JPH0655220A - プレスブレーキにおけるテーブル速度切換流量制御方法および装置 - Google Patents

プレスブレーキにおけるテーブル速度切換流量制御方法および装置

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JPH0655220A
JPH0655220A JP20936292A JP20936292A JPH0655220A JP H0655220 A JPH0655220 A JP H0655220A JP 20936292 A JP20936292 A JP 20936292A JP 20936292 A JP20936292 A JP 20936292A JP H0655220 A JPH0655220 A JP H0655220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
switching
bending
press brake
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP20936292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kino
義紀 城野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP20936292A priority Critical patent/JPH0655220A/ja
Publication of JPH0655220A publication Critical patent/JPH0655220A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 速度切換位置でテーブルが停止することがあ
っても、調整のための手数が不要となり、曲げ加工の能
率化を可能とする。 【構成】 切換弁3による前記上部または下部テーブル
11,13のいずれかの速度切換えにより前記上部また
は下部テーブル11,13のいずれかの停止を前記位置
検出センサ23により検出し、前記比例弁5の流量を段
階的に増加させ前記テーブル11,13を継続的に移動
させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレーキにおい
て、テーブル速度の切換えのため流量制御する際に、各
種の要因でテーブルが停止するのを防止するプレスブレ
ーキにおけるテーブル速度切換流量制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキは曲げ位置近くま
で高速でテーブルを移動させ、曲げ位置に近づいてから
は加工に適した低速に切換えて加工していた。図5はテ
ーブル速度切換え油圧装置の回路構成図を示す。図にお
いて1はテーブル作動用シリンダで、3は速度切換え
弁、5は比例弁である。速度切換えの時、速度切換え弁
3のみを作動させると、流量が高速流量から低速流量に
切換えられるために、ショックが発生することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低速切換え
のために流量制御する際に、各種の要因によって、テー
ブル動作が停止する恐れがあった。その理由は油温によ
って粘度が変り、粘度が小さいときにはテーブルの停止
がなくとも、粘度が高くなると流量はあっても停止して
しまうことがある。その他、機械組立ての際の個体差に
よる摩擦ロス、機械各部の温度による伸び等が考えられ
る。
【0004】経年、経時、油質等の変化が起こって速度
切換位置でテーブルが停止することなく、継続的に動作
させることが望ましかった。
【0005】本発明の目的は、従来技術の問題点を改善
するために、速度切換位置でテーブルが停止することが
あっても、流量が段階的に増加し、テーブルを継続的に
移動させ、調整のための手数を要せず、曲げ加工の能率
化が可能なプレスブレーキにおけるテーブル速度切換流
量制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上部テーブルの下端に設けられた上部金
型と、下部テーブルの上端に設けられた下部金型との間
にワークを挿入し曲げ加工する際に、前記上部または下
部テーブルのいずれかに設けられ前記上部または下部テ
ーブルのいずれかの移動量を検出するテーブル位置検出
センサと、前記テーブル位置検出センサによるテーブル
位置が曲げ加工位置に近づくまで高速で移動させ前記曲
げ加工位置で前記上部または下部テーブルのいずれかを
曲げ加工に適した低速に切換える切換弁と、前記切換弁
の切換え位置付近でのショックを抑制するべく油流量を
制御する比例弁とを有するプレスブレーキにおいて、前
記切換弁による前記上部または下部テーブルのいずれか
の速度切換えにより前記上部または下部テーブルのいず
れかの停止を前記位置検出センサにより検出し、前記比
例弁の流量を段階的に増加させ前記テーブルを継続的に
移動させることを特徴とするプレスブレーキにおけるテ
ーブル速度切換流量制御方法である。
【0007】また、本発明の他の態様によれば、前記切
換弁による前記上部または下部テーブルのいずれかの速
度切換えにより前記上部または下部テーブルのいずれか
の停止を前記位置検出センサにより検出し、前記比例弁
の流量を段階的に増加し前記テーブルを継続的に移動さ
せる演算制御部を備えることを特徴とするプレスブレー
キにおけるテーブル速度切換流量制御装置である。
【0008】
【作用】本発明のプレスブレーキにおけるテーブル速度
切換流量制御方法および装置を採用することにより、切
換弁による前記上部または下部テーブルのいずれかの速
度切換えにより前記上部または下部テーブルのいずれか
の停止を前記位置検出センサにより検出し、前記比例弁
の流量を段階的に増加させ前記テーブルを継続的に移動
させることによって、速度切換位置でテーブルが停止す
ることがあっても、調整のための手数を要せずテーブル
を移動させることが可能となり、曲げ加工が能率化され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
【0010】図3は本発明が実施されたプレスブレーキ
の正面図、図4は図3の側面図を示す。プレスブレーキ
7は、本体フレーム9と、上部テーブル11と、下部テ
ーブル13と、メインシリンダ1Aとサブシリンダ1
B,1Bとからなるテーブル作動用シリンダ1およびN
C装置15とから構成されている下部テーブル上昇型で
ある。
【0011】上部テーブル11の下端にはパンチ17が
