JPH0654227A - Museデコーダ - Google Patents

Museデコーダ

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Publication number
JPH0654227A
JPH0654227A JP4205328A JP20532892A JPH0654227A JP H0654227 A JPH0654227 A JP H0654227A JP 4205328 A JP4205328 A JP 4205328A JP 20532892 A JP20532892 A JP 20532892A JP H0654227 A JPH0654227 A JP H0654227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
signal
input
muse
time constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4205328A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujiwara
謙一 藤原
Yasuhito Sakurai
康仁 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4205328A priority Critical patent/JPH0654227A/ja
Publication of JPH0654227A publication Critical patent/JPH0654227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオディスクプレーヤの性能のばらつきに
よるサグ等DCレベル変動が原因のMUSEデコーダへ
の妨害を、MUSEデコーダの入力端子の変更なく改善
可能とするものである。 【構成】 MUSEデコーダのコンデンサCと抵抗R1
〜Rnからなるクランプ回路において、MUSE信号の
クランプレベルをクランプレベル検出回路(23)で検
出し、クランプ電圧をクランプ時定数切換回路に供給
し、クランプ選択SW(11)により、所望のクランプ
時定数に切り換え可能としたMUSEデコーダ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、MUSE(Multi
ple Sub−Nyquist Sampling
Encoding)方式で伝送されたMESE信号をデ
コードするデコーダのクランプ時定数切換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハイジョン信号は、信号帯域が広く、通
常の地上放送では、受信できない。そのため、帯域圧縮
したMUSE信号として、伝送帯域の広い衛星放送によ
りFM波で送信している。
【0003】ところで、FM波の主搬送波のスペクトル
は、映像信号の時間率が大きいペデスタルレベルや同期
信号レベルに相当する周波数のところにエネルギーが集
中して、そこにピークを持つようになる。
【0004】このピークは、同じ周波数を地上の無線通
信業務と共用するとき、混信を招くという問題が生ず
る。これを防止するため、映像信号にフレーム周期と同
期した15Hzの三角波信号を重畳し、この信号により
主搬送波を600KHz偏移させてエネルギー拡散を行
っている。
【0005】そして、受信側では、この三角波を除去す
る必要があり、三角波を十分に除去しないと、再生画面
にフリッカ妨害が生ずる。このため、クランプ回路で、
十分に三角波を除去していた。
【0006】一方、MUSEデコーダに入力されるMU
SE信号源は、先ほど説明した衛星放送からだけでな
く、ビデオディスクプレーヤやビデオテープレコーダ等
からの再生信号も存在しする。
【0007】特に、ビデオディスクプレーヤやビデオテ
ープレコーダ等の再生信号は、ドロップアウトにより画
面の乱れが生じるという問題があり、クランプ回路の時
定数を衛星放送時とは、変えなければならない。
【0008】そこで、従来、図2に示すような回路構成
をとってクランプ回路の時定数を切り換えていた。図2
に従来のMUSEデコーダのA/D変換器とその周辺回
路のブロック図を示す。
【0009】はじめに、MUSEデコーダでは図3に示
すようにMUSE信号のライン番号563,1125に
多重されたクランプレベル信号によりクランプレベルを
検出し、フィードバッククランプをHタイミングで行な
っている。
【0010】図2においてスイッチSW1(13),S
W2(14)は、外部よりの制御信号により、ON/O
FFするアナログスイッチである。R0(24),R1
(18),C(7)はクランプ回路で、クランプの時定
数を定める抵抗及びコンデンサである。(R0は、R1
に対し10倍程度大きい値としている。)(1)はBS
IN(BS入力)、(2)はAUXIN(外部入力)、
(3)は入力切換回路、(4)はアンプ、(5)は8.
