JPH0655561A - カレンダーのロールギャップの検出法、制御法および装置 - Google Patents

カレンダーのロールギャップの検出法、制御法および装置

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JPH0655561A
JPH0655561A JP23635892A JP23635892A JPH0655561A JP H0655561 A JPH0655561 A JP H0655561A JP 23635892 A JP23635892 A JP 23635892A JP 23635892 A JP23635892 A JP 23635892A JP H0655561 A JPH0655561 A JP H0655561A
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roll
roll gap
distance
gap
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JP23635892A
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Eiichi Harada
栄一 原田
Masaaki Urakawa
正明 浦川
Mitsuyuki Urushibara
光之 漆原
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カレンダーでの製品厚さの制御に必要なロー
ルギャップを高精度に検出することができるカレンダー
のロールギャップの検出法および装置と、高精度にロー
ルギャップを制御することができる制御法およびその装
置の提供。 【構成】 第1ロール11のロール表面に取付けて一体
回転するようにした2つの非接触式距離センサ13,1
4の検出値をスリップリング17,18を介してピーク
ホールド回路19,20に入力し、ピーク値を求め、こ
れに基づいて演算処理してロールギャップGを求める。
これにより、ハウジングやフレームの微小変形などの外
乱の影響を受けずに直接ロールギャップGを検出するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カレンダーによる製
品の厚さを一定にする制御に必要なロールギャップの検
出法およびその装置と、ロールギャップの制御法および
その装置に関し、高精度にロールギャップを検出できる
ようにするとともに、高精度にロールギャップを制御で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムやプラスチックをフィルムに圧延す
るカレンダーにあっても製品の厚さに対する精度向上の
要求が高まりつつある。
【0003】このため、従来のカレンダーにおいては、
ロール間に蓄積されるバンクに応じた運転制御を行うよ
うにしており、たとえば特開昭52−132072号公
報に開示された方法では、図6に示すように、カレンダ
ーロール1,2間のロールギャップ3に形成されたバン
ク4を、照明器具5によって照らしながらカメラ6によ
って走査することでバンク量を算出し、この算出値に基
づいてコンベア7によって搬送されるストリップ状の樹
脂材料8の供給量を制御するようにしている。
【0004】すなわち、ロール1,2間に供給されるバ
ンク量を一定にすることで、バンク量の変化に起因する
厚み変動などの製品の不良化を防止しようとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなロール1,
2間に供給されるバンク量を平面的な画像情報によって
求めるようにしているため、必ずしもバンク量を正確に
求めることが出来ず、バンク量を適正に制御することが
出来ないため、製品の厚さ精度の向上を図ることができ
ないという問題がある。
【0006】また、カレンダーにおいては、ロール1,
2間に供給されるバンク量を一定に制御するようにして
も、樹脂材料の温度や粘性などによってもロールギャッ
プ3が変化し、製品の厚さが変動することもあり、バン
ク量だけの制御では十分でないという問題もある。
【0007】この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、カレンダーでの製品厚さの制御に
必要なロールギャップを高精度に検出することができる
カレンダーのロールギャップの検出法および装置と、高
精度にロールギャップを制御することができるカレンダ
ーのロールギャップの制御法およびその装置を提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明のカレンダーのロールギャ
ップ検出法は、カレンダーの対をなすロール表面間の距
離を非接触状態で検出し、1回転ごとの検出値をピーク
ホールドしてロールギャップを求めるようにしたことを
特徴とするものである。
【0009】また、この発明のカレンダーのロールギャ
ップの検出装置は、カレンダーの対をなすロール表面に
非接触式距離センサを設け、この非接触式距離センサの
検出値の1回転ごとのピーク値を保持するピークホール
ド手段を設け、このピークホールド手段のホールド値に
基づきロールギャップを演算する演算処理手段を設けて
なることを特徴とするものである。
【0010】さらに、この発明のカレンダーのロールギ
ャップ制御法は、カレンダーの対をなすロール軸箱間の
距離を検出し、この距離の変動から求められるロールギ
ャップに基づいてロール軸箱位置を調整してロールギャ
ップを一定に制御することを特徴とするものである。
【0011】また、この発明のカレンダーのロールギャ
ップ制御装置は、カレンダーの対をなすロール軸箱にロ
ール軸箱位置調整機構を設けるとともに、ロール軸箱に
ロール軸箱間の距離を検出する距離センサを設け、この
距離センサの検出値に基づきロールギャップを一定にす
る制御信号をロール軸箱位置調整機構に出力する制御手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】このカレンダーのロールギャップ検出法によれ
ば、カレンダーの対をなすロール表面間の距離を非接触
状態で検出するようにし、ロール回転にともなって回転
移動するセンサの検出値の変化をピークホールドしてロ
ールギャップを求めるようにしており、圧延荷重の変化
などでハウジングやフレームに微小変形が生じることに
起因するロールギャップ変化の影響を受けずに、直接ロ
ールギャップを検出することができ、外乱などのない高
精度な検出ができる。
【0013】また、このカレンダーのロールギャップ検
出装置によれば、ロール表面に取付けて一体回転するよ
うにした非接触式距離センサの検出値をピークホールド
手段でピーク値を求め、これに基づいて演算処理手段で
ロールギャップを求めるようにしており、ハウジングや
フレームの微小変形などの外乱の影響を受けずに直接ロ
ールギャップを検出することができる。
【0014】さらに、このカレンダーのロールギャップ
制御法によれば、対をなすロール軸箱間の距離を検出
し、この距離の変動からロールギャップを求めてロール
軸箱位置を調整してロールギャップを一定にするように
しており、ハウジングやフレームの微小変形などの外乱
の影響を受けずにロールギャップを検出して制御するこ
とができる。
【0015】また、このカレンダーのロールギャップ制
御装置によれば、ロール軸箱に設けた距離センサでロー
ル軸箱間の距離を検出し、これに基づいて制御手段から
ロールギャップを一定にする制御信号をロール軸箱位置
調整機構に出力してロールギャップを一定にするように
しており、荷重の変化などによってハウジングやフレー
ム等の支持系が変形しても、その影響を受けること無く
高精度なロールギャップ制御ができるようにしている。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。まず、図1により、この発明のカレンダー
のロールギャップ検出装置の一実施例について説明す
る。
【0017】このカレンダーのロールギャップ検出装置
10では、たとえば4本のロールを備え逆L形に配置し
たカレンダーの第1ロール11と第2ロール12との間
のロールギャップGの検出を行う。
【0018】このロールギャップ検出装置10では、第
1ロール11のロール軸方向の両端部の作業側と駆動側
のロール表面に非接触式距離センサ13,14が埋設し
て第1ロール11と一体に回転するように取付けてあ
る。この非接触式距離センサ13,14としては、たと
えば渦電流形距離計が用いられる。
【0019】これら非接触式距離センサ13,14はロ
ール軸箱15,16内のロール軸端部に取付けたスリッ
プリング17,18を介して外部のピークホールド手段
であるピークホールド回路19,20に接続されてお
り、非接触式距離センサ13,14の検出信号が作業側
と駆動側でそれぞれ別々にピークホールド回路19,2
