JPH0654236A - ペディスタル - Google Patents
ペディスタルInfo
- Publication number
- JPH0654236A JPH0654236A JP4204133A JP20413392A JPH0654236A JP H0654236 A JPH0654236 A JP H0654236A JP 4204133 A JP4204133 A JP 4204133A JP 20413392 A JP20413392 A JP 20413392A JP H0654236 A JPH0654236 A JP H0654236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- pedestal
- air chamber
- valve
- cylinder
- Prior art date
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- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 テレビカメラ等の機器を確実に支持し、自在
かつスムーズに昇降操作する。 【構成】 雲台部と、昇降手段と、該に加圧空気を導入
するポンピング手段を配備する。昇降手段は、基台1
5、外筒12、昇降自在とした気密な外側支柱10、内
部の気密な内側支柱9、外側内側支柱間のエアーチャン
バー14、内側支柱内部の空間16、内側支柱内部に配
設され、下端部に固定されたピストン手段8,11を有
する。ポンピング手段は、弁手段5を介して大気側と連
通するシリンダー部17,18、ピストン部1,2に接
続したクランク部とから構成する。ポンピング手段のシ
リンダー部、エアーチャンバーとを弁手段6を介し接続
する第1の連通路、エアーチャンバーと内側支柱9の内
部空間16と大気側とを連通する第2の連通路20,2
1,22、第2の連通路の一部23を内部に有し、加圧
空気の流出入を段階的に切り換える操作バルブ7を配設
する。
かつスムーズに昇降操作する。 【構成】 雲台部と、昇降手段と、該に加圧空気を導入
するポンピング手段を配備する。昇降手段は、基台1
5、外筒12、昇降自在とした気密な外側支柱10、内
部の気密な内側支柱9、外側内側支柱間のエアーチャン
バー14、内側支柱内部の空間16、内側支柱内部に配
設され、下端部に固定されたピストン手段8,11を有
する。ポンピング手段は、弁手段5を介して大気側と連
通するシリンダー部17,18、ピストン部1,2に接
続したクランク部とから構成する。ポンピング手段のシ
リンダー部、エアーチャンバーとを弁手段6を介し接続
する第1の連通路、エアーチャンバーと内側支柱9の内
部空間16と大気側とを連通する第2の連通路20,2
1,22、第2の連通路の一部23を内部に有し、加圧
空気の流出入を段階的に切り換える操作バルブ7を配設
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ペディスタルに関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、テレビカ
メラ等の機器を確実に支持しつつ、自在にかつスムーズ
に昇降させて操作することのできる、新しいペディスタ
ルに関するものである。
るものである。さらに詳しくは、この発明は、テレビカ
メラ等の機器を確実に支持しつつ、自在にかつスムーズ
に昇降させて操作することのできる、新しいペディスタ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビカメラ等の機器を支持
する機器としてペディスタルが知られており、テレビ局
等において広く用いられてきている。このペディスタル
については、これまでに種々の構成と構造を有するもの
が提供されてきており、たとえば特開昭52−111317号
公報には、持ち運び自在とするように、大きさを収縮す
ることのできる移動自在なつりあい脚台が開示されてい
る。
する機器としてペディスタルが知られており、テレビ局
等において広く用いられてきている。このペディスタル
については、これまでに種々の構成と構造を有するもの
が提供されてきており、たとえば特開昭52−111317号
公報には、持ち運び自在とするように、大きさを収縮す
ることのできる移動自在なつりあい脚台が開示されてい
る。
【0003】この移動自在なつりあい脚台においては、
外側支柱と内側支柱を同軸状に設けるとともに、内側支
柱を外側支柱の内部において摺動自在に配設している。
また、テレビカメラを取り付けた時に、内側支柱に加わ
る重量と平衡する抗力をその内側支柱内部に生じさせる
ために、内側支柱の外側支柱に対する上下運動に際して
内側支柱内部を加圧する加圧装置を設けてもいる。この
内側支柱の上下往復運動により内部に空気を導入圧縮
し、内部圧力を上昇させて、取り付けるテレビカメラを
支持しながら上昇または下降させて適宜な高さで操作す
ることを可能にしている。
外側支柱と内側支柱を同軸状に設けるとともに、内側支
柱を外側支柱の内部において摺動自在に配設している。
また、テレビカメラを取り付けた時に、内側支柱に加わ
る重量と平衡する抗力をその内側支柱内部に生じさせる
ために、内側支柱の外側支柱に対する上下運動に際して
内側支柱内部を加圧する加圧装置を設けてもいる。この
内側支柱の上下往復運動により内部に空気を導入圧縮
し、内部圧力を上昇させて、取り付けるテレビカメラを
支持しながら上昇または下降させて適宜な高さで操作す
ることを可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば上記に例示した従来のつりあい脚台においては、加圧
装置による内側支柱内部の空気加圧を内側支柱の上下往
