JPH0654614B2 - 電線製造装置 - Google Patents
電線製造装置Info
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- JPH0654614B2 JPH0654614B2 JP2220703A JP22070390A JPH0654614B2 JP H0654614 B2 JPH0654614 B2 JP H0654614B2 JP 2220703 A JP2220703 A JP 2220703A JP 22070390 A JP22070390 A JP 22070390A JP H0654614 B2 JPH0654614 B2 JP H0654614B2
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- roller
- electric wire
- belt
- tape
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
- H01B13/22—Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers
- H01B13/26—Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping
- H01B13/2613—Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping by longitudinal lapping
- H01B13/262—Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping by longitudinal lapping of an outer metallic screen
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49123—Co-axial cable
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/532—Conductor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、波形表面を有する導電性テープを線心の絶縁
層外周に被覆する電線製造装置に関する。
層外周に被覆する電線製造装置に関する。
電気機器の小型化に伴い、電線に対して優れた可撓性が
要求されており、このため、現在では線心の絶縁層外周
に被覆される遮蔽層あるいは同軸ケーブル用の外部導体
として、表面波形状に成形された導電性テープが用いら
れている。
要求されており、このため、現在では線心の絶縁層外周
に被覆される遮蔽層あるいは同軸ケーブル用の外部導体
として、表面波形状に成形された導電性テープが用いら
れている。
ところで、従来導電性テープを線心外周に被覆する場合
には、当該導電性テープを所定速度で進行する線心とと
もに成形ダイス内に侵入させ、当該ダイスを通過させる
ことによって導電性テープを線心外周に密着させてい
た。また、このような装置においては、線心の引き出し
に伴う表面波形の延び(崩れ)を緩和するため、線心と
は別に駆動されるガイドベルトによって導電性テープを
誘導し、これによって導電性テープに加わる張力を抑え
ている。
には、当該導電性テープを所定速度で進行する線心とと
もに成形ダイス内に侵入させ、当該ダイスを通過させる
ことによって導電性テープを線心外周に密着させてい
た。また、このような装置においては、線心の引き出し
に伴う表面波形の延び(崩れ)を緩和するため、線心と
は別に駆動されるガイドベルトによって導電性テープを
誘導し、これによって導電性テープに加わる張力を抑え
ている。
しかしながら、上記のような従来の装置においては、ガ
イドベルトによって導電性テープの長手方向の張力はあ
る程度緩和されるが、成形ダイスの内壁とガイドベルト
との摩擦によってガイドベルトと線心の間に速度差が生
じ得るため、当該テープに加わる張力を完全に排除する
ことはできなかった。また、成形ダイスによって導電性
テープの放射方向に加わる強い圧力、あるいは成形ダイ
ス内での導電性テープの捻じれ等によって表面波形がつ
ぶれることがある。
イドベルトによって導電性テープの長手方向の張力はあ
る程度緩和されるが、成形ダイスの内壁とガイドベルト
との摩擦によってガイドベルトと線心の間に速度差が生
じ得るため、当該テープに加わる張力を完全に排除する
ことはできなかった。また、成形ダイスによって導電性
テープの放射方向に加わる強い圧力、あるいは成形ダイ