1MHzのローパスフィルタ(LPF)、(6)及び
(8)はバッフアアンプ、(9)はアナログデジタル
(A/D)変換回路、(10)は入力選択SW、(1
2)は入力切換SW(3)を制御し、スイッチSW1
(13),SW2(14)を制御する制御回路、(2
3)は先ほど図3で説明したクラプレベルを検出し、S
W1(13)及びSW2(14)にクランプ電圧を供給
するクランプレベル検出回路である。
【0011】MUSEデコーダの信号源(ソース)とし
ては、衛星放送によるBSチューナ入力と、MUSEビ
デオディスク等がある。BSチューナ入力によるMUS
E信号には、周期30Hzの三角波が重畳されており、
クランプ回路において三角波が十分除去されないと画面
にフリッカー妨害となって表れる。
【0012】一方、MUSEビデオディスク信号入力時
は、ドロップアウトにより画面の乱れが生じるという問
題がある。このため、MUSEデコーダでは、入力端子
にBS専用端子(BSIN)を設け、ビデオディスク入
力端子であるAUXIN選択時とでは、選択した入力端
子に連動してクランプ時定数を変更している。
【0013】BSIN選択時は、SW2(14)をOF
Fとし、SW1(13)は、外部よりの制御入力(クラ
ンプパルス)によりMUSE信号の水平同期(HD)期
間のみONする事によりクランプをかけ、AUXIN選
択時はBSIN選択時とは逆にSW1(13)をOF
F,SW2(14)をON/OFFすることでクランプ
をかけている。
【0014】このように、BSチューナ入力時は、短か
い時定数T1=R1・Cで、ビデオディスク時は、長い
時定数T0=R0・Cとすることにより、それぞれの妨
害(三角波によるフリッカ及びドロップアウトによる画
面の乱れ)に対応した時定数でクランプ回路を動作させ
ている。
【0015】しかしながら、MUSEビデオディスクプ
レーヤの出力信号にはサグ等のDCレベル変動が存在
し、ビデオディスクプレーヤの性能のばらつきによって
は、ドロップアウト妨害重視のクランプ回路定数では、
サグ等のDCレベル変動が十分除去できず画面上に色ム
ラ状の妨害が生じるという欠点があった。
【0016】また、このクランプ回路の定数が、BSI
N,AUXINの入力端子に対応して固定であり、AU
XINにビデオディスク接続時、信号のサグ等の妨害が
生じても改善不可能であった。改善のためには、BSI
Nにビデオディスクを接続して使用するしかなく、BS
チューナを接続できなくなり、又、クランプの時定数が
短かすぎるためドロップアウトが目立つという問題があ
った。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した欠
点を解決するためのものであり、ビデオディスクプレー
ヤの性能のばらつきによるサグ等DCレベル変動が原因
のMUSEデコーダへの妨害を、MUSEデコーダの入
力端子の変更なく改善可能とするものである。
【0018】
【問題点を解決するための手段】本発明は、衛星放送か
ら受信された第1MUSE信号とMUSE信号が記録さ
れた記録媒体から再生した第2MUSE信号を再生する
MUSEデコーダにおいて、前記第1MUSE信号と第
2MUSE信号に存在するクランプレベルをコントロー
ルする制御信号を検出し、クランプ電圧を発生するクラ
ンプ電圧発生手段と、入力されたMUSE信号をクラン
プするため、抵抗とコンデンサからなり、複数の時定数
をもち、時定数を切換可能とするクランプ手段と、前記
第1MUSE信号及び第2MUSE信号かを選択する入
力選択手段と、前記クランプ手段の時定数を操作者が制
御可能とした制御手段とからなるMUSEデコーダであ
る。
【0019】
【作用】本発明は、上述した構成とすることにより、A
UX入力選択時クランプの時定数をDC変動を重視した
定数(時定数小)からドロップアウト重視の定数(時定
数大)まで、段階的に設定でき、入力信号の状態に応じ
た最適なクランプ定数がスイッチを切り換える事により
選択可能となる。
【0020】
【実施例】以下図面を参照しながら、本発明の一実施例
を説明する。図1に実施例のブロック図を示す。まず、
SW1(13),SW2(14),SW3(15),S
W4(16),−−−−,SWn(17)は、外部から
の制御信号(クランプパルス)でON/OFFするアナ
ログスイッチ、C(7),R1(18),R2(1
9),−−−−,Rn(22)は、クランプの時定数を
定めるコンデンサおよび抵抗である。(なお、R1<R
2<R3<−−−−<Rnの関係にある)そして、制御
回路(12)は、入力端子切換信号およびSW1(1
3)〜SWn(17)のアナログスイッチをONするク
ランプパルスを出力する。(11)はクランプ選択スイ
ッチである。
【0021】SW1〜SWn各々ONした時のクランプ
時定数T1〜Tnは、T1=R1・C,T2=R2・
C,T3=R3・C,−−−−,Tn=Rn・Cであ
り、T1<T2<T3<−−−−<Tnの関係が成り立
つ。(なお、RnはR1に比べ十分大きい)時定数は、
BSチューナ入力時を最も小さい値とすれば十分であ
る。
【0022】そこで、T1=R1・CをBSチューナ入
力に対応した値に設定し、入力選択SW(10)でBS
INを選択した場合は、常にSW1(13)のみに制御
回路12よりクランプパルスが加えられる。