復運動により行う方式としているために、テレビカメラ
の重量につりあうまたはそれ以上の圧力とするまでに、
内側支柱の上下往復運動を多数回繰り返さなければなら
ないという欠点がある。しかもその上下往復運動は手動
によるために、テレビカメラを取り付けるまでの準備、
すなわち内側支柱内部の空気加圧は面倒なものとなって
いた。
ば上記に例示した従来のつりあい脚台においては、加圧
装置による内側支柱内部の空気加圧を内側支柱の上下往
復運動により行う方式としているために、テレビカメラ
の重量につりあうまたはそれ以上の圧力とするまでに、
内側支柱の上下往復運動を多数回繰り返さなければなら
ないという欠点がある。しかもその上下往復運動は手動
によるために、テレビカメラを取り付けるまでの準備、
すなわち内側支柱内部の空気加圧は面倒なものとなって
いた。
【0005】また、このつりあい脚台の場合には、テレ
ビカメラを取り付けた状態において圧力調整等のために
内側支柱内部をさらに加圧する時にも、内側支柱の上下
往復運動を繰り返し行う必要がある。しかしながら、実
際には、テレビカメラ取付時に、そのような上下往復運
動は危険であり、テレビカメラを取り付けた状態での圧
力調整等は事実上不可能であった。この発明は、以上の
通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来のペディ
スタルの欠点を解消し、テレビカメラ等の機器を確実に
支持しつつ、自在にかつスムーズに昇降させて操作する
ことのできる、新規なペディスタルを提供することを目
的としている。
ビカメラを取り付けた状態において圧力調整等のために
内側支柱内部をさらに加圧する時にも、内側支柱の上下
往復運動を繰り返し行う必要がある。しかしながら、実
際には、テレビカメラ取付時に、そのような上下往復運
動は危険であり、テレビカメラを取り付けた状態での圧
力調整等は事実上不可能であった。この発明は、以上の
通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来のペディ
スタルの欠点を解消し、テレビカメラ等の機器を確実に
支持しつつ、自在にかつスムーズに昇降させて操作する
ことのできる、新規なペディスタルを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、雲台部と、加圧空気を利用して
昇降する昇降手段と、この昇降手段に加圧空気を導入さ
せるポンピング手段とを備え、前記昇降手段は、基台、
基台に固定された外筒、外筒内部において昇降自在とし
た気密な外側支柱、外側支柱の上下両端部で接続固定さ
れ、外側支柱とともに昇降する外側支柱内部の気密な内
側支柱、外側支柱と内側支柱との間のエアーチャンバ
ー、内側支柱内部の空間、および内側支柱内部に配設さ
れ、下端部において外筒に固定されたピストン手段を有
し、前記ポンピング手段は、外側支柱上端部に配置さ
れ、弁手段を介して大気側と連通する1または2以上の
シリンダー部と、このシリンダー部内を往復運動するピ
ストン部と、ピストン部に接続したクランク部とからな
り、かつ、ポンピング手段のシリンダー部と前記エアー
チャンバーとを弁手段を介して接続する第1の連通路、
エアーチャンバーと内側支柱の内部空間と大気側とを連
通する第2の連通路、および第2の連通路の一部を内部
に有し、加圧空気の流出入を段階的に切り換える操作バ
ルブからなることを特徴とするペディスタルを提供す
る。
を解決するものとして、雲台部と、加圧空気を利用して
昇降する昇降手段と、この昇降手段に加圧空気を導入さ
せるポンピング手段とを備え、前記昇降手段は、基台、
基台に固定された外筒、外筒内部において昇降自在とし
た気密な外側支柱、外側支柱の上下両端部で接続固定さ
れ、外側支柱とともに昇降する外側支柱内部の気密な内
側支柱、外側支柱と内側支柱との間のエアーチャンバ
ー、内側支柱内部の空間、および内側支柱内部に配設さ
れ、下端部において外筒に固定されたピストン手段を有
し、前記ポンピング手段は、外側支柱上端部に配置さ
れ、弁手段を介して大気側と連通する1または2以上の
シリンダー部と、このシリンダー部内を往復運動するピ
ストン部と、ピストン部に接続したクランク部とからな
り、かつ、ポンピング手段のシリンダー部と前記エアー
チャンバーとを弁手段を介して接続する第1の連通路、
エアーチャンバーと内側支柱の内部空間と大気側とを連
通する第2の連通路、および第2の連通路の一部を内部
に有し、加圧空気の流出入を段階的に切り換える操作バ
ルブからなることを特徴とするペディスタルを提供す
る。
【0007】この発明においては、基台および外筒に移
動自在な脚部材を設け、ペディスタルを移動自在とする
ことを好ましい態様の一つとしてもいる。
動自在な脚部材を設け、ペディスタルを移動自在とする
ことを好ましい態様の一つとしてもいる。
【0008】
【作用】この発明のペディスタルにおいては、加圧空気
を利用して昇降する昇降手段を、基台、基台に固定され
た外筒、外筒内部において昇降自在とした気密な外側支
柱、外側支柱の上下両端部で接続固定され、外側支柱と
ともに昇降する外側支柱内部の気密な内側支柱、外側支
柱と内側支柱との間のエアーチャンバー、内側支柱内部
の空間、および内側支柱内部に配設され、下端部におい
て外筒に固定されたピストン手段から構成する。また、
外側支柱上端部に配置されたポンピング手段を、弁手段
を介して大気側と連通する1または2以上のシリンダー
部と、このシリンダー部内を往復運動するピストン部
と、ピストン部に接続したクランク部とから構成する。
そして、そのポンピング手段のシリンダー部と前記エア
ーチャンバーとを弁手段を介して接続する第1の連通
路、エアーチャンバーと内側支柱の内部空間と大気側と
を連通する第2の連通路、および第2の連通路の一部を
内部に有し、加圧空気の流出入を段階的に切り換える操
