JPH0654049A - 電話機 - Google Patents
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- JPH0654049A JPH0654049A JP20650592A JP20650592A JPH0654049A JP H0654049 A JPH0654049 A JP H0654049A JP 20650592 A JP20650592 A JP 20650592A JP 20650592 A JP20650592 A JP 20650592A JP H0654049 A JPH0654049 A JP H0654049A
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- telephone
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短縮番号と対応づけて登録されている電話番
号を、外線電話機へ返送することのできる電話機を提供
する。 【構成】 音声合成装置８を設け、外線電話機７からの
指令及び短縮番号送信に応じて、ダイアラ５に記憶され
ている登録内容を参照し、その結果を音声合成装置８に
より音声合成出力する。電話機７から、電話機１におけ
る登録内容を知ることができ、電話番号がわからない場
合に短縮番号で対応する電話番号を検索できる。また、
返答先をファクシミリ装置とすることもできる。
号を、外線電話機へ返送することのできる電話機を提供
する。 【構成】 音声合成装置８を設け、外線電話機７からの
指令及び短縮番号送信に応じて、ダイアラ５に記憶され
ている登録内容を参照し、その結果を音声合成装置８に
より音声合成出力する。電話機７から、電話機１におけ
る登録内容を知ることができ、電話番号がわからない場
合に短縮番号で対応する電話番号を検索できる。また、
返答先をファクシミリ装置とすることもできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話番号の短縮登録機
能及び留守番応答機能を有する電話機に関する。
能及び留守番応答機能を有する電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】電話番号を任意の短縮番号と対応付けて
登録し、発呼時には短縮番号をダイアルするのみで相手
を呼ぶことができる電話機は、今日広く用いられてい
る。図３には、この種の電話機の概略構成が示されてい
る。
登録し、発呼時には短縮番号をダイアルするのみで相手
を呼ぶことができる電話機は、今日広く用いられてい
る。図３には、この種の電話機の概略構成が示されてい
る。
【０００３】この図に示される従来の電話機２は、ダイ
オードブリッジ３、スピーチネットワーク４、ダイアラ
５及びキーパッド６を備えている。ダイアラ５はダイオ
ードブリッジ３及びスピーチネットワーク４を介して外
線Ｌに接続されている。このダイアラ５は電話番号と短
縮番号とを対応づけて記憶する機能を有している。
オードブリッジ３、スピーチネットワーク４、ダイアラ
５及びキーパッド６を備えている。ダイアラ５はダイオ
ードブリッジ３及びスピーチネットワーク４を介して外
線Ｌに接続されている。このダイアラ５は電話番号と短
縮番号とを対応づけて記憶する機能を有している。
【０００４】すなわち、予め、キーパッド６を用いて所
定の登録操作を行うことにより、ダイアラ５に内蔵され
るメモリに電話番号と短縮番号が対応付けて記憶され
る。この登録を行った後は、キーパッド６から電話番号
を入力しても、短縮番号を入力しても、任意の外線電話
機を呼ぶことができる。短縮番号を入力した場合には、
電話番号を入力した場合に比べ、キーパッド６の操作が
楽になる。短縮番号を入力して外線を発呼する場合、ダ
イアラ５は、キーパッド６からの短縮番号の入力に応
じ、その短縮番号に対応する電話番号をＤＴＭＦ信号又
はダイアルパルスとしてスピーチネットワーク４に出力
する。
定の登録操作を行うことにより、ダイアラ５に内蔵され
るメモリに電話番号と短縮番号が対応付けて記憶され
る。この登録を行った後は、キーパッド６から電話番号
を入力しても、短縮番号を入力しても、任意の外線電話
機を呼ぶことができる。短縮番号を入力した場合には、
電話番号を入力した場合に比べ、キーパッド６の操作が
楽になる。短縮番号を入力して外線を発呼する場合、ダ
イアラ５は、キーパッド６からの短縮番号の入力に応
じ、その短縮番号に対応する電話番号をＤＴＭＦ信号又
はダイアルパルスとしてスピーチネットワーク４に出力
する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機能を有する電話機を常用している使用者は、電話
番号を短縮番号の形で記憶し電話番号自体は記憶してい
ないことが多い。従って、このような使用者が外出先で
電話をかける場合に、電話番号がわからないことが起こ
りうる。
うな機能を有する電話機を常用している使用者は、電話
番号を短縮番号の形で記憶し電話番号自体は記憶してい
ないことが多い。従って、このような使用者が外出先で
電話をかける場合に、電話番号がわからないことが起こ
りうる。
【０００６】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、留守番応答機能を
利用しつつ、必要な電話番号を外出先から知ることがで
きるようにすることを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、留守番応答機能を
利用しつつ、必要な電話番号を外出先から知ることがで
きるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項１は、外線から短縮番号を指
定して電話番号を検索すべき旨の指令があった場合に、
この短縮番号をダイアラに与えて対応する電話番号を示
す信号を出力させる手段と、当該指令があった場合に、
ダイアラから出力される信号に基づき電話番号を示す音
声信号を合成して外線に送出する手段と、を備えること
を特徴とする。
るために、本発明の請求項１は、外線から短縮番号を指
定して電話番号を検索すべき旨の指令があった場合に、
この短縮番号をダイアラに与えて対応する電話番号を示
す信号を出力させる手段と、当該指令があった場合に、
ダイアラから出力される信号に基づき電話番号を示す音
声信号を合成して外線に送出する手段と、を備えること
を特徴とする。
【０００８】請求項２は、外線から短縮番号を指定して
電話番号を検索すべき旨の指令があった場合に、この短
縮番号をダイアラに与えて対応する電話番号を示す信号
を出力させる手段と、当該指令があった場合に、ダイア
ラから出力される信号に基づき電話番号を示すファクシ
ミリ信号を生成して外線に送出する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
電話番号を検索すべき旨の指令があった場合に、この短
縮番号をダイアラに与えて対応する電話番号を示す信号
を出力させる手段と、当該指令があった場合に、ダイア
ラから出力される信号に基づき電話番号を示すファクシ
ミリ信号を生成して外線に送出する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【０００９】請求項３は、前記指令が暗証番号の入力を
伴い、暗唱番号を記憶する手段と、前記指令に伴い入力
される暗証番号が記憶されている暗証番号と一致してい
る場合にのみ、電話番号を示す音声信号又はファクシミ
リ信号を外線に送出許可する手段と、を備えることを特
徴とする。
伴い、暗唱番号を記憶する手段と、前記指令に伴い入力
される暗証番号が記憶されている暗証番号と一致してい
る場合にのみ、電話番号を示す音声信号又はファクシミ
リ信号を外線に送出許可する手段と、を備えることを特
徴とする。
【００１０】そして、請求項４は、前記指令が返送先電
話又はファクシミリ番号の指定を伴い、返送先電話又は
ファクシミリ番号を一時記憶する手段と、ダイアラから
の音声信号又はファクシミリ信号の外線送出に先立ち一
時記憶されている返送先電話又はファクシミリ番号を呼
び出し、着呼した後にダイアラからの音声信号又はファ
クシミリ信号の外線送出を行わせる手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
話又はファクシミリ番号の指定を伴い、返送先電話又は
ファクシミリ番号を一時記憶する手段と、ダイアラから
の音声信号又はファクシミリ信号の外線送出に先立ち一
時記憶されている返送先電話又はファクシミリ番号を呼
び出し、着呼した後にダイアラからの音声信号又はファ
クシミリ信号の外線送出を行わせる手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明の請求項１においては、外線から短縮番
号を指定して電話番号を検索すべき旨の指令があった場
合に、この指令に応じて電話番号が返送される。すなわ
ち、この指令に応じてダイアラが動作し、電話番号を示
す信号が得られると、この信号に基づき音声信号が合成
され、外線に送出される。従って、本請求項において
は、留守番応答機能の応用によって、短縮番号をキーと
して電話番号を外出先から検索可能になると共に、電話
番号の返答を、使用者にとってわかりやすい合成音声で
与えることができ、使用性が高くなる。なお、ダイアラ
から出力される電話番号を示す信号は、音声の合成に用
いるものであるから、メモリに格納されているデータで
あっても、ＤＴＭＦ信号等であっても構わない。
号を指定して電話番号を検索すべき旨の指令があった場
合に、この指令に応じて電話番号が返送される。すなわ
ち、この指令に応じてダイアラが動作し、電話番号を示
す信号が得られると、この信号に基づき音声信号が合成
され、外線に送出される。従って、本請求項において
は、留守番応答機能の応用によって、短縮番号をキーと
して電話番号を外出先から検索可能になると共に、電話
番号の返答を、使用者にとってわかりやすい合成音声で
与えることができ、使用性が高くなる。なお、ダイアラ
から出力される電話番号を示す信号は、音声の合成に用
いるものであるから、メモリに格納されているデータで
あっても、ＤＴＭＦ信号等であっても構わない。
【００１２】本発明の請求項２においては、同様の指令
に応じてファクシミリ信号が生成され外線に送出され
る。従って、やはり使用者にとってわかりやすいファク
シミリ画像として電話番号の返答を与えることができ、
使用性が高くなる。この場合、短縮番号と電話番号の対
照表を返答することも容易となる。
に応じてファクシミリ信号が生成され外線に送出され
る。従って、やはり使用者にとってわかりやすいファク
シミリ画像として電話番号の返答を与えることができ、
使用性が高くなる。この場合、短縮番号と電話番号の対
照表を返答することも容易となる。
【００１３】本発明の請求項３においては、暗証番号の
照合が成立したときのみ電話番号の返答を与えることが
でき、守秘性が向上する。請求項４においては、検索を
指令した電話機又はファクシミリ装置と異なる電話機又
はファクシミリ装置に返答を返すことが可能になる。
照合が成立したときのみ電話番号の返答を与えることが
でき、守秘性が向上する。請求項４においては、検索を
指令した電話機又はファクシミリ装置と異なる電話機又
はファクシミリ装置に返答を返すことが可能になる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図３に示した従来例と同様の構
成には同一の符号を付して説明を省略する。
基づき説明する。なお、図３に示した従来例と同様の構
成には同一の符号を付して説明を省略する。
【００１５】図１には、本発明の第１実施例に係る電話
機１の構成が示されている。この図においては、従来例
に示された各構成に加え、音声合成装置８、ＤＴＭＦレ
シーバ９及びＣＰＵ１０が示されている。本実施例の特
徴は、ＣＰＵ１０により実現される電話番号の検索機能
と、検索結果を合成音声出力する音声合成装置８にあ
る。すなわち、ダイアラ５に内蔵されているメモリに従
来例と同様の登録操作によって予め短縮番号が登録され
ている場合に、外出先から短縮番号を与えることによっ
て、対応する電話番号を音声で知ることができる点にあ
る。
機１の構成が示されている。この図においては、従来例
に示された各構成に加え、音声合成装置８、ＤＴＭＦレ
シーバ９及びＣＰＵ１０が示されている。本実施例の特
徴は、ＣＰＵ１０により実現される電話番号の検索機能
と、検索結果を合成音声出力する音声合成装置８にあ
る。すなわち、ダイアラ５に内蔵されているメモリに従
来例と同様の登録操作によって予め短縮番号が登録され
ている場合に、外出先から短縮番号を与えることによっ
て、対応する電話番号を音声で知ることができる点にあ
る。
【００１６】次に、この特徴点について、電話番号検索
動作の流れに沿って説明する。
動作の流れに沿って説明する。
【００１７】まず、ダイアラ５に内蔵されているメモリ
に予め短縮番号が登録されているとする。電話機１を通
常使用している使用者は、簡便であるため在宅時は短縮
番号を使用して外線発呼する。この使用者が外出して出
先で電話をかけようとする場合、電話番号を覚えていれ
ば当該番号をダイアルすればよいので何等問題はない
が、短縮番号しか覚えていない場合には、そのままでは
電話をかけることができない。本実施例の特徴に係る電
話番号検索機能は、このような場面で使用される機能で
ある。
に予め短縮番号が登録されているとする。電話機１を通
常使用している使用者は、簡便であるため在宅時は短縮
番号を使用して外線発呼する。この使用者が外出して出
先で電話をかけようとする場合、電話番号を覚えていれ
ば当該番号をダイアルすればよいので何等問題はない
が、短縮番号しか覚えていない場合には、そのままでは
電話をかけることができない。本実施例の特徴に係る電
話番号検索機能は、このような場面で使用される機能で
ある。
【００１８】このような場面においては、本実施例の電
話機１の常用者は、まず外線電話機７を用いてこの電話
機１を呼ぶ必要がある。電話機１はこの呼びに対して通
常の留守番電話と同様に対応する。外線電話機７から電
話機１を呼んだ電話機１の常用者は、外線電話機７のプ
ッシュボタン操作によって着呼の後にモード設定信号を
発信する。
話機１の常用者は、まず外線電話機７を用いてこの電話
機１を呼ぶ必要がある。電話機１はこの呼びに対して通
常の留守番電話と同様に対応する。外線電話機７から電
話機１を呼んだ電話機１の常用者は、外線電話機７のプ
ッシュボタン操作によって着呼の後にモード設定信号を
発信する。
【００１９】このモード設定信号がスピーチネットワー
ク４を介してＤＴＭＦレシーバ９により受信されると、
ＣＰＵ１０は、この信号の内容に応じてダイアラ５及び
音声合成装置８を起動させる。ＣＰＵ１０は、ダイアラ
５又は音声合成装置８から“信号受領”を示すＤＴＭＦ
信号又は音声信号を出力させ、これにより、外線電話機
７に対して、モード設定が終了したことを知らせる。
ク４を介してＤＴＭＦレシーバ９により受信されると、
ＣＰＵ１０は、この信号の内容に応じてダイアラ５及び
音声合成装置８を起動させる。ＣＰＵ１０は、ダイアラ
５又は音声合成装置８から“信号受領”を示すＤＴＭＦ
信号又は音声信号を出力させ、これにより、外線電話機
７に対して、モード設定が終了したことを知らせる。
【００２０】外線電話機７から電話機１を呼んだ電話機
１の常用者は、“信号受領”を示すＤＴＭＦ信号又は音
声信号に応じて、短縮番号をプッシュする。ＤＴＭＦレ
シーバ９はこの短縮番号に係るＤＴＭＦ信号を受信し、
ＣＰＵ１０はこれを短縮番号を示すデータとしてダイア
ラ５に供給する。ダイアラ５は、内蔵するメモリを参照
して、当該短縮番号に対応する電話番号を、データ又は
ＤＴＭＦ信号として音声合成装置８に出力する。このと
き、ダイアラ５からスピーチネットワーク４へのＤＴＭ
Ｆ信号の出力はＣＰＵ１０によって禁止されている。音
声合成装置８はこのデータ又はＤＴＭＦ信号に基づき音
声信号を合成し、スピーチネットワーク４を介して外線
Ｌへ送出する。
１の常用者は、“信号受領”を示すＤＴＭＦ信号又は音
声信号に応じて、短縮番号をプッシュする。ＤＴＭＦレ
シーバ９はこの短縮番号に係るＤＴＭＦ信号を受信し、
ＣＰＵ１０はこれを短縮番号を示すデータとしてダイア
ラ５に供給する。ダイアラ５は、内蔵するメモリを参照
して、当該短縮番号に対応する電話番号を、データ又は
ＤＴＭＦ信号として音声合成装置８に出力する。このと
き、ダイアラ５からスピーチネットワーク４へのＤＴＭ
Ｆ信号の出力はＣＰＵ１０によって禁止されている。音
声合成装置８はこのデータ又はＤＴＭＦ信号に基づき音
声信号を合成し、スピーチネットワーク４を介して外線
Ｌへ送出する。
【００２１】外線電話機７から電話機１を呼んだ電話機
１の常用者は、こうして生成される合成音声を聞くこと
により、必要な電話番号を知ることができる。すなわ
ち、上記構成の電話機１によれば、ダイアラ５に短縮番
号と対応づけて登録されている電話番号を、外線電話機
７から、指令と短縮番号とを入力することによって音声
で聞くことができる。つまり、普段使用している短縮番
号さえ覚えていれば、外出先から自分の電話機１に電話
をかけて、必要な電話番号を調べることができる。
１の常用者は、こうして生成される合成音声を聞くこと
により、必要な電話番号を知ることができる。すなわ
ち、上記構成の電話機１によれば、ダイアラ５に短縮番
号と対応づけて登録されている電話番号を、外線電話機
７から、指令と短縮番号とを入力することによって音声
で聞くことができる。つまり、普段使用している短縮番
号さえ覚えていれば、外出先から自分の電話機１に電話
をかけて、必要な電話番号を調べることができる。
【００２２】ところで、このような操作では、操作方法
を知っている不特定多数の人間が電話番号を調べること
が可能である。これを規制するには、暗唱番号を使用す
るように構成すればよい。すなわち、指令とともに暗証
番号を送信するようにし、暗唱番号を記憶するメモリ１
１を設けて指令受信時にこのメモリ１１を参照するよう
にし、照合が成立した場合にのみ電話番号を返答するよ
うにすれば良い。このようにすれば、不特定多数の人間
がこの電話機１に登録されている電話番号を調べること
を規制することができる。
を知っている不特定多数の人間が電話番号を調べること
が可能である。これを規制するには、暗唱番号を使用す
るように構成すればよい。すなわち、指令とともに暗証
番号を送信するようにし、暗唱番号を記憶するメモリ１
１を設けて指令受信時にこのメモリ１１を参照するよう
にし、照合が成立した場合にのみ電話番号を返答するよ
うにすれば良い。このようにすれば、不特定多数の人間
がこの電話機１に登録されている電話番号を調べること
を規制することができる。
【００２３】図２には、本発明の第２実施例に係る電話
機１Ａの構成が示されている。この実施例は、第１実施
例にファクシミリ信号生成装置１２を付加した構成であ
る。このファクシミリ信号生成装置１２は、ダイアラ５
が出力した電話番号信号をファクシミリ信号に変換し、
スピーチネットワーク４を介して外線Ｌへ送出するもの
である。
機１Ａの構成が示されている。この実施例は、第１実施
例にファクシミリ信号生成装置１２を付加した構成であ
る。このファクシミリ信号生成装置１２は、ダイアラ５
が出力した電話番号信号をファクシミリ信号に変換し、
スピーチネットワーク４を介して外線Ｌへ送出するもの
である。
【００２４】本実施例においては、使用者は、まず電話
機７又はファクシミリ装置１３のハンドセットから電話
機１を呼び、着呼の後にモード設定に係る指令をプッシ
ュする。ＤＴＭＦレシーバはこれを受信する。ＣＰＵ１
０は、受信した指令が電話機７に電話番号を返答すべき
旨の指令である場合には第１実施例と同様の動作を実行
させる。受信した指令がファクシミリ装置１３に電話番
号を返答すべき旨の指令である場合には、ＣＰＵ１０
は、ダイアラ５又は音声合成装置８により“信号受領”
を示す信号を外線Ｌに送出し、電話機７からの短縮番号
を待つ。電話機７により電話機１を呼んだ使用者は、指
令の受領を確認した後いったんオンフックし、ファクシ
ミリ装置１３により電話番号を示す書面が送付されるの
を待てば良い。ＣＰＵ１０は、外線Ｌの接続が切れた
後、指令と共にあるいはその後に入力されるファクシミ
リ番号、あるいは内蔵しているメモリ上のファクシミリ
番号に係るファクシミリ装置１３を呼び、着呼後に、ダ
イアラ５に対して短縮番号を与え、得られる電話番号に
基づきファクシミリ信号生成装置１２によりファクシミ
リ信号を生成させ、これをファクシミリ装置１３に送
る。
機７又はファクシミリ装置１３のハンドセットから電話
機１を呼び、着呼の後にモード設定に係る指令をプッシ
ュする。ＤＴＭＦレシーバはこれを受信する。ＣＰＵ１
０は、受信した指令が電話機７に電話番号を返答すべき
旨の指令である場合には第１実施例と同様の動作を実行
させる。受信した指令がファクシミリ装置１３に電話番
号を返答すべき旨の指令である場合には、ＣＰＵ１０
は、ダイアラ５又は音声合成装置８により“信号受領”
を示す信号を外線Ｌに送出し、電話機７からの短縮番号
を待つ。電話機７により電話機１を呼んだ使用者は、指
令の受領を確認した後いったんオンフックし、ファクシ
ミリ装置１３により電話番号を示す書面が送付されるの
を待てば良い。ＣＰＵ１０は、外線Ｌの接続が切れた
後、指令と共にあるいはその後に入力されるファクシミ
リ番号、あるいは内蔵しているメモリ上のファクシミリ
番号に係るファクシミリ装置１３を呼び、着呼後に、ダ
イアラ５に対して短縮番号を与え、得られる電話番号に
基づきファクシミリ信号生成装置１２によりファクシミ
リ信号を生成させ、これをファクシミリ装置１３に送
る。
【００２５】従って、本実施例によれば、使用者の操作
及びＣＰＵ１０の制御の下に、電話番号の返答先を電話
機７とファクシミリ装置１３のいずれかに選択設定可能
である。この結果、必要に応じ、ファクシミリ書面で電
話番号を知ることが可能になる。
及びＣＰＵ１０の制御の下に、電話番号の返答先を電話
機７とファクシミリ装置１３のいずれかに選択設定可能
である。この結果、必要に応じ、ファクシミリ書面で電
話番号を知ることが可能になる。
【００２６】なお、本発明は、上記のような動作に限定
されるものではない。例えば電話番号を返答する電話機
７を、当該返答を要求した電話機７と異なる電話機とす
ることも、第２実施例の動作の応用により実現できる。
また、ファクシミリ装置１３に対して返答する場合、１
個の電話番号のみでなく、指令に応じてリストを送付す
ることも可能である。また、電話機１をファクシミリ装
置として構成することもできる。送出する音声信号やフ
ァクシミリ信号に、当該電話番号等に係る電話機等使用
者名を含ませてもよい。
されるものではない。例えば電話番号を返答する電話機
７を、当該返答を要求した電話機７と異なる電話機とす
ることも、第２実施例の動作の応用により実現できる。
また、ファクシミリ装置１３に対して返答する場合、１
個の電話番号のみでなく、指令に応じてリストを送付す
ることも可能である。また、電話機１をファクシミリ装
置として構成することもできる。送出する音声信号やフ
ァクシミリ信号に、当該電話番号等に係る電話機等使用
者名を含ませてもよい。
【００２７】なお、第１及び第２実施例は回線がプッシ
ュ回線である場合の例であるが、本発明はダイアル回線
にも適用できる。
ュ回線である場合の例であるが、本発明はダイアル回線
にも適用できる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の請求項１
によれば、外線から短縮番号を指定して電話番号を検索
すべき旨の指令があった場合に、この指令に応じて電話
番号を合成音声で返送するようにしたため、短縮番号を
キーとして電話番号を外出先から検索可能になると共
に、使用者にとってわかりやすい合成音声で電話番号の
返答を与えることができ使用性が高くなる。
によれば、外線から短縮番号を指定して電話番号を検索
すべき旨の指令があった場合に、この指令に応じて電話
番号を合成音声で返送するようにしたため、短縮番号を
キーとして電話番号を外出先から検索可能になると共
に、使用者にとってわかりやすい合成音声で電話番号の
返答を与えることができ使用性が高くなる。
【００２９】本発明の請求項２によれば、同様の指令に
応じてファクシミリ信号を生成し外線に送出するように
したため、やはり使用者にとってわかりやすいファクシ
ミリ画像として電話番号の返答を与えることができ、使
用性が高くなる。書面で返答するのであるから、リスト
での返答も容易である。
応じてファクシミリ信号を生成し外線に送出するように
したため、やはり使用者にとってわかりやすいファクシ
ミリ画像として電話番号の返答を与えることができ、使
用性が高くなる。書面で返答するのであるから、リスト
での返答も容易である。
【００３０】本発明の請求項３によれば、暗証番号の照
合が成立したときのみ電話番号の返答を与えるようにし
たため、守秘性が向上する。
合が成立したときのみ電話番号の返答を与えるようにし
たため、守秘性が向上する。
【００３１】本発明の請求項４によれば、検索を指令し
た電話機又はファクシミリ装置と異なる電話機又はファ
クシミリ装置に返答を返すことが可能になる。
た電話機又はファクシミリ装置と異なる電話機又はファ
クシミリ装置に返答を返すことが可能になる。
【図１】本発明の第１実施例に係る電話機の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の第２実施例に係る電話機の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】一従来例に係る電話機の構成を示すブロック図
である。
である。
１，１Ａ 電話機 ４ スピーチネットワーク ５ ダイアラ ７ 外線電話機 ８ 音声合成装置 ９ ＤＴＭＦレシーバ １０ ＣＰＵ １１ メモリ １２ ファクシミリ信号生成装置 １３ ファクシミリ装置 Ｌ 外線
Claims (4)
- 【請求項１】 短縮番号と電話番号とを対応づけて記憶
し、短縮番号の入力に応じて電話番号を示す信号を出力
するダイアラを備える電話機において、 外線から短縮番号を指定して電話番号を検索すべき旨の
指令があった場合に、この短縮番号をダイアラに与えて
対応する電話番号を示す信号を出力させる手段と、 当該指令があった場合に、ダイアラから出力される信号
に基づき電話番号を示す音声信号を合成して外線に送出
する手段と、 を備えることを特徴とする電話機。 - 【請求項２】 短縮番号と電話番号とを対応づけて記憶
し、短縮番号の入力に応じて電話番号を示す信号を出力
するダイアラを備える電話機において、 外線から短縮番号を指定して電話番号を検索すべき旨の
指令があった場合に、この短縮番号をダイアラに与えて
対応する電話番号を示す信号を出力させる手段と、 当該指令があった場合に、ダイアラから出力される信号
に基づき電話番号を示すファクシミリ信号を生成して外
線に送出する手段と、 を備えることを特徴とする電話機。 - 【請求項３】 前記指令が暗証番号の入力を伴う請求項
１又は２記載の電話機において、 暗唱番号を記憶する手段と、 前記指令に伴い入力される暗証番号が記憶されている暗
証番号と一致している場合にのみ、電話番号を示す音声
信号又はファクシミリ信号を外線に送出許可する手段
と、 を備えることを特徴とする電話機。 - 【請求項４】 前記指令が返送先電話又はファクシミリ
番号の指定を伴う請求項１乃至３記載の電話機におい
て、 返送先電話又はファクシミリ番号を一時記憶する手段
と、 ダイアラからの音声信号又はファクシミリ信号の外線送
出に先立ち一時記憶されている返送先電話又はファクシ
ミリ番号を呼び出し、着呼した後にダイアラからの音声
信号又はファクシミリ信号の外線送出を行わせる手段
と、 を備えることを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04206505A JP3130378B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電話機 |
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| JP04206505A JP3130378B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電話機 |
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| JP3130378B2 JP3130378B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16524482
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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|---|---|
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-
1992
- 1992-08-03 JP JP04206505A patent/JP3130378B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3130378B2 (ja) | 2001-01-31 |
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