JPH0654169U - ヒューズ付小形スイッチ - Google Patents
ヒューズ付小形スイッチInfo
- Publication number
- JPH0654169U JPH0654169U JP9385292U JP9385292U JPH0654169U JP H0654169 U JPH0654169 U JP H0654169U JP 9385292 U JP9385292 U JP 9385292U JP 9385292 U JP9385292 U JP 9385292U JP H0654169 U JPH0654169 U JP H0654169U
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- fuses
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチ本体11内のヒューズ41を配設し
て機器の取付スペースを省力化を計るとともに少なくと
も二つのヒューズ41の切替えを可能とした構成により
ヒューズ41が切れた場合でも交換せず極めて容易に即
座に対応できるようにしたものである。 【構成】 作動子22の中央部の周囲に少なくとも二つ
のヒューズ41をヒューズホルダ33を介して装着可能
とし、二つのヒューズ41のどちらか一方のヒューズホ
ルダ33導電部のそれぞれの一端を電気的に連結し、他
端のヒューズホルダ33間には導電板36を配設し、こ
の導電板36を作動することにより電気的に接続可能に
配設したものである。
て機器の取付スペースを省力化を計るとともに少なくと
も二つのヒューズ41の切替えを可能とした構成により
ヒューズ41が切れた場合でも交換せず極めて容易に即
座に対応できるようにしたものである。 【構成】 作動子22の中央部の周囲に少なくとも二つ
のヒューズ41をヒューズホルダ33を介して装着可能
とし、二つのヒューズ41のどちらか一方のヒューズホ
ルダ33導電部のそれぞれの一端を電気的に連結し、他
端のヒューズホルダ33間には導電板36を配設し、こ
の導電板36を作動することにより電気的に接続可能に
配設したものである。
Description
【0001】
本考案は、ヒューズ付小形スイッチに係り、特に作動子の下方に少なくとも二 つのヒューズを配設可能とし、この二つのヒューズの切替えによりメンテナンス 作業が容易なヒューズ付小形スイッチに関する。
【0002】
従来、この種のスイッチは、図10に示されるように、一つの本体1内に接触 機構部(図示せず)を配設して上面に波形の操作釦4からなるスイッチボックス 部3とヒューズ6を配設し、上面よりヒューズ6の交換が可能なように蓋7を設 けたヒューズボックス部5を併設したものであった。 そして、本体1の上面の周囲には鍔部2を設けるとともに、対向した側面に2 対の取付バネ8を配設して構成され、本体1よりやや大きい孔を設けた機器のパ ネルに装着されるものであった。
【0003】
しかしながら、前記した従来のヒューズ付スイッチは、一つの本体1内に併設 してスイッチ機構(図示せず)を配設したスイッチボックス部3とヒューズ6を 配設したヒューズボックス部5から構成されているので、必然的に本体1が大型 化してしまうため、機器の小型化に対応したヒューズ付スイッチの開発が望まれ ていた。
【0004】
本考案は、上記問題点を解決するために、スイッチ本体内に接触機構部を設け 、作動子を操作することにより前記接触機構部と連動して電路の開閉を行うスイ ッチにおいて、前記作動子に着脱自在の操作部を配設するとともに前記作動子の 中央部の支点部の周囲にヒューズホルダーを介して少なくとも二つのヒューズを 装着し、二つのヒューズのどちらか一方のヒューズホルダー導電部同士を電気的 に連結し、他方のヒューズホルダ導電部間には傾動の支点部をまたがる導電板を 配設し、該導電板を作動することにより電気的に接続可能に構成したものである 。
【0005】
本考案によれば、上記したように構成したので、操作釦の下方に少なくとも二 つのヒューズを配設し、二つのヒューズのそれぞれの一端を接続するとともに他 方のそれぞれの一端を接離可能に配設し、一つのヒューズが切れた時に導電板を 作動させて、それぞれのヒューズの一端を電気的に接続するものである。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案のヒューズ付小形スイッチの第1実施例を示す正面断面図、図2 はその要部分解斜視図、図3はその平面図であり、傾動形スイッチに適用したも のである。 これらの図において、上方に開口部を設けたスイッチケース17の内底面の左 右間中央部に共通接片27が配設され、スイッチケース17を貫通して共通端子 28を形成する。そして、その左右どちらか一方に固定接点29が共通接片27 と同様にスイッチケース17を貫通して接触端子30を形成する。共通接片27 には、固定接点29と対応した接点26を設けた可動接片31が揺動自在に載置 される。 スイッチケース17の開口部には、略中央に円筒部20を設けた覆蓋19が配 設され、この円筒部20には、球部23を形成し上方に突出部22と下方にコイ ルバネ(図示せず)を介して滑動棒26を挿入する穴を設けた作動子22が挿入 され、作動子22の球部23と円筒部20内の段部21により上方への抜止めが 図られている。 12はハウジングであり、角形で略中央に仕切部14を設け、その中央に覆蓋 19の円筒部20を突出する貫通孔を設けられる。そして、上面の外周には鍔部 13を形成するとともに、対向した側面には凹凸部16を設けた2対の取付バネ 15が設けられる。 ハウジング12の仕切部14の下方には接触機構部が配設されたスイッチケー ス17が凹凸関係により嵌着され、仕切部14の上面の左右には一対のヒューズ ホルダ33がそれぞれ配設される。このヒューズホルダ33と一体的に設けたヒ ューズ端子35が仕切部14、覆蓋19及びスイッチケース17の内底面を貫通 して配備され、ヒューズホルダ35には弾性を利用してヒューズ41が嵌着され る。この実施例において、右側のヒューズ41は予備のものであり、ヒューズ端 子35を設けていない。二つのヒューズは、それぞれの一端をヒューズホルダ3 3により接続され、他方のそれぞれの一端は円筒部20に嵌着し両端を突出した 導電板36に接続されている。右側のヒューズ41の一端と導電板36間には絶 縁板37を装着し、電気的に遮断している。 このように構成されたスイッチ本体11の上面から波形の操作釦38が、中央 部の裏面に設けた穴39と作動子22の突出部24が凹凸係合し、着脱自在に装 着される。
