JPH065373U - 隈取線輪型誘導電動機の固定子 - Google Patents
隈取線輪型誘導電動機の固定子Info
- Publication number
- JPH065373U JPH065373U JP4417792U JP4417792U JPH065373U JP H065373 U JPH065373 U JP H065373U JP 4417792 U JP4417792 U JP 4417792U JP 4417792 U JP4417792 U JP 4417792U JP H065373 U JPH065373 U JP H065373U
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- JP
- Japan
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- short
- induction motor
- circuit ring
- type induction
- kumatori
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主に家電用機器に用いられる隈取線輪型誘導
電動機の固定子において、短絡環接合部の溶接溜まりを
吸収し小形化することを目的とする。 【構成】 積層鋼板からなる固定子コア2の短絡環接合
部4に凹部5aを設けたため短絡環接合部4で溶接固定
する際に発生する溶接溜まりを吸収し、隈取線輪型誘導
電動機の固定子を小形化することができる。
電動機の固定子において、短絡環接合部の溶接溜まりを
吸収し小形化することを目的とする。 【構成】 積層鋼板からなる固定子コア2の短絡環接合
部4に凹部5aを設けたため短絡環接合部4で溶接固定
する際に発生する溶接溜まりを吸収し、隈取線輪型誘導
電動機の固定子を小形化することができる。
Description
【0001】
本考案は、主に家電用機器に用いられる隈取線輪型誘導電動機の固定子に関す る。
【0002】
近年、隈取線輪型誘導電動機の固定子は、家電用機器の小形、薄形化に伴い隈 取線輪型誘導電動機自身の小形、薄形化のため、小形化とそれを実現するための 寸法精度が要求されてきている。
【0003】 以下に従来の隈取線輪型誘導電動機の固定子について説明する。図2において 、1は樹脂巻枠に巻線し端子結線したコイル組立体で、積層鋼板からなる固定子 コア2に挿入固定され磁気回路を構成する。3は短絡環で、固定子コア2に設け られ回転磁界を発生させる。4は短絡環接合部で、短絡環3の合わせ面であり、 溶接固定されている。
【0004】
しかしながら上記の従来の構成では、短絡環接合部4の溶接溜まり5を吸収で きず短絡環3の外周に溶接溜まり5が発生するため外形が大きくなり、しかも寸 法規制が困難であるという問題点を有していた。
【0005】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、小形で寸法規制が可能な隈取線 輪型誘導電動機の固定子を提供することを目的とする。
【0006】
この目的を達成するために本考案の隈取線輪型誘導電動機の固定子は、積層鋼 板からなる固定子コアに短絡環溶接溜まりの凹部を形成するために積層鋼板の数 枚に切り欠きを設けた構成を有している。
【0007】
この構成によって、短絡環の接合部で溶接固定する際に発生する溶接溜まりを 積層鋼板の数枚に切り欠きを設けて形成した凹部に吸収し、固定子を小形化する ことができる。
【0008】
以下本考案の一実施例の隈取線輪型誘導電動機の固定子について、図面を参照 しながら説明する。
【0009】 図1において、1は樹脂巻枠に巻線し端子結線したコイル組立体で、積層鋼板 からなる固定子コア2に挿入固定され磁気回路を構成する。3は短絡環で、固定 子コア2に設けられ回転磁界を発生させる。4は短絡環接合部で、短絡環3の合 わせ面であり、溶接固定されている。5aは短絡環接合部の溶接溜まりを吸収す る凹部で、固定子コア2の積層鋼板の数枚に短絡環接合部4と同位置に切り欠き を設け形成されている。
【0010】 以上のように本実施例によれば、積層鋼板からなる固定子コアに短絡環溶接部 4に溶接溜まりの凹部5aを備えたため、短絡環接合部4で溶接固定する際に発 生する図2(a)に示す溶接溜まり5を凹部5aで吸収し固定子を小形化するこ とができる。
【0011】
以上の実施例の説明により明らかなように本考案の隈取線輪型誘導電動機の固 定子によれば、積層鋼板からなる固定子コアに短絡環接合部の凹部を備えたため 短絡環の接合部で溶接固定する際に発生する溶接溜まりを吸収し小形化された優 れた隈取線輪型誘導電動機の固定子を実現できるものである。
【図1】(a)本考案の一実施例の隈取線輪型誘導電動
機の固定子の一部を切り欠いて要部の断面を示す左側面
図 (b)同正面図
機の固定子の一部を切り欠いて要部の断面を示す左側面
図 (b)同正面図
【図2】(a)従来の隈取線輪型誘導電動機の固定子の
一部を切り欠いて要部の断面を示す左側面図 (b)同正面図
一部を切り欠いて要部の断面を示す左側面図 (b)同正面図
1 コイル組立体 2 固定子コア 3 短絡環 4 短絡環接合部 5a 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】コイル組立体と、短絡環と、短絡環接合部
の溶接溜まりを吸収する凹部を積層鋼板の数枚に切り欠
きを設けて構成した積層鋼板からなる固定子コアとを備
えた隈取線輪型誘導電動機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417792U JPH065373U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 隈取線輪型誘導電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417792U JPH065373U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 隈取線輪型誘導電動機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065373U true JPH065373U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12684302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4417792U Pending JPH065373U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 隈取線輪型誘導電動機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065373U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634742U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4417792U patent/JPH065373U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634742U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 |
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