JPH0655052A - 混練機ロータの軸封装置 - Google Patents

混練機ロータの軸封装置

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JPH0655052A
JPH0655052A JP21174592A JP21174592A JPH0655052A JP H0655052 A JPH0655052 A JP H0655052A JP 21174592 A JP21174592 A JP 21174592A JP 21174592 A JP21174592 A JP 21174592A JP H0655052 A JPH0655052 A JP H0655052A
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JP
Japan
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housing
shaft
rotor
kneading
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP21174592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Kimura
博文 木村
Kazuyoshi Imuda
一芳 伊牟田
Futashi Fukui
二志 福井
Koji Ueda
浩司 上田
Shoji Yasuda
章二 安田
Ryota Minato
良太 港
Susumu Hoya
晋 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP21174592A priority Critical patent/JPH0655052A/ja
Publication of JPH0655052A publication Critical patent/JPH0655052A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • F16J15/42Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid kept in sealing position by centrifugal force

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡単化、シール部分の摩損解消、耐久
性及び軸封機能の確保、調整・部品交換の不要化、保守
管理の容易化を図る。 【構成】 材料供給口1Aを上向き開口状に備えたハウジ
ング1 内に、混練ロータ2 が回転自在に嵌装され、該ロ
ータ2 の駆動軸部2Bに軸封ハウジング5 が外嵌され、軸
封ハウジング5 内に固定リング6 が固着されると共に給
気用環状空間10及び周溝9 が形成され、該周溝9 には前
記駆動軸部2Bに設けた円板4 を遊嵌させると共にグリー
ス等の粘弾性体12を充填し、環状空間10に供給した気体
を気体導通間隙7 を経て間隙Cからハウジング1 内に放
出して、間隙Cから軸封ハウジング5 内への材料の流入
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体と粒体との混在す
る材料を混練する混練機ロータの軸封装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉体の軸封(シール)は、液体
の軸封と異なり、軸封部に粉体(特に固い粉体)が入り
込むと、シール材を大きく損傷させるため、特殊な軸封
構造が必要である。従来、合成樹脂混練材料のような粉
粒体材料(以下単に材料という)を混練する混練機のロ
ータ軸封装置としては、図2に例示するものがある(例
えば実公昭60−115 号公報参照) 。この軸封装置は、材
料供給口20を上向き開口状に備えたハウジング21内に回
転自在に嵌装されている混練ロータ22の駆動軸部22A
と、該軸部22A に外嵌されたスリーブ23及び軸封ハウジ
ング24と、該軸封ハウジング24内に嵌装された合成樹脂
リング(テフロン製)25 とオイルシール26とにより構成
されている。
【0003】前記軸封ハウジング24内には、合成樹脂リ
ング25とオイルシール26間に空間27が形成されると共
に、該空間27に通じる気体供給路28が設けられ、空間27
に供給された気体(窒素ガス又は空気) が前記スリーブ
23とリング25の間隙29から、図2に矢印で示すように材
料供給口20に向って流れ、混練ロータ22と軸封ハウジン
グ24前端の隙間Cから、材料特に粉体が流入するのを防
止するようになっている。
【0004】なお、前記オイルシール26は無潤滑で使用
されており、そのリップ26A はリング状ばね30によって
スリーブ23外周面に押圧され、押圧力は前記ばね30の力
を加減することによって調整されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、材料のうち或種の樹脂では粉体がオイルシール
26にまで到達し、他方、オイルシール26は本来の使用法
と異なる使い方をしているため、そのリップ26A 又はス
リーブ23のリップ接触部分の摩耗が早く、オイルシール
26の前記ばね30のばね力調整を適正に行なわなければな
らず、また、オイルシール26とスリーブ23の損傷が激し
く、窒素ガスパージがきかなくなり、オイルシール26や
スリーブ23の交換頻度が多い等の問題がある。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、シール部分の摩
損がなく、構造が至極簡単でかつ調整・部品交換等が不
要で耐久性が大であり、しかも保守管理が容易で、経済
的に得られる混練機ロータの軸封装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、粉粒状材料供給口を上向き開口状に備えたハウジ
ング内に、混練ロータが回転自在に嵌装され、該ロータ
の駆動軸部に軸封ハウジングが外嵌され、軸封ハウジン
グ内に固定リングが固着されると共に給気用環状空間が
形成され、前記環状空間に供給された気体が前記駆動軸
部と固定リングとの気体導通間隙を経て前記ハウジング
と混練ロータの間隙からハウジング内に放出されるよう
になっている混練機ロータの軸封装置において、前記環
状空間の気体供給路より軸端側に位置して軸封ハウジン
グに周溝が形成され、該周溝には駆動軸部に設けた円板
が遊嵌されると共にグリース等の粘弾性体が充填されて
いることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、混練ロータの回転開始によ
り、円板に追従しようとする粘弾性体に遠心力が作用し
て周溝内を埋めて、円板と周溝間をシールする。したが
って、気体供給路から環状空間に供給された気体の圧力
は、円板の両側の粘弾性体の液面差で吸収され、前記気
体が駆動軸部と固定リングの気体導通間隙を経てハウジ
ングと混練ロータの間隙からハウジング内に放出され、
材料供給口から排出されるため、ハウジングと混練ロー
タの間隙から粉体等の材料が軸封ハウジング内に流入す
ることはなく、軸封機能が確保される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1において、1は材料供給口1Aを上向き開口状に
