JPH06244663A - 電力増幅器およびこれを含むトランシーバ - Google Patents
電力増幅器およびこれを含むトランシーバInfo
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- JPH06244663A JPH06244663A JP23035993A JP23035993A JPH06244663A JP H06244663 A JPH06244663 A JP H06244663A JP 23035993 A JP23035993 A JP 23035993A JP 23035993 A JP23035993 A JP 23035993A JP H06244663 A JPH06244663 A JP H06244663A
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- output
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3036—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
- H03G3/3042—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
- H03G3/3047—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 無線周波搬送波の振幅プロフィールを簡単化
して周波数スペクトルの瞬時拡散を防止して信号のバー
ストをTDDまたはTDMAプロトコルに従って伝送す
るトランシーバに好適な電力増幅器を提供する。 【構成】 送信バーストの立上がり縁および立下がり縁
の成形にはほぼ線形の電力増幅器22を囲むフィードバ
ック制御ループを用いる。増幅すべき変調された信号は
乗算器28を用いる制御ループの出力によって乗算し、
その積を電力増幅器22に供給する。増幅された信号の
1部分を検出器38に供給してその出力を差動増幅器4
2の一方の入力端子に供給し、この増幅器の他方の入力
端子には所定振幅のステップ状基準信号を供給する。発
生した差信号は積分器46、低域通過フィルタ48を通
して差信号を遅延して所望の立上がり縁の形状を有する
制御ループの出力信号を発生する。
して周波数スペクトルの瞬時拡散を防止して信号のバー
ストをTDDまたはTDMAプロトコルに従って伝送す
るトランシーバに好適な電力増幅器を提供する。 【構成】 送信バーストの立上がり縁および立下がり縁
の成形にはほぼ線形の電力増幅器22を囲むフィードバ
ック制御ループを用いる。増幅すべき変調された信号は
乗算器28を用いる制御ループの出力によって乗算し、
その積を電力増幅器22に供給する。増幅された信号の
1部分を検出器38に供給してその出力を差動増幅器4
2の一方の入力端子に供給し、この増幅器の他方の入力
端子には所定振幅のステップ状基準信号を供給する。発
生した差信号は積分器46、低域通過フィルタ48を通
して差信号を遅延して所望の立上がり縁の形状を有する
制御ループの出力信号を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力増幅器およびかかる
電力増幅器を含む送信機並びにトランシーバに関するも
のである。
電力増幅器を含む送信機並びにトランシーバに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】かかる電力増幅器はDCS1800に標
準規格化されたESTI仮協定(パーソナル無線通信回
線網)に従って作動する送信機またはトランシーバに使
用するのが好適である。
準規格化されたESTI仮協定(パーソナル無線通信回
線網)に従って作動する送信機またはトランシーバに使
用するのが好適である。
【0003】時分割全二重および時分割多重アクセスプ
ロトコルは、単一無線周波搬送波で二重通信路を設ける
ため、および単一無線周波搬送波を用いて多数の音声通
信路を設けるためにデジタル移動およびコードレス通信
システムにしばしば用いられている。かかるプロトコル
における1つの問題点は無線周波信号がスイッチオンま
たはスイッチオフされる際に信号の周波数スペクトルが
瞬時的に拡散され、これにより隣接無線周波搬送波に干
渉を生じるようになる。かかる周波数スペクトルの瞬時
拡散は“スプラッタ”として既知である。
ロトコルは、単一無線周波搬送波で二重通信路を設ける
