JPH0656137A - ラベルセンサおよびラベルづけ装置 - Google Patents

ラベルセンサおよびラベルづけ装置

Info

Publication number
JPH0656137A
JPH0656137A JP5105443A JP10544393A JPH0656137A JP H0656137 A JPH0656137 A JP H0656137A JP 5105443 A JP5105443 A JP 5105443A JP 10544393 A JP10544393 A JP 10544393A JP H0656137 A JPH0656137 A JP H0656137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
sensor
winding
strip
spring element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5105443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2505098B2 (ja
Inventor
Oswald Flaig
フライッヒ オスバルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heinrich Hermann GmbH and Co
Original Assignee
Heinrich Hermann GmbH and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heinrich Hermann GmbH and Co filed Critical Heinrich Hermann GmbH and Co
Publication of JPH0656137A publication Critical patent/JPH0656137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505098B2 publication Critical patent/JP2505098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/40Controls; Safety devices
    • B65C9/42Label feed control
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/06Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
    • G01B7/10Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance
    • G01B7/107Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance for measuring objects while moving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S33/00Geometrical instruments
    • Y10S33/01Magnetic

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明ラベルの処理に適し、調整作業が不要
で、再調整を簡単に行えるラベルセンサ及びこれを装備
したラベルづけ装置の提供。 【構成】 ラベルセンサ(45)は、ラベル(17)を
設けた裏打ち帯(14)を検知または走査すると共に、
ラベルづけ装置のラベルづけ工程を制御するもので、巻
線を設けた強磁性コア(75)に連結されかつ裏打ち帯
のラベル支持側に接触するようにされた走査部材に連結
されたスプリング要素(80)を有している。巻線が高
周波信号で励磁され、巻線での電圧が、電気評価回路に
よって評価される。この電圧は、走査部材がラベルのと
ころにあるか或はラベル間の間隙(20)内にあるのか
を表すと共に、ラベルづけ装置を制御するように機能す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルを設けた裏打ち
帯を走査するためのラベルセンサおよびこの種のラベル
センサを装備したラベルづけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のラベルセンサは、ドイツ特許公
報3618542Aから公知である。多くのラベルづけ
装置では、ラベルセンサによりラベル供給を制御してい
る。個々のラベルは、通常は圧力感応性であって、互い
に短い間隔で、典型的には1ないし2ミリメートルの間
隔で、裏打ち帯(裏打ちストリップ)上に配設される。
ラベルづけ工程において、ラベルが裏打ち帯から剥され
て、ボトルなどの、ラベルづけされるべき製品に移送さ
れる。製品へのラベルづけは、高い精度(位置決め精
度)行わねばならず、位置決め誤差は、典型的には1ミ
リメートルよりも小さい。これを達成するには、裏打ち
帯上でのラベルの位置をラベルセンサによって正確に検
出する必要がある。このため、通常は、ラベルセンサ
で、ラベルの縁の位置を検出している。
【0003】透明でないラベルには、ラベル縁位置の検
出に光ゲートを使用している。しかしながら、この技法
は、透明なラベルでは実施できず、又、裏打ち帯が透明
でなかったり、均一でなかったりする場合にも実施でき
ない。その様な場合は、ラベル上に反射性のマークをつ
け、この反射性マークを光ビームにより走査している。
しかしながら、ラベル設計者にとっては、反射性マーク
をつけることは一般的ではない。また、位置決め精度
は、反射性マークがラベルにどの程度正確にプリントさ
れているのかに大部分依存する。すなわち、プリントが
不正確であると誤差が増大し、位置決め精度が損なわれ
る。プリントエラーの結果として反射性マークに付与さ
れるインクが少な過ぎた場合、換言すれば、彩度が十分
に高くない場合も、同様である。この様なプリントエラ
ーがあると、位置決め精度が大幅に低下する。
【0004】以上の理由で、透明なラベルの場合、ラベ
ル面用のスキャナすなわちピックアップの制御下でラベ
ル縁を走査,検出する機械式スイッチが使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透明フ
ィルムラベルは、厚さが約0.04ミリメートルしかな
く、従って、この様な機械スイッチを正確にセットする
のは困難で、また、時間を要する。そして、温度変動あ
るいは機械のきしりがあると、スイッチングポイントが
シフトすることがあり、装置の再調整に30分以上の時
間を費やすことになり、従って生産ロスを招く。更に、
この種の機械式スイッチの場合、走査部材すなわちプロ
ーブによりラベルに傷がつくことがある。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の上記欠点
を克服する新規なラベルセンサおよびこの種のラベルセ
ンサを装備したラベルづけ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、離脱自
在に接着されたラベルを表面に設けた裏打ち帯を含むと
共に導電性支持面上でラベルセンサに対して移動自在の
ラベル帯を走査してラベルづけ工程を制御するためのラ
ベルセンサが提供される。このラベルセンサは、スプリ
ング要素と、スプリング要素に連結されて、スプリング
要素により支持面側に偏倚されるものであって、巻線を
設けた強磁性コアと、スプリング要素に連結され、相対
移動するラベル帯に接触するように支持面側およびラベ
ル帯のラベルを有する面の側へスプリング要素によって
偏倚される針状部材または走査部材と、巻線を高周波信
号で電気的に励磁して、少なくとも、針状部材又は走査
部材がラベル帯に接触する領域の近傍で磁場を発生させ
るための手段と、巻線に連結され、巻線の電圧出力を入
力すると共に、ラベルセンサのところでのラベルの有無