0に入力されるようになっている。
【0020】次に、このように構成したカレンダーのロ
ールギャップ検出装置10の動作とともに、ロールギャ
ップ検出法について説明する。カレンダーが運転され、
このロールギャップ検出装置10が動作されると、第1
ロール11と第2ロール12が回転され、第1ロール1
1に埋設して取付けてある非接触式距離センサ13,1
4によってロール表面間の距離が検出されるが、この非
接触式距離センサ13,14自体が回転されるため、距
離検出信号は、図2(a)に示すように、センサが第2
ロール12に最も接近したときにピーク値が生じ、これ
を中心に遠ざかる場合と近づく場合で連続的に距離検出
信号が変化することになり、このような検出信号の変化
は、第1ロール11の1回転ごとに生じる。
【0021】そこで、これらロール表面間の距離の検出
信号がピークホールド回路19,20に入力され、たと
えば図2(b)に示すように、1回転ごとにピーク値が
ホールドされ、この値によりロール表面間の距離、すな
わちロールギャップGを知ることができる。
【0022】このように第1ロール11に直接非接触式
距離センサ13,14を埋設して第2ロール12との距
離を検出するようにしているので、予め一定にロールギ
ャップGを調整していたにもかかわらず圧延荷重やバン
ク量の変化によってロールを支持しているハウジングや
フレーム等の支持系に微小変形が生じることに起因する
ロールギャップ変動等があっても、これらの影響を全く
受けずにロールギャップGを検出することができる。
【0023】また、ロール軸箱15,16に対して第1
ロール11や第2ロール12が偏芯状態で回転する場合
でもこれらの影響を受けないロール表面間の距離から直
接ロールギャップを検出するようにしており、高精度に
ロールギャップGを検出することができる。
【0024】以上のように、この発明のカレンダーのロ
ールギャップ検出装置10によれば、ロールギャップG
を高精度に検出することができ、この検出値により、図
3に示すように、作業側と駆動側でそれぞれロールギャ
ップ制御を行うことができる。
【0025】すなわち、ピークホールド値PA を制御装
置21,22に入力し、ギャップ設定値PS との差ΔS
に基づいてロール位置調整機構23,24のモータに出
力すべき制御量を演算し、これをドライバー25,26
を介してロール位置調整機構23,24に出力するとと
もに、モータの回転量をパルスジェネレータ27,28
で検出してフィードバックしてロールギャップGを一定
に制御する。こうすることにより、高精度のロールギャ
ップ制御ができる。
【0026】次に、この発明のカレンダーのロールギャ
ップ制御装置の一実施例について、図4により説明す
る。このカレンダーのロールギャップ制御装置30で
は、たとえば4本のロールを備え逆L形に配置したカレ
ンダーの第1ロール11と第2ロール12との間のロー
ルギャップGの制御を行う。
【0027】このロールギャップ制御装置30は、ロー
ル位置を調整する機械系と、ロールギャップGの検出系
と、この検出結果に基づいてロール位置を調整・制御す
る制御系とで構成されている。
【0028】まず、ロール位置を調整する機械系とし
て、たとえば図4(a)に示すように、第2ロール12
のロール軸箱15,16にそれぞれモータ31,32と
ウォームジャッキ33,34で構成されたロール位置調
整機構35,36が設けてある。
【0029】また、ロールギャップGの検出系として、
ロール軸箱15,16間の距離を検出することでロール
ギャップGを求めるようにしており、こうすることによ
り、圧延荷重の変動によるハウジングやフレーム等の支
持系の伸びや縮みの悪影響を取り除くようにする。
【0030】このため、ロール軸箱15,16に距離セ
ンサを取付けるが、操業中のカレンダーのロール軸箱1
5,16は、複雑な動きをすることが知られており、取
付位置を適切に選定しておかないと、ロール軸箱15,
16間の距離の変動からロールギャップGを近似的に検
出することができない。
【0031】そこで、この実施例では、第1ロール11
のロール軸箱15,16のそれぞれのロール軸方向の2
か所に距離センサ37,38,39,40が配置され
(図4(a)参照)、カレンダーの送り方向に対しては
中央にそれぞれの距離センサ37〜40が配置されて
(図4(b)参照)取付けられている。これら距離セン
サとしては、たとえば渦電流形距離計が用いられる。
【0032】さらに、ロール位置を調整・制御する制御
