構造。 - 【請求項3】 一側を開口した横断面コ形のアングルで
開口側下端部に係止縦溝に挿通する係止片を、アングル
内周面とパネル板の配置間隙をあけて上向きに連設した
保持柱材を設け、保持柱材と保持部材の保持柱とをその
周面にて接着テープにて接着して保持柱を必要数備える
保持部材とした請求項1又は請求項2のパネルの連結構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP342893U JPH0656233U (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | パネルの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP342893U JPH0656233U (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | パネルの連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656233U true JPH0656233U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11557113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP342893U Pending JPH0656233U (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | パネルの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656233U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154506A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Snh:Kk | 簡易トイレ及び非常用トイレ設備 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438736U (ja) * | 1977-08-22 | 1979-03-14 | ||
JPS6376992A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | グリス塗布装置 |
JPS6481194A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Kikukawa Tadashi | Device for removing static electricity and preventing electrification |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP342893U patent/JPH0656233U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438736U (ja) * | 1977-08-22 | 1979-03-14 | ||
JPS6376992A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | グリス塗布装置 |
JPS6481194A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Kikukawa Tadashi | Device for removing static electricity and preventing electrification |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154506A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Snh:Kk | 簡易トイレ及び非常用トイレ設備 |
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