作バルブを配備することによって、テレビカメラ等の機
器を確実に支持しつつ、自在にかつスムーズに無重力状
態で昇降させて操作することができる。テレビカメラ等
の機器を取り付けた状態においてもエアーチャンバー内
へ空気を導入加圧することができ、機器取付後の圧力微
調整も可能となる。
を利用して昇降する昇降手段を、基台、基台に固定され
た外筒、外筒内部において昇降自在とした気密な外側支
柱、外側支柱の上下両端部で接続固定され、外側支柱と
ともに昇降する外側支柱内部の気密な内側支柱、外側支
柱と内側支柱との間のエアーチャンバー、内側支柱内部
の空間、および内側支柱内部に配設され、下端部におい
て外筒に固定されたピストン手段から構成する。また、
外側支柱上端部に配置されたポンピング手段を、弁手段
を介して大気側と連通する1または2以上のシリンダー
部と、このシリンダー部内を往復運動するピストン部
と、ピストン部に接続したクランク部とから構成する。
そして、そのポンピング手段のシリンダー部と前記エア
ーチャンバーとを弁手段を介して接続する第1の連通
路、エアーチャンバーと内側支柱の内部空間と大気側と
を連通する第2の連通路、および第2の連通路の一部を
内部に有し、加圧空気の流出入を段階的に切り換える操
作バルブを配備することによって、テレビカメラ等の機
器を確実に支持しつつ、自在にかつスムーズに無重力状
態で昇降させて操作することができる。テレビカメラ等
の機器を取り付けた状態においてもエアーチャンバー内
へ空気を導入加圧することができ、機器取付後の圧力微
調整も可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のペディスタルについてさらに詳しく説明する。図1お
よび図2は、各々、この発明のペディスタルの一実施例
を示した縦断面図およびA−A断面図である。
のペディスタルについてさらに詳しく説明する。図1お
よび図2は、各々、この発明のペディスタルの一実施例
を示した縦断面図およびA−A断面図である。
【0010】たとえばこれらの図1および図2の例にお
いては、基台(15)に円筒状の外筒(12)を固定す
るとともに、この外筒(12)の内部に同軸状の気密な
外側支柱(10)を昇降自在に配設している。外筒(1
2)は、外側支柱(10)の昇降をガイドすることがで
きる。外側支柱(10)の内部には、この外側支柱(1
0)と同軸状の気密な内側支柱(9)を配設し、その上
下両端部で外側支柱(10)に接続固定している。この
接続固定により、内側支柱(9)は、外側支柱(10)
と一体となって昇降する。これらの外側支柱(10)と
内側支柱(9)の間には、空気を導入し、加圧するため
のエアーチャンバー(14)を形成している。エアーチ
ャンバー(14)の底部には、内部の空気圧が所定の圧
力以上となった場合に、その空気圧を開放するためのリ
リーフバルブ(13)を配設している。リリーフバルブ
(13)内には弁体とバネ体が内蔵されている。弁体
は、通常は、バネ体により押圧されているため閉じてお
り、リリーフバルブ(13)は閉鎖状態にある。一方、
エアーチャンバー(14)内の空気圧が所定の圧力以上
になると、その空気圧がバネ体の弾性力よりも勝るた
め、弁体が開き、リリーフバルブ(13)が開放され
る。これによって、エアーチャンバー(14)内に導入
された空気が、外筒(12)と外側支柱(10)との隙
間より大気中に放出され、所定の圧力まで自動的に下げ
ることができる。リリーフバルブ(13)は、一種の安
全装置としての機能を果たすものである。
いては、基台(15)に円筒状の外筒(12)を固定す
るとともに、この外筒(12)の内部に同軸状の気密な
外側支柱(10)を昇降自在に配設している。外筒(1
2)は、外側支柱(10)の昇降をガイドすることがで
きる。外側支柱(10)の内部には、この外側支柱(1
0)と同軸状の気密な内側支柱(9)を配設し、その上
下両端部で外側支柱(10)に接続固定している。この
接続固定により、内側支柱(9)は、外側支柱(10)
と一体となって昇降する。これらの外側支柱(10)と
内側支柱(9)の間には、空気を導入し、加圧するため
のエアーチャンバー(14)を形成している。エアーチ
ャンバー(14)の底部には、内部の空気圧が所定の圧
力以上となった場合に、その空気圧を開放するためのリ
リーフバルブ(13)を配設している。リリーフバルブ
(13)内には弁体とバネ体が内蔵されている。弁体
は、通常は、バネ体により押圧されているため閉じてお
り、リリーフバルブ(13)は閉鎖状態にある。一方、
エアーチャンバー(14)内の空気圧が所定の圧力以上
になると、その空気圧がバネ体の弾性力よりも勝るた
め、弁体が開き、リリーフバルブ(13)が開放され
る。これによって、エアーチャンバー(14)内に導入
された空気が、外筒(12)と外側支柱(10)との隙
間より大気中に放出され、所定の圧力まで自動的に下げ
ることができる。リリーフバルブ(13)は、一種の安
全装置としての機能を果たすものである。
【0011】内側支柱(9)の内部には、先端部にピス
トン(8)を有するピストン支柱(11)を設けてい
る。このピストン支柱(11)の下端部は、外筒(1
2)に固定されている。また、ピストン(8)の外周面
と内側支柱(9)の内側面は面接触しており、内側支柱
(9)の内部には、ピストン(8)の上面部との間に空
間(16)を形成している。
トン(8)を有するピストン支柱(11)を設けてい
る。このピストン支柱(11)の下端部は、外筒(1
2)に固定されている。また、ピストン(8)の外周面
と内側支柱(9)の内側面は面接触しており、内側支柱
(9)の内部には、ピストン(8)の上面部との間に空
間(16)を形成している。
【0012】以上により昇降手段が構成される。またこ
れらの例においては、外側支柱(10)の上端部に、エ