装着され、下部テーブル13の上面にはダイ19が装着
され、メインシリンダ1Aおよびサブシリンダ1B,1
Bにより、ガイド21に沿って下部テーブル13を上下
動自在とする。また、下部テーブル13には下部テーブ
ル位置センサであるエンコーダ23が装着されている。
【0012】図1は本発明の一実施例のブロック図を示
す。図においてテーブル速度切換流量制御装置25は、
エンコーダ23と、このエンコーダ23からのパルスを
カウントすることにより必要なテーブル位置を検出し、
速度切換弁3の速度切換えおよび比例弁5の流量制御を
するNC装置15内の演算制御部(CPU)27とから
構成されている。
【0013】図2は速度切換え位置における流量制御装
置の説明図を示す。図において従来速度切換え範囲A内
において、速度切換え位置Bの前後の比例弁5への流量
をしぼって減少させることによって、速度切換え時のシ
ョックを減少させていた。図に示すような段階的パター
ンが予め選定されていた。
【0014】従って、上述のように段階的パターンの停
止点aで下部テーブル13が停止してしまうことがあ
る。この時のプレスブレーキ7の状態では、比例弁5へ
の流量Q1 を絞り過ぎたことになる。このために、停止
時よりもう少し多めに流量を流し、それでも停止するな
らばもう一段階上の流量Q2 を流すことよって、一旦停
止した下部テーブル13を移動させるように、演算制御
部27において流量制御するものである。
【0015】上述のように、プレスブレーキ7の速度切
換えにおいて、下部テーブル13が停止した時、下部テ
ーブル13の移動可能な流量に制御量を変更することに
よって、下部テーブル13が継続して移動することが可
能となる。
【0016】従って、経時、経年的に油質の変化、機械
的な摩擦ロスが増加する等の変化が生じて速度切換え位
置において下部テーブル13の移動が停止しても、段階
的に流量を増加して、下部テーブル13の移動を継続さ
せることができるから、停止する毎にプレスブレーキ7
を停止させて再調整するための手数が省かれる。
【0017】また、本プレスブレーキ7は下部テーブル
上昇型であるが、上部テーブル下降型の場合にも、同様
に適用し得ることは勿論である。
【0018】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能であって、例えば
予め設定された停止しない流量を供給して、テーブルを
動作させることまたはテーブル速度をペタル等でコント
ロール可能である場合に、このコントロール量に応じて
流量を供給してテーブル移動を継続させることも可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明のプレスブレーキにおけるテーブル速度切換流量制
御方法および装置は、切換弁による前記上部または下部
テーブルのいずれかの速度切換えにより前記上部または
下部テーブルのいずれかの停止を前記位置検出センサに
より検出し、前記比例弁の最適流量を段階的に増加させ
前記テーブルを継続的に移動させることによって、従来
技術の問題点が有効に解決され、速度切換位置でテーブ
ルが停止することがあっても、調整のための手数が不要
となり、曲げ加工の能率化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1にて実施された最適流量の線図である。
【図3】本発明が実施されたプレスブレーキの正面図で
ある。
【図4】図3の側面図である。
【図5】テーブル速度切換え油圧装置の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 テーブル作動用シリンダ 3 切換弁 5 比例弁 7 プレスブレーキ 11 上部テーブル 13 下部テーブル 15 NC装置 23 エンコーダ 25 テーブル速度切換流量制御装置 27 演算制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部テーブルの下端に設けられた上部金型
    と、下部テーブルの上端に設けられた下部金型との間に
    ワークを挿入し曲げ加工する際に、前記上部または下部
    テーブルのいずれかに設けられ前記上部または下部テー
    ブルのいずれかの移動量を検出するテーブル位置検出セ
    ンサと、前記テーブル位置検出センサによるテーブル位
    置が曲げ加工位置に近づくまで高速で移動させ前記曲げ
    加工位置で前記上部または下部テーブルのいずれかを曲
    げ加工に適した低速に切換える切換弁と、前記切換弁の
    切換え位置付近でのショックを抑制するべく油流量を制
    御する比例弁とを有するプレスブレーキにおいて、前記
    切換弁による前記上部または下部テーブルのいずれかの
    速度切換えにより前記上部または下部テーブルのいずれ
    かの停止を前記位置検出センサにより検出し、前記比例
    弁の流量を段階的に増加し前記テーブルを継続的に移動
    させることを特徴とするプレスブレーキにおけるテーブ
    ル速度切換流量制御方法。
  2. 【請求項2】上部テーブルの下端に設けられた上部金型
    と、下部テーブルの上端に設けられた下部金型との間に
    ワークを挿入し曲げ加工する際に、前記上部または下部
    テーブルのいずれかに設けられ前記上部または下部テー
    ブルのいずれかの移動量を検出するテーブル位置検出セ
    ンサと、前記テーブル位置検出センサによるテーブル位
    置が曲げ加工位置に近づくまで高速で移動させ前記曲げ
    加工位置で前記上部または下部テーブルのいずれかを曲
    げ加工に適した低速に切換える切換弁と、前記切換弁の
    切換え位置付近でのショックを抑制するべく油流量を制
    御する比例弁とを有するプレスブレーキにおいて、前記
    切換弁による前記上部または下部テーブルのいずれかの
    速度切換えにより前記上部または下部テーブルのいずれ
    かの停止を前記位置検出センサにより検出し、前記比例
    弁の流量を段階的に増加し前記テーブルを継続的に移動
    させる演算制御部を備えることを特徴とするプレスブレ
    ーキにおけるテーブル速度切換流量制御装置。
JP20936292A 1992-08-06 1992-08-06 プレスブレーキにおけるテーブル速度切換流量制御方法および装置 Pending JPH0655220A (ja)

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