【0007】 図4は本考案の第1実施例の操作釦の変形を示す斜視図であり、操作釦50の 上面に蓋51を設けて開閉自在窓52を構成し、ヒューズ41の切替えを容易に 行えるようにしたものである。 図5は本考案の第1実施例の操作釦の他の実施例であり、操作釦60の中央を 突出させ、その側面に蓋61を設けて開閉自在窓62を形成したものである。ま た、ヒューズ41の切替えを行うためには、操作釦60を取り外しても良く、ま た、ヒューズ41の遮断の有無を目視できるように、操作釦60の上面の一部を 透過可能な窓62を形成しても良い。 図6は本考案の変形実施例を示すヒューズホルダの斜視図である。二つのヒュ ーズが配設されるヒューズホルダ70のそれぞれの一端を接続して設け、他方の それぞれの一端より中央に延長した立上げ部73を対向して設け、この立上げ部 73の平面部に孔74を設け、この孔74に係合する凸起76を有するクリップ 状に形成した導電板75としての摺動子を配設する。そして、左側のヒューズホ ルダに配設したヒューズが切れた場合には、導電板75を移動させてそれぞれの 立上げ部73に設けた孔74に係合させ、両端を電気的に接続できるようにした ものである。 図7は本考案の他の実施例を示すヒューズホルダの斜視図である。二つのヒュ ーズが配設されるヒューズホルダ80のそれぞれの一端を接続したヒューズホル ダ80は図6と同様であるが、他方のヒューズホルダ80の一端から弾性を有す る導電板82としての接続片を設け、外方に折曲している。もう一方のヒューズ ホルダの一端には前記導電板82の一端が掛止めされる立上げ部83を形成し、 左側に配設されたヒューズが切れた場合に導電板82を上方に持ち上げて内側に 位置させ立上げ部83と弾接させて電気的に接続する。 本考案の実施例のヒューズ端子は、スイッチ回路を構成する端子と独立して配 設したものであるが、スイッチ回路にヒューズ端子を組込むように構成してもよ い。
【0008】 図8は本考案のヒューズ付小形スイッチの第2実施例であり、作動子102が 上下動する押釦スイッチに適用したものである。 図3に示す傾動形スイッチと同様に、91はハウジングであり、角形で略中央 に仕切部を設け、その中央に覆蓋の円筒部100を突出する貫通孔が設けられる 。そして、上面の外周には鍔部を形成するとともに、対向した側面には凹凸部を 設けた2対の取付バネが設けられる。 ハウジング91の仕切部の下方には接触機構部(図示せず)が配設されたスイ ッチケース92が凹凸関係により嵌着され、仕切部の上面の左右には一対のヒュ ーズホルダ97がそれぞれ配設される。このヒューズホルダ97と一体的に設け たヒューズ端子96が仕切部、覆蓋及びスイッチケース92の内底面を貫通して 配備され、ヒューズホルダ97には弾性を利用してヒューズ99が嵌着される。 この実施例において、右側のヒューズ99は予備のものであり、ヒューズ端子9 6を設けていない。二つのヒューズは、それぞれの一端をヒューズホルダ97に より接続され、他方のそれぞれの一端は円筒部100に嵌着し両端を突出した導 電板106で接続されている。右側のヒューズ99の一端と導電板106間には 絶縁板を装着し、電気的に遮断している。 このように構成されたスイッチ本体90の上面から角形の操作釦105が、中 央部の裏面に設けた穴104の内面に設けた突起103と作動子102が凹凸係 合し、着脱自在に装着される。 図9は本考案の第1実施例の操作釦の変形を示す斜視図であり、操作釦110 の上面に蓋111を設けて開閉自在窓112を構成し、ヒューズの切替えを容易 に行えるようにしたものである。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0009】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、以下のような効果を奏するこ とができる。 (1)スイッチ本体と操作釦間に少なくとも二つのヒューズを配設可能とし、 この二つのヒューズ回路を切替えるように構成したので、機器のスペースや取付 工数を大幅に省略でき、従来機器の裏面など手の届きにくい所や狭い所に設けら れているが、スイッチ内にヒューズを設けたことにより、スイッチは機器の正面 なり極めて手の届き易い所に取付けられるため、ヒューズの点検や交換が極めて 容易である。 (2)スイッチ本体と操作釦間に少なくとも二つのヒューズを配設可能とし、 この二つのヒューズ回路を切替えるように構成したので、ヒューズが切れた際、 ヒューズの取り外しの手数を要することなく、あらかじめ設けた他のヒューズに 切替えるだけでよく、作業が容易である。 (3)スイッチ本体と操作釦間に少なくとも二つのヒューズを配設可能とし、 この二つのヒューズ回路を切替えるように構成したので、特に狭いスペースでも その作業が極めて容易にでき、したがって小形のスイッチにも適用できる。 (4)作動子に装着する操作釦の上面に開閉自在窓を設けたので、操作釦の取 外しを必要とせず、極めて容易にヒューズの点検、切替え、交換作業ができる。 (5)サーキットプロテクタの如く、3A、5A、10A等の容量に応じたス イッチを作る必要はなく、例えば必要とする遮断電流に応じたヒューズのみを交 換すれば良く、生産、在庫管理面の合理化が計れる。