アーチャンバー(14)内に空気を導入し加圧するため
のポンピング手段を設けてもいる。図2にも例示したよ
うに、このポンピング手段においては、逆止弁(5)お
よび逆止弁(6)を介して大気側およびエアーチャンバ
ー(14)にそれぞれ連通した2つのシリンダー部(1
7)(18)を設けている。これらのシリンダー部(1
7)(18)の内部には、水平方向に往復運動するピス
トン部(1)(2)を配設している。2つのピストン部
(1)(2)の一端部にはクランク部(3)を接続して
おり、ピストン部(1)(2)を互いに逆方向に水平移
動させ、周期的な往復運動を行うことができるようにし
ている。この図2の例においては、クランク部(3)の
先端部にハンドル(4)を取り付けており、手動でピス
トン部(1)(2)を往復運動させ、シリンダー部(1
7)(18)内に導入した空気を図1に例示したような
逆止弁(6)を介してエアーチャンバー(14)内に送
り込むようにしている。クランク部(3)に接続する回
転駆動源については、このハンドル(4)に限定される
ことはなく、電動ギヤードモーター等の自動回転駆動源
や、これらの組み合せとすることも可能である。また、
シリンダー部(17)(18)の数についても特に制限
はない。取り付けるテレビカメラ等の機器の重量やペデ
ィスタル全体の大きさ等を考慮して適宜なものとするこ
とができる。
れらの例においては、外側支柱(10)の上端部に、エ
アーチャンバー(14)内に空気を導入し加圧するため
のポンピング手段を設けてもいる。図2にも例示したよ
うに、このポンピング手段においては、逆止弁(5)お
よび逆止弁(6)を介して大気側およびエアーチャンバ
ー(14)にそれぞれ連通した2つのシリンダー部(1
7)(18)を設けている。これらのシリンダー部(1
7)(18)の内部には、水平方向に往復運動するピス
トン部(1)(2)を配設している。2つのピストン部
(1)(2)の一端部にはクランク部(3)を接続して
おり、ピストン部(1)(2)を互いに逆方向に水平移
動させ、周期的な往復運動を行うことができるようにし
ている。この図2の例においては、クランク部(3)の
先端部にハンドル(4)を取り付けており、手動でピス
トン部(1)(2)を往復運動させ、シリンダー部(1
7)(18)内に導入した空気を図1に例示したような
逆止弁(6)を介してエアーチャンバー(14)内に送
り込むようにしている。クランク部(3)に接続する回
転駆動源については、このハンドル(4)に限定される
ことはなく、電動ギヤードモーター等の自動回転駆動源
や、これらの組み合せとすることも可能である。また、
シリンダー部(17)(18)の数についても特に制限
はない。取り付けるテレビカメラ等の機器の重量やペデ
ィスタル全体の大きさ等を考慮して適宜なものとするこ
とができる。
【0013】シリンダー部(17)(18)内を往復運
動するピストン部(1)(2)が、逆止弁(5)側と反
対方向に水平移動すると、シリンダー部(17)(1
8)内が負圧となるため、上記した逆止弁(5)に内蔵
したバネ体がこの圧力に負け、これによって逆止弁
(5)が開き、シリンダー部(17)(18)が大気側
と連通して、大気側の空気をシリンダー部(17)(1
8)に取り入れることができる。この時、もう一方の逆
止弁(6)は、内蔵したバネ体の弾発力により押圧され
るため閉じている。
動するピストン部(1)(2)が、逆止弁(5)側と反
対方向に水平移動すると、シリンダー部(17)(1
8)内が負圧となるため、上記した逆止弁(5)に内蔵
したバネ体がこの圧力に負け、これによって逆止弁
(5)が開き、シリンダー部(17)(18)が大気側
と連通して、大気側の空気をシリンダー部(17)(1
8)に取り入れることができる。この時、もう一方の逆
止弁(6)は、内蔵したバネ体の弾発力により押圧され
るため閉じている。
【0014】一方、ピストン部(1)(2)を逆止弁
(5)方向に水平移動させると、内蔵したバネ体の弾発
力により逆止弁(5)は閉じるとともに、シリンダー部
(17)(18)内に取り入れた空気が加圧されるた
め、逆止弁(6)内部のバネ体がその圧力に負け、逆止
弁(6)が開き、シリンダー部(17)(18)内に取
り入れた空気をエアーチャンバー(14)内に送り出す
ことができる。こうして、ピストン部(1)(2)をク
ランク部(3)を介して繰り返し周期的に往復運動させ
ることにより、シリンダー部(17)(18)を経由し
て、大気側の空気をエアーチャンバー(14)内に導入
することができる。一度、シリンダー部(17)(1
8)およびエアーチャンバー(14)内に導入された空
気は、逆止弁(5)(6)の機能により、逆流したり、
他へ漏れ出ることはない。エアーチャンバー(14)内
に確実に空気を送り込み、その内部を加圧することがで
きる。
(5)方向に水平移動させると、内蔵したバネ体の弾発
力により逆止弁(5)は閉じるとともに、シリンダー部
(17)(18)内に取り入れた空気が加圧されるた
め、逆止弁(6)内部のバネ体がその圧力に負け、逆止
弁(6)が開き、シリンダー部(17)(18)内に取
り入れた空気をエアーチャンバー(14)内に送り出す
ことができる。こうして、ピストン部(1)(2)をク
ランク部(3)を介して繰り返し周期的に往復運動させ
ることにより、シリンダー部(17)(18)を経由し
て、大気側の空気をエアーチャンバー(14)内に導入
することができる。一度、シリンダー部(17)(1
8)およびエアーチャンバー(14)内に導入された空
気は、逆止弁(5)(6)の機能により、逆流したり、
他へ漏れ出ることはない。エアーチャンバー(14)内
に確実に空気を送り込み、その内部を加圧することがで
きる。
【0015】上記したようなポンピング手段の上部に
は、図3に例示したように、テレビカメラ等の機器を雲
台とともに取り付けるための雲台取付用座台(19)を
配設することができる。さらに図1に例示したように、
エアーチャンバー(14)および内側支柱(9)の上端
部には、エアーチャンバー(14)に導入した加圧空気
を内側支柱(9)の内部空間(16)に送り込むための
連絡路(20)(21)を配設している。また、外側支
柱(10)の上端部には、エアーチャンバー(14)内
の加圧空気を大気側に放出するための排気口(22)を
設けてもいる。これらの連絡路(20)(21)および
排気口(22)の上部には、内部に流通路(23)を有
する操作バルブ(7)を回転自在に設けている。この操
作バルブ(7)内部の流通路(23)には、連絡路(2
0)(21)および排気口(22)に対応する位置に、
それぞれ連絡路を設けている。
は、図3に例示したように、テレビカメラ等の機器を雲
台とともに取り付けるための雲台取付用座台(19)を
配設することができる。さらに図1に例示したように、
エアーチャンバー(14)および内側支柱(9)の上端
部には、エアーチャンバー(14)に導入した加圧空気
を内側支柱(9)の内部空間(16)に送り込むための
連絡路(20)(21)を配設している。また、外側支
柱(10)の上端部には、エアーチャンバー(14)内
の加圧空気を大気側に放出するための排気口(22)を
設けてもいる。これらの連絡路(20)(21)および
排気口(22)の上部には、内部に流通路(23)を有
する操作バルブ(7)を回転自在に設けている。この操
作バルブ(7)内部の流通路(23)には、連絡路(2
0)(21)および排気口(22)に対応する位置に、
それぞれ連絡路を設けている。
【0016】図4<a>に例示したように、内側支柱
(9)上端部の連絡路(21)に対応する位置には、内
径の細い1つの連絡路(24a)とこの連絡路(24
a)よりも内径の太い2つの連絡路(24b)を設けて
いる。一方、外側支柱(10)の上端部の連絡路(2
0)に対応する位置には、同じ内径を有する3つの連絡
路(25)を設けている。これらの連絡路(24a)
(24b)(25)は、図4<a>に示したように、そ
れぞれ90゜ずつ傾け、同じ位置関係となるように配置
されている。外側支柱(10)の上端部に設けた排気口
(22)に対応する位置の流通路(23)には、1つの
連絡路(26)を配設している。この連絡路(26)
は、流通路(23)の中心に対して左側に90゜傾けて
配置させている。このように連絡路(24a)(24
b)(25)(26)を、それぞれ所定の角度を形成さ
せて設けることで、エアーチャンバー(14)から内側
支柱(9)の内部空間(16)への加圧空気の流出と大
気側への排出を段階的に切り換えることが可能となる。
(9)上端部の連絡路(21)に対応する位置には、内
径の細い1つの連絡路(24a)とこの連絡路(24
a)よりも内径の太い2つの連絡路(24b)を設けて
いる。一方、外側支柱(10)の上端部の連絡路(2
0)に対応する位置には、同じ内径を有する3つの連絡
路(25)を設けている。これらの連絡路(24a)
(24b)(25)は、図4<a>に示したように、そ
れぞれ90゜ずつ傾け、同じ位置関係となるように配置
されている。外側支柱(10)の上端部に設けた排気口
(22)に対応する位置の流通路(23)には、1つの
連絡路(26)を配設している。この連絡路(26)
は、流通路(23)の中心に対して左側に90゜傾けて
配置させている。このように連絡路(24a)(24
b)(25)(26)を、それぞれ所定の角度を形成さ
せて設けることで、エアーチャンバー(14)から内側
支柱(9)の内部空間(16)への加圧空気の流出と大
気側への排出を段階的に切り換えることが可能となる。
【0017】連絡路(20)(21)、排気口(2
2)、流通路(23)および連絡路(24a)(24
b)(25)(26)により、図1に例示したエアーチ
ャンバー(14)と内側支柱(9)の内部空間(16)
との連通路および大気側との連通路が形成される。たと
えば以上の構成を有するペディスタルは、次のように作
動させることができる。図4<a>に例示したように、
操作バルブ(7)をPUMP位置に合わせる。この位置で
は、連絡路(20)(21)および排気口(22)は操
作バルブ(7)により閉鎖される。操作バルブ(7)内
部に設けた連絡路(24a)(24b)(25)(2
6)は、各々、たとえばオーリング等でシールすること
ができ、空気漏れは生ずることはない。
2)、流通路(23)および連絡路(24a)(24
b)(25)(26)により、図1に例示したエアーチ
ャンバー(14)と内側支柱(9)の内部空間(16)
との連通路および大気側との連通路が形成される。たと
えば以上の構成を有するペディスタルは、次のように作
動させることができる。図4<a>に例示したように、
操作バルブ(7)をPUMP位置に合わせる。この位置で
は、連絡路(20)(21)および排気口(22)は操
作バルブ(7)により閉鎖される。操作バルブ(7)内
部に設けた連絡路(24a)(24b)(25)(2
6)は、各々、たとえばオーリング等でシールすること
ができ、空気漏れは生ずることはない。
【0018】この状態において、図2に例示したハンド
ル(4)あるいは電動ギヤードモーター等によりクラン
ク部(3)を回転させ、ピストン部(1)(2)を周期
的に水平往復運動させる。すると、前述したように、シ
リンダー部(17)(18)を介して大気側より空気が
エアーチャンバー(14)内に導入される。ハンドル
(4)等に介してクランク部(3)を適宜な回数回転さ
せることによって、エアーチャンバー(14)内を空気
により所定の圧力に加圧することができる。
ル(4)あるいは電動ギヤードモーター等によりクラン
ク部(3)を回転させ、ピストン部(1)(2)を周期
的に水平往復運動させる。すると、前述したように、シ