ため、および単一無線周波搬送波を用いて多数の音声通
信路を設けるためにデジタル移動およびコードレス通信
システムにしばしば用いられている。かかるプロトコル
における1つの問題点は無線周波信号がスイッチオンま
たはスイッチオフされる際に信号の周波数スペクトルが
瞬時的に拡散され、これにより隣接無線周波搬送波に干
渉を生じるようになる。かかる周波数スペクトルの瞬時
拡散は“スプラッタ”として既知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めには、無線周波搬送波の振幅プロフィールを送信機が
スイッチオンされる際に注意深く成形する必要がある。
この波形成形は出力信号の1部分を取出し、これを基準
信号と比較して検出を行い、その差を低域通過フィルタ
処理し“誤り”信号を形成し、この信号を用いて電力増
幅器の利得を制御することにより通常電力増幅器で行わ
れる。波形成形を行う基準信号はROMから読出しデジ
タル−アナログ変換器に供給される一連のデジタル値か
ら取出すことができる。かかる回路配置は英国特許願GB
-A-2 220 808号の図5に記載されている。かかる既知の
回路配置は満足に機能するが、比較的高価でバッテリー
給電装置を設ける必要があり、電力を消費する欠点があ
る。
めには、無線周波搬送波の振幅プロフィールを送信機が
スイッチオンされる際に注意深く成形する必要がある。
この波形成形は出力信号の1部分を取出し、これを基準
信号と比較して検出を行い、その差を低域通過フィルタ
処理し“誤り”信号を形成し、この信号を用いて電力増
幅器の利得を制御することにより通常電力増幅器で行わ
れる。波形成形を行う基準信号はROMから読出しデジ
タル−アナログ変換器に供給される一連のデジタル値か
ら取出すことができる。かかる回路配置は英国特許願GB
-A-2 220 808号の図5に記載されている。かかる既知の
回路配置は満足に機能するが、比較的高価でバッテリー
給電装置を設ける必要があり、電力を消費する欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は無線周波搬送波の振幅プロ
フィールを簡単化して周波数スペクトルの瞬時拡散を防
止せんとするにある。
フィールを簡単化して周波数スペクトルの瞬時拡散を防
止せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は増幅すべき信号
の入力端子および出力電力信号の出力端子を有し、且つ
出力電力信号をサンプリングする手段を含む制御ループ
を有する電力増幅手段と、サンプルされた出力電力信号
を検出する手段と、基準制御信号源と、検出された被サ
ンプル出力電力および基準制御信号を比較する手段とを
具える電力増幅器において、前記制御ループはさらに前
記比較手段および低域通過フィルタ手段の出力を積分す
る手段を具え、且つ第1および第2信号入力端子並びに
前記電力増幅手段に入力端子に結合された出力端子を有
する乗算手段を設け、増幅すべき信号を使用時に前記第
1信号入力端子に供給し、前記制御ループを前記第2信
号入力端子に接続するようにしたことを特徴とする。
の入力端子および出力電力信号の出力端子を有し、且つ
出力電力信号をサンプリングする手段を含む制御ループ
を有する電力増幅手段と、サンプルされた出力電力信号
を検出する手段と、基準制御信号源と、検出された被サ
ンプル出力電力および基準制御信号を比較する手段とを
具える電力増幅器において、前記制御ループはさらに前
記比較手段および低域通過フィルタ手段の出力を積分す
る手段を具え、且つ第1および第2信号入力端子並びに
前記電力増幅手段に入力端子に結合された出力端子を有
する乗算手段を設け、増幅すべき信号を使用時に前記第
1信号入力端子に供給し、前記制御ループを前記第2信
号入力端子に接続するようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の他の例は、送信手段、受信手段お
よびこれら送信手段および受信手段を制御する制御手段
を具え、送信手段は増幅すべき信号の入力端子および出
力電力信号の出力端子を有し、且つ出力電力信号をサン
プリングする手段を含む制御ループを有する電力増幅手
段と、サンプルされた出力電力信号を検出する手段と、
基準制御信号源と、検出された被サンプル出力電力およ
び基準制御信号を比較する手段とを具えるトランシーバ
において、前記制御ループはさらに前記比較手段および
