JPH0653769U - ディストリビュータ - Google Patents

ディストリビュータ

Info

Publication number
JPH0653769U
JPH0653769U JP8888692U JP8888692U JPH0653769U JP H0653769 U JPH0653769 U JP H0653769U JP 8888692 U JP8888692 U JP 8888692U JP 8888692 U JP8888692 U JP 8888692U JP H0653769 U JPH0653769 U JP H0653769U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
housing
distributor
water
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8888692U
Other languages
English (en)
Inventor
光泰 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8888692U priority Critical patent/JPH0653769U/ja
Publication of JPH0653769U publication Critical patent/JPH0653769U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング内の換気効率を向上すると共に、
ディストリビュータ内への水の浸入を防止することが出
来るディストリビュータを提供する。 【構成】 本考案のディストリビュータ19は、ハウジ
ング7内に空気が送られると共に空気流入口21aが水
の非浸入位置23に配置された送気管21と、ハウジン
グ7内の空気が排出されると共に空気排出口27aが水
の非浸入位置23に配置された排気管27と、ロータ1
3に設けられてロータ13の回転により送気管21から
ハウジング7内に空気を吸い込むと共に排気管27から
ハウジング7内の空気を排出する換気翼31を備えたこ
とを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンの駆動力で回転するロータをハウジング内に有するディス トリビュータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3には、エンジン1のシリンダー内に先端部が突出された4本のプラグ3と 、これらのプラグ3の点火時期を制御する実開昭63−35268号公報等に記 載のものに類似のディストリビュータ5を示す。このディストリビュータ5は、 図4及び図5に示すようにハウジング7と、このハウジング7に固定されると共 に、エンジン1に装着されたプラグ3と電気的に接続された電気接点9を有する キャップ11と、このキャップ11の電気接点9に対向・配置されてエンジンの 駆動力で回転するロータ13とを有している。なお、このディストリビュータ5 のハウジング7内には、図示しない進角装置等が配置されている。
【0003】 そして、エンジン1の駆動に応じてロータ13が回転し、電気接点9を切り換 えることにより、プラグ3に順次電流を供給する。
【0004】 ところで、このようなディストリビュータ5では、エンジン1の駆動時に電気 接点9のアーク発生により、ハウジング7内のO2 がイオン化されてオゾンの濃 度が上昇する。ハウジング7及びキャップ11内のオゾン濃度が高くなると、ハ ウジング7内が腐食しやすくなるため、ハウジング7及びキャップ11内の換気 が通常必要となる。
【0005】 そこで、図4及び図5に示すように、キャップ11に換気口15を形成して、 ハウジング7内に発生したオゾンを外部に排出するようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、最近のエンジンルーム内のレイアウト上、ディストリビュータ5は 水がかかりやすくなっている位置に搭載されことがある為、換気口15から水が キャップ11内に浸入し易い。また、ハウジング7内に浸入した水をハウジング 7内から排出するための水抜き孔17からもハウジング7内に水が浸入すること がある。ディストリビュータ5のキャップ11内に水が浸入すると、電気接点部 9に水がかかる恐れがあるため、エンジンの点火トラブルが発生する可能性があ る。
【0007】 そこで、本考案はディストリビュータ内の換気効率を向上すると共に、ディス トリビュータ内への水の浸入を防止することが出来るディストリビュータを提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、ハウジング内に空気が流入されると共に空 気流入口が水の非浸入位置に配置された送気管と、ハウジング内の空気が排出さ れると共に空気排出口が水の非浸入位置に配置された排気管と、ロータに設けら れてロータの回転により送気管からキャップ内に空気を吸い込むと共に排出管か らハウジング内の空気を排出する換気翼とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案によれば、エンジンの駆動により回転するロータと共に換気翼が回転す ると、送気管の空気流入口から空気がキャップ内に吸い込まれると共に、キャッ プ内の空気が排気管を通って排気口からハウジングの外方へ排出される。これに よりキャップ内のオゾンが排出されて、換気効率を向上することが出来る。また 、空気流入口、排気口が水の非浸入位置に配置されているので、これらの空気流 入口、排気口から水がハウジング内に浸入することがない。
【0010】 ここで、水の非浸入位置とは、例えばエンジンルーム内において、水の浸入の ない部分をいう。
【0011】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案に係るディストリビュータの実施例について説明す る。なお、図1はディストリビュータを示す断面図であり、図2は図1のII− II線に沿って切断した断面図である。また、図5に示すディストリビュータ5 と同構成部分については図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
【0012】 図1及び図2に示すように、本実施例のディストリビュータ19は、キャップ 11の前面に設けた換気口15に、送気管21の一端が連通されている。この送 気管21は、キャップ11内に空気が送られると共に他端の空気流入口21aが 水の非浸入位置23に配置されている。また、キャップ11の側面外周には排気 口25が形成されている。この排気口25には、排気管27が連通されている。 この排気管27は、ハウジング7及びキャップ11内のオゾンを含む空気が排出 されると共に空気排出口27aが水の非浸入位置23に配置されている。ここで 、水の非浸入位置23とは、例えば、エンジンルーム内において、水の浸入のな い部分をいう。
【0013】 さらに、ロータ13には、回転軸29と電気接点部9との間に、換気翼31が 形成されている。この換気翼31は、6枚の翼33で構成され、中央部分に空気 通過孔35がそれぞれ形成されている。この換気翼31は、エンジン1の駆動力 により回転するロータ13と共に回転して、送気管21からハウジング7内に空 気を吸い込む。また、吸い込まれた空気は、空気通過孔35を通った後に排気口 25、排気管27からハウジング7の外方へ排出される。このとき、電気接点部 9のアーク発生により発生したオゾンをハウジング7及びキャップ11内から排 出する。これにより、強制的にハウジング7及びキャップ11内を喚起すること が出来るので、喚起効率が向上する。また、ハウジング7及びキャップ11内の オゾン濃度の上昇を防止することが出来る。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように本考案に係るディストリビュータによれば、送気管、排気 管、ロータの回転により送気管からハウジング内に空気を吸い込むと共に排出管 からハウジング内の空気を排出する換気翼をロータに設けたので、ハウジング内 の換気効率が向上し、オゾン濃度が減少する為、ハウジング内の腐食を防止出来 、温度上昇を押えることも出来る。
【0015】 また、送気管、排気管の空気流入口及び空気排出口を水の非浸入位置に設けた ことにより、ハウジング内への水の浸入を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のディストリビュータの内部を
示す断面図である。
【図2】本考案の実施例のディストリビュータの内部を
示し、図1のII−II線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】従来のディストリビュータと、このディストリ
ビュータが用いられたエンジンを示す正面図である。
【図4】従来のディストリビュータの外観を示す側面図
である。
【図5】従来のディストリビュータの内部を示す断面図
である。
【符号の説明】
7 ハウジング 13 ロータ 19 ディストリビュータ 21 送気管 21a 空気流入口 23 非浸入位置 27 排気管 27a 空気排出口 31 換気翼

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力で回転するロータをハ
    ウジング内に有するディストリビュータにおいて、前記
    ハウジング内に空気が流入されると共に空気流入口が水
    の非浸入位置に配置された送気管と、前記ハウジング内
    の空気が排出されると共に空気排出口が水の非浸入位置
    に配置された排気管と、前記ロータに設けられてロータ
    の回転により前記送気管から前記ハウジング内に空気を
    吸い込むと共に前記排出管から前記ハウジング内の空気
    を排出する換気翼とを備えたことを特徴とするディスト
    リビュータ。
JP8888692U 1992-12-25 1992-12-25 ディストリビュータ Pending JPH0653769U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8888692U JPH0653769U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ディストリビュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8888692U JPH0653769U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ディストリビュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653769U true JPH0653769U (ja) 1994-07-22

Family

ID=13955469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8888692U Pending JPH0653769U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ディストリビュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0653769U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0653769U (ja) ディストリビュータ
CN111590506B (zh) 电动工具
JP4787653B2 (ja) 携帯型作業機のエンジン停止装置
US4793298A (en) Ventilator for ignition distributor
JP2002272061A (ja) 車両用主電動機
JPH0633761B2 (ja) クランク角検出装置内蔵形点火用配電器
JPS6011683A (ja) 内燃機関のための配電器
JPS5859357U (ja) エンジン駆動発電機の防音冷却構造
JPS5922295Y2 (ja) 機関点火用配電器の換気装置
CN216904585U (zh) 一种新能源乘用车电轴冷却油泵电机
JP3261524B2 (ja) 掃除装置
JPS6021504Y2 (ja) 機関点火用配電キヤツプ
JPH11266562A (ja) エンジン発電機の冷却構造
JPH03179132A (ja) 内燃機関の排気装置
JP2528480B2 (ja) 点火装置用配電器の換気装置
KR19990061693A (ko) 자동차용 로터회전식 매연저감장치
JP2650384B2 (ja) 電動機
JPS6355368A (ja) 点火用配電器
JPH0740495Y2 (ja) 回転型オゾナイザ
JPH0639275U (ja) アーク溶接機
JPH01310199A (ja) 電動送風機
JPS5941360Y2 (ja) 電動フアン装置
JP3013239U (ja) ライン型ファン体
JPH10110664A (ja) 内燃機関のディストリビュータ
JPS5922296Y2 (ja) デイストリビユ−タの換気装置