を示す電圧信号を発生させるための評価回路手段とを備
える。
【0008】また、本発明のラベルづけ装置は、上述の
ラベルセンサと、ピボット部材を介してラベルセンサを
ラベルづけ装置に回動自在に結合するための手段とを備
え、ピボット部材は、走査点においてラベル帯の平面に
少なくとも実質的に平行に延びる回転軸を画成する。本
発明の更に詳細なかつ有用な特徴は、図面を参照して以
下に詳細に説明する実施例から明らかになろう。なお、
実施例は、本発明を何ら限定するものではない。
【0009】
【作用】巻線が高周波信号で励磁され、巻線での電圧
が、電気評価回路によって評価される。この電圧は、走
査部材がラベルのところにあるか或はラベル間の間隙内
にあるのかを表すと共に、ラベルづけ装置を制御するよ
うに機能する。
【0010】
【実施例】図1は、ラベルづけ装置10の好適実施例の
概略平面図で、ラベルづけ装置は、図1に一点鎖線で表
したラベル帯13の供給ロール12のためのロールホル
ダ11を含んでいる。図8及び図9は、図1に示す種類
のラベル帯13の基本的構造を示す。ラベル帯13は、
通常は透明な特別な紙から作られる裏打ち帯14を備
え、裏打ち帯の、図9中、最上方部の側には、シリコン
フィルム15が設けられている。典型的には、裏打ち帯
14の厚さは約0.06ミリメートルで、約±1.3%
の小さいバラツキがある。
【0011】シリコンフィルム15上には、圧力感応ラ
ベル17が配され、ラベルの下側には、約0.03ミリ
メートルの厚さの張合わせ(接着)フィルムが設けられ
ている。ラベル17は、典型的には、約0.04ないし
約0.1ミリメートルの範囲の厚さを有している。透明
材料からなるラベルは、フィルムラベルとしても公知で
あって、厚さが約0.04ミリメートルしかなく、従っ
て、ラベルセンサに対して特に困難な問題を提起する。
【0012】約0.13ミリメートルの厚さを図示する
ことは不可能であるので、図9において厚さの尺度は非
常に大きくなっているが、本発明およびその課題を理解
する上で、この厚さに関する条件を考慮されたい。ラベ
ル17同士間には、通常は約1ないし約2ミリメートル
の幅の間隙20が設けられている。これは、ラベル17
間で関連部分の型抜きが行われることによる。型抜き部
分はウェブと呼ばれる。製造上、この様なウェブが、2
つのラベル間に残ったままになることがしばしばある。
この場合、適用可能なラベルをラベルセンサで認識する
ことが不可能になる。ウェブと共に、ラベル17の周囲
部分も型抜きされて除去される。
【0013】この種のラベル帯13は、圧力感応ラベル
17が裏打ち帯14に貼りつけられているので、裏打ち
帯と剥離式ラベルとの組合せとしても知られている。し
かしながら、ラベル17は、公知の技法により裏打ち帯
14から剥離可能で、ラベルづけされるべき製品(図示
略)に移送される。そして、スタンピング動作を繰り返
すことによりラベル17を作成するので、裏打ち帯14
でのラベル間隔は幾らか変動することになる。この間隔
L(図8)はラベル間隔と呼ばれ、完全に一定ではない
ことに留意されたい。
【0014】再び図1を参照すると、ロールホルダ11
は、支持アーム23を介して、ラベルづけ装置10の駆
動ユニット25に装着されている。駆動ユニットは、動
作中連続回転する電気モータと、位置決めローラ26の
中間駆動のためのブレーキ・クラッチ機構(ブロック1
25で概略的に示す)とを備え、位置決めローラ26に
は接触又は圧力ローラ27が当接されている。ベルト式
あるいは板ばね式ブレーキ30が駆動ユニット25に配
され、該ブレーキは、ラベル帯13を制動してこれを緊
張状態に維持するように作用する。又、支持アーム32
を介して、直線状の金属シートの形式の剥離刃34が駆
動ユニット25に固設され、図2に拡大して示すこの剥
離刃34において、ラベル帯13が、約340°の角度
だけ折り曲げられ、剥離刃の右端35(図2)でラベル
17を剥離し、そこにおいて吸引装置(図示略)などへ
移送するようにしている。
【0015】支持アーム32は、ラベル17に刷り込み
を行うためのプリンタあるいは符号化されたラベル17
のためのリーダなどの、多数の付加装置を支持してい
る。多くの場合、付加装置は、駆動ユニット25自体に
ではなくて好適な取付け部材などに固定される。剥離刃
34の右端35でのラベル帯13の折り曲げ後は、裏打
ち帯14のみが存在することになる。裏打ち帯14は、
剥離刃34の下方において、左側に戻される。そして、
裏打ち帯は、位置決めローラ26と接触あるいは圧力ロ
ーラ27との間を通過し、そこから、裏打ち帯巻取り機
38へ通過する。巻取り機は、支持アーム40を介して
駆動ユニット25に装着されている。支持アーム23,
40は、駆動ユニット25側以外の位置で固定可能でも
ある。
【0016】位置決めローラ26の作動を(上述のモー
タおよびブレーキ・クラッチ機構125を介して)制御
するために、ラベルセンサ45が使用される。このラベ
ルセンサは、剥離刃34(図1及び図2)の右端に配設
され、剥離刃34と協働する。図示の実施例において、
ラベルセンサ45を固定式の剥離刃34に設けたが、上
述のドイツ特許公報3618542A1などに示す種類
の移動式分配刃にラベルセンサを配設可能であるを指摘
しておく。
【0017】ラベルセンサ45の固定のため、装着具4
6(図2)が剥離刃34の頂面に固定されている。図2
に明示するように、装着具46は、右側に向かう突起4
8を有し、トラニオンすなわち先細端部49は下向きに
なっている。トラニオンすなわち先細端部49は、ラベ
ルセンサ45の支持部54の、対応するプリズム状凹部
52(図3)に係合している。先細端部49及び凹部5
2は、ボール・ソケット式ジョイント53を形成してい
る。
【0018】垂直に延びる2つのチューブ56,56’
は、互いに同一に具体化可能であって、支持体すなわち
本体部54の左側部分に固定されている。チューブ5
6,56’の各々はスプリング58(図3)を含み、こ
のスプリングは、適用可能なチューブの上端において支
持されると共に下端がボール60に当接している。ボー
ル60は、チューブ56又は56’の下端において規制
具62に当接している。換言すれば、ボール60及びス
プリング58は、夫々のチューブ56,56’に閉じ込
められている。
【0019】組立て後、2つのボール60は、取付け部
材46の頂面の、(戻り止めを形成する)窪みの対応す
るものに、予圧をもって当接し、その結果として、トラ
ニオンすなわち先細端部49とプリズム状凹部52とに
より形成されるジョイント53の回りで時計方向に作用
するトルクを発生させる。また、ボールの回転軸は、
(剥離刃34の領域において)ラベル帯13の平面と平
行に、換言すれば、図1及び図2で見て水平に延びてい
る。
【0020】図3及び図4中の右側で、支持部すなわち
本体部品54の下側には、2つの押圧装置64,64’
(図4)が固定されている。押圧装置64,64’はラ
ベル帯13側で丸められ、この丸め形状でラベル帯13
に当接し、そこにおいて、支持面として機能する剥離刃
34の上面にラベル帯を押し付けている。これが本発明
の作動モードに対して有用であることが分かっている。
この押圧力は、スプリング58が発生するトルクにより
生じる。2つの押圧装置64,64’は、ラベル帯13
の運動方向を横断して延びるもので、耐摩耗材料、好ま
しくは例えば、セラミック酸化物あるいはその他の好適
材料から製造され、早い摩耗を防止するようにしてい
る。押圧装置64,64’は、好ましくは、支持部すな
わち本体部品54に交換可能に配設され、ラベル帯13
を支持面に常に押し付けたままとするように機能し、ラ
ベルセンサ45による計測に際して不良結果が生じない
ようにしている。
【0021】図4及び図5に示すように、押圧装置6
4,64’は、ラベルセンサ45の全幅にわたっては延
びていない(図3ないし図5は、尺度を拡大して、すな
わち、約2倍の尺度で、ラベルセンサ45を示す)。そ
の代わりとして、両押圧装置間には距離すなわち空間6
6(図5)が開けられたままになっており、後述する実
際のセンサシステムがここに位置づけられることにな