低域通過フィルタ手段の出力を積分する手段を具え、且
つ第1および第2信号入力端子並びに前記電力増幅手段
に入力端子に結合された出力端子を有する乗算手段を設
け、増幅すべき信号を使用時に前記第1信号入力端子に
供給し、前記制御ループを前記第2信号入力端子に接続
するようにしたことを特徴とする。
よびこれら送信手段および受信手段を制御する制御手段
を具え、送信手段は増幅すべき信号の入力端子および出
力電力信号の出力端子を有し、且つ出力電力信号をサン
プリングする手段を含む制御ループを有する電力増幅手
段と、サンプルされた出力電力信号を検出する手段と、
基準制御信号源と、検出された被サンプル出力電力およ
び基準制御信号を比較する手段とを具えるトランシーバ
において、前記制御ループはさらに前記比較手段および
低域通過フィルタ手段の出力を積分する手段を具え、且
つ第1および第2信号入力端子並びに前記電力増幅手段
に入力端子に結合された出力端子を有する乗算手段を設
け、増幅すべき信号を使用時に前記第1信号入力端子に
供給し、前記制御ループを前記第2信号入力端子に接続
するようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明のさらに他の例は、増幅すべき信号
の入力端子および出力電力信号の出力端子を有し、且つ
出力電力信号をサンプリングする手段を含む制御ループ
を有する電力増幅手段と、サンプルされた出力電力信号
を検出する手段と、基準制御信号源と、検出された被サ
ンプル出力電力および基準制御信号を比較する手段とを
具える送信機において、前記制御ループはさらに前記比
較手段および低域通過フィルタ手段の出力を積分する手
段を具え、且つ第1および第2信号入力端子並びに前記
電力増幅手段に入力端子に結合された出力端子を有する
乗算手段を設け、増幅すべき信号を使用時に前記第1信
号入力端子に供給し、前記制御ループを前記第2信号入
力端子に接続するようにしたことを特徴とする。
の入力端子および出力電力信号の出力端子を有し、且つ
出力電力信号をサンプリングする手段を含む制御ループ
を有する電力増幅手段と、サンプルされた出力電力信号
を検出する手段と、基準制御信号源と、検出された被サ
ンプル出力電力および基準制御信号を比較する手段とを
具える送信機において、前記制御ループはさらに前記比
較手段および低域通過フィルタ手段の出力を積分する手
段を具え、且つ第1および第2信号入力端子並びに前記
電力増幅手段に入力端子に結合された出力端子を有する
乗算手段を設け、増幅すべき信号を使用時に前記第1信
号入力端子に供給し、前記制御ループを前記第2信号入
力端子に接続するようにしたことを特徴とする。
【0009】低域通過フィルタ、積分器および乗算器を
含む電力制御ループを設けることにより、基準波形を成
形するために複雑なパルス成形回路を必要とすることは
ない。電力増幅手段とともに使用する制御ループは所定
値のステップ状基準波形を使用することができる。増幅
された波形の成形は比較手段から出力を遅延する積分手
段で部分的に行うようにする。積分手段からの出力は、
出力を緩慢に立上がらせることができる乗算手段の第1
入力端子の無線周波入力信号により乗算する。この電力
増幅手段は充分な直線性を有し、その出力側に徐々に立
上がる波形が確実に現われるようにする。
含む電力制御ループを設けることにより、基準波形を成
形するために複雑なパルス成形回路を必要とすることは
ない。電力増幅手段とともに使用する制御ループは所定
値のステップ状基準波形を使用することができる。増幅
された波形の成形は比較手段から出力を遅延する積分手
段で部分的に行うようにする。積分手段からの出力は、
出力を緩慢に立上がらせることができる乗算手段の第1
入力端子の無線周波入力信号により乗算する。この電力
増幅手段は充分な直線性を有し、その出力側に徐々に立
上がる波形が確実に現われるようにする。
【0010】低域通過フィルタ手段は積分手段の出力端
子および乗算手段の第2入力端子間または比較手段の出
力端子および積分手段の入力端子間に結合することがで
きる。これら位置の何れか一方に低域通過フィルタ手段
を配置することによる利点は、これにより積分された波
形を遅延して乗算手段に供給される信号の立上がり縁を
徐々に立上がらせるようにすることである。
子および乗算手段の第2入力端子間または比較手段の出
力端子および積分手段の入力端子間に結合することがで
きる。これら位置の何れか一方に低域通過フィルタ手段
を配置することによる利点は、これにより積分された波
形を遅延して乗算手段に供給される信号の立上がり縁を
徐々に立上がらせるようにすることである。
【0011】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。図1
に示すトランシーバは変調器10を具え、その出力端子
を電力増幅回路12に接続する。電力増幅回路12の出
力端子を送受切換器14に接続し、この送受切換器14
を増幅信号を伝送するアンテナ16に接続する。
に示すトランシーバは変調器10を具え、その出力端子
を電力増幅回路12に接続する。電力増幅回路12の出
力端子を送受切換器14に接続し、この送受切換器14
を増幅信号を伝送するアンテナ16に接続する。
【0012】このアンテナで受信した信号は送受切換器
14により受信機の無線周波区分18に結合し、ここで
周波数逓降して復調器20に供給する。
14により受信機の無線周波区分18に結合し、ここで
周波数逓降して復調器20に供給する。
【0013】電力増幅回路12は入力端子24および送
受切換器14に結合された出力端子26を有する線形電
力増幅器22を具える。また、第1入力端子30および
第2入力端子32並びに出力端子34を有する乗算回路
28を設け、その第1入力端子30を変調器10に接続
するとともに出力端子34を電力増幅回路の入力端子2
4に結合する。
受切換器14に結合された出力端子26を有する線形電
力増幅器22を具える。また、第1入力端子30および
第2入力端子32並びに出力端子34を有する乗算回路
28を設け、その第1入力端子30を変調器10に接続
するとともに出力端子34を電力増幅回路の入力端子2
4に結合する。
【0014】また、電力増幅回路12には線形電力増幅
器22からの出力の1部分を導出する方向性結合器36
を具えるフィードバック制御ループを設ける。この方向
性結合器には出力信号の包絡線を検出す検出器38を設
ける。この検出器38の出力側には低域通過フィルタ4
0を接続し、導出信号に含まれる広帯域雑音を除去し得
るようにする。低域通過フィルタ処理された信号を比較
器、即ち、差動増幅回路42の非反転入力端子に供給す
る。差動増幅回路42の反転入力端子には基準、即ち、
制御信号源44を結合する。この制御信号は所望振幅の
ステップ関数を包含する。差動増幅回路42の出力端子
にはその信号出力を積分する積分器46を結合する。積
分器46の出力を低域通過フィルタ48でフィルタ処理
して乗算回路28の第2入力端子32に供給する。
器22からの出力の1部分を導出する方向性結合器36
を具えるフィードバック制御ループを設ける。この方向
性結合器には出力信号の包絡線を検出す検出器38を設
ける。この検出器38の出力側には低域通過フィルタ4
0を接続し、導出信号に含まれる広帯域雑音を除去し得
るようにする。低域通過フィルタ処理された信号を比較
器、即ち、差動増幅回路42の非反転入力端子に供給す
る。差動増幅回路42の反転入力端子には基準、即ち、
制御信号源44を結合する。この制御信号は所望振幅の
ステップ関数を包含する。差動増幅回路42の出力端子
にはその信号出力を積分する積分器46を結合する。積
分器46の出力を低域通過フィルタ48でフィルタ処理
して乗算回路28の第2入力端子32に供給する。
【0015】また、トランシーバの作動を制御する制御
器50を設けて送信区分および受信区分をTDMA(時
分割多元接続方式)フレームの適宜のタイムスロット中
附勢し2つ以上の通信路周波数が有効である場合にこれ
ら送信区分および受信区分を所望の周波数に同調し得る
ようにする。また、制御器50は送信機の出力電力をダ
イナミックに設定するように応答させることができる。
この応答には幾つかの方法が既知である。例えば、基地
局が出力電力制御メッセージを携帯/移動ユニットに送
出し、および/またはトランシーバが受信した信号から
無線信号強度表示(RSSI)を得るとともにそれ自体
の出力電力を応答時に調整する手段を含み得るようにす
る。基準、即ち、制御信号源44は多数の所定の電力レ
ベルを記憶するメモリ52と、制御器50からの好適な
信号に応答してメモリ52から読出したデジタル値をス
テップ状制御電圧に変換するデジタル−アナログ変換器
54とを具える。比較器42に供給された制御電圧は所
定の包絡線プロフィールに一致するように成形された立
上がり縁および立下がり縁を有さない。
器50を設けて送信区分および受信区分をTDMA(時
分割多元接続方式)フレームの適宜のタイムスロット中