系として、カレンダーの作業側と駆動側でそれぞれ独立
して制御装置41,42が設けられる。
【0033】これら制御装置41,42は、図5に示す
ように、距離センサ37〜40の検出信号L1 ,L2 ,
L3 ,L4 が入力され、同一のロール軸箱15,16に
取付けてある2つの検出信号L1 とL2 、L3 とL4 か
らその平均値よりの演算にてロールギャップGが求めら
れる。
【0034】そして、ロールギャップGの制御には、作
業側の距離センサ37,38の検出信号L1 とL2 の平
均値よりの演算値S1 が求められるとともに、駆動側の
距離センサ39,40の検出信号L3 とL4 の平均値よ
りの演算値S2 が求められ、これらと設定値S10,S20
と比較されて制御量が演算され、ドライバー43,44
を介してロール位置調整機構35,36に出力されるよ
うに構成してある。
【0035】次に、このように構成したカレンダーのロ
ールギャップ制御装置30の動作とともに、ロールギャ
ップ制御法について説明する。
【0036】カレンダーを運転し、このロールギャップ
制御装置30を動作状態とするとともに、作業側および
駆動側の制御装置41,42にロールギャップGの設定
値S10,S20を設定する。
【0037】すると、作業側のロール軸箱15間の距離
L1 ,L2 が距離センサ37,38で検出され、駆動側
のロール軸箱16間の距離L3 ,L4 が距離センサ3
9,40で検出される。
【0038】これら検出信号L1 〜L4 から一定時間ご
との距離の変動が、次式のように求められ、作業側のギ
ャップ実績値S1 が求められるとともに、駆動側のギャ
ップ実績値S2 が求められる。
【0039】S1 =f{L1 +L2 /2} S2 =f{L3 +L4 /2} 制御装置41,42では、これらS1 とS2 の値が設定
値S10またはS20に対して一定になるように制御量を演
算し、これに基づきドライバー43,44を介してロー
ル位置調整機構35,36を調整・制御することで、ロ
ールギャップGを一定にすることができる。
【0040】このようにしてカレンダーのロールギャッ
プGを制御するようにしたので、従来のカレンダーのロ
ールギャップの制御の場合は、ハウジングに取付けたア
クチュエータの位置をハウジングを基準にして検出し、
ロールギャップを調整しており、トップバンクの状態の
変化、材料の剛性の変化などによる圧延荷重の変動によ
るハウジングの伸縮で実際のロールギャップが変動する
という問題があったが、このような圧延荷重変動による
ハウジングの伸縮があれば、この分のロール軸箱間の距
離の変化が距離センサ37〜40で検出され、これらの
悪影響を受けること無くロールギャップGを制御するこ
とができる。したがって、カレンダーによる製品品質を
大幅に向上できる。
【0041】なお、上記実施例では、ロールの左右方向
のロールギャップを別々に検出したり、これらに基づい
て制御する場合で説明したが、シート製品の幅方向の精
度を余り問題としない場合などには、左右いずれかのロ
ールギャップを検出したり、これに基づいて制御するよ
うにしても良い。
【0042】また、上記実施例では、4本のローラを備
えたカレンダーの第1ロールと第2ロールのロールギャ
ップの検出やロールギャップの制御について説明した
が、これに限らず、第3ロールと第4ロールを対象とし
たり、他の形式の4本ロールのカレンダーやロール本数
の異なる3本ローラのカレンダーや5本ロールのカレン
ダー等に広く適用することができる。
【0043】さらに、非接触式距離センサや距離センサ
は上記実施例のものに限らず、他の形式のものであって
も良い。
【0044】また、ロール位置調整機構を油圧シリンダ
にて行なう等この発明の要旨を変更しない範囲で、各構
成要件に変更を加えるようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上、実施例とともに具体的に説明した
ようにこの発明のカレンダーのロールギャップ検出法に
よれば、カレンダーの対をなすロール表面間の距離を非
接触状態で検出するようにし、ロール回転にともなって
回転移動するセンサの検出値の変化をピークホールドし
てロールギャップを求めるようにしたので、圧延荷重の
変化などでハウジングやフレームに微小変形が生じるこ
とに起因するロールギャップ変化の影響を受けずに、直
接ロールギャップを検出することができ、外乱などのな
い高精度な検出ができる。
【0046】また、この発明のカレンダーのロールギャ