る。
【0022】支持部すなわち本体部54は、その頂部に
凹部67(図3)を有している。この凹部67には、プ
リント回路を備えた回路盤68が収容されている。そし
て、回路盤68には、(図7及び図17を参照して後述
する)評価回路の、図示しないその他の電子部品と共
に、発光ダイオード(LED)69及び調整ポテンショ
メータ70が装着されている。カバー板72により、凹
部67の頂部は閉塞されている。カバー板には孔73が
形成され、この孔を介してポテンショメータ70を調節
可能になっている。LED69は、カバー板72の孔を
介して延びている。又、孔74が、凹部67から細長い
下側凹部77へ下向きに延び、下側凹部77には、理解
を容易にすべく非常に拡大した尺度で図6に示す実際セ
ンサシステム75が配設されている。注目すべきは、図
示のセンサシステム75は、支持面内あるいは支持面上
で、該センサシステムが、これに対向して位置づけられ
るラベルづけ装置10の導電性要素、例えば図1のシー
トメタルの剥離刃34、或はその他の導電性要素と協働
するまでは、実際にはセンサシステムにならないことで
ある。
【0023】図3,図4及び図6に示すように、板ばね
式スプリング80が、ねじ78によって、支持部すなわ
ち本体部54の下面に固定されている。板ばねスプリン
グ80は典型的には鋼シートからなり、その寸法は例え
ば約5×17×0.3ミリメートルにされている。板ば
ねスプリング80は、ねじ78による固定点から、ラベ
ル帯13の運動方向にかつラベル帯と略平行に突出し、
換言すれば、図1及び図6において右側に突出してい
る。板ばねスプリングのおおよそ中央には、孔74に整
合して孔82が形成され、孔74は孔82と共に、プリ
ント回路68あるいはプリント回路盤(図3)に接続さ
れた電気接続線83(図6)に対するダクトとして機能
する。
【0024】接続線83は、フェライトすなわち強磁性
材料からなるハーフシェルコア87の環状凹部86内に
配された巻線85に至る。ハーフシェルコア87は、典
型的には約5ミリメートルの外径を有し、巻線85は例
えば約100ターンである。そして、巻線85には、接
続線83を介して、動作時に典型的には約0.3ないし
約1MHzの周波数の無線周波交流電圧が供給されるの
で、ハーフシェルコア87は典型的なRF(無線周波)
手法のコアからなる。
【0025】ハーフシェルコアすなわちハーフシェルフ
ェライト部材87の閉塞頂部90は、例えば接着結合に
より、板ばねスプリング80の自由端の下面に図示のよ
うに固定されている。高周波信号により巻線85が一旦
励磁されると、これに対応する高周波磁場が巻線の下方
に形成され、この磁場により、対向する導電性要素(金
属性剥離刃)34内に渦電流が発生する。マグネットコ
ア87の下面と導電性要素34との間の距離D(図6)
が短いほど、より多くの電流が発生することになる。
【0026】機械式スキャナすなわち針94は、マグネ
ットコア87の中心軸92の領域において凹部内に位置
づけられ、好ましくは硬質セラミック,ルビー,ダイヤ
モンドその他からなる自由端95が、機械的バイアス
で、図6に示すように、ラベル帯13に当接している。
機械式スキャナ94は、ハーフシェルフェライトコア部
材87の好適な孔内に、好ましくは、張り合わせ或は接
着されている。
【0027】板ばねスプリング80は、無負荷状態にお
いて、スキャナ94の自由端95が、押圧装置64,6
4’の下端が配された平面96(図5)を越えて突出す
るように形成されて、支持部すなわち本体部54に装着
されている。図5参照。スキャナ94はマグネットコア
87に続いて(隣接して)配設可能であるが、明らか
に、図6に示す配置が好ましい。
【0028】図7に示すように、評価回路は、巻線85
と並列接続されたコンデンサ97を備えている。コンデ
ンサ97は、巻線85のインダクタンスと共に、典型的
には約0.3ないし約1MHzである所要動作周波数に
対する共振回路の一部を形成する。そこで、発振器99
が設けられ、この発振器には、復調器100および復調
電圧のための増幅器102とが接続されている。要素9
9,100及び102は周知であって、シーメンス社の
TCA505チップのような集積回路の形式で市販され
ているものを使用可能である。
【0029】増幅器102の出力電圧Uは、線104を
介して電圧比較器106の正入力に連結されている。電
圧比較器106の負入力は、+Uの電圧に接続された固
定抵抗107とポテンショメータ(可変抵抗)70とを
備える分圧器に接続され、該ポテンショメータの一端は
接地されている。比較器106の出力には、スイッチン
グトランジスタ109が接続され、該トランジスタの出
力は、ラベルづけ装置10の主駆動部25の上記ブレー
キ・クラッチ機構125のコントローラ部に接続されて
いる。
【0030】ポテンショメータ70の助けにより、オペ
レータは、裏打ち帯14の厚みよりも大きくかつ裏打ち
帯14とラベル17との合計厚みよりも小さい厚みに対
する基準値を調節可能である。従って、スキャナ94が
ラベル17から2つのラベル17間の間隙20へ通過し
て、その結果として、導電性要素(剥離刃)34に対す
る位置が変化すれば、比較器106の出力電圧の符号
(極性)が変化することになる。
【0031】ラベルセンサ45が、2つのラベル17の
間隙20を検出し、換言すれば、最前方のラベルの大部
分が裏打ち帯14から剥がれていれば、ラベルセンサ4
5は、ブレーキ・クラッチ機構125のコントローラ1
26に信号を送出する。そして、所定のフォローアップ
時間後、ブレーキ・クラッチ機構125により位置決め
ローラ26が停止される。そのとき、位置決めローラ2
6は停止し、スキャナ94は既に次のラベル17上に位
置づけられ、従って、次のラベルづけ工程のためのラベ
ルが存在することになる。これが、コントローラ126
によってモニタされる。そして、剥離刃34の前端35
において解除されたラベル17は、ラベルづけされるべ
き製品に直接移送され、或は、例えば吸引装置(図示
略)により引き取られ、次いで、ラベルづけされるべき
製品に移送される。ラベルづけ工程が一旦終了すると、
位置決めローラ26が再び駆動され、説明した工程が繰
り返される。
【0032】本発明の動作モードは、ハーフシェルフェ
ライトコア87が導電性要素34により近接し、換言す
れば、距離D(図6)が短くなるほど、発振器99の出
力の振幅がより大幅に減衰されると云う事実に基づいて
いる。図10は、この関係を、例示的な計測曲線112
で示している。距離Dが0.2ミリメートルよりも小さ
いと、発振器の発振が完全に阻止され、すなわち、出力
信号Uは得られない。距離Dが約0.2ミリメートルを
越えると、発振器99が発振し始め、距離が増大するに
つれて振幅ひいては増幅器102の出力電圧Uが図示の
ように増大する。約0.6ないし約1.4ミリメートル
の間の値に対して十分にリニアな領域が得られることが
分かる。この実質的にリニアな領域における好適な動作
点は、スキャナ94,95の長さを好適に選択すること
により得ることができる。計測曲線112上の選択点で
の実際の作動ストロークは、フィルムラベルに対して約
0.07ミリメートルに過ぎず、電圧上昇は低い。しか
し、この電圧上昇は、電圧変化に対する増幅器として機
能する電圧比較器106によって更に増幅可能で、スイ
ッチングトランジスタ109を駆動するのに十分な電圧
上昇が得られる。
【0033】図11及び図12は、計測例を視覚的に示
している。図11はラベル帯13を示し、該ラベル帯
は、図1ないし図5に示す種類のセンサ75の下方をラ
ベル帯13が通過している間、矢印115の方向に左側
へ移動している。図12は、図7の出力線104での出
力電圧Uを示す。この電圧が、海底のソナーイメージに
匹敵するようにラベル帯13の電気的コピーを表すこと
が分かる。本願発明者が行った実験が示すように、この
種の電圧により、高ラベル速度においても、正確な制御
プロセスが可能となる。
【0034】図13及び図14は、図1及び図2の実施
例の変形例を示す。相違点は、図13及び図14におい
て、図1ないし図5のものに適合するラベルセンサ45
