JPH0653920A - Tdma送信機の送信出力自動制御装置 - Google Patents

Tdma送信機の送信出力自動制御装置

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JPH0653920A
JPH0653920A JP22511092A JP22511092A JPH0653920A JP H0653920 A JPH0653920 A JP H0653920A JP 22511092 A JP22511092 A JP 22511092A JP 22511092 A JP22511092 A JP 22511092A JP H0653920 A JPH0653920 A JP H0653920A
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JP
Japan
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output
output signal
power amplifier
signal level
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP22511092A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Yoneda
裕彦 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バ−スト信号のランピング特性を正確に制御
し送信スペクトラムの広がりを抑えたTDMA送信機の
送信出力自動制御装置を提供すること。 【構成】 TDMA方式の通信システム送信機におい
て、パワ−アンプ1の出力側にカップラ2と検波回路3
を設け出力信号レベルを検出する。一方、変調器9の出
力側にカップラ7と検波回路6を設けアンプ1の入力信
号レベルを検出し倍率を掛ける乗算手段を設け、その出
力信号を基準電圧として前記パワ−アンプ1の出力信号
レベルと比較し、その差電圧で前記パワ−アンプ1の利
得を制御する手段を設けた。上記手段により基準電圧自
体がランピング特性をしている。この基準電圧とパワ−
アンプ1の出力信号レベルとの差電圧で前記パワ−アン
プ1の利得を制御するので、TDMA送信機のバ−スト
出力信号のランピング特性によるランピング(立ち上が
り/立ち下がり)も正確に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA(Time Divis
ion Multiple Access:時分割多重アクセス)送信機の
送信出力自動制御(APC:Automatic Power Contro
l)に関するものである。
【0002】
【従来技術】図3〜図5はそれぞれ従来の送信出力自動
制御装置(APC)の構成例を示すブロック図である。
図示するように入力信号は変調器9で変調されミキサ1
0で局部発信器11の出力信号と合成されパワ−アンプ
1に入力される。図4の構成例と図5の構成例では電圧
制御減衰器6を通してパワ−アンプ1に入力される。更
にパワ−アンプ1からカップラ2(方向性結合器)を通
しアンテナ12から電波として出力される。
【0003】カップラ2の2次出力信号は検波回路3、
積分回路4により送信出力レベルに応じた電圧として差
動増幅器5に入力される。この電圧は基準電圧と比較さ
れ、差電圧は差動増幅器5で増幅され制御電圧eとして
図3の構成例1ではパワ−アンプ1の利得制御端子に、
図4の構成例2と図5の構成例3では電圧制御減衰器6
の制御端子を通してフィ−ドバックされる。この制御電
圧eで送信出力信号レベルdは基準電圧に応じて一定に
なるように自動制御される。
【0004】上記の送信出力自動制御装置(APC)で
時分割多重アクセス(TDMA:Time Divivusion Multipul
Access)方式によるバ−スト送信を行う場合を説明す
る。TDMA動作の場合は、バ−スト信号b´がOFF
状態の時、パワ−アンプ1、又は電圧制御減衰器6には
送信出力信号レベルdの出力レベルが最大出力になるよ
うに制御電圧eが与えられる。
【0005】TDMA通信方式の場合、通常、送信出力
信号dがバ−ストスイッチングされることにより、他の
送信チャネルや自局の受信チャネルに悪影響をおよぼさ
ないようにスペクトラムの広がりを抑えるため、変調器
9の出力点で図6のバ−スト信号b´に示すように直線
的な勾配を持ったランピング(立ち上がり/立ち下が
り)特性を持たせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなランピング特性を持つ信号を上記の送信出力自動制
御装置に入力すると、バ−スト信号ON状態になると
き、積分回路の時定数やル−プの応答速度などによる時
間遅れの為、図6に示すような制御電圧eとなり、送信
信号出力レベルが各バ−スト立ち上がりごとに安定せ
ず、乱れた波形の送信出力信号レベルdが出力される。
その結果、送信出力スペクトラムが広がり、他の送信チ
ャネルや自局の受信チャネルに悪影響をおよぼすと云う
問題点があった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、TDMA送信機のバ−スト信
号のランピング特性を正確に制御し送信スペクトラムの
広がりを抑えた送信出力自動制御装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、図1に示すようにTDMA方式の通信システ
ム送信機において、パワ−アンプ1の出力側にカップラ
2(方向性結合器)と検波回路3を設け出力信号レベル
を検出する。一方、変調器9の出力側にカップラ7と検
波回路6を設けアンプ1の入力信号レベルを検出し、そ
れに倍率設定電圧cを掛ける乗算手段を設け、その出力
信号を基準電圧として前記パワ−アンプ1の出力信号レ
ベルと比較し、その差電圧で前記パワ−アンプ1の利得
を制御する手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、上記手段によりTDMA送信機の
パワ−アンプ1の入力信号である変調器9の出力信号レ
ベルを乗算した値を基準電圧としているので、図7の変
調器出力信号レベルbに示すように基準電圧自体が正確
な台形をしている。この基準電圧とパワ−アンプ1の出
力信号レベルとの差電圧で前記パワ−アンプ1の利得を
制御するので、TDMA送信機のバ−スト出力信号のラ
ンピング特性による立ち上がり/立ち下がりも正確に制
御される。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の送信出力自動制御装置の一構
成例を示す図である。図示するように本送信出力自動制
御装置は、パワ−アンプ1、カップラ(方向性結合器)
2、検波回路3、差動増幅器5、乗算器13、検波回路
6、カップラ(方向性結合器)7、変調器9、ミキサ1
0、局部発振器11、アンテナ12で構成される。
【0011】図示するように入力信号は変調器9で変調
され、出力信号はカップラ7を通りミキサ13で局部発
信器11の出力信号と合成されパワ−アンプ1に入力さ
れる。更にパワ−アンプ1からカップラ2を通りアンテ
ナ12から電波として出力される。
【0012】従来技術において欠点であったTDMA方
式の通信システムでバ−スト信号のランピング(立ち上
がり/立ち下がり)時のAPC動作を安定に、且つ正確
に制御するため、変調器9の出力に入力側検波回路6を
設け、一方、パワ−アンプ1の出力に出力側検波回路3
を設け、前記入力側検波回路6の出力信号レベルに倍率
設定電圧cを乗算した信号を基準電圧として、前記出力
側検波回路3の出力信号レベルとの差電圧を差動増幅器
5で取り出し、前記パワ−アンプ1の利得を制御する。
【0013】変調器9の出力信号は、カップラ7と検波
回路6により変調波の包絡線変動(信号レベルの変化)
が検知される。この検知信号にAPC電圧c(直流電
圧)が乗算器13により乗算され、その結果は基準信号
として差動増幅器5に入力される(乗算器13はアナロ
グでもデジタル方式でもよい)。
【0014】一方パワ−アンプ1の出力信号は、カップ
ラ2と検波回路3で送信信号の包絡線変動(信号レベル
の変化)が検知され、差動増幅器5に入力される。差動
増幅器5では前記乗算器13の出力と、出力検波回路3
の出力の差電圧を取り出し、パワ−アンプ1の利得制御
端子にフィ−ドバックする。即ち、送信機出力信号レベ
ルは、基準信号となる変調器9の出力信号レベルに従っ
て確実に制御されることになる。
【0015】図7に本発明の送信出力信号自動制御装置
の各部信号のタイミングチャ−トを示す。乗算器入力の
倍率設定電圧c(直流電圧値)を切替ることは、変調器
9の出力信号の包絡線変動(信号レベルの変化)に比例
したランピング特性を示す基準信号を設定することにな
り、送信出力信号レベルとの差電圧でパワ−アンプの利
得が制御されるので、送信出力信号レベルのランピング
特性(立ち上がり/立ち下がり特性)も正確に制御され
る。
【0016】図2は本発明の送信出力自動制御装置の他
の構成例を示す図である。図2の送信出力自動制御装置
が図1のそれと相違する点は、図2の送信出力自動制御
装置はカップラ7とミキサ10の間に電圧制御減衰器8
を設け、差動増幅器5の出力である乗算器13の出力と
検波回路3の差電圧を該電圧制御減衰器8の制御端子に
フィードバックしている点である。その他の構成及び動
作は図1の送信出力自動制御装置と略同一であるからそ
の説明は省略する。なお、図2の電圧制御減衰器8はミ
キサ10とパワ−アンプ1の間のRF周波数帯に設置さ
れていてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、下記のような効果が期待される。TDMA方式の
通信システムの送信機において、従来技術では各バ−ス
ト信号の立ち上がり/立ち下がり毎に不安定、且つ不正
確であった制御動作を安定で正確に行うことができる。
従って本装置は送信出力スペクトラムの広がりを抑え、
他の送信チャネルや自局の受信チャネルに悪影響を与え
ることは無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信出力自動制御装置の構成例1を示
すブロック図である。
【図2】本発明の送信出力自動制御装置の構成例2を示
すブロック図である。
【図3】従来の送信出力自動制御装置の構成例1を示す
ブロック図である。
【図4】従来の送信出力自動制御装置の構成例2を示す
ブロック図である。
【図5】従来の送信出力自動制御装置の構成例3を示す
ブロック図である。
【図6】従来の送信出力自動制御装置の各部信号のタイ
ミングチャ−トである。
【図7】本発明による送信出力自動制御装置の各部信号
のタイミングチャ−トである。
【符号の説明】
1 パワ−アンプ 2 カップラ(方向性結合器) 3 検波回路 5 差動増幅器 6 検波回路 7 カップラ(方向性結合器) 8 制御電圧減衰器 9 変調器 10 ミキサ 11 局部発振器 12 アンテナ 13 乗算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調手段と、増幅調整手段を有し、バ−
    スト制御信号で制御されるTDMA送信機の送信出力自
    動制御装置において、 前記増幅調整手段の出力信号レベルを検出する手段と、
    前記変調手段の出力側に前記増幅調整手段への入力信号
    レベルを検出し、それに倍率を掛ける乗算手段を設け、 前記乗算手段の出力信号を基準電圧として前記増幅調整
    手段の出力信号レベルと比較し、その差電圧で前記増幅
    調整手段の利得を制御する手段を設け、 前記バ−スト制御信号のランピング特性を正確に制御す
    る手段を設けたことを特徴とするTDMA送信機の送信
    出力自動制御装置。
JP22511092A 1992-07-31 1992-07-31 Tdma送信機の送信出力自動制御装置 Pending JPH0653920A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072735A (ja) * 2000-10-31 2008-03-27 Telefon Ab L M Ericsson Iq変調システム並びに個別的な位相パス及び信号パスを使用する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072735A (ja) * 2000-10-31 2008-03-27 Telefon Ab L M Ericsson Iq変調システム並びに個別的な位相パス及び信号パスを使用する方法
JP4634428B2 (ja) * 2000-10-31 2011-02-16 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) Iq変調システム並びに個別的な位相パス及び信号パスを使用する方法

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