JPH0655281A - 外被付ワイヤ除去方法 - Google Patents

外被付ワイヤ除去方法

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Publication number
JPH0655281A
JPH0655281A JP4210557A JP21055792A JPH0655281A JP H0655281 A JPH0655281 A JP H0655281A JP 4210557 A JP4210557 A JP 4210557A JP 21055792 A JP21055792 A JP 21055792A JP H0655281 A JPH0655281 A JP H0655281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
laser
laser beam
armor
outer cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4210557A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Igusa
延夫 井草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0655281A publication Critical patent/JPH0655281A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】外被付ワイヤ除去方法に係り、特に外被付ワイ
ヤをレーザ光によってその外被のみを除去して中の芯線
を露出させる外被付ワイヤ除去方法に関し、ワイヤから
外被を均一に除去することを可能とする。 【構成】外被が付与されたワイヤ1に対して集光レーザ
4を照射して該外被を除去する外被付ワイヤ除去方法に
おいて、前記外被が付与されたワイヤ1の一方側は、直
接前記集光レーザ4の照射によって除去し、当該ワイヤ
1の他方側は、該集光レーザ4をミラーフィルム10に
よって反射された反射レーザ5の照射によって除去する
ようにし、該ワイヤ1に対して照射される該集光レーザ
4と該反射レーザ5とは同じパワーとなるように、該ワ
イヤ1に照射される該集光レーザ4のスポット点4’を
調整すると共に、該ワイヤ1と該ミラーフィルム10と
の距離を調整するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外被付ワイヤ除去方法
に係り、特に外被付ワイヤをレーザ光によってその外被
のみを除去して中の芯線を露出させる外被付ワイヤ除去
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外被付ワイヤの外被を除去するに
は、図3に示すように、外被がその周囲に付与されたワ
イヤ33に対してその垂直方法からレーザ光源30より
レーザ光を照射し、その照射経路中に集光レンズ31を
設け集光レーザ32を生成し、その集光レーザ32のス
ポット点34が図4に示すようにワイヤ33の径とほぼ
一致するように調整して、かかる外被の除去を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
一方向からのレーザ照射によって外被の除去を行ってい
たため、直接集光レーザが照射される方は充分に外被の
除去を行うことはできるものの、その他方側(集光レー
ザか直接照射されない側)は、ワイヤに照射される集光
レーザのその熱伝導によって外被を昇華させて外被の除
去が行われるために、図5に示すように特に集光レーザ
が直接照射されない面の外被33aが一部残留すること
があった。
【0004】従って、本発明では、ワイヤから外被を均
一に除去することを可能とすることを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、外被が付与
されたワイヤ1に対して集光レーザ4を照射して該外被
を除去する外被付ワイヤ除去方法において、前記外被が
付与されたワイヤ1の一方側は、直接前記集光レーザ4
の照射によって除去し、当該ワイヤ1の他方側は、該集
光レーザ4をミラーフィルム10によって反射された反
射レーザ5の照射によって除去するようにし、該ワイヤ
1に対して照射される該集光レーザ4と該反射レーザ5
とは同じパワーとなるように、該ワイヤ1に照射される
該集光レーザ4のスポット点4’を調整すると共に、該
ワイヤ1と該ミラーフィルム10との距離を調整するよ
うしたことを特徴とする外被付ワイヤ除去方法、によっ
て達成することができる。
【0006】
【作用】即ち、本発明によれば外被付ワイヤの一方側は
直接集光レーサによって除去し、当該ワイヤの他方側は
集光レーザを反射した反射レーザによって除去するよう
にし、且つそれら集光レーザと反射レーザとは同じパワ
ーとなるように適宜調整することにより、ワイヤの外被
を均一に除去することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を図面を参照
に詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す図であ
る。
【0008】図2は本実施例のレーザ照射状態を示す図
である。図1及び図2において、同一符号を付したもの
は同一対象物をそれぞれ示すものである。
【0009】図1に示すように、図示しないワイヤ供給
装置によって図示右側から供給された外被付ワイヤ1に
対して、そのワイヤ1の背面側に、フィルム状で且つ少
なくともワイヤ側一面がレーザ光を反射する金属シート
または金属膜をスパッタリングして鏡面仕上げとなった
ミラーフィルム10を配置する。
【0010】このミラーフィルム10は、一方のミラー
供給リール7からローラ9,9の駆動に伴って図示右側
から左側へと移動され、ミラー巻取りリール8へと送ら
れる。
【0011】そして、ローラ9,9によって挟まれた位
置、即ち後に説明する反射レーザ5が生成される位置の
下部にはミラーバックアップ6が設けられている。一
方、ワイヤ1に対してその垂直方向からレーザ発振器3
より平行レーザ11が照射されており、その平行レーザ
11を集光レンズ2によってスポット照射するための集
光レーザ4が生成される。
【0012】その集光レーザ4がワイヤ1の一方側から
直接照射される訳であるが、そのスポット位置とワイヤ
の関係は図2に示すように、ワイヤ1の径よりスポット
点4’が大きくなるように集光レンズ2とワイヤ1まで
の距離を調節する。尚、図示点線は従来のスポット点A
を示すものである。
【0013】図2に示すように、ワイヤ1の径から外れ
た集光レーザ4は、図1に示すワイヤ1の下部に設けら
れているミラーフィルム10によって反射レーザ5が生
成され、この反射レーザ5がワイヤ1の他方側、即ちワ
イヤ1の背面側から照射されて、ワイヤ1に対してその
両方向からレーザが照射されることにより、ワイヤの外
被除去を行う。
【0014】この時、ワイヤの外被は均一に除去する必
要があるために、集光レーザ4と反射レーザ5のパワー
を同じになるよう適宜調整する必要がある。その為に、
第1にワイヤ1と集光レンズ2との距離を適当に調整し
てワイヤ1に照射される集光レーザ4のスポット点4’
の大きさを適宜調整する、第2にワイヤ1とミラーフィ
ルム10との距離を適宜調整することが必要である。
【0015】尚、ミラーフィルム10によって生成され
る反射レーザ5はワイヤ1の一点に集中されるように、
ミラーフィルム全体をフレキシブルなものとして、適宜
湾曲させるようにすることが望ましい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
イヤから外被をその表裏均一に除去することができるた
め、ワイヤの芯線を正しく露出することができることに
より、後にパットにワイヤを接合する際の接合信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本実施例のレーザ照射状態を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】従来例のレーザ照射状態を示す図である。
【図5】課題を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ, 3 レーザ発振器, 4 集光レーザ, 5 反射レーザ, 10 ミラーフィルム,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外被が付与されたワイヤ(1)に対して
    集光レーザ(4)を照射して該外被を除去する外被付ワ
    イヤ除去方法において、 前記外被が付与されたワイヤ(1)の一方側は、直接前
    記集光レーザ(4)の照射によって除去し、 当該ワイヤ(1)の他方側は、該集光レーザ(4)をミ
    ラーフィルム(10)によって反射された反射レーザ
    (5)の照射によって除去するようにし、 該ワイヤ(1)に対して照射される該集光レーザ(4)
    と該反射レーザ(5)とは同じパワーとなるように、該
    ワイヤ(1)に照射される該集光レーザ(4)のスポッ
    ト点(4’)を調整すると共に、該ワイヤ(1)と該ミ
    ラーフィルム(10)との距離を調整するようしたこと
    を特徴とする外被付ワイヤ除去方法。
JP4210557A 1992-08-07 1992-08-07 外被付ワイヤ除去方法 Withdrawn JPH0655281A (ja)

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Cited By (3)

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US8039778B2 (en) 2007-10-24 2011-10-18 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Laser processing apparatus and laser processing method
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