が、剥離刃34上にではなくてアーム32上に位置づけ
られていることにある。その他の点では、ラベルづけ装
置10は、図1のものと同一で、従って、ラベルづけ装
置の一部のみを図示する。前述の図面のものと同一また
は機能的に同一の要素を、慣例に従って同一参照符号を
付して示し、再度説明しない。
【0035】図13及び図14に示すように、支持部材
120はアーム32に固定され、図1及び図2の装着具
46と形状が同一であって再度説明しない装着具46
は、アームの頂部に固定されている。また、支持部材1
20には、スキャナ94,95および押圧装置64,6
4’に対向する支持面122が配設され、該停止面は導
電性材料からなる。そして、停止面122は、図13及
び図14では見えないセンサ75と協働する。
【0036】図1及び図2と比較すると、図13及び図
14の構成にはそれほどの利点はない。つまり、ラベル
センサ45と剥離刃34の右端35との距離が、図1の
ものよりも大きいので、ラベル間隙L(図8)の変動が
より強く印象づけられるからで、従って、ラベル間隙L
が変動するとラベルづけ工程でより大きな誤差を生じる
ことになる。しかしながら、スペース上の理由から、図
13及び図14に示す態様を使用せざるを得ないことも
ある。
【0037】図15及び図16は、図1ないし図5のラ
ベルセンサ45の変形例を示す。図15及び図16のラ
ベルセンサ145は、例えば、ラベルづけ装置の一部分
に堅くねじ止めすることにより、ラベルづけ装置10に
堅固に装着される。ラベルセンサがどの様に装着される
のかは図示しない。図1に類似のように、ラベルセンサ
を剥離刃34の上方に装着しても良い。そして、既に説
明したように、ラベルセンサを機能させるべく、導電性
要素を備えた(ラベル帯13のための)支持面が必要で
ある。
【0038】ラベルセンサ145は、頂部に凹部148
を設けた支持部材146を有している。凹部148に
は、プリント回路を設けた回路盤150が固定されてい
る。ポテンショメータ70及びLED154のみを図示
する。凹部148の頂部は、カバー板156によって閉
塞され、カバー板には、ポテンショメータ156へのア
クセスのための孔157が設けられている。図3のLE
D69と同様、LED154は、スイッチング状態を示
すように、換言すれば、スキャナがラベル17または2
つのラベル間の間隙20のどちらに位置づけられている
のかを示すように、機能する。
【0039】支持部材146の下側には、細長い凹部1
60が配されている。ロッカ部材163は、下方からの
平面視(図16)で略H状を呈するもので、ピボット軸
166により凹部160の右端に回動自在に固定されて
いる。ロッカの右端部164,165は双方共に、ピボ
ット軸166を介して支持部146に回動自在に結合さ
れ、従って、ピボット軸166によって画成される回転
軸の回りに回転可能になっている。圧縮スプリング16
9は、H状ロッカ163の中央リブ部168に対して上
方に突出している。スプリング169の頂部は、図15
に示すように、支持部材146の孔内に支持されてい
る。H状ロッカ163の2つの左端部172,173
は、水平軸175によって、押圧シュー176を回転自
在に支持している。シューの、長手方向両側の底部に
は、ランナ状の押圧装置177,178が夫々設けられ
ている。押圧シュー176は、原理的にはソリのように
具体化されるもので、ランナ177,178の双方と共
にラベル帯13上で滑動してラベル帯をこれに関連する
支持面に押し付けるように作用する。
【0040】スプリング鋼シート状部材182は、ねじ
180によってランナ177,178間で固定され、そ
の左側自由端で、巻線(詳細な図示を省略)を備えたハ
ーフシェルフェライトコア184とスキャナ185とを
支持している。図15に示すように、スプリング鋼シー
ト182は、左側に配されたその自由端が上方に移動自
在であって、ラベル帯13の凹凸をトレース可能になっ
ている。
【0041】マグネットコア184は、スプリング鋼シ
ート182の自由端に接着結合されている。スキャナ1
85および巻線を含めて、マグネットコアは、図6に尺
度を拡大して示すと共にマグネットコア87及びスキャ
ナ94について詳細に説明したものと同様に具体化可能
である。作動を説明すると、ランナ177,178は、
移動するラベル帯13上を滑動する。又、スキャナ18
5は、休止位置(図15)において、ランナ177,1
78の下側によって画成される平面96を越えて突出し
ているので、スキャナ185は、機械的バイアスでラベ
ル帯13に当接する。従って、スキャナ185は、相対
移動するラベル帯3の表面上の全ての凹凸に追従する。
評価回路は、図7のもとと同一で、従って、図10の計
測曲線112を再度適用する。
【0042】実験によれば、現在のところは、図1ない
し図5に示すラベルセンサ45を備えた第1の例示的な
実施例が好適ではあるが、図15及び図16のラベルセ
ンサ145も良好な結果を与える。どちらの場合でも、
作動モードは同一であるので、第1の例示的な実施例す
なわちラベルセンサ45の説明を引用することにする。
又、ラベル帯13の運動方向は、図15及び図16にお
いて右から左であるとする。
【0043】図17は、図7に示す評価回路の変形例を
示す。図17の回路は、好ましくは、支持部すなわち本
体部54,146の上方部分にある凹部67,148内
のプリント回路盤68,150上に設けられる。図17
の評価回路は、裏打ち帯14の厚みの変化および加熱ま
たは冷却による測定値の変化に適応的にマッチし、又、
新たなラベル帯13の自動測定を可能とする。図7のも
のと同一または機能的に同一の要素を同一の参照符号に
より特定し、慣例により再説明を省略する。明かなよう
に、特に、図17の回路の左側部分は図7の対応部分と
同一である。
【0044】サンプル・ホールドメモリ回路195は作
動増幅器194の出力に接続され、作動増幅器の端子
は、図7の比較器106のものに対応する。サンプル・
ホールドメモリ回路195に含まれるタイマの制御下
で、サンプル・ホールド記憶回路195は、作動増幅器
194の出力値が後続の回路により処理されるまでは、
出力値を一時的にバッファ記憶する。アナログ/デジタ
ルコンバータ197は、サンプル・ホールド回路195
の出力に接続され、サンプル・ホールド回路195の出
力でのアナログ計測値をマイクロプロセッサ200に対
するデジタル出力値Unに変換する。マイクロプロセッ
サは、通常のように、センサのデータを備えたEEPR
OMと共に、内部プログラマブルメモリPROMとRA
M203とを含む。
【0045】マイクロプロセッサ200は、出力205
に出力信号Uaを出力する。Ua=H(ハイ出力信号)
は、スキャナ94,95又は185がラベル17のとこ
ろに位置づけられていることを表し、また、Ua=L
(ロー出力信号)は、スキャナが2つのラベル17間の
間隙20に位置づけられていることを表す。信号Um
は、例えばスイッチ(図示略)を介して外部から、或は
コントローラ126から、マイクロプロセッサ200に
供給可能である。Um=H(ハイ)は、正常な走査工程
を行うべきことを、即ち、センサ構成によりスキャナが
ラベルのところに、或は、ラベル間の間隙内に位置づけ
られているか否かを確認すべきことを表す。
【0046】Um=L(ロー)は、仮計測すなわち校正
工程を行うべきであることを、換言すれば、ラベルを例
えば30センチメートルだけ長さ方向に連続的に走査
し、又、確認した値Unから、(マイクロプロセッサ2
00による内部使用のための)基準厚み電圧Urefを
決定すべきであることを表す。既に述べたように、EE
PROM202には、センサシステムのデータが格納さ
れる。部品製造上の公差によって、2つのセンサシステ
ムが完全に同一であることはまれである。そこで、セン
サシステムの調整により、例えば、各種距離値D(図
6)についての、或は、これに対応するラベル帯13の
厚み値d(図6)についての信号Unを計測して、EE
PROM内に値テーブルとして格納することが可能であ
る。例えば、d=0.055ミリメートルはUn=2.