ス内での導電性テープの捻じれ等によって表面波形がつ
ぶれることがある。
このため、最終的に製造された遮蔽形電線において良好
な電気的,機械的特性が得られなかった。
な電気的,機械的特性が得られなかった。
本発明はかかる点に鑑みて成されたものであり、導電性
テープの表面波形を崩すことなく、当該テープを線心の
絶縁層外周に密着させることができる電線製造装置を提
供することを目的とする。
テープの表面波形を崩すことなく、当該テープを線心の
絶縁層外周に密着させることができる電線製造装置を提
供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、軸方向に所定速度
で進行する線心の絶縁層の外周に波形表面を有する導電
性テープを軸方向に沿って被覆する電線製造装置におい
て:一方の面に長手方向に延びる隆起部が複数個形成さ
れ、他方の面が導電性テープに接触する可撓性のベルト
であって、線心の進行速度に対応した速度で進行するこ
とによって、導電性テープを線心に沿って進行させるガ
イドベルトと;ガイドベルトの進行に伴って回転しつ
つ、ガイドベルトの隆起部に線心周方向の力を加えるこ
とによって、導電性テープを線心の絶縁層外周に密着さ
せる成形ローラとを備えている。
で進行する線心の絶縁層の外周に波形表面を有する導電
性テープを軸方向に沿って被覆する電線製造装置におい
て:一方の面に長手方向に延びる隆起部が複数個形成さ
れ、他方の面が導電性テープに接触する可撓性のベルト
であって、線心の進行速度に対応した速度で進行するこ
とによって、導電性テープを線心に沿って進行させるガ
イドベルトと;ガイドベルトの進行に伴って回転しつ
つ、ガイドベルトの隆起部に線心周方向の力を加えるこ
とによって、導電性テープを線心の絶縁層外周に密着さ
せる成形ローラとを備えている。
また、成形ローラによって、ガイドベルトの隆起部の少
なくとも1つを垂直及び水平方向から包囲するようにし
ている。更に、成形ベルトを構成する下部支持ローラを
ガイドベルトの隆起部にのみ接触させ、側部支持ローラ
をガイドベルト本体に接触させて当該ベルトに巻回力を
与えるようにしている。
なくとも1つを垂直及び水平方向から包囲するようにし
ている。更に、成形ベルトを構成する下部支持ローラを
ガイドベルトの隆起部にのみ接触させ、側部支持ローラ
をガイドベルト本体に接触させて当該ベルトに巻回力を
与えるようにしている。
本発明は以上のように、導電性テープを線心の絶縁層外
周に被覆させる際に、ガイドベルトの隆起部を成形ロー
ラによって円周方向に押圧するため、導電性テープに放
射方向への過剰な力が加わらず、テープ全体に均一且つ
適度な巻回力が与えられる。また、ガイドベルトは回転
自在な形成ローラ上を移動するため、ガイドベルト及び
導電性テープに必要以上に張力が加わることなく、導電
性テープと線心を常に同一の速度で進行させることがで
きる。また、隆起部によってガイドベルト及び導電性テ
ープの周方向の軌道が規制されるため、導電性テープが
製造過程において捻じれることなく、常に良好な姿勢を
維持することができる。
周に被覆させる際に、ガイドベルトの隆起部を成形ロー
ラによって円周方向に押圧するため、導電性テープに放
射方向への過剰な力が加わらず、テープ全体に均一且つ
適度な巻回力が与えられる。また、ガイドベルトは回転
自在な形成ローラ上を移動するため、ガイドベルト及び
導電性テープに必要以上に張力が加わることなく、導電
性テープと線心を常に同一の速度で進行させることがで
きる。また、隆起部によってガイドベルト及び導電性テ
ープの周方向の軌道が規制されるため、導電性テープが
製造過程において捻じれることなく、常に良好な姿勢を
維持することができる。
更に、成形ローラによりガイドベルトの隆起部を垂直及
び水平方向から包囲すれば、更にガイドベルトの位置を
精密に規制することが可能となる。また、成形ベルトを
構成する下部支持ローラをガイドベルトの隆起部にのみ
接触させ、側部支持ローラをガイドベルト本体に接触さ
せるようにすれば、下部支持ローラと側部支持ローラと
の隙間にガイドベルトが入り込むことを防止できる。
び水平方向から包囲すれば、更にガイドベルトの位置を
精密に規制することが可能となる。また、成形ベルトを
構成する下部支持ローラをガイドベルトの隆起部にのみ
接触させ、側部支持ローラをガイドベルト本体に接触さ
せるようにすれば、下部支持ローラと側部支持ローラと
の隙間にガイドベルトが入り込むことを防止できる。
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照しつつ詳細に
説明する。
説明する。
第1図には、本発明に係る遮蔽形電線の製造装置の構成
が示されている。この装置は絶縁層が形成されたケーブ
ル線心1の外周にアルミテープ3を形成し、更にその上
にシースを被覆してなる遮蔽形電線を製造するものであ
る。アルミテープ3は、電線の可撓性を向上させるため
に、波形状に成形されている。
が示されている。この装置は絶縁層が形成されたケーブ
ル線心1の外周にアルミテープ3を形成し、更にその上
にシースを被覆してなる遮蔽形電線を製造するものであ
る。アルミテープ3は、電線の可撓性を向上させるため
に、波形状に成形されている。
以下、本発明の電線製造装置の構成について、製造工程
に沿って説明する。送り出しドラム5に巻回された線心
1は、当該ドラム5の回転によってアルミテープ形成部
8側に送り出される。
に沿って説明する。送り出しドラム5に巻回された線心
1は、当該ドラム5の回転によってアルミテープ形成部
8側に送り出される。
アルミテープ形成部8内では、供給された線心1の外周
にアルミテープ3を縦沿えする。この際、アルミテープ
3はアルミテープボビン7からガイドローラ17を介
し、ガイドベルト12と共にアルミテープ形成部8内に
送り込まれる。アルミテープ形成部8は、図中では配置
の説明の便宜上外箱で覆われているように表されている
が、実際には図示のような外箱は設けられていない。
にアルミテープ3を縦沿えする。この際、アルミテープ
3はアルミテープボビン7からガイドローラ17を介
し、ガイドベルト12と共にアルミテープ形成部8内に
送り込まれる。アルミテープ形成部8は、図中では配置
の説明の便宜上外箱で覆われているように表されている
が、実際には図示のような外箱は設けられていない。
ガイドベルト12は、アルミテープ3の進行をガイドす
るものであり、可撓性に優れ且つ高強度の材質により無
端環状に成形され、原動機13によって駆動される駆動
ローラ15により、3つのガイドローラ16に支持され
つつ巡回進行される。ガイドベルト12の一方の面に
は、第2図に示されているように3本の隆起部12a,
12b,12cが長手方向に延設されている。
るものであり、可撓性に優れ且つ高強度の材質により無
端環状に成形され、原動機13によって駆動される駆動
ローラ15により、3つのガイドローラ16に支持され
つつ巡回進行される。ガイドベルト12の一方の面に
は、第2図に示されているように3本の隆起部12a,
12b,12cが長手方向に延設されている。
アルミテープ形成部8内でアルミテープ3が縦沿えされ
た線心1は、図示しないシース形成部においてシースが
被覆される。
た線心1は、図示しないシース形成部においてシースが
被覆される。
次に、上記アルミテープ形成部8の構成について、第3
図を参照して説明する。アルミテープ形成部8内には、
第3図(A)〜(E)に示された5セットの形成ローラ
セットが上流(線心ドラム5)側から下流側に順に配置
されている。実際には、アルミテープ成形部8の中には
20〜30セットの成形ローラが配置されているが、第
3図(A)〜(E)の5セットでアルミテープ成形部8
の動作を説明することができる。
図を参照して説明する。アルミテープ形成部8内には、
第3図(A)〜(E)に示された5セットの形成ローラ
セットが上流(線心ドラム5)側から下流側に順に配置
されている。実際には、アルミテープ成形部8の中には
20〜30セットの成形ローラが配置されているが、第
3図(A)〜(E)の5セットでアルミテープ成形部8
の動作を説明することができる。
これら各ローラセットには、線心1を上方から押さえる
上部支持ローラ23が備えられている。この上部支持ロ
ーラ23は、アルミテープ3の形成段階によって微妙に
変化する線心1の外径に対応して、上下に移動可能且つ
回転自在に支持されるとともに、線心1の外周に沿って
外周を窪ませることによって、線心1を確実に支持して
いる。更に、この上部支持ローラ23の窪みは、各段階
における線心1の外径に対応して、上流(A)から下流
(E)に向かうに従ってRが大きくなっている。
上部支持ローラ23が備えられている。この上部支持ロ
ーラ23は、アルミテープ3の形成段階によって微妙に
変化する線心1の外径に対応して、上下に移動可能且つ
回転自在に支持されるとともに、線心1の外周に沿って
外周を窪ませることによって、線心1を確実に支持して
いる。更に、この上部支持ローラ23の窪みは、各段階
における線心1の外径に対応して、上流(A)から下流
(E)に向かうに従ってRが大きくなっている。
図(A)に示されたローラセットは、線心1にアルミテ
ープ3を接触させるものであり、上述した上部支持ロー
ラ23と、ガイドベルト12を下方から支持するV字ロ
ーラ22とから構成されている。V字ローラ22は、そ
の位置が固定され、V字の傾斜部24でガイドベルト1
2を支持するとともに、中央の溝部25内を当該ベルト
12の隆起部12bが摺動するようになっている。
ープ3を接触させるものであり、上述した上部支持ロー
ラ23と、ガイドベルト12を下方から支持するV字ロ
ーラ22とから構成されている。V字ローラ22は、そ
の位置が固定され、V字の傾斜部24でガイドベルト1
2を支持するとともに、中央の溝部25内を当該ベルト
12の隆起部12bが摺動するようになっている。
図(B)に示されたローラセットは、アルミテープ3を
U字型に屈曲させるものであり、ガイドベルト12を下
方から支持する下部支持ローラ27と、ガイドベルト1
2を左右両側面から支持する2つの側部支持ローラ28
と、上述した上部支持ローラ23とから構成されてい
る。下部支持ローラ27の中央突起27aは、両側の側
部支持ローラ28の低部28aとともに、ガイドベルト
12の隆起部12bを囲むような状態でその位置を規制
する。また、側部支持ローラ28の側面28bは、線心
1の外周に対応して湾曲している。
U字型に屈曲させるものであり、ガイドベルト12を下
方から支持する下部支持ローラ27と、ガイドベルト1
2を左右両側面から支持する2つの側部支持ローラ28
と、上述した上部支持ローラ23とから構成されてい
る。下部支持ローラ27の中央突起27aは、両側の側
部支持ローラ28の低部28aとともに、ガイドベルト
12の隆起部12bを囲むような状態でその位置を規制
する。また、側部支持ローラ28の側面28bは、線心
1の外周に対応して湾曲している。
図(C)に示されたローラセットは、アルミテープ3の
右側部分を線心1に密着させるように屈曲させるもので
あり、下部支持ローラ27,上部支持ローラ23,側部
支持ローラ28,X型ローラ30とから構成されてい
る。なお、下部支持ローラ27,上部支持ローラ23,
側部支持ローラ28の構成及び作用は、上記図(B)と
同様であるためここでは省略する。電線の右側に配置さ
れたX型ローラ30の下部は上述した側部支持ローラ2
8と同一の形状をなし、ガイドベルト12の隆起部12
bの水平方向の位置を規制するとともに、ガイドベルト
12の側部を屈曲させる。X型ローラ30の上部は、ア
ルミテープ3の右側部分を線心1に密着させるものであ
り、傾斜部30bでガイドベルト12の隆起部12cを
円周方向に押圧するようになっている。
右側部分を線心1に密着させるように屈曲させるもので
あり、下部支持ローラ27,上部支持ローラ23,側部
支持ローラ28,X型ローラ30とから構成されてい
る。なお、下部支持ローラ27,上部支持ローラ23,
側部支持ローラ28の構成及び作用は、上記図(B)と
同様であるためここでは省略する。電線の右側に配置さ
れたX型ローラ30の下部は上述した側部支持ローラ2
8と同一の形状をなし、ガイドベルト12の隆起部12
bの水平方向の位置を規制するとともに、ガイドベルト
12の側部を屈曲させる。X型ローラ30の上部は、ア
ルミテープ3の右側部分を線心1に密着させるものであ
り、傾斜部30bでガイドベルト12の隆起部12cを
円周方向に押圧するようになっている。
図(D)に示されたローラセットは、アルミテープ3を
完全に線心1の外周に巻回させる最終工程を行うもので
あり、上部支持ローラ23,下部支持ローラ27と、2
つのX型ローラ30によって構成されている。これは、
言い換えれば図(C)のローラセットの側部支持ローラ
28に代えてX型ローラ30を配置したものであり、こ
のX型ローラ30の作用によってアルミテープ3の左側
部分についても線心1に密着させるようになっている。
なお、各ローラの構成についての詳細は省略する。
完全に線心1の外周に巻回させる最終工程を行うもので
あり、上部支持ローラ23,下部支持ローラ27と、2
つのX型ローラ30によって構成されている。これは、
言い換えれば図(C)のローラセットの側部支持ローラ
28に代えてX型ローラ30を配置したものであり、こ
のX型ローラ30の作用によってアルミテープ3の左側
部分についても線心1に密着させるようになっている。
なお、各ローラの構成についての詳細は省略する。
図(E)に示されたローラセットは、図(A)ものと全
く同じ構成のものであり、アルミテープ3からガイドベ
ルト12を徐々に離脱させるようになっている。
く同じ構成のものであり、アルミテープ3からガイドベ
ルト12を徐々に離脱させるようになっている。
次に、以上のように構成された実施例の作用について説
明する。
明する。
アルミテープ3はガイドベルト12に誘導されて、線心
1とともにアルミテープ形成部8に給送される。この
時、ガイドベルト12は原動機13により線心1と同一
速度で給送される。
1とともにアルミテープ形成部8に給送される。この
時、ガイドベルト12は原動機13により線心1と同一
速度で給送される。
アルミテープ形成部8内では、第3図に示された5つの
形成ローラセット(5つのローラセットで代表される多
くのローラセット)によって、アルミテープ3を線心1
の外周に密着させる。この際、各ローラ(22,27,
28,30)がガイドテープ12の隆起部12a〜12
cと係合するため、ガイドテープ12の横ずれ等によっ
てアルミテープ3が捻じれることなく、アルミテープ3
は常に良好な姿勢で線心1に巻回される。また、ガイド
ベルト12の隆起部12a,12cを成形ローラによっ
て円周方向に押圧するため、アルミテープ3には放射方
向への過剰な力は加わらず、テープ3全体に均一且つ適
度な巻回力が与えられる。
形成ローラセット(5つのローラセットで代表される多
くのローラセット)によって、アルミテープ3を線心1
の外周に密着させる。この際、各ローラ(22,27,
28,30)がガイドテープ12の隆起部12a〜12
cと係合するため、ガイドテープ12の横ずれ等によっ
てアルミテープ3が捻じれることなく、アルミテープ3
は常に良好な姿勢で線心1に巻回される。また、ガイド
ベルト12の隆起部12a,12cを成形ローラによっ
て円周方向に押圧するため、アルミテープ3には放射方
向への過剰な力は加わらず、テープ3全体に均一且つ適
度な巻回力が与えられる。
また、各ローラ(22,23,27,28,30)がガ
イドベルト12の進行に伴って回転するため、ガイドテ
ープ12とローラとの間の摩擦によって、ガイドベルト
12自体が伸びるようなことがないため、ガイドベルト
12(アルミテープ3)と線心1とは常に同一速度で給
送される。
イドベルト12の進行に伴って回転するため、ガイドテ
ープ12とローラとの間の摩擦によって、ガイドベルト
12自体が伸びるようなことがないため、ガイドベルト
12(アルミテープ3)と線心1とは常に同一速度で給
送される。
アルミテープ3が巻回された線心1には、図示しない装
置によってシースが被覆され、これによって本実施例に
係る遮蔽形電線の製造が完了する。
置によってシースが被覆され、これによって本実施例に
係る遮蔽形電線の製造が完了する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の設計変更が可能なものである。例えば、第4図
(A)に示されているようにガイドベルト50の3つの
隆起部50a〜50cのうち、隆起部50aをガイドベ
ルト50の縁までずらしても良い。このように構成した
場合には、隆起部50aと50bが上下に対向するた
め、第3図(D)に対応するローラセットは第4図
(B)のように、線心1の上部を支持するローラ51の
端面を平坦に成形するとともに、上下対称なローラ52
を使用する。
種々の設計変更が可能なものである。例えば、第4図
(A)に示されているようにガイドベルト50の3つの
隆起部50a〜50cのうち、隆起部50aをガイドベ
ルト50の縁までずらしても良い。このように構成した
場合には、隆起部50aと50bが上下に対向するた
め、第3図(D)に対応するローラセットは第4図
(B)のように、線心1の上部を支持するローラ51の
端面を平坦に成形するとともに、上下対称なローラ52
を使用する。
また、第5図(A),(B)に示されているようにガイ
ドベルト60の3つの隆起部60a〜60cのうち、隆
起部60aと60cをガイドベルト60の縁までずら
し、これら隆起部60aと60cが電線20の上部で接
するような形態にしても良い。このように構成すれば、
側部支持ローラとして上下対称なローラ52を使用する
ことができ、ローラの製造コストを削減することができ
る。
ドベルト60の3つの隆起部60a〜60cのうち、隆
起部60aと60cをガイドベルト60の縁までずら
し、これら隆起部60aと60cが電線20の上部で接
するような形態にしても良い。このように構成すれば、
側部支持ローラとして上下対称なローラ52を使用する
ことができ、ローラの製造コストを削減することができ
る。
以上説明したように、本発明においては、ガイドベルト
の長手方向に複数の隆起部を形成し、この隆起部を形成
ローラによって円周方向に押圧することによって、導電
性テープを線心の絶縁層外周に巻回せしめているため、
導電性テープの表面波形が所期の状態を維持し、電線の
可撓性を損なうことがない。この場合、導電性テープの
表面波形形状は問わず、コルゲーションやエンボス等を
含む。
の長手方向に複数の隆起部を形成し、この隆起部を形成
ローラによって円周方向に押圧することによって、導電
性テープを線心の絶縁層外周に巻回せしめているため、
導電性テープの表面波形が所期の状態を維持し、電線の
可撓性を損なうことがない。この場合、導電性テープの
表面波形形状は問わず、コルゲーションやエンボス等を
含む。
第1図は本発明の一実施例に係る電線製造装置の構成を
示す該略図である。第2図は実施例に係るガイドベルト
の構成を示す斜視図である。第3図(A)〜(E)は実
施例の要部の構成及び作用を示す説明図である。第4図
(A)は本発明の他の実施例に係るガイドベルトの構成
を示す斜視図である。第4図(B)は本発明の他の実施
例の要部の構成を示す説明図である。第5図(A)は本
発明の他の実施例に係るガイドベルトの構成を示す斜視
図である。第5図(B)は本発明の他の実施例の要部の
構成を示す説明図である。 符号の説明 1……線心 3……アルミテープ 4……シース 5……送り出しドラム 7……アルミテープボビン 8……アルミテープ形成部 12,50,60……ガイドベルト 12a,12b,12c(50a,50b,50c、6
0a,60b,60c)……隆起部 13……原動機 14……接着ノズル 15……駆動ローラ 22……V字ローラ 23……上部支持ローラ 24……傾斜部 25……溝部 27……下部支持ローラ 27a……突起部 28……側部支持ローラ 28a……底部 28b……側面 30……X型ローラ 52,52……ローラ
示す該略図である。第2図は実施例に係るガイドベルト
の構成を示す斜視図である。第3図(A)〜(E)は実
施例の要部の構成及び作用を示す説明図である。第4図
(A)は本発明の他の実施例に係るガイドベルトの構成
を示す斜視図である。第4図(B)は本発明の他の実施
例の要部の構成を示す説明図である。第5図(A)は本
発明の他の実施例に係るガイドベルトの構成を示す斜視
図である。第5図(B)は本発明の他の実施例の要部の
構成を示す説明図である。 符号の説明 1……線心 3……アルミテープ 4……シース 5……送り出しドラム 7……アルミテープボビン 8……アルミテープ形成部 12,50,60……ガイドベルト 12a,12b,12c(50a,50b,50c、6
0a,60b,60c)……隆起部 13……原動機 14……接着ノズル 15……駆動ローラ 22……V字ローラ 23……上部支持ローラ 24……傾斜部 25……溝部 27……下部支持ローラ 27a……突起部 28……側部支持ローラ 28a……底部 28b……側面 30……X型ローラ 52,52……ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 木原 英吾 東京都狛江市中和泉1―18―23 (72)発明者 水尾 安彦 東京都国分寺市本多5丁目29番7号
Claims (3)
- 【請求項1】軸方向に所定速度で進行する線心の絶縁層
の外周に波形表面を有する導電性テープを軸方向に沿っ
て被覆する電線製造装置において、 一方の面に長手方向に延びる隆起部が複数形成され、他
方の面が前記導電性テープに接触する可撓性のベルトで
あって、前記線心の進行速度に対応した速度で進行する
ことによって、前記導電性テープを前記線心に沿って進
行させるガイドベルトと、 前記ガイドベルトの進行に伴って回転しつつ、前記ガイ
ドベルトの隆起部に前記線心周方向の力を加えることに
よって、前記導電性テープを前記線心の絶縁層外周に密
着させる成形ローラとを備えたことを特徴とする電線製
造装置。 - 【請求項2】前記成形ローラは、前記ガイドベルトの隆
起部の少なくとも1つを垂直及び水平方向から包囲する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電線製造
装置。 - 【請求項3】前記成形ローラは、前記ガイドベルトを下
方から支持する下部支持ローラと側方から支持する側部
支持ローラとを含み、下部支持ローラは前記ガイドベル
トの隆起部にのみ接触してベルト本体には接触しないよ
うに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電線製造装置。
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JP2220703A JPH0654614B2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 電線製造装置 |
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