ップ検出装置によれば、ロール表面に取付けて一体回転
するようにした非接触式距離センサの検出値をピークホ
ールド手段でピーク値を求め、これに基づいて演算処理
手段でロールギャップを求めるようにしたので、ハウジ
ングやフレームの微小変形などの外乱の影響を受けずに
直接ロールギャップを検出することができる。
【0047】さらに、この発明のカレンダーのロールギ
ャップ制御法によれば、対をなすロール軸箱間の距離を
検出し、この距離の変動からロールギャップを求めてロ
ール軸箱位置を調整してロールギャップを一定にするよ
うにしたので、ハウジングやフレームの微小変形などの
外乱の影響を受けずにロールギャップを検出して制御す
ることができる。
【0048】また、この発明のカレンダーのロールギャ
ップ制御装置によれば、ロール軸箱に設けた距離センサ
でロール軸箱間の距離を検出し、これに基づいて制御手
段からロールギャップを一定にする制御信号をロール軸
箱位置調整機構に出力してロールギャップを一定にする
ようにしたので、荷重の変化などによってハウジングや
フレーム等の支持系が変形しても、その影響を受けるこ
と無く高精度なロールギャップ制御ができる。
【0049】これらいずれの発明によってもロールギャ
ップを高精度に検出することができるので、カレンダー
によるゴムやプラスチック等の製品品質を大巾に向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカレンダーのロールギャップ検出装
置の一実施例の概略構成図である。
【図2】この発明のカレンダーのロールギャップ検出法
の一実施例にかかる原理説明図である。
【図3】この発明のカレンダーのロールギャップ検出法
で検出されたロールギャップに基づくロールギャップ制
御系の概略構成図である。
【図4】この発明のカレンダーのロールギャップ制御装
置の一実施例の概略構成図である。
【図5】この発明のカレンダーのロールギャップ制御法
の一実施例にかかる概略構成図である。
【図6】従来のカレンダーの厚さ制御方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 カレンダーのロールギャップ検出装置 11 第1ロール 12 第2ロール 13,14 非接触式距離センサ 15,16 ロール軸箱 17,18 スリップリング 19,20 ピークホールド回路 21,22 制御装置 23,24 ロール位置調整機構 25,26 ドライバー 27,28 パルスジェネレータ 30 カレンダーのロールギャップ制御装置 31,32 モータ 33,34 ウォームジャッキ 35,36 ロール位置調整機構 37,38,39,40 距離センサ 41,42 制御装置 43,44 ドライバー G ロールギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カレンダーの対をなすロール表面間の距
    離を非接触状態で検出し、1回転ごとの検出値をピーク
    ホールドしてロールギャップを求めるようにしたことを
    特徴とするカレンダーのロールギャップの検出法。
  2. 【請求項2】 カレンダーの対をなすロール表面に非接
    触式距離センサを設け、この非接触式距離センサの検出
    値の1回転ごとのピーク値を保持するピークホールド手
    段を設け、このピークホールド手段のホールド値に基づ
    きロールギャップを演算する演算処理手段を設けてなる
    ことを特徴とするカレンダーのロールギャップ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 カレンダーの対をなすロール軸箱間の距
    離を検出し、この距離の変動から求められるロールギャ
    ップに基づいてロール軸箱位置を調整してロールギャッ
    プを一定に制御することを特徴とするカレンダーのロー
    ルギャップ制御法。
  4. 【請求項4】 カレンダーの対をなすロール軸箱にロー
    ル軸箱位置調整機構を設けるとともに、ロール軸箱にロ
    ール軸箱間の距離を検出する距離センサを設け、この距
    離センサの検出値に基づきロールギャップを一定にする
    制御信号をロール軸箱位置調整機構に出力する制御手段
    を設けたことを特徴とするカレンダーのロールギャップ
    制御装置。
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