4ボルトと等価で、d=0.06ミリメートルはU=
2.65ボルトに等価である。或は、これらの値を、U
n=a×d−bなるタイプのリニアな関係などの、数学
的関係を反映する関数で、置換可能である。
【0047】これは、各々のセンサについて別々に行え
る。即ち、各々の場合において、校正曲線、或はこの種
のセンサに対する一般には平均値を、EEPROM20
2内に記憶可能である。容易に分かるように、これは、
システム精度についての全体的な要件に依存する。本願
発明者自身の作業現場での経験によれば、図3ないし図
5の態様は、検知感度が良好でかつ高速度でのラベルづ
けに最適であることが分かった。しかしながら、作業現
場の機械工はハンマ,ねじ回し等の大型の工具を使用す
る傾向があり、未熟なエンジニアが図3ないし図5の高
感度スプリング80及びコイル87を損傷させることが
しばしばある。
【0048】図18ないし図21に示す第3の実施例の
ラベルセンサ300は、より頑丈である。但し、このラ
ベルセンサの機械的な応答性が幾らか鈍いので、該ラベ
ルセンサによるラベルづけ速度が遅くなる傾向がある。
図18ないし図21のラベルセンサ300は、上述の実
施例の場合と実質的に同一の部品を使用しているが、構
成が異なる。従って、同一参照符号は好適な場合に用い
ることにする。
【0049】図18は、図19の矢印XVIIIの方向にお
いて下方から見たラベルセンサ300を、これに電気プ
ラグ301を装着した状態で示す。図19は、図18の
矢印XIX方向におけるセンサ300の一側側面を示す。
図20は、図18のXX−XX線に沿う長手方向断面で、図
21は図18のXXI−XXI線に沿う断面図である。なお、
理解を容易にすべく、図18ないし図21は拡大した尺
度で描いてある。
【0050】ラベルセンサ300は、図2,図3,図4
及び図14の場合と同様に、ラベルづけ装置に機械的に
装着される。即ち、ラベルセンサ300の支持部54に
はプリズム状の凹部52が設けられ、又、ラベルセンサ
には、バイアスされたスプリング58によるロードを受
ける2つのボール60が設けられている。詳細について
は、図3の説明を参照のこと。スプリング58及びボー
ル60は、プリズム状凹部52の回りで時計方向に作用
しかつラベルセンサ300をラベル帯(例えば、図8及
び図9のラベル帯13)に押圧させるトルクを生起さ
せ、これにより、ラベル帯がラベルセンサの2つの押圧
装置(ダウンホルダ)64,64’に接触して、ラベル
帯を支持面例えば図2の部品34に押し付ける。押圧装
置64,64’は、セラミック酸化物あるいはその他の
硬質材料からなるもので、図3ないし図5に示すものと
実際には同一である。そして、ラベル帯13が移動する
間、押圧装置は、ラベル帯表面に追従して上下動する。
これについては前述したので、この説明を参照のこと。
押圧装置64,64’が長期間にわたる使用によって摩
耗したとき、押圧装置は容易に交換できる。
【0051】本実施例において、押圧装置64,64’
は、センサコイル装置305に対する、前に「スキャ
ナ」として引用した機械式センサとしても機能する。上
記実施例の場合と対比して、センサコイル装置305
は、支持部54の下面に固定して配設され、即ち、セン
サコイル装置は支持部54と一体に移動し、支持スプリ
ングを欠く。既に述べたように、押圧装置64,64’
はコイル305に対する機械式センサすなわちラベル帯
フォロワとしても機能し、スプリング58は、センサコ
イル装置305に連結されたスプリングとして機能す
る。
【0052】コイル305は、図6に示すコイル75と
同一構成である。すなわち、コイルは、図6のシェルコ
ア87と同一でありかつ図6に示すように下側に向けて
開口する強磁性コア306と、図6の巻線85と同一の
巻線307とを備えている。コア306は、巻線307
の接続線310を収容するためのダクトとして機能する
筒状絶縁部309の底端に配設されている。ワイヤ31
0は、ラベルセンサ300のハウジング314の上部に
あるプリント回路盤312に設けたプリント回路(図示
略)に接続されている。電気ケーブル316は、プラグ
301を回路盤312に接続するように機能する。回路
盤312上の回路は、図7ないし図17を参照して既に
説明したものと同一であり、詳細についてはその説明を
参照のこと。 図18ないし図21の作動 巻線307は、例えば1MHzの無線周波数信号により
励磁され、これに対応するRF電磁場をコア307の底
面に生起させる。この電磁場は、対向する導電性要素た
とえば図2に示す金属性剥離刃34に渦電流を生起させ
る。そして、渦電流は、コイル307とコンデンサ97
(図7又は図17)によって形成される共振回路での発
振を減衰させる。コイル307と実用上は整合する押圧
装置64,64’が、ラベル17の頂面に位置づけられ
たとき、渦電流がより弱くなり、この結果、コイル20
7の電圧が高くなる。又、、押圧装置64,64’が2
つの相隣るラベル17の間隙20(図8)にあるときに
は、渦電流がより強くなり、この結果、減衰度合がより
強くなってコイル307の電圧がより低くなる。この様
に、ラベルの材質あるいは支持テープの材質とは無関係
に、又、極めて高い信頼度で、さほどの調整作業を要す
ることなく、「ラベル」と「ラベル以外」との間での識
別が可能になる。なお、例えば、図7または図17に示
すポテンショメータを手動設定することで、調整が行わ
れる。
【0053】第3実施例の大きな利点は、作業現場での
実施に関して、より頑丈であって、従って、偶発的な損
傷を来すことおそれが少なくなることにある。押圧装置
64,64’はセンサコイル装置305の下面の下方に
突出して、図6および距離D,dについて上述したよう
に、押圧装置と検知面との間に距離を付与する。再度簡
略に述べれば、離脱自在に接着されたラベル17を表面
に設けた裏打ち帯14を含むと共に導電性支持面34,
122上でラベルセンサに対して移動自在のラベル帯1
3を走査してラベルづけ工程を制御するための、本発明
のラベルセンサ45,145は、スプリング要素80,
182と、巻線85を設けた強磁性コア87,184と
を備え、該コアは、スプリング要素に連結され、また、
スプリング要素により前記支持面側に偏倚される。ラベ
ルセンサは、スプリング要素80,182に連結された
針状部材または走査部材94,95,185を備え、ス
プリング要素は、針状部材または走査部材が前記相対移
動するラベル帯に接触するように、支持面側およびラベ
ル帯のラベル17を有する面の側へ針状部材または走査
部材を偏倚させる。ラベルセンサは、巻線85を高周波
信号で電気的に励磁して、少なくとも、走査部材がラベ
ル帯に接触する領域の近傍で磁場を発生させるための手
段と、巻線85に連結され、巻線85の電圧出力を入力
すると共に、ラベルセンサのところでのラベルの有無を
示す電圧信号を発生させるための評価回路手段103と
を備える。
【0054】好ましくは、ラベルセンサは、針状部材9
4,95,185に隣接した領域に設けられ、かつラベ
ル帯を支持面に接触させ押し下げるための少なくとも一
つの押圧装置64,64’,177,178を更に備え
る。好ましくは、ラベルセンサは、ラベル帯の移動方向
を実質的に横断する方向において走査部材の両側に、押
圧装置を備える。
【0055】好ましくは、ラベルセンサは、支持部材5
4,176を更に備え、少なくとも一つの押圧装置6
4,64’;177,178は支持部材54,176に
装着され、又、針状部材94,95;185を連結した
スプリング要素80,182は、針状部材94,95;
185がスプリング要素を介して少なくとも一つの押圧
装置64,64’,177,178に対して折り曲げ可
能であるように、支持部材54,176に装着される。
【0056】好ましくは、少なくとも一つの押圧装置
は、ラベル帯と接触するための接触面を有し、また、針
状部材94,95,185は、無負荷状態において、少
なくとも一つの押圧装置64,64’,177,178