【図1】本考案のヒューズ付小形スイッチの第1実施例
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図2】本考案のヒューズ付小形スイッチの第1実施例
を示す要部分解斜視図である。
を示す要部分解斜視図である。
【図3】本考案のヒューズ付小形スイッチの第1実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】本考案の第1実施例の操作釦の変形実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】本考案の第1実施例の操作釦の他の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】本考案の変形実施例を示すヒューズホルダの斜
視図である。
視図である。
【図7】本考案の他の実施例を示すヒューズホルダの斜
視図である。
視図である。
【図8】本考案のヒューズ付小形スイッチの第2実施例
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図9】本考案の第2実施例の操作釦の変形実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】従来のヒューズ付波形スイッチを示す斜視図
である。
である。
11,90 スイッチ本体 12,92 ハウジング 14,93 仕切部 19 覆蓋 20,100 円筒部 21 段部 22,102 作動子 24 突出部 33,70,80,97 ヒューズホルダ 34,72,98 連結部 35,71,81,96 ヒューズ端子 36,75,82 導電板 37 絶縁板 38,50,60,105 操作釦 39,104 穴 41,99 ヒューズ
Claims (3)
- 【請求項1】 スイッチ本体内に接触機構部を設け、作
動子を操作することにより前記接触機構部と連動して電
路の開閉を行うスイッチにおいて、前記作動子に着脱自
在の操作部を配設するとともに前記作動子の中央部の周
囲にヒューズホルダーを介して少なくとも二つのヒュー
ズ装着し、二つのヒューズのどちらか一方のヒューズホ
ルダ導電部同士を電気的に連結し、他方のヒューズホル
ダ導電部間には傾動の支点部をまたがる導電板を配設
し、該導電板を作動することにより電気的に接触可能と
したヒューズ付小形スイッチ。 - 【請求項2】 前記作動子の中央部、即ち支点部の外周
に取付けた導電板とヒューズホルダ間に取外し自在の絶
縁片を配設したことを特徴とするヒューズ付小形スイッ
チ。 - 【請求項3】 前記作動子と凹凸関係により開閉自在窓
を設けた操作部を配設したことを特徴とするヒューズ付
小形スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9385292U JP2582871Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ヒューズ付小形スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9385292U JP2582871Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ヒューズ付小形スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654169U true JPH0654169U (ja) | 1994-07-22 |
JP2582871Y2 JP2582871Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14093950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9385292U Expired - Fee Related JP2582871Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ヒューズ付小形スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582871Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013539901A (ja) * | 2010-10-13 | 2013-10-28 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | タンブラスイッチユニット |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP9385292U patent/JP2582871Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013539901A (ja) * | 2010-10-13 | 2013-10-28 | シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト | タンブラスイッチユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582871Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |