JPH0653865B2 - 塗料剥離用組成物及び塗料剥離方法 - Google Patents

塗料剥離用組成物及び塗料剥離方法

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JPH0653865B2
JPH0653865B2 JP61090684A JP9068486A JPH0653865B2 JP H0653865 B2 JPH0653865 B2 JP H0653865B2 JP 61090684 A JP61090684 A JP 61090684A JP 9068486 A JP9068486 A JP 9068486A JP H0653865 B2 JPH0653865 B2 JP H0653865B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗装現場におけるスノコや床、塗装物を載置
する台卓、自動塗装機のカバーなどの非塗装物に付着す
る未硬化の塗料を剥離する場合に用いられる塗料剥離用
組成物、及びその塗料剥離用組成物を用いた塗料剥離方
法に関する。
〔従来の技術〕
非塗装物に付着した熱硬化性樹脂塗料等の未硬化の塗料
を剥離する方法としては、 (イ)非塗装物に付着した不要な塗料を焼却炉等で燃焼さ
せて剥離する方法。
(ロ)非塗装物に付着した不要な塗料を有機溶剤によって
再溶解させて剥離する方法。
(ハ)不要な塗料が付着した非塗装物を煮沸させた苛性ソ
ーダ内に浸漬し、約12時間煮沸して付着塗料を化学変化
させて剥離する方法。
(ニ)非塗装物に付着した不要な塗料を金属ヘラ等で掻き
取る方法。
上記(イ)〜(ニ)に記載の方法が知られている。
従来の(イ)の剥離方法による場合は、塗装現場における
床等の移動できないものや非塗装物が高温の燃焼熱によ
って変形したり、溶解したりするものには使用すること
ができず、しかも、煤煙公害やチッソ酸化物等の有害ガ
スの発生を招来することがある。
従来の(ロ)の剥離方法による場合は、塗装現場における
床等の移動できないものや、自動塗装機のカバー等のよ
うに塗装してあるものには使用することができない。
従来の(ハ)の剥離方法による場合は、付着塗料の剥離に
多大の時間を要するとともに、塗装現場における床等の
移動できないものや、自動塗装機のカバー等のように塗
装してあるものには使用することができない。また、剥
離作業後に非塗装物を中和処理しないと、せっかく剥離
しても非塗装物に錆が発生することがある。さらに、苛
性ソーダによる人体への影響が心配されるとともに、剥
離に使用した苛性ソーダの廃液処理に多くの費用がかか
る。
従来の(ニ)の剥離方法による場合は、付着塗料が未硬化
で粘性があるため、その掻き取り作業に多くの労力と手
間を要する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の実情に鑑みて開発されたものであり、
第1目的は、非塗装物に付着した不要の塗料を少ない労
力で迅速、容易にかつ安全に剥離することができ、しか
も、剥離対象範囲の拡大を図ることのできる塗料剥離用
組成物を提供する点にあり、第2目的は、上述の第1目
的を達成し、かつ、非塗装物から剥離した塗料の再付着
を防止するとともに、剥離塗料の回収も容易に行うこと
ができる塗料剥離方法を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明による塗料剥離用組成物は、にかわ、ゼラチ
ン、カゼイン等のタンパク質、ばれいしょでんぷん、デ
キストリン、等のでんぷんおよびその誘導体、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース等のセルロース誘導体、アラビアゴム、
トラガントゴム等、ポリビニルアルコール、イソブチレ
ン無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸等の合成水
溶性樹脂等の、水に溶解またはコロイドを形成する物質
のうち少なくとも一成分と、熱により体積膨張する合成
樹脂マイクロバルーンとを有効成分とすることを特徴と
するものであり、それによる作用・効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
上述成分の塗料剥離用組成物を予め非塗装物の塗布して
乾燥させ、この非塗装物の表面に皮膜を形成させてお
く。この状態で塗装作業に供し、非塗装物の皮膜表面に
剥離しなければならない状態まで不要な塗料を付着堆積
させる。そして、塗料が所定量付着堆積して剥離する必
要が生じたとき、例えば、この非塗装物を熱湯に接触さ
せると、付着塗料が熱により柔らかくなるとともに、塗
料内部のモノマーや溶剤成分が熱により気泡を発生して
塗料を持ち上げ、更に、塗料剥離用組成物に含まれる合
成樹脂製マイクロバルーン等の体積膨張物質が熱により
体積膨張し、付着塗料を非塗装物の表面より押し上げ
る。しかも、この時、塗料剥離用組成物に含まれる水に
溶解またはコロイドを形成する物質が熱湯に触れて再溶
解又は再分散し、体積膨張した体積膨張物質は非塗装物
より自由になり、そのまま塗料を遊離させる。
このような剥離処理が終了した非塗装物を水洗して乾燥
した後、再び塗料剥離用組成物を塗布して次の塗装作業
に供することとなる。
〔発明の効果〕
従って、非塗装物に付着した不要の塗料を少ない労力で
迅速、容易に、かつ、火気の危険性もなく、人体への影
響もなく安全に剥離することができる。しかも、塗料を
剥離する場合、非塗装物に熱湯等を接触させるだけでよ
いから、塗装現場から移動できないものなどに対しても
使用することができ、従来に比して剥離対象範囲の拡大
を図ることができたのである。
〔課題を解決するための手段〕
本第2発明による塗料剥離方法は、前記塗料剥離用組成
物を予め非塗装物に塗布し、これを乾燥させて被膜を形
成し、この被膜上に塗料が付着堆積したのち、この非塗
装物の付着塗料を、所定温度に加熱された下記のa.また
はb.に記載の液と接触させて付着塗料を剥離する方法で
ある。
a.前記液が水である。
b.前記液が、にかわ、ゼラチン、カゼイン等のタンパク
質、ばれいしょでんぷん、デキストリン、等のでんぷん
およびその誘導体、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、アラビアゴム、トラガントゴム等、ポリビ
ニルアルコール、イソブチレン無水マレイン酸共重合
体、ポリアクリル酸等の合成水溶性樹脂等の、水に溶解
またはコロイドを形成する物質からなる塗料付着防止用
組成物を水に添加したものである。
〔作用〕
上記の技術手段を講じたことによる作用は次の通りであ
る。
塗料剥離用組成物を予め非塗装物に塗布して乾燥させ、
この非塗装物の表面に皮膜を形成させておく。この状態
で塗布作業に供し、非塗装物の皮膜表面に剥離しなけれ
ばならない状態にまで不要な塗料を付着堆積させる。そ
して、所定量の塗料が付着堆積して剥離する必要が生じ
たとき、例えば、水に溶解またはコロイドを形成する物
質のうち少なくとも一成分を有効成分とする塗料付着防
止用組成物を水に所定量添加し、かつ、沸騰させた液中
に非塗装物を浸漬する。すると、この非塗装物に付着し
た未硬化の塗料表面に非粘着性又は粘着力の小さな保護
コロイド膜が形成されるとともに、付着塗料が熱により
柔らかくなると同時に、塗料内部のモノマーや溶剤成分
が熱により気泡を発生して塗料を持ち上げ、更に、塗料
剥離用組成物に含まれる合成樹脂製マイクロバルーン等
の体積膨張物質が熱により体積膨張し、付着塗料を非塗
装物の表面より押し上げる。しかも、塗料剥離用組成物
に含まれる水に溶解またはコロイドを形成する物質が液
に触れて再溶解又は再分散し、体積膨張した体積膨張物
質は非塗装物より自由になり、そのまま塗料を浮力によ
り液上部まで浮き上がらせる。この時、再溶解又は分散
した物質は液中に拡散し、塗料表面に保護コロイド膜を
形成し、剥離塗料が他の物に付着するのを防止する。こ
れによって非塗装物から塗料を完全に剥離することがで
きる。
次に、非塗装物を液から取出して水洗し、乾燥の後、再
び塗料剥離用組成物を塗布し、次の作業に供する。
また、液に残った不要な塗料は、保護コロイド膜のため
に、他の物には粘着しなくなっているので、簡単な網等
ですくいとることができ、しかも、液としては、全く汚
れていないため、液を入れかえる必要もなく、蒸発して
少なくなった量の水を添加するだけで再使用ができる。
また、塗布現場の床等の移動できないものの場合でも、
予め床等の表面に塗料剥離用組成物を塗布し、乾燥させ
て皮膜を形成させておく。その後、塗装作業を実施し、
不要な塗料を剥離しなければならなくなった時点で、前
記の沸騰させた液をかけると同様に剥離し、塗料は他の
ものに付着することなく剥離できる。
〔発明の効果〕
従って、非塗装物に付着した不要の塗料を少ない労力で
迅速・容易にかつ安全に剥離することができるととも
に、剥離対象範囲の拡大を図ることができるのである
が、特に、非塗装物から剥離された塗料が保護コロイド
膜によって不粘着性となるから、剥離した塗料の再付着
を防止することができるとともに、剥離塗料の回収も能
率良く容易に行うことができ、しかも、塗料付着防止用
組成物を水に希釈した液の維持管理も容易に行うことが
できたのである。
〔実施例〕
以下、本発明の塗料剥離用組成物及び塗料剥離方法の実
施例について説明する。
塗料剥離用組成物は、水に溶解またはコロイドを形成す
る物質のうち、少なくとも一成分と、熱により体積膨張
する体積膨張物質の一例である合成樹脂マイクロバルー
ンとを有効成分として含有している。
また、塗料剥離方法では、上述の塗料剥離用組成物と、
水に溶解またはコロイドを形成する物質のうち少なくと
も一成分を有効成分とする塗料付着防止用組成物とを使
用する。
このうち、水に溶解またはコロイドを形成する物質と
は、にかわ、ゼラチン、カゼイン等のタンパク質、ばれ
いしょでんぷん、デキストリン、等のでんぷんおよびそ
の誘導体、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導
体、アラビアゴム、トラガントゴム等、ポリビニルアル
コール、イソブチレン無水マレイン酸共重合体、ポリア
クリル酸等の合成水溶性樹脂等が考えられる。
なかでも、ポリビニルアルコールは、再溶解性がよい、
ブロッキング性がない、塗料に対して保護コロイド性に
優れる、乾燥後の皮膜が強固であること。
さらに、ほとんどの塗料に、尿素、メラミン、ベンゾバ
ナミンのように、アミノ基を持つアミノ樹脂とホルマリ
ンが使用され、その硬化反応速度を速めるためにポリビ
ニルアルコールが小量添加されている。
このことからも、塗料剥離浴にポリビニルアルコールを
添加し、高温度にした浴の中に塗料を投入すると、塗料
表面をより速く硬化させ、不粘着性にできる。
以上のことから、最も有効な素材としてポリビニルアル
コールを選択した。
次に熱により発泡する合成樹脂マイクロバルーンは、約
60〜80℃で発泡を開始し、100℃で最高発泡率になる合
成樹脂マイクロバルーンを選択した。
次に塗料剥離用組成物の具体的な実施例について説明す
る。
実験例−1 (イ)非塗装物に塗布するための塗料剥離用組成物 ポリビニルアルコール (平均重合度1700・鹸化度88mol%) 10部 合成樹脂マイクロバルーン 4部 水 84部 その他、チキソ性向上剤、防腐剤、防錆剤、消泡剤等を
添加する。
まず、溶解タンクに15〜25℃の水をみたし、撹拌しなが
らポリビニルアルコールを仕込む。
直ちに加熱し、よく撹拌しながら約90℃まで昇温し、30
分後には完全に溶解する。
次に30℃以下まで冷却し、合成樹脂マイクロバルーンお
よび、その他添加物を添加し、高速で撹拌し分散させて
塗料剥離用組成物を完成させる。
このうち、合成樹脂マイクロバルーンの配合量は、非塗
装物表面から塗料を剥離できる最低限度の配合であり、
それ以上の添加も可能である。
また、ポリビニルアルコールの配合量は、塗布するのに
適当な粘度として、10部とした。
また、非塗装物が金属である場合、金属に密着させる添
加剤として、各種でんぷん類の添加が有効であった。
(ロ)塗料剥離浴に添加する塗料付着防止用組成物 ポリビニルアルコール (平均重合度1700・鹸化度88mol%) 10部 水 85部 その他、チキソ性向上剤、防腐剤、防錆剤、消泡剤等を
添加する。
まず、溶解タンクに15〜25℃の水をみたし、撹拌しなが
らポリビニルアルコールを仕込む。
直ちに加熱し、よく撹拌しながら約90℃まで昇温し、30
分後には完全に溶解する。
次に30℃以下まで冷却し、その他添加物を添加し、高速
で撹拌し分散させて塗料剥離浴に添加する塗料付着防止
用組成物を完成させる。
試験片として20cm角のスノコ片を使用し、本発明の塗料
剥離用組成物(イ)原液にディッピングし、平均膜厚0.4mm
程度塗布し、3時間放置乾燥し、0.1mmの乾燥膜厚を得
る。
この時点で、塗装現場に6日間放置し不要な塗膜を平均
6.2mm付着堆積させた。比較の為に、何の処理もしてい
ない同じスノコにも同一の塗装現場に6日間放置し不要
な塗膜を平均6.2mm付着堆積させた。
なお、塗装に使用された塗料は、加熱硬化型焼き付け塗
料である。
(1)塗料剥離浴を苛性ソーダ液(濃度:200g/l温度105℃
沸騰)で作成し、本発明の塗料剥離用組成物を予め塗布
したものと何の処理もせずに塗料を堆積させたものを、
同一の剥離浴に投入し、剥離時間を測定した。
本発明の塗料剥離用組成物を予め塗布したものは、90秒
で完全に不要な塗料が剥離し、後にみじんの塗料のこび
りつきもでなかった。
一方、何の処理もしていないものは、8時間煮沸し続け
たが、全体の約50%の金属素地が露出した程度で、付着
している塗料は約0.1mm程度の厚みで残っていた。
また、塗料剥離浴は、剥離した塗料が微粒子となって液
全体を浮遊している状態であり回収にはフィルターを必
要とした。
単純な時間計算ではあるが、剥離時間は320分の1に短
縮できた。
この間の、剥離浴を煮沸し続けるための電気料金およ
び、人権費もかなりのコスト減になると判断できる。
しかし、苛性ソーダ液では、後の廃液の処理、剥離した
塗料かすの収集、薬品の人体への影響等が問題とされる
ため、塗料剥離浴を、本発明の塗料付着防止用組成物
(ロ)を水で20倍に希釈し、沸騰させた塗料剥離浴に替え
て実験してみた。
本発明の塗料剥離用組成物を予め塗布したものは、90秒
で完全に不要な塗料が剥離し、後にみじんの塗料のこび
りつきもでなかった。
一方、何の処理もしていないものは、表面が不粘着性に
なっただけである。
この塗料剥離浴は塗料を分解する性質はもたないため、
90秒で実験を打ち切った。
また、塗料剥離浴は透明のままで、剥離した塗料は、不
粘着性の大きなゴムの固まりのようになり、液面に浮い
ており、簡単な網で回収することができた。また剥離浴
が冷えてからは、液面に浮いていた塗料が剥離浴の底に
かたまっているため、1つの固まりとして、一度に取り
出すことができた。取り出した固まりは、粘着性がまっ
たくなかった。
このように(イ)の非塗装物に塗布する塗料剥離用組成物
の作用により、完全にスノコから不要な塗料が剥離で
き、さらに時間も320分の1に短縮され、剥離浴を煮沸
しておくための電気料金、および人権費のコストが大幅
に減少されるに至る。
また、(ロ)の塗料剥離浴に添加される塗料付着防止用組
成物の作用により、剥離した塗料も他の物に粘着せずに
簡単に固まりで回収でき、塗料剥離浴も、蒸発した分の
水を添加するだけで入れかえる必要もなくなり、作業性
は大いに向上し、廃液の処理の必要もないため、大幅に
維持管理費用も低減できるに至る。さらに、薬液の人体
への影響がほとんどなくなった。
実験例−2 非塗装物に塗布する塗料剥離用組成物(イ)を塗装現場の
床に塗布厚が約0.4mmになるようにスプレーで塗布し、
6時間自然乾燥させ、乾燥膜厚0.1mmを得た。
そのまま1時間放置し、不要な塗料が7.3mm堆積した状
態とした。
次に、実施例−1(1)で使用した塗料剥離浴の沸騰した
ものを最初床の端からかけていき、少しはがれたところ
で、塗膜をもち上げながら、床面と塗膜のすきまにかけ
ていったところ、1m2あたり約7分で完全に剥離を完了
した。塗料は、本発明の塗料剥離浴に添加する塗料剥離
用組成物(ロ)の作用により、粘着性はまったくなくな
り、1枚のシートとして剥離できた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】にかわ、ゼラチン、カゼイン等のタンパク
    質、ばれいしょでんぷん、デキストリン、等のでんぷん
    およびその誘導体、メチルセルロース、カルボキシメチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
    ース誘導体、アラビアゴム、トラガントゴム等、ポリビ
    ニルアルコール、イソブチレン無水マレイン酸共重合
    体、ポリアクリル酸等の合成水溶性樹脂等の、水に溶解
    またはコロイドを形成する物質のうち少なくとも一成分
    と、熱により体積膨張する合成樹脂マイクロバルーンと
    を有効成分とする塗料剥離用組成物。
  2. 【請求項2】上記請求項1に記載の塗料剥離用組成物を
    予め非塗装物に塗布し、これを乾燥させて被膜を形成
    し、この被膜上に塗料が付着堆積したのち、この非塗装
    物の付着塗料を、所定温度に加熱された下記のa.または
    b.に記載の液と接触させて付着塗料を剥離する塗料剥離
    方法。 a.前記液が水である。 b.前記液が、にかわ、ゼラチン、カゼイン等のタンパク
    質、ばれいしょでんぷん、デキストリン、等のでんぷん
    およびその誘導体、メチルセルロース、カルボキシメチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
    ース誘導体、アラビアゴム、トラガントゴム等、ポリビ
    ニルアルコール、イソブチレン無水マレイン酸共重合
    体、ポリアクリル酸等の合成水溶性樹脂等の、水に溶解
    またはコロイドを形成する物質からなる塗料付着防止用
    組成物を水に添加したものである。
JP61090684A 1986-01-28 1986-04-18 塗料剥離用組成物及び塗料剥離方法 Expired - Lifetime JPH0653865B2 (ja)

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US07/345,585 US5017303A (en) 1986-01-28 1989-05-01 Paint peeling composition and paint peeling method

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JPS6117630A (ja) * 1984-07-05 1986-01-25 Taisei Corp 水中地盤に対する粉体噴射撹拌工法

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