附勢し2つ以上の通信路周波数が有効である場合にこれ
ら送信区分および受信区分を所望の周波数に同調し得る
ようにする。また、制御器50は送信機の出力電力をダ
イナミックに設定するように応答させることができる。
この応答には幾つかの方法が既知である。例えば、基地
局が出力電力制御メッセージを携帯/移動ユニットに送
出し、および/またはトランシーバが受信した信号から
無線信号強度表示(RSSI)を得るとともにそれ自体
の出力電力を応答時に調整する手段を含み得るようにす
る。基準、即ち、制御信号源44は多数の所定の電力レ
ベルを記憶するメモリ52と、制御器50からの好適な
信号に応答してメモリ52から読出したデジタル値をス
テップ状制御電圧に変換するデジタル−アナログ変換器
54とを具える。比較器42に供給された制御電圧は所
定の包絡線プロフィールに一致するように成形された立
上がり縁および立下がり縁を有さない。
【0016】図2に示す波形Aは電力増幅回路の出力を
有する。包絡線の立上がり縁は立上がり余弦波形とほぼ
同様にゆるやかに立上がる。波形Bは検出後に導出され
た信号の包絡線である。波形Cは制御信号源44によっ
て発生したステップ状制御信号である。この制御信号の
持続幅は検出された信号の持続幅よりも狭い。波形Dは
差動増幅回路42の出力を包含する。最後に波形Eは積
分器46の出力を包含する。波形Dのステップ状立上が
り縁は積分器46および低域通過フィルタ48により遅
延され、これにより特定のパルス成形回路を必要とする
ことなく波形Eの立上がり縁に所望のプロフィールを与
えるようにする。
有する。包絡線の立上がり縁は立上がり余弦波形とほぼ
同様にゆるやかに立上がる。波形Bは検出後に導出され
た信号の包絡線である。波形Cは制御信号源44によっ
て発生したステップ状制御信号である。この制御信号の
持続幅は検出された信号の持続幅よりも狭い。波形Dは
差動増幅回路42の出力を包含する。最後に波形Eは積
分器46の出力を包含する。波形Dのステップ状立上が
り縁は積分器46および低域通過フィルタ48により遅
延され、これにより特定のパルス成形回路を必要とする
ことなく波形Eの立上がり縁に所望のプロフィールを与
えるようにする。
【0017】所望に応じ、低域通過フィルタ48は差動
増幅回路42の出力端子と積分器46の入力端子との間
に破線で示すように結合することができる。
増幅回路42の出力端子と積分器46の入力端子との間
に破線で示すように結合することができる。
【0018】乗算回路28は、IEEEジャーナル オ
ブ ソリッド ステート サーキット、第SC−3巻、
第4号、1968年12月、第365−372頁にバリ
ーギルバートが発表した“サブナノセコンド応答による
精密な4象限乗算器”(APrecise Four-Quadrant Multi
plier with Subnanosecond Response)に記載された型
の4象限乗算器を具える。
ブ ソリッド ステート サーキット、第SC−3巻、
第4号、1968年12月、第365−372頁にバリ
ーギルバートが発表した“サブナノセコンド応答による
精密な4象限乗算器”(APrecise Four-Quadrant Multi
plier with Subnanosecond Response)に記載された型
の4象限乗算器を具える。
【0019】DCS1800仕様に相当する電力増幅器
の場合には、この仕様の05.05章を制御ループが満
足するために、3.2μsのループ時定数を与える積分
利得を用いることができる。さらに、低域通過フィルタ
48には200kHzのカットオフ周波数を有する2次
バターワース低域通過フィルタを設けることができる。
最後に、乗算器48は30dBのダイナミックレンジを
必要とする。
の場合には、この仕様の05.05章を制御ループが満
足するために、3.2μsのループ時定数を与える積分
利得を用いることができる。さらに、低域通過フィルタ
48には200kHzのカットオフ周波数を有する2次
バターワース低域通過フィルタを設けることができる。
最後に、乗算器48は30dBのダイナミックレンジを
必要とする。
【0020】本発明は上述した例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を変更しない範囲内で種々の変形および
変更が可能である。
ではなく、要旨を変更しない範囲内で種々の変形および
変更が可能である。
【図1】本発明による電力増幅器を具えるトランシーバ
の構成を示すブロック回路図である。
の構成を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示す回路図の種々の箇所に生ずる波形を
示す特性図である。
示す特性図である。
10 変調器 12 電力増幅回路 14 送受切換器 16 アンテナ 18 無線周波区分 20 復調器 22 線形電力増幅器 24 入力端子(22) 26 出力端子(22) 28 乗算回路 30 第1入力端子(28) 32 第2入力端子(28) 34 出力端子(28) 36 方向性結合器 38 検出器 40 低域通過フィルタ 42 比較器(差動増幅器) 44 基準(制御)信号源 46 積分器 48 低域通過フィルタ 50 制御器 52 メモリ 54 デジタル−アナログ変換器
Claims (10)
- 【請求項1】 増幅すべき信号の入力端子および出力電
力信号の出力端子を有し、且つ出力電力信号をサンプリ
ングする手段を含む制御ループを有する電力増幅手段
と、サンプルされた出力電力信号を検出する手段と、基
準制御信号源と、検出された被サンプル出力電力および
基準制御信号を比較する手段とを具える電力増幅器にお
いて、前記制御ループはさらに前記比較手段および低域
通過フィルタ手段の出力を積分する手段を具え、且つ第
1および第2信号入力端子並びに前記電力増幅手段に入
力端子に結合された出力端子を有する乗算手段を設け、
増幅すべき信号を使用時に前記第1信号入力端子に供給
し、前記制御ループを前記第2信号入力端子に接続する
ようにしたことを特徴とする電力増幅器。 - 【請求項2】 前記基準制御信号源は所定振幅のステッ
プ関数を発生する手段を具えることを特徴とする請求項
9に記載の電力増幅器。 - 【請求項3】 送信手段と、受信手段と、これら送信手
段および受信手段を制御する制御手段とを具え、前記送
信手段は増幅すべき信号の入力端子および出力電力信号
の出力端子を有し、且つ出力電力信号をサンプリングす
る手段を含む制御ループを有する電力増幅手段と、サン
プルされた出力電力信号を検出する手段と、基準制御信
号源と、検出された被サンプル出力電力および基準制御
信号を比較する手段とを具えるトランシーバにおいて、
前記制御ループはさらに前記比較手段および低域通過フ
ィルタ手段の出力を積分する手段を具え、且つ第1およ
び第2信号入力端子並びに前記電力増幅手段に入力端子
に結合された出力端子を有する乗算手段を設け、増幅す
べき信号を使用時に前記第1信号入力端子に供給し、前
記制御ループを前記第2信号入力端子に接続するように
したことを特徴とするトランシーバ。 - 【請求項4】 前記低域通過フィルタ手段は前記積分手
段の出力端子と前記乗算手段の第2信号入力端子との間
に結合するようにしたことを特徴とする請求項3に記載
のトランシーバ。 - 【請求項5】 前記低域通過フィルタ手段を前記比較手
段の出力端子および前記積分手段の入力端子間に結合す
るようにしたことを特徴とする請求項3に記載のトラン
シーバ。 - 【請求項6】 前記基準制御信号源は所定振幅のステッ
プ関数を発生する手段を具えることを特徴とする請求項
3〜5の何れかの項に記載のトランシーバ。 - 【請求項7】 前記乗算手段は4象限乗算器を具えるこ
とを特徴とする請求項3〜6の何れかの項に記載のトラ
ンシーバ。 - 【請求項8】 増幅すべき信号の入力端子および出力電
力信号の出力端子を有し、且つ出力電力信号をサンプリ
ングする手段を含む制御ループを有する電力増幅手段
と、サンプルされた出力電力信号を検出する手段と、基
準制御信号源と、検出された被サンプル出力電力および
基準制御信号を比較する手段とを具える送信機におい
て、前記制御ループはさらに前記比較手段および低域通
過フィルタ手段の出力を積分する手段を具え、且つ第1
および第2信号入力端子並びに前記電力増幅手段に入力
端子に結合された出力端子を有する乗算手段を設け、増
幅すべき信号を使用時に前記第1信号入力端子に供給
し、前記制御ループを前記第2信号入力端子に接続する
ようにしたことを特徴とする送信機。 - 【請求項9】 前記低域通過フィルタ手段は前記積分手
段の出力端子と前記乗算手段の第2信号入力端子との間
に結合するようにしたことを特徴とする請求項8に記載
の送信機。 - 【請求項10】 前記基準制御信号源は所定振幅のステ
ップ関数を発生する手段を具えることを特徴とする請求
項8または9に記載の送信機。
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |