JP3004269B2 - 密閉型回転圧縮機 - Google Patents
密閉型回転圧縮機Info
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- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
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-
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型回転圧縮機に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】密閉型回転圧縮機は、冷凍サイクルから
蒸発器を経て出てきた冷媒を圧縮して凝縮機に送る作用
をする。このような圧縮機は図1に示した通り、密閉容
器10、この密閉容器10の内部に備わる電動機構部2
0、及びこの電動機構部20から動力を伝達されて回転
しつつ吸入された冷媒を圧縮する圧縮機構部60を含
む。
蒸発器を経て出てきた冷媒を圧縮して凝縮機に送る作用
をする。このような圧縮機は図1に示した通り、密閉容
器10、この密閉容器10の内部に備わる電動機構部2
0、及びこの電動機構部20から動力を伝達されて回転
しつつ吸入された冷媒を圧縮する圧縮機構部60を含
む。
【0003】前記密閉容器10の上部には吐出管12が
連結され、下部には吸入管16が連結される。そしてこ
の吸入管16にはアキュムレータ14が連結される。前
記電動機構部20は固定子22と回転子24とを含む。
前記固定子22は密閉容器10の内周面に固定される。
そして、前記回転子24は固定子22の内径位置に適正
間隙を保って回転可能に設けられる。また、前記回転子
24の内径には回転軸24aが圧着される。この回転軸
24aはその一端部が圧縮機構部60側に突出される。
連結され、下部には吸入管16が連結される。そしてこ
の吸入管16にはアキュムレータ14が連結される。前
記電動機構部20は固定子22と回転子24とを含む。
前記固定子22は密閉容器10の内周面に固定される。
そして、前記回転子24は固定子22の内径位置に適正
間隙を保って回転可能に設けられる。また、前記回転子
24の内径には回転軸24aが圧着される。この回転軸
24aはその一端部が圧縮機構部60側に突出される。
【0004】そして、前記圧縮機構部60は回転軸24
aに形成された偏心部28を含んで、この偏心部28に
設けられたローラー26と、このローラー26が収容さ
れる圧縮室30aを有するシリンダ30とを含む。前記
シリンダ30の内周面には図2及び図3に示した通り、
切欠部30bが形成され、この切欠部30bには圧縮室
30aを吸入空間(A)と圧縮空間(B)とに区画する
ためのベイン32が設置される。また、シリンダ30に
はベイン32を中心にしてその両側に共鳴器30cと、
吸入ホール30dが各々形成される。前記ベイン32の
一端はローラー26の外周面と線接触され、他端には切
欠部30bにその一端が連結されたスプリング34が連
結される。そして、前記共鳴器30cは圧縮室30aの
圧縮空間(A)に位置されるように形成され、吸入ホー
ル30dは圧縮室30aの吸入空間(B)に位置される
ように形成される。一方、前記シリンダ30の上下部に
は上下部フランジ36,38が固定される。上部フラン
ジ36には冷媒を吐出させるための吐出孔36aが圧縮
空間(A)と連通されるよう形成される。また、上部フ
ランジ36には吐出孔36aを開閉させるための吐出弁
40が位置される。
aに形成された偏心部28を含んで、この偏心部28に
設けられたローラー26と、このローラー26が収容さ
れる圧縮室30aを有するシリンダ30とを含む。前記
シリンダ30の内周面には図2及び図3に示した通り、
切欠部30bが形成され、この切欠部30bには圧縮室
30aを吸入空間(A)と圧縮空間(B)とに区画する
ためのベイン32が設置される。また、シリンダ30に
はベイン32を中心にしてその両側に共鳴器30cと、
吸入ホール30dが各々形成される。前記ベイン32の
一端はローラー26の外周面と線接触され、他端には切
欠部30bにその一端が連結されたスプリング34が連
結される。そして、前記共鳴器30cは圧縮室30aの
圧縮空間(A)に位置されるように形成され、吸入ホー
ル30dは圧縮室30aの吸入空間(B)に位置される
