JPH0655709U - 万能木工機の自動送り装置 - Google Patents

万能木工機の自動送り装置

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Publication number
JPH0655709U
JPH0655709U JP371093U JP371093U JPH0655709U JP H0655709 U JPH0655709 U JP H0655709U JP 371093 U JP371093 U JP 371093U JP 371093 U JP371093 U JP 371093U JP H0655709 U JPH0655709 U JP H0655709U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
woodworking machine
feeding
feed roller
feeding device
automatic feeder
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Pending
Application number
JP371093U
Other languages
English (en)
Inventor
正元 吉江
修二 鷹野
徳義 横須賀
良一 郡
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
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Publication of JPH0655709U publication Critical patent/JPH0655709U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、万能木工機用自動送り装置におい
て、昇降盤部、手押かんな盤部につけ替える際、送材用
送りローラのつけ替えを一切不要とし作業能率の向上を
図り、かつ昇降盤の割刃装置をつけたまま自動送り装置
を使用できるようにすることである。 【構成】 送りローラ26を広幅とし、ガイド31側に
近接した位置に挽割り用の溝を設け小幅挽割り可能と
し、手押かんな盤は広幅送りローラ26により安定した
送材を可能とした。また、割刃装置32をつけたまま自
動送り装置が使えるので、挽割り作業の被切削材の反発
防止については、別個に置設されている反発予防装置3
3との併用により二重安全機構として安全性の強化を図
った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、万能木工機の自動送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の万能木工機における被切削材の自動送り装置は、通常は3列もしくは4 列程度の送りローラを有する送り装置を水平状に置設し、該送り装置の上下動お よび被切削材の幅方向の移動が可能なように、コラムから延出された支持アーム に懸架される方式となっている。 なお、送りローラは手押かんな盤の場合は広幅のローラを使用し、昇降盤の場 合は、複数個の幅の狭い送りローラの隣接した間にデスタンスワッシャを介在さ せ、挽割り用の溝を設けるなど、用途によりその都度送りローラのつけ替えが必 要となっていた。 また、昇降盤の割刃装置は、前記送りローラと干渉してしまうため、自動送り 装置使用時に取外さなければならない構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の万能木工機における被切削材の自動送り装置は、下記のような問題があ った。 自動送り装置を手押かんな盤側に装着する場合は、送りローラは広幅のものを 使用し、昇降盤に装着する場合は挽割り用の溝のある送りローラを使用する必要 がある。 通常、昇降盤用の送りローラは幅50mm程度のものであり、隣接した該送り ローラ間にデスタンスピースを介在させ挽割り用の溝を確保するが、例えば4列 のものであると、送りローラは8個、デスタンスピース4個より構成されている 。手押かんな盤の送りローラは通常200mmの幅のものが望ましい。万能木工 機の自動送り装置は、必要に応じて昇降盤、手押かんな盤の何れかに装着するこ とになるが、この場合、前記送りローラの交換は大変な手間を要していた。 また、昇降盤側に自動送り装置を装着するときは、割刃装置は前記送りローラ との干渉のため取外さなければならない。 さらに、割刃装置は本来は挽割り作業上安全確保に役立つものであり、自動送 り装置には反発予防爪が設けられているが、割刃装置を加えて二重安全構造にな れば、さらに安全性が強化されるので改良要望が多かった。また、挽割り作業の 時、小幅の材料の切断も可能にしなければならない。 本考案の目的は、これらの問題点をなくすことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、送材ローラを広幅にし、ガイド側の先端近くに挽割り用の溝を 設けることにより達成される。 なお、昇降盤の割刃機能を確保した自動送りについては、隣接した前記送りロ ーラの間隔、挽割り溝の深さ、前記送り装置の前後位置等を適切に選択した構造 とすることにより達成される。
【0005】
【作用】
上記のように構成された万能木工機用の自動送り装置を手押かんな盤に使用す るときは、広幅の送りローラにより安定した送材をするように動作する。 また、昇降盤側に使用するときは、ガイド側に近接して挽割り用の溝が設けら れているので小幅挽割りを可能にする。 なお、昇降盤側の割刃装置が使用可能な位置に送りローラが配設されているの で、被切削材は割刃のくさび効果により、被切削材の挽割り溝にてのこ刃を締付 けないように作用する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜図4により説明する。 図において、ベース2にコラム3を固定立設し、コラム3にスライドホルダ4 を嵌装し、ベース2の上端からスライドホルダ4を貫通して、コラム3の外径部 にラック5を垂直に密着して設け、ラックホルダ6で固定する。スライドホルダ 4にはスライドパイプ7を水平方向に2本嵌装し、ロールピン(図示せず)等で 固定する。支持アーム8を2本のスライドパイプ7に水平方向へ摺動自在に嵌挿 し、支持アーム8の上部中央にスクリューホルダ9をネジ10で固定する。スク リューホルダ9にはフィードスクリュ11がねじ嵌合されている。スライドパイ プ7の左端にフィードスクリュホルダ12を嵌装し、ロールピン(図示せず)等 により固定する。フィードスクリュホルダ12にフィードスクリュ11のハンド ル13の近傍部を軸受(図示せず)により軸支し、軸端部にハンドル13を固定 し、ハンドル13の回転により支持アーム8に懸架された送り装置部14を水平 方向に移動する。 ギヤカバー15と、ハンドル16と、ハンドル16に固定された図示しないハ ンドルシャフトと、ハンドルシャフトの先端に設けたウォーム17と、ギアシャ フト18に軸支しウォーム17と噛み合っているピニオン19は一体に構成され 、ギヤカバー部を形成している。前記ギヤカバー部はスライドホルダ4に固定さ れている。 ハンドル16を回転することにより、前記したラック5とピニオン19が噛合い スライドホルダ4が上下動し、スライドホルダ4により支持された支持アーム8 と送り装置部14も上下動するようになっている。 減速機付送りモータ20のスピンドル21上に2個の駆動チェーンホイール 22が固着され、駆動チェーンホイール22と従動チェーンホイール23にそれ ぞれ駆動チェーン24が掛装されている。従動チェーンホイール23はローラシ ャフトホルダ25の一端に軸支され、送りローラ26はローラシャフトホルダ 25の他端に回転自在に軸支されている。 従動チェーンホイール23は2列になっており、2列目が駆動チェーンホイー ル27(図示せず)となり、送りローラ26に置設された従動チェーンホイール 28に駆動チェーン29が掛装され、送りローラ26が回転する。 前記したように駆動チェーンホイール27取付軸を支点にして送りローラ26 はローラシャフトホルダ25により回転自在に軸支されており、ねじりばね30 により変位可能に常に下方向に加圧されるようになっている。 図3に示す送りローラ26とすることにより、広幅であるため手押かんな盤に おいては安定した送材を行い、昇降盤に使用するときは、ガイド31側に近接し て図3に示すような挽割り用溝26aが設けられているので、小幅挽割りを可能 としている。 なお、図4のように隣接した送りローラ26の間隔B、送り装置14等を適切 に選択することにより、割刃装置32の機能を確保し、かつ反発予防装置33付 の二重安全構造となり、安全性が強化される。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、万能木工機の昇降盤部、手押かんな盤等につけ替える際に、 送材ローラのつけ替え等は一切不要となり、作業能率の向上が図れる。 また、挽割り用の溝はガイド側先端近傍にあるため、小幅材の挽割りが可能と なる。 なお、昇降盤の割刃装置をつけたまま自動送り装置が使えるので、挽割り作業 時の被切削材の反発防止については、別個に取付けた専用の反発予防爪の併用に より、二重安全機構となるので一層に安全性の強化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自動送り装置の一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】送りローラの断面図である。
【図4】割刃装置に対する送りローラの配設事例を示す
説明図である。
【符号の説明】
20は減速機付送りモータ、21はスピンドル、22は
駆動チェーンホイール、23は従動チェーンホイール、
24は駆動チェーン、25はローラシャフトホルダ、2
6は送りローラ、26aは挽割り用溝、27は駆動チェ
ーンホイール、28は従動チェーンホイール、30はね
じりばね、31はガイド、32は割刃装置、33は反発
予防装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 郡 良一 福島県原町市北長野字南原田70番地 株式 会社日立工機原町内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 万能木工機のテーブル上に着脱自在に設
    置したベースと、該ベース上に立設されたコラムと、該
    コラムから延出された支持アームと、該支持アームに取
    付られた送り装置とからなる万能木工機の自動送り装置
    において、該送り装置の複数列からなる送りローラの幅
    を全列広幅にし、前記送りローラ先端近くに挽割り用の
    溝を設けたことを特徴とする万能木工機の自動送り装
    置。
  2. 【請求項2】 万能木工機の昇降盤のテーブル上に前記
    送り装置を置設する際に、昇降盤の割刃装置を装着した
    ままで取付けを可能としたことを特徴とする請求項1記
    載の万能木工機の自動送り装置。
JP371093U 1993-01-14 1993-01-14 万能木工機の自動送り装置 Pending JPH0655709U (ja)

Priority Applications (1)

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JP371093U JPH0655709U (ja) 1993-01-14 1993-01-14 万能木工機の自動送り装置

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JP371093U JPH0655709U (ja) 1993-01-14 1993-01-14 万能木工機の自動送り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0655709U true JPH0655709U (ja) 1994-08-02

Family

ID=11564897

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JP371093U Pending JPH0655709U (ja) 1993-01-14 1993-01-14 万能木工機の自動送り装置

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981124