JPH0653729A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JPH0653729A
JPH0653729A JP4222086A JP22208692A JPH0653729A JP H0653729 A JPH0653729 A JP H0653729A JP 4222086 A JP4222086 A JP 4222086A JP 22208692 A JP22208692 A JP 22208692A JP H0653729 A JPH0653729 A JP H0653729A
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勝司 森下
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卓 塩田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広帯域な周波数特性を持ち、且つ人体による
アンテナ特性の劣化が少ない、携帯電話や自動車電話等
に用いる無線機器に用いて最適なアンテナを提供するこ
と。 【構成】 ヘリカル放射素子を用いた1/2波長前後の
電気的な長さを持つ1/2波長放射素子11を具備し、
該1/2波長放射素子11への給電を、スパイラル状に
巻いた1/4波長の電気的な長さを持つ平面状の共振回
路13からの電磁界結合によって行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話や自動車電話
等に用いる無線機器に用いて好適なアンテナに関し、特
に1/4波長放射素子と、1/2波長放射素子を組み合
わせたアンテナに関するものである。
【0002】
【従来技術】図9は従来の整合回路101を用いたヘリ
カル状の1/2波長放射素子103の1例を示す図であ
る。
【0003】また図10は従来の1/4波長放射素子1
05と伸縮可能な1/2波長放射素子107を組み合わ
せ、1/4波長放射素子105との容量結合により1/
2波長放射素子107に給電させるアンテナの1例を示
す図である(特開昭54−52450号公報)。但しヘ
リカル導体を包むプラスチックのモールド部は省略して
ある。
【0004】このアンテナの場合、1/2波長放射素子
107の伸張時(図10(b)の状態のとき)には、該
1/2波長放射素子107へ1/4波長放射素子105
を介して容量結合により給電されるが、このとき1/4
波長放射素子105を共振回路及び整合回路として機能
させることにより、1/4波長放射素子105と1/2
波長放射素子107の二重共振による広帯域な周波数特
性と、整合損の少ない整合回路による高い放射効率を実
現している。
【0005】一方このアンテナの場合、1/4波長放射
素子105の電気的な長さは、使用する周波数に対応し
た波長に対して、概ね1/4波長とられていた。また1
/2波長放射素子107へは、前述のように1/4波長
放射素子105からの電界結合によって給電されるが、
このとき上述のように1/4波長放射素子105の電気
的な長さが、使用する周波数に対応した波長に対して概
ね1/4波長である場合には、給電点からみた1/4波
長放射素子及び1/2波長放射素子から構成されるアン
テナ全体の入力インピーダンスを所望の値に整合させる
ために、1/2波長放射素子107の電気的な長さは、
使用する周波数に対応した波長に対しておよそ1/2波
長程度必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような従来
例では、一般に整合回路としてLC共振回路101が用
いられるが、1/2波長前後の電気的な長さを持つ1/
2波長放射素子103の入力インピーダンスは数百Ωと
非常に高いので、例えば50Ωの給電線路と整合させる
ためには、Qがかなり高い共振回路を構成しなければな
らず、そのためアンテナの周波数特性が狭帯域となるば
かりか、整合損失が大きくなるためにアンテナの放射効
率が著しく劣化してしまうという問題点があった。
【0007】また上記問題点を改善するために発明され
た図10に示すようなアンテナでは、1/2波長放射素
子107を筐体108内に引込み、1/4波長放射素子
105単体で動作させるとき(即ち図10(a)の状態