ように形成される。一方、前記シリンダ30の上下部に
は上下部フランジ36,38が固定される。上部フラン
ジ36には冷媒を吐出させるための吐出孔36aが圧縮
空間(A)と連通されるよう形成される。また、上部フ
ランジ36には吐出孔36aを開閉させるための吐出弁
40が位置される。
【0005】このように構成された密閉型回転圧縮機
は、冷媒を高温・高圧の液体状態に圧縮するために電動
機構部20を作動させれば、回転子24が高速で回転す
ることにより回転軸24aの偏心部28に嵌め込まれた
ローラー26がシリンダ30の圧縮室30aで回転す
る。
は、冷媒を高温・高圧の液体状態に圧縮するために電動
機構部20を作動させれば、回転子24が高速で回転す
ることにより回転軸24aの偏心部28に嵌め込まれた
ローラー26がシリンダ30の圧縮室30aで回転す
る。
【0006】この際、冷媒はアキュムレータ14とこれ
に連結された吸入管16及び吸入ホール30dを通じて
圧縮室30aの吸入空間(B)に吸入される。従って、
ローラー26が吸入ホール30dを基準とする時、即
ち、0゜にして212〜220゜程度回転される時、こ
の回転角度の間で冷媒を高温・高圧に圧縮し始める。ロ
ーラー26が230゜に回転されれば、吐出圧により上
部フランジ36に設けられた吐出弁40が開放され、吐
出孔36aに冷媒が吐き出される。この際、ローラー2
6の回転角度が220〜230゜の間に位置される時発
生される冷媒の最大圧縮騒音は圧縮空間(A)に位置さ
れるように設置されたシリンダ30の共鳴器30cによ
り減る。
に連結された吸入管16及び吸入ホール30dを通じて
圧縮室30aの吸入空間(B)に吸入される。従って、
ローラー26が吸入ホール30dを基準とする時、即
ち、0゜にして212〜220゜程度回転される時、こ
の回転角度の間で冷媒を高温・高圧に圧縮し始める。ロ
ーラー26が230゜に回転されれば、吐出圧により上
部フランジ36に設けられた吐出弁40が開放され、吐
出孔36aに冷媒が吐き出される。この際、ローラー2
6の回転角度が220〜230゜の間に位置される時発
生される冷媒の最大圧縮騒音は圧縮空間(A)に位置さ
れるように設置されたシリンダ30の共鳴器30cによ
り減る。
【0007】しかし、前述したような一般的な密閉型回
転圧縮機においては、冷媒の圧縮時発生する圧縮騒音を
減らすための構造、即ち共鳴器30cがシリンダ30の
内周面に圧縮空間(A)と連通するように設置されるこ
とによって、吐出孔を通した冷媒の吐出時圧縮冷媒が全
て吐き出されず、その一部がデッドボリューム(Deadvo
lume)に作用する共鳴器に流入されることで吐出圧が低
くなり、圧縮機の性能低下をもたらしていた。
転圧縮機においては、冷媒の圧縮時発生する圧縮騒音を
減らすための構造、即ち共鳴器30cがシリンダ30の
内周面に圧縮空間(A)と連通するように設置されるこ
とによって、吐出孔を通した冷媒の吐出時圧縮冷媒が全
て吐き出されず、その一部がデッドボリューム(Deadvo
lume)に作用する共鳴器に流入されることで吐出圧が低
くなり、圧縮機の性能低下をもたらしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述したよう
な問題を解消するために案出したもので、共鳴器による
吐出ロスを減らし、圧縮騒音を低減させながらも吐出圧
が低下されずその性能を高めることができる密閉型回転
圧縮機を提供するところにその目的がある。
な問題を解消するために案出したもので、共鳴器による
吐出ロスを減らし、圧縮騒音を低減させながらも吐出圧
が低下されずその性能を高めることができる密閉型回転
圧縮機を提供するところにその目的がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述したような目的を達
成するための本発明に係る密閉型回転圧縮機は、上部フ
ランジの吐出孔の内周面にこの吐出孔と連通するように
設けられて冷媒の圧縮時発生する騒音を減らす少なくと
も一つ以上の共鳴器と、この共鳴器を選択的に開閉させ
るための共鳴器開閉手段とを含むことを特徴とする。こ
こで、前記共鳴器開閉手段は、共鳴器と同じ入口部を持
つように上部フランジの吐出孔の内周面に形成された切
欠溝と、前記切欠溝の入口部に設けられた開閉板と、前
記切欠溝の内部に設けられ前記共鳴器の開閉手段を閉鎖
位置に弾力支持する弾性部材より構成される。開閉板は
圧縮時、圧縮された冷媒の圧力により切欠溝の内側に押
されて共鳴器を開放させ、冷媒吐出時弾性部材の弾力に
より前進しつつ共鳴器を閉鎖する。従って、冷媒圧縮時
の圧縮騒音を低減させることができるだけでなく、この
共鳴器による吐出圧の低下を防止できるので、圧縮機の
性能を向上させうる。
成するための本発明に係る密閉型回転圧縮機は、上部フ
ランジの吐出孔の内周面にこの吐出孔と連通するように
設けられて冷媒の圧縮時発生する騒音を減らす少なくと
も一つ以上の共鳴器と、この共鳴器を選択的に開閉させ
るための共鳴器開閉手段とを含むことを特徴とする。こ
こで、前記共鳴器開閉手段は、共鳴器と同じ入口部を持
つように上部フランジの吐出孔の内周面に形成された切
欠溝と、前記切欠溝の入口部に設けられた開閉板と、前
記切欠溝の内部に設けられ前記共鳴器の開閉手段を閉鎖
位置に弾力支持する弾性部材より構成される。開閉板は
圧縮時、圧縮された冷媒の圧力により切欠溝の内側に押
されて共鳴器を開放させ、冷媒吐出時弾性部材の弾力に
より前進しつつ共鳴器を閉鎖する。従って、冷媒圧縮時
の圧縮騒音を低減させることができるだけでなく、この
共鳴器による吐出圧の低下を防止できるので、圧縮機の
性能を向上させうる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明をさらに詳しく説明する。図1、図4、及び図5に示
したように、本発明の一実施の形態による密閉型回転圧
縮機は、密閉容器10、この密閉容器10の内部に備わ
る電動機構部20、及びこの電動機構部20から動力を
伝達されて回転しつつ吸入された冷媒を圧縮する圧縮機
構部60とを含む。
明をさらに詳しく説明する。図1、図4、及び図5に示
したように、本発明の一実施の形態による密閉型回転圧
縮機は、密閉容器10、この密閉容器10の内部に備わ
る電動機構部20、及びこの電動機構部20から動力を
伝達されて回転しつつ吸入された冷媒を圧縮する圧縮機
構部60とを含む。
【0011】前記密閉容器10の上部には吐出管12が
連結され、下部には吸入管16が連結される。そして、
この吸入管16にはアキュムレータ14が連結される。
前記電動機構部20は固定子22と回転子24とを含
む。前記固定子22は密閉容器10の内周面に固定され
る。そして、前記回転子24は固定子22の内径位置に
適正間隙を保って回転可能に設けられる。また、前記回
転子24の内径には回転軸24aが圧着される。この回
転軸24aはその一端部が圧縮機構部60側に突出され
る。
連結され、下部には吸入管16が連結される。そして、
この吸入管16にはアキュムレータ14が連結される。
前記電動機構部20は固定子22と回転子24とを含
む。前記固定子22は密閉容器10の内周面に固定され
る。そして、前記回転子24は固定子22の内径位置に
適正間隙を保って回転可能に設けられる。また、前記回
転子24の内径には回転軸24aが圧着される。この回
転軸24aはその一端部が圧縮機構部60側に突出され
る。
【0012】そして、前記圧縮機構部60は回転軸24
aに形成された偏心部28を含んで、この偏心部28に
設けられたローラー26と、このローラー26が収容さ
れる圧縮室30aを有するシリンダ30を含む。前記シ
リンダ30の内周面には切欠部30bが形成され、この
切欠部30bには圧縮室30aを吸入空間(A)と圧縮
空間(B)に区画するためのベイン32が設けられる。
前記ベイン32の一端はローラー26の外周面と線接触
され、他端には切欠部30bにその一端が連結されたス
プリング34が連結される。また、前記シリンダ30に
は圧縮室30aの吸入空間(B)と連通される吸入ホー
ル30dが形成され、この吸入ホール30dは吸入管1
6と連結される。
aに形成された偏心部28を含んで、この偏心部28に
設けられたローラー26と、このローラー26が収容さ
れる圧縮室30aを有するシリンダ30を含む。前記シ
リンダ30の内周面には切欠部30bが形成され、この
切欠部30bには圧縮室30aを吸入空間(A)と圧縮
空間(B)に区画するためのベイン32が設けられる。
前記ベイン32の一端はローラー26の外周面と線接触
され、他端には切欠部30bにその一端が連結されたス
プリング34が連結される。また、前記シリンダ30に
は圧縮室30aの吸入空間(B)と連通される吸入ホー
ル30dが形成され、この吸入ホール30dは吸入管1
6と連結される。
【0013】一方、前記シリンダ30の上下部には回転
軸24aを支持すると共にシリンダ30の圧縮室30a
を密閉するための上下部フランジ50,52がボルトで
固定される。
軸24aを支持すると共にシリンダ30の圧縮室30a
を密閉するための上下部フランジ50,52がボルトで
固定される。
【0014】前記上部フランジ50には吐出シート50
aが所定深さで形成される。この吐出シート50aには
圧縮室30aの圧縮空間(A)と連通される吐出孔50
bが形成される。そして、前記吐出孔50bにはその内
周面に貫通されるように一つの入口部50cを有する切
欠溝50dと共鳴器50eが各々形成される。
aが所定深さで形成される。この吐出シート50aには
圧縮室30aの圧縮空間(A)と連通される吐出孔50
bが形成される。そして、前記吐出孔50bにはその内
周面に貫通されるように一つの入口部50cを有する切
欠溝50dと共鳴器50eが各々形成される。
【0015】前記吐出孔50bには共鳴器50eを選択
的に開閉させるための共鳴器開閉手段が備えられる。前
記共鳴器開閉手段は切欠溝50dと、前記共鳴器50e
の入口部50cに位置された開閉板54と、切欠溝50
dの内部に位置されて開閉板54を初期閉鎖位置に弾力
支持する弾性部材56とを含む。そして、前記吐出シー
ト50aには吐出孔50bを開閉させるための吐出弁5
8の一端が固定される。ここで、前記共鳴器50eは圧
縮機のエネルギー消費効率が低下されない範囲で切欠溝
50dの下部側または左右側に少なくとも一つ以上を形
成できる。
的に開閉させるための共鳴器開閉手段が備えられる。前
記共鳴器開閉手段は切欠溝50dと、前記共鳴器50e
の入口部50cに位置された開閉板54と、切欠溝50
dの内部に位置されて開閉板54を初期閉鎖位置に弾力
支持する弾性部材56とを含む。そして、前記吐出シー
ト50aには吐出孔50bを開閉させるための吐出弁5
8の一端が固定される。ここで、前記共鳴器50eは圧
縮機のエネルギー消費効率が低下されない範囲で切欠溝
50dの下部側または左右側に少なくとも一つ以上を形
成できる。
【0016】上記のように構成された本発明の一実施の
形態による密閉型回転圧縮機の作用を詳細に説明すれば
次の通りである。冷媒を高温・高圧の液体状態に圧縮す
るために密閉容器10の内部に設けられた電動機構部2
0を作動させれば、アキュムレータ14に送られた冷媒
は吸入管16と、吸入ホール30dを通じてシリンダ3
0の圧縮室30aに吸入される。
形態による密閉型回転圧縮機の作用を詳細に説明すれば
次の通りである。冷媒を高温・高圧の液体状態に圧縮す
るために密閉容器10の内部に設けられた電動機構部2
0を作動させれば、アキュムレータ14に送られた冷媒
は吸入管16と、吸入ホール30dを通じてシリンダ3
0の圧縮室30aに吸入される。
【0017】その後、圧縮室30aの吸入空間(B)に
吸入された冷媒は回転軸24aの偏心部28に嵌め込ま
れたローラー26がシリンダ30の圧縮室30aで回転
されることにより圧縮される。このように圧縮される冷
媒は前記ローラー26が230゜回転される時点で上部
フランジ50の吐出孔50bを通して吐き出される。
吸入された冷媒は回転軸24aの偏心部28に嵌め込ま
れたローラー26がシリンダ30の圧縮室30aで回転
されることにより圧縮される。このように圧縮される冷
媒は前記ローラー26が230゜回転される時点で上部
フランジ50の吐出孔50bを通して吐き出される。
【0018】この際、吐出孔50bの内周面に連通され
た一つの入口部50c内に位置された開閉板54は圧縮
室内の圧力により切欠溝50dに押され、これにより共
鳴器50eが開放され、圧縮時の騒音を低減させる。
た一つの入口部50c内に位置された開閉板54は圧縮
室内の圧力により切欠溝50dに押され、これにより共
鳴器50eが開放され、圧縮時の騒音を低減させる。
【0019】このように開放された共鳴器50eは、吐
出弁58が開く時点で圧縮室30a内の圧力が低くなる
ので、切欠溝50dに押されていた開閉板54が弾性部
材56の復元力により初期位置に復帰されることにより
達成される。したがって、共鳴器による吐出圧の低下を
防止することができる。
出弁58が開く時点で圧縮室30a内の圧力が低くなる
ので、切欠溝50dに押されていた開閉板54が弾性部
材56の復元力により初期位置に復帰されることにより
達成される。したがって、共鳴器による吐出圧の低下を
防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る密閉型
回転圧縮機は、共鳴器開閉手段により共鳴器が圧縮開始
点から吐出弁が開く時点前までは開き、吐出弁が開く時
点で閉まる。従って、圧縮時の騒音を低減させることが
でき、かつ共鳴器による吐出圧の低下を防止できる。以
上では本発明の望ましい実施の形態に対して図示かつ説
明したが、本発明は前述した一実施の形態に限らず、請
求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該
発明が属する分野で通常の知識を持つ者ならば誰でも多
様な変更実施が可能であろう。
回転圧縮機は、共鳴器開閉手段により共鳴器が圧縮開始
点から吐出弁が開く時点前までは開き、吐出弁が開く時
点で閉まる。従って、圧縮時の騒音を低減させることが
でき、かつ共鳴器による吐出圧の低下を防止できる。以
上では本発明の望ましい実施の形態に対して図示かつ説
明したが、本発明は前述した一実施の形態に限らず、請
求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該
発明が属する分野で通常の知識を持つ者ならば誰でも多
様な変更実施が可能であろう。
【図1】 一般的な密閉型回転圧縮機を概略的に示した
断面図である。
断面図である。
【図2】 図1に示した密閉型回転圧縮機で要部を示し
た分解斜視図である。
た分解斜視図である。
【図3】 図1のI−I線に沿って取った断面図であ
る。
る。
【図4】 本発明の一実施の形態による密閉型回転圧縮
機の要部を示した分解斜視図である。
機の要部を示した分解斜視図である。
【図5】 本発明に係る密閉型回転圧縮機の共鳴器の部
分拡大図である。
分拡大図である。
【図6】 図4に示した密閉型回転圧縮機の要部断面図
である。
である。
10 密閉容器 20 電動機構部 24a 回転軸 26 ローラー 28 偏心部 30 シリンダ 30a 圧縮室 30b 切欠部 32 べイン 50 上部フランジ 50b 吐出孔 50c 入口部 50d 切欠溝 50e 共鳴器 52 下部フランジ 54 開閉板 56 弾性部材 58 吐出弁 60 圧縮機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−256490(JP,A) 特開 昭59−103985(JP,A) 特開 平3−279695(JP,A) 実開 平3−63795(JP,U) 実開 平2−59292(JP,U) 実開 昭63−87291(JP,U) 特公 平1−25918(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 23/00 - 29/10 331 F04C 18/356
Claims (3)
- 【請求項1】 密閉容器と、 偏心部を持つ回転軸を備え前記密閉容器の内部に設けら
れた電動機構部と、 前記回転軸の前記偏心部を受け入れる圧縮室を備えたシ
リンダを含んで冷媒を圧縮する圧縮機構部と、 前記シリンダの上部に結合され前記圧縮室で圧縮冷媒が
吐き出される吐出孔を有する上部フランジと、前記シリ
ンダの下部に結合され前記上部フランジと共に前記回転
軸を支持すると同時に前記圧縮室を密閉する下部フラン
ジと、 前記吐出孔の内周面に前記吐出孔と連通するように設け
られて前記冷媒の圧縮時発生する騒音を減らす少なくと
も一つ以上の共鳴器と、 前記共鳴器を選択的に開閉させるための共鳴器開閉手段
とを含むことを特徴とする密閉型回転圧縮機。 - 【請求項2】 前記共鳴器は、前記共鳴器開閉手段によ
り前記冷媒の圧縮時開放されてから前記吐出弁が開放さ
れる時点で閉鎖されることを特徴とする請求項1に記載
の密閉型回転圧縮機。 - 【請求項3】 前記共鳴器開閉手段は、前記共鳴器と同
じ入口部を持つように前記上部フランジの前記吐出孔の
内周面に形成された切欠溝と、前記切欠溝の入口部に設
けられた開閉板と、前記開閉板に一端が連結され他端は
前記切欠溝の内底部に連結されて前記開閉板を前記切欠
溝について外側に弾力支持する弾性部材より構成された
ことを特徴とする請求項2に記載の密閉型回転圧縮機。
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