備えた混練機のハウジング、2は混練ロータでそのスク
リュー部2Aがハウジング1 内に回転自在に嵌装され、後
端の駆動軸部2Bには、前端にインナーリング3 が外嵌固
着されると共に液封用の円板4 が設けられ(一体形成又
は外嵌固着) 、軸封ハウジング5 が外嵌されている。
【0010】軸封ハウジング5 は、その前端フランジ5A
がハウジング1 に嵌合されると共にボルト等により固着
され、該軸封ハウジング5 内には、前端側周面に合成樹
脂例えばテフロン製の固定リング6 が固定され、前記軸
部2Bとの間に気体導通間隙7が形成されており、後端寄
りに隔壁8 が設けられてその前側に周溝9 が形成される
と共に、周溝9 と固定リング6 の間が給気用環状空間10
とされ、気体供給路11が設けられている。
【0011】そして、軸封ハウジング5 の周溝9 内に
は、前記軸部2Bの円板4 が遊嵌されると共に、グリース
等の粘弾性体12が充填されており、溝底に粘弾性体補給
孔13が設けられている。また、軸封ハウジング5 の後端
には、後蓋14が嵌装され、後端フランジ5Bがオイルシー
ルハウジング15と共にドライブエンドフレーム16にボル
ト17により固着されている。18,19 はオイルシールであ
る。なお、前記隔壁8 は、リング状の別体として着脱自
在に構成することができる。
【0012】前記周溝9 の軸方向対向面と円板4 との間
隙Dは、粘弾性体12例えばグリースを充填して軸封を確
保しうる寸法とされ、又、グリースの粘度を適正に選定
し、混練ロータ2 の停止時にも、グリースが周溝9 内に
滞留するようにしてある。上記実施例において、混練ロ
ータ2 の回転に伴って、円板4 に追従しようとする粘弾
性体12に遠心力が作用して周溝9 内を埋め、円板4 と周
溝9 間が粘弾性体12によってシールされる。そこで、気
体供給路11から気体例えば窒素ガスが注入されると、環
状空間10内のガス圧力によって、円板4 両側の粘弾性体
12に図1に示すような液面差が生じ、この液面差により
ガス圧力が吸収されてシールが確保される。
【0013】したがって、環状空間10内に供給された気
体は、固定リング6 の気体導通間隙7 を経てハウジング
1 と混練ロータ2 との間隙Cからハウジング1 内に放出
され、材料供給口1Aから排出されるため、前記ハウジン
グ1 内に供給された材料が、前記間隙Cを通って駆動軸
部2Bと軸封ハウジング5 内に流入するのを完全に防止す
ることができる。また、軸封ハウジング5 内には、従来
のように回転部分と静止部分の間に直接接触面がないの
で、損傷することは全くない。
【0014】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計変更することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように、粉粒状材料供
給口を上向き開口状に備えたハウジング内に、混練ロー
タが回転自在に嵌装され、該ロータの駆動軸部に軸封ハ
ウジングが外嵌され、軸封ハウジング内に固定リングが
固着されると共に給気用環状空間が形成され、前記環状
空間に供給された気体が前記駆動軸部と固定リングとの
気体導通間隙を経て前記ハウジングと混練ロータの間隙
からハウジング内に放出されるようになっている混練機
ロータの軸封装置において、前記環状空間の気体供給路
より軸端側に位置して軸封ハウジングに周溝が形成さ
れ、該周溝には駆動軸部に設けた円板が遊嵌されると共
にグリース等の粘弾性体が充填されていることを特徴と
するものであるから、構造が至極簡単でかつ軸封機能を
確保でき、しかもシール部分の摩損がなく、耐久性が大
であるほか、調整・部品交換等が不要であるため保守管
理が容易であり、経済的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1A 材料供給口 2 混練ロータ 2B 駆動軸部 4 円板 5 軸封ハウジング 6 固定リング 7 気体導通間隙 9 周溝 10 給気用環状空間 11 気体供給路 12 粘弾性体 C 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩司 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内 (72)発明者 安田 章二 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内 (72)発明者 港 良太 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内 (72)発明者 宝谷 晋 兵庫県神戸市灘区日ノ出町4丁目1番1号 株式会社神戸製鋼所岩屋工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒状材料供給口を上向き開口状に備え
    たハウジング内に、混練ロータが回転自在に嵌装され、
    該ロータの駆動軸部に軸封ハウジングが外嵌され、軸封
    ハウジング内に固定リングが固着されると共に給気用環
    状空間が形成され、前記環状空間に供給された気体が前
    記駆動軸部と固定リングとの気体導通間隙を経て前記ハ
    ウジングと混練ロータの間隙からハウジング内に放出さ
    れるようになっている混練機ロータの軸封装置におい
    て、前記環状空間の気体供給路より軸端側に位置して軸
    封ハウジングに周溝が形成され、該周溝には駆動軸部に
    設けた円板が遊嵌されると共にグリース等の粘弾性体が
    充填されていることを特徴とする混練機ロータの軸封装
    置。
JP21174592A 1992-08-07 1992-08-07 混練機ロータの軸封装置 Pending JPH0655052A (ja)

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JP21174592A JPH0655052A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 混練機ロータの軸封装置

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JPH0655052A true JPH0655052A (ja) 1994-03-01

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ID=16610887

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034684A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Hideyuki Sato 混合機並びにシール構造
US7354191B2 (en) * 2004-01-02 2008-04-08 Stone Construction Equipment, Inc Mortar mixer and trunnion assembly
JP2008230250A (ja) * 2008-04-18 2008-10-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 混練機

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