JPH0653784U - 液体移送ポンプ - Google Patents

液体移送ポンプ

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JPH0653784U
JPH0653784U JP9246392U JP9246392U JPH0653784U JP H0653784 U JPH0653784 U JP H0653784U JP 9246392 U JP9246392 U JP 9246392U JP 9246392 U JP9246392 U JP 9246392U JP H0653784 U JPH0653784 U JP H0653784U
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JP
Japan
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scroll
movable scroll
casing
space
peripheral surface
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JP9246392U
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English (en)
Inventor
伸彦 三宅
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水漏れ故障の恐れを少なくして、長期間に亙る
信頼性の向上を図る。 【構成】固定スクロール20と可動スクロール21とを
組み合わせる。可動スクロール21は姿勢を変える事な
く旋回運動する。この旋回運動により、両スクロール2
0、21の周面同士の間の空間の容積が増減する。この
増減により、吸入口15から吐出口19に向けて冷却水
が送られる。吐出口19と上記空間とは、この空間の容
積が減少する前に連通する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る液体移送ポンプは、例えば自動車の走行駆動用に使用される水 冷エンジンの冷却水を循環させる為の冷却水ポンプとして利用する。
【0002】
【従来の技術】
水冷エンジンの冷却水を循環させる為に従来から、図6に示す様な冷却水ポン プが使用されている。ハウジング1に回転自在に支持された駆動軸2の外端部に はプーリ3を固定し、このプーリ3をベルトにより駆動する事で、上記駆動軸2 を回転駆動する。この駆動軸2の内端部にはロータ4を固定しており、このロー タ4が回転する事で、上記ハウジング1の吸入口5から冷却水を吸入し、吐出口 6から吐出する。上記駆動軸2の外周面とハウジング1の内周面との間にはメカ ニカルシール7を設けて、上記ハウジング1内を流通する冷却水の漏洩を防止し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の液体移送ポンプは、水漏れ故障の恐れのない、耐久性の優れた構造を 得る事を目的としている。
【0004】 図6に示した従来構造の場合、固定のハウジング1の一部を貫通して設けた駆 動軸2を回転させる為、メカニカルシール7等、ハウジング1内を流通する冷却 水の漏洩防止の為の構造が必要になる。しかも、この漏洩防止構造は、長期間に 亙る使用に伴なってシール性能が低下し易い。シール性能が低下して冷却水が漏 洩した場合には、オーバヒート等の故障の原因となる。
【0005】 マグネットカップリング装置を利用する事で、上記駆動軸2をハウジング1に 貫通させない構造も考えられるが、冷却水ポンプ全体が相当に大型化する事が避 けられない。
【0006】 この為に本考案者は、エアコンに組み込まれ、蒸気冷媒の圧縮に使用されてい るスクロール型コンプレッサの構造を利用して、メカニカルシール等、冷却水が 漏洩する原因となり易い部品を使用しない冷却水ポンプを得る事を考えた。スク ロール型コンプレッサの構造は、例えば日経BP社が発行している雑誌『日経メ カニカル』の1983年10月10日号に記載されている。
【0007】 この様な、従来から使用されているスクロール型コンプレッサの構造と作用と に就いて、図7により説明する。例えば円筒状に形成されたケーシング(図示せ ず)の内側には、それぞれが渦巻型に形成された固定スクロール8と可動スクロ ール9とを、位相を180度ずらせた状態で組み合わせている。この内の固定ス クロール8は、上記ケーシングに固定されて動く事はないが、可動スクロール9 は、図示しない駆動装置により、姿勢を変える事なく(回転する事なく)旋回運 動をする。
【0008】 この旋回運動の際、上記固定スクロール8の内外両周面と可動スクロール9の 内外両周面とが摺接する。そして、各周面に挟まれる空間10、10の容積が、 上記可動スクロール9の旋回運動に伴なって増減し、吸気口(図示省略)から各 空間10、10内に吸引した気体を圧縮してから、上記ケーシングの中央部に設 けた吐出口11から吐出する。即ち、この可動スクロール9が、図7の(A)→ (B)→(C)→(D)→(A)の順番で旋回運動すると、先ず、(A)の格子 部分で示す様に、固定、可動両スクロール8、9の外端縁部に存在する開口12 、12から各空間10、10内に、気体が吸引される。
【0009】 各空間10、10の開口12、12は、上記可動スクロール9が更に旋回する 事で、図7(B)に示す様に閉じられる。この状態で上記各空間10、10内に は、圧縮すべき気体が封入される。この様にして、格子部分で示す様に気体を封 入した各空間10、10は、更に可動スクロール9が旋回する事で、図7(C) (D)の格子部分に示す様に、次第に容積を低減させて、上記気体を圧縮する。
【0010】 上記各空間10、10内に封入され、可動スクロール9の旋回に伴なって圧縮 された気体は、可動スクロール9が更に旋回するのに伴なって、図7(A)〜( D)に斜格子で示す様に、圧縮される。そして、可動スクロール9の旋回に伴な って上記両空間10、10が合わさって、図7(A)に示す様に、前記ケーシン グの中央部に存在し、上記吐出口11と整合する、単一の空間10aとなる。こ の単一の空間10aの容積は、図7(B)(C)に示す様に、上記可動スクロー ル9の旋回に伴なって減少する為、上述の様にして吸気口から取り入れられて空 間10、10内に封入され、圧縮された気体は、上記吐出口11から吐出される 。
【0011】 上述の様な構造と作用とを有するスクロール型コンプレッサを、冷凍機用コン プレッサや過給機用コンプレッサとして使用する場合には特に問題を生じる事は なく、現に一部で実用化されている。ところが、可動スクロール9の旋回運動に 伴なって、密閉された空間10、10aの容積が減少する為、非圧縮性流体であ る冷却水等の液体を移送する為の、液体移送ポンプとしては利用出来ない。
【0012】 本考案の液体移送ポンプは、上述の様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の液体移送ポンプは、筒状のケーシングと、このケーシングの一端開口 を塞いだ端板と、この端板にその一端縁を固定した状態で上記ケーシングの内側 に設けられた、渦巻状の固定スクロールと、この固定スクロールの内側に変位自 在に挿入された、渦巻状の可動スクロールと、この可動スクロールの周面と上記 固定スクロールの周面とを接触若しくは近接させつつ、上記可動スクロールを旋 回運動させる駆動装置と、上記ケーシングの外周寄り部分に開口する吸入口と、 ケーシングの略中央部分に開口する吐出口とを備えている。そして、この吐出口 は、上記固定スクロールの周面と可動スクロールの周面との間に形成される空間 の容積が上記可動スクロールの旋回に伴なって減少し始める瞬間若しくはその前 後に、上記空間に連通し始めるものである。
【0014】
【作用】
上述の様に構成される本考案の液体移送ポンプの場合、固定スクロールの周面 と可動スクロールの周面との間に形成される空間は、端部開口が開き、容積が増 大傾向の場合には吸入口と連通し、端部開口が閉じられ、容積が減少傾向の場合 には吐出口と連通する。
【0015】 従って、液体移送ポンプの使用時には、可動スクロールの旋回運動に伴なって 空間内に液体が吸引され、吐出口を通じて吐出される。密閉された空間内で液体 が圧縮される事は全くないか、あっても極く僅かである為、空間内の圧力が異常 に上昇して、各スクロールを破損する事はない。
【0016】
【実施例】
図1〜5は本考案の実施例を示している。円筒状のケーシング13の一端(図 1の右端)は、フランジ16の内周縁側に連続する端板14で塞がれている。こ の端板14の一部で、上記ケーシング13の内周面に寄った部分(ケーシング1 3の外周寄り部分)には吸入口15を、中心部には吐出口19を、それぞれ設け ている。これら吸入口15及び吐出口19は、上記フランジ16をエンジンのシ リンダブロック17の前面に螺子止め固定した状態で、この前面に開口したウォ ータジャケット18と整合する。
【0017】 又、上記端板14の内側面中央部には、上記吐出口19を囲む状態で、固定ス クロール20を設けている。上記端板14にその一端縁を固定した状態で、上記 ケーシング13の内側に設けられた上記固定スクロール20は、例えばインボリ ュート曲線により、渦巻状に形成されている。尚、本考案の液体移送ポンプの場 合、前述した従来のスクロール型コンプレッサの場合と異なり、流体を圧縮する 事はない為、渦巻の巻き数を少なくしている。
【0018】 一方、やはり渦巻状に形成された可動スクロール21は、上記固定スクロール 20の内側に、変位自在に挿入されている。又、この可動スクロール21の外端 縁には塞ぎ板22を設けて、この可動スクロール21の外端開口部を塞いでいる 。この可動スクロール21は、その内外両周面を上記固定スクロール20の内外 両周面に接触若しくは近接させつつ、旋回運動する。
【0019】 この様に、上記可動スクロール21を旋回運動させる為の駆動装置は、プーリ 23を含んで構成される。このプーリ23は、円筒部23aと端板部23bとを 備える。そして、上記ケーシング13の外周面に外嵌支持した転がり軸受24に 円筒部23aを外嵌支持する事により、ケーシング13の周囲に回転自在に支持 している。プーリ23の外周面には、エンジンのファンベルトを掛け渡して、エ ンジンの運転時にはこのプーリ23を回転させる。
【0020】 上記端板部23bの内側面(図1の右側面)には、上記ケーシング13の中心 αと平行な枢軸25を設けている。この枢軸25の中心βは、ケーシング13の 中心αよりもδだけ、偏心している。一方、前記可動スクロール21の塞ぎ板2 2の外面(図1に左面)には円筒壁部26を形成している。そして、この円筒壁 部26の内周面と上記枢軸25の外周面との間に転がり軸受27を設けて、枢軸 25に対する可動スクロール21の回転を自在としている。
【0021】 更に、上記ケーシング13の外端縁と円筒壁部26の外端縁との間には、ゴム 、ステンレス鋼板等の弾性材料により造られたベローズ28を張設して、上記ケ ーシング13と円筒壁部26との間の開口を塞いでいる。このベローズ28は、 前記吸入口15と吐出口19との間を流通する冷却水の漏洩防止を図ると共に、 上記可動スクロール21がケーシング13に対して回転するのを阻止する役目を 持つ。
【0022】 上述の様な各部材により構成される本考案の液体移送ポンプは、前記可動スク ロール20と固定スクロール21との形状を工夫する事により、前記固定スクロ ール20の内外両周面と可動スクロール21の内外両周面との間に形成される空 間30a、30bの端部開口が閉じられる瞬間、若しくはこの瞬間の直前又は直 後に、当該空間30a、30bの容積変化が増大傾向から減少傾向に転ずる様に している。
【0023】 又、吐出口19に連通するポート29の形状と大きさとを工夫する事により、 前記固定スクロール20の内外両周面と可動スクロール21の内外両周面との間 に形成される空間30a、30bの端部開口が閉じられる瞬間、若しくはこの瞬 間の直前又は直後に、当該空間30a、30bと上記吐出口19とが、上記ポー ト29を介して連通し始める様にしている。
【0024】 上述の様に構成される本考案の液体移送ポンプの運転時には、図示しないベル トを介してプーリ23を回転させる事で、上記可動スクロール21を旋回させる 。即ち、上記プーリ23の回転に伴なって枢軸25が、ケーシング13の中心α の周囲を、半径δで偏心運動する。この枢軸25に支持された可動スクロール2 1は、ケーシング13との間に設けたベローズ28により、直径方向に亙る変位 はするが回転する事はない。この為、上記可動スクロール21は、上記中心αの 周囲で、半径δの旋回運動をする。
【0025】 この旋回運動に伴なって、固定スクロール20の内外両周面と可動スクロール 21の内外両周面との間に形成される空間30a、30b(図2〜5)は、端部 開口が開いて容積が増大傾向の場合には、前記吸入口15と連通し、端部開口が 閉じられて容積が減少傾向の場合には、前記ポート29を介して吐出口19と連 通する。この結果、吸入口15から吐出口19に向けて冷却水が送られる。
【0026】 更に詳しく説明すると、可動スクロール21の旋回に伴なって、この可動スク ロール21の外周面と固定スクロール20の内周面との間に形成される空間30 aは、上記可動スクロール21の旋回に伴なって、図2(A)→(B)→(C) →(D)の順番で、容積が増大する。即ち、可動スクロール20が図2で時計方 向に旋回するのに伴なって、上記空間30aの容積が、端部を開口させた状態の まま増大する。この結果、前記吸入口15からケーシング13(図1参照)内に 進入した冷却水が、この空間30a内に吸引される。
【0027】 上記空間30aの容積は可動スクロール21の旋回に伴なって次第に増大し、 図2(D)に示した状態でほぼ最大になると同時に、この空間30aの端部が閉 じられる。これと同時に、上記ポート29が空間30aに連通し始める。
【0028】 上記可動スクロール21が更に旋回すると、図3(A)→(B)→(C)→( D)の順番で、上記空間30aの容積が次第に減少する。この結果、この空間3 0a内に取り込まれた冷却水が、上記ポート29を通じて吐出口19に吐出され る。この吐出と同時に、図2(A)→(B)→(C)→(D)に示した冷却水の 取り込みが行なわれる。
【0029】 一方、可動スクロール21の旋回に伴なって、この可動スクロール21の内周 面と固定スクロール20の外周面との間に形成される空間30bは、上記可動ス クロール21の旋回に伴なって、図4(A)→(B)→(C)→(D)の順番で 、容積が増大する。この結果、前記吸入口15からケーシング13(図1参照) 内に進入した冷却水が、この空間30b内に吸引される。
【0030】 上記空間30bの容積は可動スクロール21の旋回に伴なって次第に増大し、 図4(D)に示した状態でほぼ最大になると同時に、この空間30bの端部が閉 じられる。これと同時に、上記ポート29が空間30bに連通し始める。
【0031】 上記可動スクロール21が更に旋回すると、図5(A)→(B)→(C)→( D)の順番で、上記空間30bの容積が次第に減少する。この結果、この空間3 0b内に取り込まれた冷却水が、上記ポート29を通じて吐出口19に吐出され る。
【0032】 この様に、本考案の液体移送ポンプの使用時には、可動スクロール21の旋回 運動に伴なって空間30a、30b内に液体が吸引され、ポート29と吐出口1 9とを通じて吐出される。ポート29と空間30a、30bとは、各空間30a 、30bの開口が閉じられるのとほぼ同時に連通するので、密閉された空間30 a、30b内で冷却水が圧縮される事は全くないか、あっても極く僅かである。 この為、空間30a、30b内の圧力が異常に上昇して、各スクロール20、2 1やケーシング13を破損する事はない。
【0033】 尚、各空間30a、30bの開口が閉じられるタイミングを遅らせ、各空間3 0a、30bの容積が減少し始めてから閉じる様にしたり、ポート29と各空間 30a、30bとが連通するタイミングを早めて、各空間30a、30bの容積 増大行程の終期に各空間30a、30bとポート29とを連通させた場合、ポン プとしての効率は低下するが、各スクロール20、21を破損する恐れはない。 又、上記開口が閉じられるタイミングを僅かに早め、各空間30a、30bの容 積増大行程の終期に閉じたり、或はポート29と各空間30a、30bとが連通 するタイミングを遅らせて、各空間30a、30bの容積減少行程の初期に各空 間30a、30bとポート29とを連通させた場合、可動スクロール21を旋回 させるのに要する動力が大きくなるが、タイミングのずれが僅かであれば、実用 には耐える。
【0034】 又、図示の実施例に於いては、ケーシング13と円筒壁部26との間に設けた ベローズ28により、ケーシング13内に存在する冷却水の漏洩防止を図ると共 に、上記可動スクロール21がケーシング13に対し回転するのを阻止している 為、冷却水の漏洩防止を図る為の構造が簡単で、しかも耐久性に優れたものとな る。
【0035】 尚、ケーシング13と円筒壁部26との間を塞ぐ部材として、ゴム等の十分に 大きな伸縮性を有する材料を使用すれば、形状はベローズに限定される事はない 。更に、この様にベローズ等の部材でケーシング13と円筒壁部26との間を塞 ぐ構造は、本願考案が対象とする液体移送ポンプに限らず、前述したスクロール 型コンプレッサにも適用可能である。
【0036】
【考案の効果】
本考案の液体移送ポンプは、以上に述べた通り構成され作用するが、冷却水を 通す部材を貫通する部分がなく、水漏れ故障を生じにくい為、長期間に亙って優 れた信頼性を確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図。
【図2】冷却水を吸引する行程の第1例を、固定スクロ
ールと可動スクロールとポートとを取り出して示す図。
【図3】冷却水を吐出する行程の第1例を示す、図1と
同様の図。
【図4】冷却水を吸引する行程の第2例を示す、図1と
同様の図。
【図5】冷却水を吐出する行程の第2例を示す、図1と
同様の図。
【図6】従来の冷却水ポンプを示す断面図。
【図7】スクロール型コンプレッサの原理を動作順に示
す、図2と同様の図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 駆動軸 3 プーリ 4 ロータ 5 吸入口 6 吐出口 7 メカニカルシール 8 固定スクロール 9 可動スクロール 10、10a 空間 11 吐出口 12 開口 13 ケーシング 14 端板 15 吸入口 16 フランジ 17 シリンダブロック 18 ウォータジャケット 19 吐出口 20 固定スクロール 21 可動スクロール 22 塞ぎ板 23 プーリ 23a 円筒部 23b 端板部 24 転がり軸受 25 枢軸 26 円筒壁部 27 転がり軸受 28 ベローズ 29 ポート 30a、30b 空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケーシングと、このケーシングの
    一端開口を塞いだ端板と、この端板にその一端縁を固定
    した状態で上記ケーシングの内側に設けられた、渦巻状
    の固定スクロールと、この固定スクロールの内側に変位
    自在に挿入された、渦巻状の可動スクロールと、この可
    動スクロールの周面と上記固定スクロールの周面とを接
    触若しくは近接させつつ、上記可動スクロールを旋回運
    動させる駆動装置と、上記ケーシングの外周寄り部分に
    開口する吸入口と、ケーシングの略中央部分に開口する
    吐出口とを備え、この吐出口は、上記固定スクロールの
    周面と可動スクロールの周面との間に形成される空間の
    容積が上記可動スクロールの旋回に伴なって減少し始め
    る瞬間若しくはその前後に、上記空間に連通し始めるも
    のである液体移送ポンプ。
JP9246392U 1992-12-24 1992-12-24 液体移送ポンプ Pending JPH0653784U (ja)

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