リンダー部(17)(18)を介して大気側より空気が
エアーチャンバー(14)内に導入される。ハンドル
(4)等に介してクランク部(3)を適宜な回数回転さ
せることによって、エアーチャンバー(14)内を空気
により所定の圧力に加圧することができる。
【0019】なお、この時に、エアーチャンバー(1
4)内の加圧空気の圧力が所定圧力以上となった場合に
は、前述したように、図1に例示したリリーフバルブ
(13)により加圧空気が外部に放出され、所定の圧力
にまで自動的に下げることができる。次いで、図4<b
>に例示したように、NEUTRAL 位置に操作バルブ(7)
を90゜回転する。すると、内径の細い連絡路(24
a)と内側支柱(9)上端部の連絡路(21)とが、ま
た、連絡路(25)とエアーチャンバー(14)上端部
の連絡路(20)とが連通する。一方、外側支柱(1
0)上端部の排気口(22)と連絡路(26)とは連通
しない。その結果として、図1に例示したエアーチャン
バー(14)内を加圧する加圧空気は、連絡路(2
0)、操作バルブ(7)内部の連絡路(25)および流
通路(23)、そして連絡路(21)を経由して、内側
支柱(9)の内部空間(16)に流入し、内側支柱
(9)内部に設けたピストン(8)を下方へと押し付け
る。前述したように、ピストン(8)を先端部に有する
ピストン支柱(11)は基台(15)に固定した外筒
(12)に固定されているために、加圧空気がピストン
(8)を押圧してもピストン(8)およびピストン支柱
(11)は動かない。その結果、作用反作用の法則によ
り、内側支柱(9)が上方へと押し上げられる。内側支
柱(9)と外側支柱(10)は、前述したように、それ
らの上下両端部において接続固定されているため、加圧
空気によるピストン(8)の押圧により、内側支柱
(9)とともに外側支柱(10)は上方へと押し上げら
れる。この外側支柱(10)および内側支柱(9)を持
ち上げる力が、それら等の自重および雲台取付用座台
(19)に取り付けるテレビカメラ等の機器の重量の合
計荷重と同一またはそれ以上となると、テレビカメラ等
の機器を無重力状態で上下動させることが可能となる。
持ち上げる力は、ハンドル(4)等の回転数により適宜
に設定することができる。通常は、取り付けるテレビカ
メラ、雲台等の機器の重量および外側支柱(10)、内
側支柱(9)等の自重の合計と同じかあるいはそれ以上
に設定することが好ましい。
4)内の加圧空気の圧力が所定圧力以上となった場合に
は、前述したように、図1に例示したリリーフバルブ
(13)により加圧空気が外部に放出され、所定の圧力
にまで自動的に下げることができる。次いで、図4<b
>に例示したように、NEUTRAL 位置に操作バルブ(7)
を90゜回転する。すると、内径の細い連絡路(24
a)と内側支柱(9)上端部の連絡路(21)とが、ま
た、連絡路(25)とエアーチャンバー(14)上端部
の連絡路(20)とが連通する。一方、外側支柱(1
0)上端部の排気口(22)と連絡路(26)とは連通
しない。その結果として、図1に例示したエアーチャン
バー(14)内を加圧する加圧空気は、連絡路(2
0)、操作バルブ(7)内部の連絡路(25)および流
通路(23)、そして連絡路(21)を経由して、内側
支柱(9)の内部空間(16)に流入し、内側支柱
(9)内部に設けたピストン(8)を下方へと押し付け
る。前述したように、ピストン(8)を先端部に有する
ピストン支柱(11)は基台(15)に固定した外筒
(12)に固定されているために、加圧空気がピストン
(8)を押圧してもピストン(8)およびピストン支柱
(11)は動かない。その結果、作用反作用の法則によ
り、内側支柱(9)が上方へと押し上げられる。内側支
柱(9)と外側支柱(10)は、前述したように、それ
らの上下両端部において接続固定されているため、加圧
空気によるピストン(8)の押圧により、内側支柱
(9)とともに外側支柱(10)は上方へと押し上げら
れる。この外側支柱(10)および内側支柱(9)を持
ち上げる力が、それら等の自重および雲台取付用座台
(19)に取り付けるテレビカメラ等の機器の重量の合
計荷重と同一またはそれ以上となると、テレビカメラ等
の機器を無重力状態で上下動させることが可能となる。
持ち上げる力は、ハンドル(4)等の回転数により適宜
に設定することができる。通常は、取り付けるテレビカ
メラ、雲台等の機器の重量および外側支柱(10)、内
側支柱(9)等の自重の合計と同じかあるいはそれ以上
に設定することが好ましい。
【0020】NEEUTRAL 位置では、外側支柱(10)お
よび内側支柱(9)は、ゆっくりと上方に上昇する。操
作バルブ(7)をさらに90゜回転させて、図4<c>
に例示したWORK位置にすると、上記の連絡路(24a)
よりも内径の太い連絡路(24b)が内側支柱(9)上
端部の連絡路(21)に対応するため、エアーチャンバ
ー(14)から内側支柱(9)の内部空間(16)へ流
出する加圧空気量は、NEUTRAL 位置の時よりも多くなる
ため、外側支柱(10)および内側支柱(9)の上昇ス
ピードはNEUTRAL 位置の時よりも速くなる。
よび内側支柱(9)は、ゆっくりと上方に上昇する。操
作バルブ(7)をさらに90゜回転させて、図4<c>
に例示したWORK位置にすると、上記の連絡路(24a)
よりも内径の太い連絡路(24b)が内側支柱(9)上
端部の連絡路(21)に対応するため、エアーチャンバ
ー(14)から内側支柱(9)の内部空間(16)へ流
出する加圧空気量は、NEUTRAL 位置の時よりも多くなる
ため、外側支柱(10)および内側支柱(9)の上昇ス
ピードはNEUTRAL 位置の時よりも速くなる。
【0021】なお、外側支柱(10)および内側支柱
(9)は、適当なロック部材により外筒(12)に固定
しておくことができる。このロック部材により、外側支
柱(10)および内側支柱(9)の突然の上昇を回避す
ることができる。取り付けたテレビカメラ等の機器を操
作する時に、そのロック部材を解除すればよい。使用
後、あるいは持ち運ぶ時、さらには長時間使用しない時
には、操作バルブ(7)を、WORK位置よりも90゜傾い
た図4<d>に例示したBLEED 位置に回転する。する
と、連絡路(21)(20)および排気口(22)に操
作バルブ(7)の連絡路(24b)(25)(26)が
合致し、内側支柱(9)の内部空間(16)およびエア
ーチャンバー(14)が操作バルブ(7)内部の流通路
(23)を介して大気側と連通する。その結果、内部空
間(16)およびエアーチャンバー(14)内の加圧空
気を排気口(22)より外部へ排出することができる。
この発明のペディスタルにおいては、テレビカメラ等の
機器を雲台を介して雲台取付用座台(19)に取り付け
る前に、準備段階としてハンドル(4)等によりエアー
チャンバー(14)内に空気を送り込み、その内部を加
圧しておくことができる。そして、テレビカメラ等の機
器を取り付けた段階で上記したようなロック部材を解除
し、無重力状態で自在に機器を昇降させて適宜な位置で
操作する。また、特に特徴的な点として、この発明にお
いては、テレビカメラ等の機器を取り付けた状態におい
ても、たとえば圧力の微調整を行うことを目的として、
ハンドル(4)等の操作によりエアーチャンバー(1
4)内に空気を導入することができる。圧力調整を簡便
かつ容易に行うことができ、スムーズな機器操作が得ら
れる。またこの発明においては、図3に例示したよう
に、キャスター(27)を底部有する3本のステー(2
8)を外筒(12)および基台(15)に固定して、ペ
ディスタル自体を移動自在とすることができる。
(9)は、適当なロック部材により外筒(12)に固定
しておくことができる。このロック部材により、外側支
柱(10)および内側支柱(9)の突然の上昇を回避す
ることができる。取り付けたテレビカメラ等の機器を操
作する時に、そのロック部材を解除すればよい。使用
後、あるいは持ち運ぶ時、さらには長時間使用しない時
には、操作バルブ(7)を、WORK位置よりも90゜傾い
た図4<d>に例示したBLEED 位置に回転する。する
と、連絡路(21)(20)および排気口(22)に操
作バルブ(7)の連絡路(24b)(25)(26)が
合致し、内側支柱(9)の内部空間(16)およびエア
ーチャンバー(14)が操作バルブ(7)内部の流通路
(23)を介して大気側と連通する。その結果、内部空
間(16)およびエアーチャンバー(14)内の加圧空
気を排気口(22)より外部へ排出することができる。
この発明のペディスタルにおいては、テレビカメラ等の
機器を雲台を介して雲台取付用座台(19)に取り付け
る前に、準備段階としてハンドル(4)等によりエアー
チャンバー(14)内に空気を送り込み、その内部を加
圧しておくことができる。そして、テレビカメラ等の機
器を取り付けた段階で上記したようなロック部材を解除
し、無重力状態で自在に機器を昇降させて適宜な位置で
操作する。また、特に特徴的な点として、この発明にお
いては、テレビカメラ等の機器を取り付けた状態におい
ても、たとえば圧力の微調整を行うことを目的として、
ハンドル(4)等の操作によりエアーチャンバー(1
4)内に空気を導入することができる。圧力調整を簡便
かつ容易に行うことができ、スムーズな機器操作が得ら
れる。またこの発明においては、図3に例示したよう
に、キャスター(27)を底部有する3本のステー(2
8)を外筒(12)および基台(15)に固定して、ペ
ディスタル自体を移動自在とすることができる。
【0022】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、テレビカメラ等の機器を確実に支持しつつ、自在
にかつスムーズに昇降させて操作することのできるペデ
ィスタルが提供される。
って、テレビカメラ等の機器を確実に支持しつつ、自在
にかつスムーズに昇降させて操作することのできるペデ
ィスタルが提供される。
【図1】この発明のペディスタルの一実施例を示した縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の例のA−A断面図である。
【図3】移動自在としたこの発明のペディスタルの一例
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図4】<a><b><c><d>は、各々、図1に例
示した操作バルブによる加圧空気の流出入切換を例示し
た断面図である。
示した操作バルブによる加圧空気の流出入切換を例示し
た断面図である。
1,2 ピストン部 3 クランク部 4 ハンドル 5,6 逆止弁 7 操作バルブ 8 ピストン 9 内側支柱 10 外側支柱 11 ピストン支柱 12 外筒 13 リリーフバルブ 14 エアーチャンバー 15 基台 16 内部空間 17,18 シリンダー部 19 雲台取付用座台 20,21 連絡路 22 排気口 23 流通路 24a,24b 連絡路 25,26 連絡路 27 キャスター 28 ステー
Claims (6)
- 【請求項1】 雲台部と、加圧空気を利用して昇降する
昇降手段と、この昇降手段に加圧空気を導入させるポン
ピング手段とを備えたペディスタルであって、 前記昇降手段は、 基台、 基台に固定された外筒、 外筒内部において昇降自在とした気密な外側支柱、 外側支柱の上下両端部で接続固定され、外側支柱ととも
に昇降する外側支柱内部の気密な内側支柱、 外側支柱と内側支柱との間のエアーチャンバー、 内側支柱内部の空間、 および、 内側支柱内部に配設され、下端部において外筒に固定さ
れたピストン手段を有し、 前記ポンピング手段は、 外側支柱上端部に配置され、弁手段を介して大気側と連
通する1または2以上のシリンダー部と、このシリンダ
ー部内を往復運動するピストン部と、ピストン部に接続
したクランク部からなり、 かつ、 ポンピング手段のシリンダー部と前記エアーチャンバー
とを弁手段を介して接続する第1の連通路、 エアーチャンバーと内側支柱の内部空間と大気側とを連
通する第2の連通路、 および、 第2の連通路の一部を内部に有し、加圧空気の流出入を
段階的に切り換える操作バルブを備えてなることを特徴
とするペディスタル。 - 【請求項2】 エアーチャンバー上端部の第1の連絡路
と、内側支柱上端部の第2の連絡路と、外側支柱上端部
の排気口と、操作バルブ内部の流通路と、この流通路に
接続され、かつ前記第1および第2の連絡路および排気
口に対応する位置に設けた第3の連絡路とから、エアー
チャンバーと内側支柱の内部空間と大気側との連通路を
形成してなる請求項1のペディスタル。 - 【請求項3】 弁手段が逆止弁である請求項1または2
のペディスタル。 - 【請求項4】 エアーチャンバー底部にリリーフバルブ
を設けてなる請求項1,2または3のペディスタル。 - 【請求項5】 ポンピング手段のクランク部にハンドル
および/または電動ギヤードモーターを取り付けてなる
請求項1,2,3または4いずれかのペディスタル。 - 【請求項6】 基台および外筒に移動自在な脚部材を設
けてなる請求項1,2,3,4または5いずれかのペデ
ィスタル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204133A JPH0654236A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ペディスタル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204133A JPH0654236A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ペディスタル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654236A true JPH0654236A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16485388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4204133A Pending JPH0654236A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ペディスタル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654236A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004081652A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2006-06-15 | 株式会社アプリコット | パノラマ撮影支援装置 |
JP2008512707A (ja) * | 2004-09-10 | 2008-04-24 | リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー | 光学および/または写真映画撮影装置用の方向可変取付台 |
KR101155241B1 (ko) * | 2012-01-05 | 2012-06-13 | 이명아 | 카메라 지지대 |
CN107143577A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-09-08 | 华北计算技术研究所(中国电子科技集团公司第十五研究所) | 一种可调节任意停升降机构 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4204133A patent/JPH0654236A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004081652A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2006-06-15 | 株式会社アプリコット | パノラマ撮影支援装置 |
JP2008512707A (ja) * | 2004-09-10 | 2008-04-24 | リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー | 光学および/または写真映画撮影装置用の方向可変取付台 |
JP4723585B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2011-07-13 | リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー | 光学および/または写真映画撮影装置用の方向可変取付台 |
KR101155241B1 (ko) * | 2012-01-05 | 2012-06-13 | 이명아 | 카메라 지지대 |
CN107143577A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-09-08 | 华北计算技术研究所(中国电子科技集团公司第十五研究所) | 一种可调节任意停升降机构 |
CN107143577B (zh) * | 2017-04-25 | 2019-06-04 | 华北计算技术研究所(中国电子科技集团公司第十五研究所) | 一种可调节任意停升降机构 |
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