【0023】入力選択SW(10)でAUXINを選択
した場合は、クランプ選択SW(11)により、どのア
ナログスイッチ(SW1〜SWn)に制御回路12から
クランプパルスを加えるかが決まる。即ち、クランプ選
択SW(11)により、クランプ時定数がT1〜Tnま
でn通りの場合に変更できる。
【0024】これによりAUXINに入力される信号が
ドロップアウトが目立つならば、クランプ選択SW(1
1)により時定数を大きく、又、入力信号のサグ等、D
Cレベル変動による画面の色ムラなどの妨害が目立つな
らば、クランプ選択SW(11)により時定数を小さく
することにより改善でき、MUSEデコーダのAUXI
Nに接続される信号の状態に応じた最適のクランプ定数
がスイッチの切換という簡単な操作によって可能とな
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、クランプ定数固定で使
用していた場合では対応しきれなかったAUX端子に接
続されるビデオディスクプレーヤ等の信号源によるドロ
ップアウト,サグ等による妨害が、信号の状態に応じて
最適状態に改善可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図。
【図2】従来技術を示す図。
【図3】ハイビジョン伝送信号構成図を示す図。
【符号の説明】
1 BSチューナ入力端子 2 AUX入力端子 3 入力切換スイッチ 4 アンプ 5 8.1MHzローパスフィルタ 6 バッファアンプ 8 バッファアンプ 7 コンデンサ 9 A/Dコンバータ 10 入力選択スイッチ 11 クランプ選択スイッチ 12 制御回路 13 アナログスイッチ 14 アナログスイッチ 15 アナログスイッチ 16 アナログスイッチ 17 アナログスイッチ 18 抵抗 19 抵抗 20 抵抗 21 抵抗 22 抵抗 24 抵抗 23 クランプレベル検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送から受信された第1MUSE信
    号とMUSE信号が記録された記録媒体から再生した第
    2MUSE信号を再生するMUSEデコーダにおいて、 前記第1MUSE信号と第2MUSE信号に存在するク
    ランプレベルをコントロールする制御信号を検出し、ク
    ランプ電圧を発生するクランプ電圧発生手段と、 入力されたMUSE信号をクランプするため、抵抗とコ
    ンデンサからなり、複数の時定数をもち、時定数を切換
    可能とするクランプ手段と、 前記第1MUSE信号及び第2MUSE信号かを選択す
    る入力選択手段と、 前記クランプ手段の時定数を操作者が制御可能とした制
    御手段とからなるMUSEデコーダ。
JP4205328A 1992-07-31 1992-07-31 Museデコーダ Pending JPH0654227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205328A JPH0654227A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 Museデコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205328A JPH0654227A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 Museデコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654227A true JPH0654227A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16505111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4205328A Pending JPH0654227A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 Museデコーダ

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JP (1) JPH0654227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5483295A (en) * 1993-08-19 1996-01-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Adaptive clamping circuit for video signal receiving device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5483295A (en) * 1993-08-19 1996-01-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Adaptive clamping circuit for video signal receiving device

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