のとき)にも、使用周波数帯にわたってある程度の利得
が必要となるので、それに応じた1/4波長放射素子1
05の物理的な長さと筐体からの高さが必要であり、そ
のため伸張時のアンテナも含めた無線機器全体の寸法を
一定にしようとした場合、1/2波長放射素子107の
物理的な長さが必然的に制約を受けるという問題点があ
った。従って1/2波長放射素子107の共振周波数帯
域幅が狭くなり、例えば800MHz帯の携帯電話等の
使用周波数帯が広い場合に、1/2波長放射素子107
の本来持つ、人体が近づいた場合に放射特性の劣化が少
ないという特徴を使用周波数帯の全域にわたって得るこ
とが困難であるという問題点があった。
【0008】また図10に示す1/4波長放射素子10
5と1/2波長放射素子107を組み合わせたアンテナ
では、1/4波長放射素子105の電気的な長さが、使
用する周波数に対応した波長に対して概ね1/4波長と
られていたが、この場合、このこのアンテナの使用時に
人体が近づいたときには、1/4波長放射素子105の
共振のピーク周波数がやや低くなるので、整合がとれな
くなり、放射効率が著しく低減するという問題点もあっ
た。
【0009】また1/4波長放射素子105の電気的な
長さが、使用する周波数に対応した波長に対して概ね1
/4波長である場合には、給電点からみた1/4波長放
射素子105及び1/2波長放射素子107から構成さ
れるアンテナ全体の入力インピーダンスを所望の値に整
合させるためには、1/2波長放射素子107の電気的
な長さは使用する周波数に対応した波長に対しておよそ
1/2波長程度必要であるので、アンテナの外形寸法が
大きくなり、携帯に不便であるという問題点もあった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、広帯域な周波数特性を持ち、且つ人
体による特性の劣化が少ない、携帯電話や自動車電話等
の無線機器に用いて最適なアンテナを提供することにあ
る。
【0011】また本発明の目的は、人体によるアンテナ
特性の劣化が少なく、且つ給電線路との整合が容易で、
給電部に整合回路を設ける必要のない小型で高性能なア
ンテナを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本願の第1発明は、ヘリカル放射素子等を用いた1/
2波長前後の電気的な長さを持つ1/2波長放射素子を
具備し、該1/2波長放射素子への給電を、スパイラル
状に巻いた1/4波長の電気的な長さを持つ平面状の共
振回路からの電磁界結合によって行うように構成した。
【0013】また本願の第2発明は、1/4波長放射素
子と1/2波長放射素子を組み合わせたアンテナにおい
て、前記1/4波長放射素子の電気的な長さを、使用す
る周波数に対応した波長に対して1/8波長以上で1/
4波長未満の間の長さとし、且つ前記1/2波長放射素
子の電気的な長さを、使用する周波数に対応した波長に
対して3/8波長以上で1/2波長未満の間の長さとし
て構成した。
【0014】
【作用】本願の第1発明によれば、スパイラル状の共振
回路に印加された高周波電力は、この共振回路で共振
し、さらに電磁界結合によって結合された1/2波長放
射素子に供給される。このとき両者の位置関係・距離を
調整すれば、給電点からみた共振回路と1/2波長放射
素子の二重共振のインピーダンス特性を調整できる。従
って、該二重共振による広帯域な周波数特性と、整合損
の少ない整合回路による高い放射効率が得られる。また
共振回路はスパイラル状で平面状に構成されているの
で、高さ寸法を非常に小さくでき、1/2波長放射素子
の物理的な長さを相対的に長くでき、従って共振周波数
帯域幅が広くなり、広い周波数帯域にわたって人体が近
づいた場合の放射特性の劣化を小さくできる。
【0015】また本願の第2発明によれば、使用時に人
体が近づくことによって1/4波長放射素子の共振のピ
ーク周波数がやや低くなることを予め考慮に入れて、各
放射素子の電気的な長さを使用する周波数に対応した波
長に対して短くしているので、人体による特性の劣化が
少なく、かつ給電線路との整合が容易で、給電部に整合
回路を設ける必要のない小型で高性能のアンテナが実現
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1発明の実施例と第2発明
の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 〔第1発明〕図1は本願の第1発明にかかるアンテナの
1実施例を示す図である。同図に示すようにこの実施例
においては、ヘリカル状に巻いた1/2波長放射素子1
1とスパイラル状に巻いた1/4波長の電気的な長さを
持つ1/4波長スパイラル素子(共振回路)13とを具
備し、両者を電磁界結合せしめることによって構成せし
めている。
【0017】ここでこの1/4波長スパイラル素子13
は、そのスパイラル状に巻かれた平面が1/2波長放射
素子11の長手方向に対して垂直になる位置に配設され
ている。言い替えれば、1/4波長スパイラル素子13
はその面を前記1/2波長放射素子11が無線機から突
出する面に対して平行に配設されている。
【0018】このときこの1/4波長スパイラル素子1
3に印加された高周波電力は、この1/4波長スパイラ
ル素子13にて共振し、さらに適当な距離を隔てて置か
れた1/2波長放射素子11へ電磁界結合により結合さ
れ供給される。このとき1/4波長スパイラル素子13
と1/2波長放射素子11の位置関係及び距離を調節す
ることによって、給電点からみた1/4波長スパイラル
素子13と1/2波長放射素子11の二重共振のインピ
ーダンス特性を調整することができる。
【0019】従って、以上のように構成することによ
り、1/4波長スパイラル素子13と1/2波長放射素
子11の二重共振による広帯域な周波数特性と、整合損
の少ない整合回路による高い放射効率が得られる。
【0020】また1/4波長スパイラル素子13は平面
状に構成されるため、高さ寸法を非常に小さくすること
ができるので、1/2波長放射素子11の物理的な長さ
を相対的に長くすることができ、従って、1/2波長放
射素子11の共振周波数帯域幅が広くなり、広い周波数
帯域にわたって、人体が近づいた場合の放射特性の劣化
を小さくすることができる。
【0021】図2は本願の第1発明の他の実施例を示す
図である。この実施例において前記第1実施例と相違す
る点は、前記図1に示す1/4波長スパイラル素子13
と同様の構造の1/4波長スパイラル素子23のスパイ
ラル状に巻いた面を、1/2波長放射素子11の長手方
向に対して平行になる位置に配設した点である。言い替
えれば、この1/4波長スパイラル素子13はその面を
前記1/2波長放射素子11が無線機から突出する面に
対して垂直に配設されている。
【0022】図3は本発明に用いる1/4波長スパイラ
ル素子33の具体的な1構成例を示す図であり、同図
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面
図である。同図に示すように、この具体例における1/
4波長スパイラル素子33は、誘電体基板35上に設け
て構成されている。同図において1/4波長スパイラル
素子33への給電点は、該スパイラルの外周部にある端
点37でも、中心部にある端点37′でも、或いはその
間の点でも構わない。なおこの点については、他の実施
例でも同様である。このように1/4波長スパイラル素
子33を誘電体基板35上に設ければコイルを巻かなく
ても良いので、その製造が容易となる。
【0023】図4は本願の第1発明のさらに他の実施例
を示す図である。この実施例においては、無線機器の筐
体を構成するモールド材41の下面に1/4波長スパイ
ラル素子43を形成し、その部分をカバーするようにモ
ールド材41と一体のカバー部45を設け、その下面に
シールド材47を塗布し、一方モールド材41の上面に
ヘリカル状の1/2波長放射素子42を配設して構成さ
れている。
【0024】図5は本願の第1発明のさらに他の実施例
を示す図であり、1/4波長スパイラル素子49をフレ
キシブルプリント基板若しくは誘電体基板51上に形成
し、モールド材53裏面に塗布したシールド材55とフ
レキシブルプリント基板若しくは誘電体基板51の裏面
に設けた接地導体57を、金属部材59によって接続し
たものである。なお1/2波長放射素子52はモールド
材53の上面に配設されている。
【0025】なお上記各実施例では1/2波長前後の放
射素子としてヘリカル状の素子を用いたが、本発明は直
線状の素子やヘリカルと直線を組み合わせた形状の素子
等、任意の形状の素子にも適用できることは言うまでも
ない。
【0026】〔第2発明〕本願の第2発明は、1/4波
長放射素子と1/2波長放射素子を組み合わせた収納式
のアンテナであって、1/4波長放射素子の電気的な長
さを、使用する周波数に対応した波長に対して1/8波
長以上で1/4波長未満の間の長さとし、また前記1/
2波長放射素子の電気的な長さを、使用する周波数に対
応した波長に対して3/8波長以上で1/2波長未満の
間の長さとしたものである。
【0027】ここで図6(a)乃至(d)は本願の第2
発明を利用したアンテナの具体的実施例を示す図であ
り、図6(a)は1/8波長以上で1/4波長未満の放
射素子61と、3/8波長以上で1/2波長未満の放射
素子63のいずれをもヘリカル放射素子により構成した
例を示している。また図6(b)は1/8波長以上で1
/4波長未満の放射素子61′をヘリカル放射素子で構
成し、3/8波長以上で1/2波長未満の放射素子65
を直線状の放射素子で構成した例を示している。また図
6(c)は1/8波長以上で1/4波長未満の放射素子
67を直線状の放射素子で構成し、3/8波長以上で1
/2波長未満の放射素子63′をヘリカル放射素子で構
成した例を示している。また図6(d)は1/8波長以
上で1/4波長未満の放射素子67′と、3/8波長以
上で1/2波長未満の放射素子65′を共に直線状の放
射素子により構成した例を示している。
【0028】上記各実施例のように、1/4波長放射素
子の電気的な長さを、使用する周波数に対応した波長に
対して、1/8波長以上で1/4波長未満の間の値にと
るとともに、1/2波長放射素子の電気的な長さを、使
用する周波数に対応した波長に対して、3/8波長以上
で1/2波長未満の間の値にとることによって、使用時
に人体が近づいた場合であってもその特性の劣化が少な
く、且つ給電線路との整合をとることが容易で、給電部
に整合回路を設ける必要のない小型で高性能なアンテナ
が得られる。
【0029】図7は本願の第2発明の他の実施例を示す
図であり、同図(a)は伸張時、同図(b)は短縮時を
示している。同図(a)に示すようにこのアンテナは、
前記図6(a)に示すアンテナと略同一の構成である
が、異なる点は、1/2波長放射素子69を略同一長さ
の2つのヘリカル状部材69−1,69−2で構成し、
両者間を非接触電磁界結合で結合した点である。なおこ
の1/2波長放射素子69の電気的な長さを、使用する
周波数に対応した波長に対して、3/8波長以上で1/
2波長未満の間の値にとり、1/4波長放射素子71の
電気的な長さを、使用する周波数に対応した波長に対し
て、1/8波長以上で1/4未満の間の値にとる点は、
前記各実施例と同じである。またこれら2つのヘリカル
状部材69−1,69−2の機械的な長さは、いずれも
1/4波長放射素子71の機械的な長さを越えない長さ
に構成されており、2つのヘリカル状部材69−1,6
9−2は同図(b)に示すように短縮時に非接触の状態
で完全に1/4波長放射素子71の内部に収納されるよ
うに構成されている。なお1/2波長放射素子69と1
/4波長放射素子71間は非接触容量結合で結合されて
いる。
【0030】このように構成すれば短縮時におけるこの
アンテナの反射特性と放射特性は、1/4波長放射素子
71単独の特性とほぼ等しくなる。
【0031】図8は図7の実施例にかかるアンテナの変
形例を示す図であり、同図(a)は伸張時、同図(b)
は短縮時を示している。同図(a)に示すようにこの実
施例においては、2つのヘリカル状部材69′−1,6
9′−2のピッチを変えることによって、1/2波長放
射素子69′と1/4波長放射素子71間の容量結合部
分の間隔を短くできる。
【0032】なお上記第2の発明にかかる各実施例で
は、1/8波長以上で1/4波長未満の放射素子と、3
/8波長以上で1/2波長未満の放射素子ともに線状素
子の場合を示したが、本発明はこれらに対してのみ適用
されるものではなく、他の任意の形状の放射素子に適用
可能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるアンテナによれば、以下のような優れた効果を有す
る。1/2波長放射素子に、スパイラル状に巻いた1/
4波長の電気的な長さを持つ共振回路から電磁界結合に
より給電するようにした場合、スパイラル状に巻いた1
/4波長の電気的な長さを持つ共振回路は、共振回路及
び整合回路として機能するので、この共振回路と1/2
波長放射素子の二重共振による広帯域な周波数特性と、
整合損の少ない整合回路による高い放射効率が得られ
る。
【0034】また該共振回路はスパイラル状で平面状に
構成されるため、高さ寸法を非常に小さくすることがで
きるので、1/2波長放射素子の物理的な長さを相対的
に長くすることができ、従って1/2波長放射素子の共
振周波数帯域幅が広くなり、広い周波数帯域にわたっ
て、人体が近づいた場合の放射特性の劣化を小さくする
ことができる。
【0035】さらに前記1/4波長の電気的な長さを持
つ共振回路から1/2波長放射素子へは電磁界結合によ
り給電されるので、該共振回路と1/2波長放射素子の
位置関係と距離さえ調節すれば構成の自由度が高く、携
帯電話や自動車電話などの無線機器の他の構成部品に対
する制約が少なくなるので、結果的に携帯電話や自動車
電話等の無線機器の設計が容易になる。
【0036】一方、1/4波長放射素子の電気的な長さ
を、使用する周波数に対応した波長に対して1/8波長
以上で1/4波長未満の間の長さとし、また前記1/2
波長放射素子の電気的な長さを、使用する周波数に対応
した波長に対して3/8波長以上で1/2波長未満の間
の長さとした場合は、人体による特性の劣化が少なく、
且つ給電線路との整合が容易で、給電部に整合回路を設
ける必要のない小型で高性能なアンテナが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明にかかるアンテナの1実施例を
示す図である。
【図2】第1発明の他の実施例を示す図である。
【図3】第1発明に用いる1/4波長スパイラル素子3
3の具体的な1構成例を示す図である。
【図4】第1発明のさらに他の実施例を示す図である。
【図5】第1発明のさらに他の実施例を示す図である。
【図6】第2発明を利用したアンテナの具体的実施例を
示す図である。
【図7】第2発明の他の実施例を示す図である。
【図8】第2発明のさらに他の実施例を示す図である。
【図9】従来の整合回路101を用いたヘリカル状の1
/2波長放射素子103の1例を示す図である。
【図10】従来の1/4波長放射素子105と伸縮可能
な1/2波長放射素子107を組み合わせたアンテナの
1例を示す図である。
【符号の説明】
11,42,52 1/2波長放射素子 13,23,33,43,49 共振回路(1/4波長
スパイラル素子) 61,61′,67,67′ 1/4波長放射素子 63,63′,65,65′ 1/2波長放射素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリカル放射素子等を用いた1/2波長
    前後の電気的な長さを持つ1/2波長放射素子を具備
    し、該1/2波長放射素子への給電は、スパイラル状に
    巻いた1/4波長の電気的な長さを持つ平面状の共振回
    路からの電磁界結合によって行うことを特徴とするアン
    テナ。
  2. 【請求項2】 無線機器の内部回路をシールドするため
    の導電体層若しくは該導電体層に接続された金属面をグ
    ランド層とし、前記スパイラル共振回路は、該グランド
    層の上部に、そのスパイラル状の面が前記1/2波長放
    射素子が無線機器から突出する面に対して平行又は垂直
    になるように配設せしめられたことを特徴とする請求項
    1記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 1/4波長放射素子と1/2波長放射素
    子を組み合わせたアンテナにおいて、前記1/4波長放
    射素子の電気的な長さを、使用する周波数に対応した波
    長に対して1/8波長以上で1/4波長未満の間の長さ
    としたことを特徴とするアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記1/2波長放射素子の電気的な長さ
    を、使用する周波数に対応した波長に対して3/8波長
    以上で1/2波長未満の間の長さとしたことを特徴とす
    る請求項3記載のアンテナ。
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