の接触面が位置づけられる平面96を越えて突出する
(図5,図15)。好ましくは、巻線85を設けた強磁
性コア87,184は、スプリング要素を介して、ラベ
ル帯13の移動方向を実質的に横断する方向に折り曲げ
可能である。
【0057】好ましくは、強磁性コアは、一端が開口
し、巻線85を収容するための手段を含むシェルコア8
7,184を備え、シェルコアの開口端は、ラベル帯1
3に対向する。好ましくは、シェルコアは、約0.5セ
ンチメートルよりも大きくない外径を有する。
【0058】好ましくは、スプリング要素は、自由端を
有する弾性的に折り曲げ自在の板ばねスプリング要素を
備え、また、巻線85を設けた強磁性コア87,184
は、弾性的に折り曲げ自在の板ばねスプリング要素の自
由端の領域に位置づけられる。好ましくは、板ばねスプ
リング要素は、スプリング鋼シート部材80,182を
備える。
【0059】好ましくは、板ばねスプリング要素80,
182は、ラベル帯13の移動経路と実質的に平行に延
びる。好ましくは、板ばねスプリング要素80;182
の自由端は、ラベル帯13の移動方向に向いている。好
ましくは、針状部材94,95,185は、強磁性コア
87,184の領域に位置づけられると共に、強磁性コ
ア87,184と、ラベル帯13を支持する導電性支持
面34,122との間に所定の最小距離Dを生じさせる
ようにされている。
【0060】好ましくは、強磁性コア87,184は長
手方向軸を有し、また、針状部材または走査部材94,
95,185は、強磁性コア87,184の長手方向軸
の領域に位置づけられる。好ましくは、針状部材または
走査部材94,95,185は実質的にピン状である。
【0061】好ましくは、針状部材または走査部材9
4,95,185は細長い部材である。好ましくは、針
状部材または走査部材は、ラベル帯13と接触するよう
にされた端面を有し、針状部材または走査部材の端面
は、低摩耗材料からなる。好ましくは、低摩耗材料は、
セラミック酸化物,準宝石および宝石からなるグループ
から選択された材料である。
【0062】好ましくは、スプリング要素は、自由端を
有する弾性的に折り曲げ可能な板ばねスプリング要素を
備え、また、巻線85を設けた強磁性コア87,184
は、弾性的に折り曲げ可能な板ばねスプリング要素の自
由端の領域に位置づけられ、ラベルセンサは、ラベルづ
け装置上に支持部材54,176を弾性的に支持するた
めの手段を更に備える。
【0063】好ましくは、支持部材54,176は、ラ
ベルづけ装置の弾性的に折り曲げ可能なアームに装着さ
れる。好ましくは、支持部材は、移動自在のラベル帯に
接触するようにされ、離隔したランナ部材を有して、ラ
ベル帯を支持面に押し付けるための一対の押圧装置17
7,178を形成し、又、強磁性コアおよび針状部材ま
たは走査部材は、ランナ部材間に位置づけられる。
【0064】好ましくは、評価回路手段は、巻線85に
連結され、所定の動作周波数で発振を行うための発振器
手段と、発振器手段に連結され、発振器手段の出力に対
応する制御信号を発生させるための手段と、基準電圧を
設定するための基準電圧手段と、制御信号と基準電圧を
比較して、ラベルが検知されたか否かを表す出力を発生
させるための比較器手段とを備える。
【0065】好ましくは、評価回路手段(図7)は、比
較器手段を含み、ラベル17とラベル17間の間隙20
とを識別するための手段を備える。好ましくは、評価回
路手段は、ラベル17とラベル17間の間隙20とを識
別可能とするための基準厚み値設定手段70を含む。好
ましくは、評価回路手段は、マイクロプロセッサ200
と、マイクロプロセッサに連結され、ラベルセンサ4
5,145の特性データを記憶するメモリ202とを備
える。
【0066】本発明のラベルづけ装置は、上述のラベル
センサを含むと共に、ピボット部材53を介してラベル
センサをラベルづけ装置10に回動自在に結合するため
の手段とを備え、ピボット部材は、走査点においてラベ
ル帯13の平面に少なくとも実質的に平行に延びる回転
軸を画成する。好ましくは、ラベルづけ装置は、ラベル
帯13の方向へのトルクを支持部材54に加えるための
弾性部材58を更に備える。
【0067】好ましくは、弾性部材58はスプリング手
段58を備える。好ましくは、スプリング手段58は、
支持部材54上に変位可能に装着された圧力印加ボール
部材60に当接し、ボール部材は、組立て後、バイアス
でラベルづけ装置10の固定部46,46’に当接す
る。好ましくは、圧力印加ボール部材60は、支持部材
54をラベルづけ装置10上で移動止めするようにロッ
クするための、ラベルづけ装置内の移動止めと協働す
る。
【0068】好ましくは、ラベルづけ装置10には、支
持部材54を離脱自在に装着するための手段が設けられ
る。発明概念の範囲内で、種々の変形が可能であって、
上記各種実施例のいずれかに関連して説明した特徴を、
その他のどの実施例にも使用可能である。
【0069】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ラベル
帯を走査すると共にラベルづけ工程を制御するためのラ
ベルセンサが提供される。このラベルセンサにおいて、
ラベル帯は、ラベルを設けた裏打ち帯を含み、ラベル
は、裏打ち帯の一面に離脱自在に貼着されている。ラベ
ル帯は、導電性支持面上でラベルセンサに対して移動自
在になっている。ラベルセンサは、スプリング要素と、
巻線を設けた強磁性体コアとを備えている。コアは、ス
プリング要素に連結され、スプリングによって支持面側
へ偏倚される。また、ラベルセンサは、スプリング要素
に連結された走査部材すなわち針状部材を備え、スプリ
ング要素は、相対移動するラベル帯に走査部材が接触す
るように、支持面側およびラベル帯のラベル配設面側へ
走査部材を偏倚させるようになっている。更に、ラベル
センサは、巻線を無線周波数信号で電気的に励磁して、
少なくとも、走査部材がラベル帯に接触する領域の近傍
で磁場を発生させるための手段と、巻線に連結され巻線
の出力電圧を入力してラベルセンサのところでのラベル
の有無を示す電圧信号を発生するための評価回路手段と
を備えてる。
【0070】ラベルセンサは、透明ラベルを処理するの
に特に適している。ラベルづけ装置に搭載された状態に
おいて、ラベルは、例えば剥離刃として公知の支持面上
に載置される。支持面すなわち停止面は、導電性であっ
て、ラベルセンサ巻線及びこれが発生する無線周波磁場
と協働して、支持面からスキャナまでの距離を非常に正
確に検出可能とする。本発明のラベルセンサの実質的な
調整作業は不要で、再調整も、例えば電気的調整部材を
調整して電気回路を調整することにより、非常に簡単に
かつ最小限の時間で行える。スキャナ質量が小さいの
で、走査は、ラベル帯の速度に大部分依存し、従って、
最近多く使用される種類の、高速移動するラベル帯に適
している。実際のセンサシステムは、質量が小さいの
で、小さな接触圧力でラベル帯を走査すなわち検知可能
である。この結果、ラベルに傷がつくことが防止され、
又、スキャナ(針)接触面の摩耗が非常に少なくなる。
斯かるセンサによって高感度が達成されるにもかからわ
ず、センサシステムは、この種の装置において回避不能
なキシリに対しては感応しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラベルセンサを組み込んだラベル
づけ装置の第1実施例の概略平面図である。
【図2】図1の詳細Aの拡大図である。
【図3】図1で用いた本発明のラベルセンサの好適実施
例の、図4のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図3の矢印IIII 方向に見た、図3のラベルセ
ンサの平面図である。
【図5】図4の矢印V方向に見た、側面図である。
【図6】図1ないし図5の実際のセンサシステムを、非
常に大きい尺度で示す拡大図である。
【図7】本発明において使用される電気的な評価回路の
概略図である。
【図8】圧力感応ラベルを設けた裏打ち帯(以下、ラベ
ル帯、または裏打ち帯と剥離式ラベルとの組合せと云
う)の、ラベル側から見た平面図である。
【図9】ラベル帯の厚さ全体は通常は約0.1ないし約
0.2ミリメートルであるので、厚さを非常に拡大して
示す、図8のラベル帯の側面図である。
【図10】センサのフェライトコアと停止面との間の測
定距離と、出力電圧との関係を示す図である。
【図11】ラベル帯の走査を示す概略図である。
【図12】図11のラベル帯走査時での、ラベルセンサ
の出力電圧を示す図である。
【図13】ラベルセンサを剥離刃から非常に距離をおい
て配設した、図1の実施例の変形例を示す図である。
【図14】図13の詳細Bの拡大図である。
【図15】図16のXV−XV線に沿う断面図である。
【図16】図15の矢印XVI方向に見た、図15のラベ
ルセンサの平面図である。
【図17】図7に示す評価回路の変形例である。
【図18】図19の矢印XVIIIの方向において下方から
見たラベルセンサを、これに電気プラグを装着した状態
で示す拡大図である。
【図19】図18の矢印XIX方向におけるセンサの拡大
側面図である。
【図20】図18のXX−XX線に沿う拡大長手方向断面で
ある。
【図21】図18のXXI−XXI線に沿う拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ラベルづけ装置 13 ラベル帯 14 裏打ち帯 17 ラベル 34,122 導電性支持面 45,145,300 ラベルセンサ 46,46’ ラベルづけ装置の固定部 54,176 支持部材 58 弾性部材(スプリング手段) 60 圧力印加ボール部材 64,64’,177,178 押圧装置 80,182 スプリング要素(スプリング鋼シート部
材) 85,307 巻線 87,184,306 強磁性コア(シェルコア) 94,95,185 スキャナ(針状部材,走査部材ま
たはプローブ) 96 押圧装置の接触面が位置づけられる平面 103 評価回路手段 200 マイクロプロセッサ 202 メモリ 301 電気プラグ 305 センサコイル装置 D コアと導電性支持面との距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離脱自在に接着されたラベルを表面に設
    けた裏打ち帯を含むと共に導電性支持面上でラベルセン
    サに対して移動自在のラベル帯を走査してラベルづけ工
    程を制御するためのラベルセンサにおいて、 スプリング要素と、 前記スプリング要素に連結されて、前記スプリング要素
    により前記支持面側に偏倚されるものであって、巻線を
    設けた強磁性コアと、 前記スプリング要素に連結され、前記相対移動するラベ
    ル帯に接触するように前記支持面側および前記ラベル帯
    のラベルを有する面の側へ前記スプリング要素によって
    偏倚される針状部材または走査部材と、 前記巻線を高周波信号で電気的に励磁して、少なくと
    も、前記針状部材又は走査部材が前記ラベル帯に接触す
    る領域の近傍で磁場を発生させるための手段と、 前記巻線に連結され、前記巻線の電圧出力を入力すると
    共に、前記ラベルセンサのところでのラベルの有無を示
    す電圧信号を発生させるための評価回路手段とを備える
    ことを特徴とするラベルセンサ。
  2. 【請求項2】 ラベルづけ装置において、 請求項1に記載のラベルセンサと、 ピボット部材を介して前記ラベルセンサをラベルづけ装
    置に回動自在に結合するための手段とを備え、 前記ピボット部材は、走査点において前記ラベル帯の平
    面に少なくとも実質的に平行に延びる回転軸を画成する
    ことを特徴とするラベルづけ装置。
  3. 【請求項3】 前記ラベル帯の方向へのトルクを前記ラ
    ベルセンサの支持部材に加えるための弾性部材を更に備
    えることを特徴とする請求項2に記載のラベルづけ装
    置。
JP5105443A 1992-05-07 1993-05-06 ラベルセンサおよびラベルづけ装置 Expired - Fee Related JP2505098B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9206076U DE9206076U1 (de) 1992-05-07 1992-05-07 Etikettiermaschine
DE9206076:5 1992-05-07
US08/054,846 US5421946A (en) 1992-05-07 1993-04-29 Electromagnetic label sensor having surface following member

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0656137A true JPH0656137A (ja) 1994-03-01
JP2505098B2 JP2505098B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=25959463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5105443A Expired - Fee Related JP2505098B2 (ja) 1992-05-07 1993-05-06 ラベルセンサおよびラベルづけ装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5421946A (ja)
EP (1) EP0569024B1 (ja)
JP (1) JP2505098B2 (ja)
AT (1) ATE132821T1 (ja)
DE (2) DE9206076U1 (ja)
DK (1) DK0569024T3 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6276221B1 (en) 1999-08-06 2001-08-21 Koch Supplies Inc. Apparatus and method for detecting labels
US6543505B1 (en) 2000-04-21 2003-04-08 Koch Equipment, Llc Empty package detector for labeling apparatus
WO2002100726A1 (en) * 2001-02-05 2002-12-19 New Jersey Machine, Inc. Roller peel plate assembly for labeling machine
US6994229B2 (en) * 2002-11-12 2006-02-07 Dell Products I.P. Device for dispensing laminar items
JP2006044152A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Nitto Denko Corp 粘着フィルム貼着装置
CN101232875B (zh) 2005-06-10 2014-06-25 3M创新有限公司 处理粘合层叠片片段的方法
US7849898B2 (en) * 2006-11-30 2010-12-14 George Schmitt & Company, Inc. Apparatus for reorienting inlays
MX2012002078A (es) * 2009-08-18 2012-06-13 Sinclair Systems International Llc Etiquetador de productos que funciona manualmente, sujeto a un pescante de articulacion y de soporte de peso y suministro de etiquetas.
US9605940B2 (en) * 2011-05-25 2017-03-28 Helmut Fischer GbmH Institut für Elektronik und Messtechnik Measuring probe for measuring the thickness of thin layers, and method for the production of a sensor element for the measuring probe
DE202014101101U1 (de) 2014-03-11 2014-04-03 Herma Gmbh Etikettensensor
DE102016007940A1 (de) * 2016-06-29 2018-01-04 Cab Produkttechnik Gesellschaft für Computer- und Automations-Bausteine mbH & Co. KG Etikettensensor zum Abtasten von Etiketten auf einem Trägerband
DE102017003018B4 (de) 2017-03-29 2020-06-04 Cab Produkttechnik Gesellschaft für Computer- und Automations-Bausteine mbH & Co. KG Verfahren zum Überwachen eines durch ein Etikettiergerät geführten Etikettenbandes und Vorrichtung zum Etikettieren

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB661704A (en) * 1948-04-28 1951-11-28 Nebiolo Spa Improvements in or relating to safety devices for the automatic feed mechanism for feeding sheets into printing machines
CH464055A (de) * 1966-09-29 1968-10-15 Guhl & Scheibler Ag Ausgabevorrichtung für Selbstklebe-Etiketten
BE790048A (fr) * 1971-10-13 1973-02-01 Telemecanique Electrique Circuit oscillant pour detecteur de proximite
DE2537853C3 (de) * 1975-08-26 1980-12-04 H. Strunck Gmbh + Co Maschinenfabrik, 5000 Koeln Vorrichtung zur Steuerung des Vorschubs eines Haftetiketten-Trägerbandes
US4132583A (en) * 1976-10-18 1979-01-02 South Shore Machine Company, Inc. Label applicator
DE2828103A1 (de) * 1978-06-27 1980-01-03 Hermann Gmbh Co Heinrich Blattabtaster
DE2855912C2 (de) * 1978-12-23 1988-08-18 Nix, Norbert, Dr., 5000 Köln Einrichtung zur Messung der Dicke von festen Überzügen auf einem Grundmaterial
DE3221379A1 (de) * 1982-06-05 1983-12-08 M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach Messvorrichtung fuer bogendicken in der transportbahn von boegen bei papierverarbeitungsmaschinen
DE3437253A1 (de) * 1983-08-31 1986-04-17 Helmut Fischer GmbH & Co Institut für Elektronik und Meßtechnik, 7032 Sindelfingen Elektromagnetische mess-sonde
DE3331407A1 (de) * 1983-08-31 1985-03-14 Helmut Fischer GmbH & Co Institut für Elektronik und Meßtechnik, 7032 Sindelfingen Elektromagnetische mess-sonde
US4829251A (en) * 1983-08-31 1989-05-09 Helmut Fischer Electromagnetic probe for measuring the thickness of thin coatings on magnetic substrates
US4767987A (en) * 1983-12-12 1988-08-30 Harris Graphics Corporation Method and apparatus for monitoring film thicknesses by sensing magnetic interaction between members movable to a film thickness distance
DE3401466A1 (de) * 1984-01-18 1985-07-25 Elektro-Physik Hans Nix & Dr.-Ing. E. Steingroever KG, 5000 Köln Sonde fuer die kontinuierliche messung der dicke von schichten oder baendern
DE3404720A1 (de) * 1984-02-10 1985-08-14 Karl Deutsch Prüf- und Meßgerätebau GmbH + Co KG, 5600 Wuppertal Verfahren und vorrichtung zur schichtdickenmessung
US4618825A (en) * 1984-10-11 1986-10-21 Helmut Fischer Electro-magnetic thickness measuring probe
DE3505387A1 (de) * 1985-02-16 1986-08-28 W.C. Heraeus Gmbh, 6450 Hanau Sensor zur messung elektrischer eigenschaften im elektrischen feld
FI852127A0 (fi) * 1985-05-28 1985-05-28 Puumalaisen Tutkimuslaitos Oy Foerfarande foer maetning av tjocklek av en kontinuerlig materialbana och anordning foer tillaempning av foerfarandet.
DE3618542A1 (de) * 1986-06-03 1987-12-10 Hermann Gmbh Co Heinrich Verfahren und vorrichtung zum spenden von auf einem traegerband haftenden etiketten
DE3700366A1 (de) * 1987-01-08 1988-07-21 Leybold Ag Einrichtung zum ermitteln der jeweiligen dicke von sich veraendernden material-schichten auf einem substrat waehrend des beschichtungsvorgangs
DE3705201A1 (de) * 1987-02-19 1988-09-01 Schoeller F Jun Gmbh Co Kg Vorrichtung zur messung kleiner dickenprofilaenderungen in bandfoermigem material, insbesondere fotografischem basispapier
DE8702522U1 (ja) * 1987-02-19 1987-04-16 Felix Schoeller Jun. Gmbh & Co Kg, 4500 Osnabrueck, De
US4791367A (en) * 1987-07-15 1988-12-13 Impact Systems, Inc. Contacting thickness gauge for moving sheet material
DE3723933A1 (de) * 1987-07-20 1989-02-02 Krautkraemer Gmbh Verfahren zum erfassen einer kleinflaechigen, nahezu punktfoermigen und weitgehend kraeftefreien beruehrung zwischen einer sonde und einem festen gegenstand, sowie beruehrungsdetektor
DE8806230U1 (ja) * 1988-05-11 1988-07-28 C. Behrens Ag, 3220 Alfeld, De
JPH0648185B2 (ja) * 1988-10-12 1994-06-22 明産株式会社 シート厚さ測定装置
CA2043347A1 (en) * 1990-05-30 1991-12-01 Yukio Kohmura Method and system for inspection of electroconductive film using eddy current and process and system for production of optical fibres using method and system

Also Published As

Publication number Publication date
ATE132821T1 (de) 1996-01-15
DE59301385D1 (de) 1996-02-22
EP0569024B1 (de) 1996-01-10
EP0569024A1 (de) 1993-11-10
US5421946A (en) 1995-06-06
DE9206076U1 (de) 1993-09-09
DK0569024T3 (da) 1996-02-12
JP2505098B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2505098B2 (ja) ラベルセンサおよびラベルづけ装置
US7367132B2 (en) Contact-type displacement measuring apparatus
US7685733B2 (en) Micro force measurement device, micro force measurement method, and micro surface shape measurement probe
EP0704078A1 (en) Segmented-core inductance in stylus for em-graphical tablet
WO1995027951A2 (en) Segmented-core inductance in stylus for em-graphical tablet
AU6564996A (en) Frequency deviation detecting circuit and measuring apparatus using the frequency deviation detecting circuit
US20050036274A1 (en) Component information applying method and apparatus
US8981910B2 (en) RFID tag issuing apparatus and RFID tag misalignment detecting method
US7352271B2 (en) Probe and contour measuring instrument
JPS61106252A (ja) 輪転印刷機の版胴に張設されたフレキシブルな版板を見当合わせする装置
KR20140066890A (ko) 강판의 스케일 두께 측정장치
US7038202B2 (en) Conductive transparent probe and probe control apparatus
JP4525430B2 (ja) 位置検出装置
JPH07128566A (ja) 移動量検出装置
JP4718881B2 (ja) 位置検出装置
JPS6044364A (ja) サ−マル印刷装置
KR200195128Y1 (ko) 반도체 웨이퍼 노광장비의 스테이지 기울어짐 검출장치
JP2751446B2 (ja) 磁気ヘッド位置制御装置
JP3193588B2 (ja) 用紙検出装置
JPH09105603A (ja) 回転検出装置
JP2008032517A (ja) 磁気式エンコーダー
JPH05133939A (ja) 磁気センサーによる不連続部検出装置
JPH104469A (ja) 原稿読取装置
JP2002074785A (ja) 微動調整可能な部品の取付構造
JPH05250084A (ja) コードレスデジタイザ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120402

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120402

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees