JPH08148925A - モノポールアンテナ - Google Patents

モノポールアンテナ

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JPH08148925A
JPH08148925A JP29083394A JP29083394A JPH08148925A JP H08148925 A JPH08148925 A JP H08148925A JP 29083394 A JP29083394 A JP 29083394A JP 29083394 A JP29083394 A JP 29083394A JP H08148925 A JPH08148925 A JP H08148925A
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Masahiro Kineya
正浩 喜音家
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広信 渡辺
Masataka Wano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】衛星系イーパブに用いるアンテナの放射パター
ンにおいて、高仰角で高い利得を得るモノポールアンテ
ナを提供すること。 【構成】2周波数を送出する送信機14の筐体11に取
り付けられ、第一の輻射部分1に1/4波長のモノポー
ルを設け、前記第一の輻射部分1の上部に前記第一の輻
射部分の電力より少なくし、しかも位相をほぼ逆相と
し、長さを短縮された1/2波長の第二の輻射部分2を
接続するモノポールアンテナを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】船舶が万一遭難した際、プイを浮
上させ遭難電波を発射し、この電波を衛星経由で地球局
が受信し船名と位置を特定し、迅速な救助に寄与する衛
星系イーパブ用モノポールアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】1991年2月より船舶の安全と遭難に
関する世界的制度(GMDSS)が施行された。このシ
ステムは衛星系イーパブを船舶に装備し、万一の遭難時
に自動的に浮上させ遭難電波を送信するもので、この電
波はCOSPAS−SARSAT衛星で受信され、衛星
内で処理されるかあるいは中継されて衛星地上局に伝送
される。地上局では、これらの情報から船名と位置を特
定することができ、全世界の海の遭難に対処できる。こ
の衛星系イーパブのアンテナの仕様は、COSPAS−
SARSATの仕様書S/C T001に規定があり、
その試験法は仕様書C/S T007に定められてい
る。本仕様書では、周波数は406.025MHz、そ
の利得は仰角5度から60度の範囲において−3〜+4
dBi(dBi:等方性輻射器を基準とする絶対利得)
以内の垂直パターンが規定されており、水平面は無指向
性である。また国際型式承認の試験条件は、1993年
12月以降、直径2.5mの円形の金属反射板に取り付
けた状態で3mの距離からダイポールアンテナを用いて
垂直面パターンを測定することが義務付けられている。
【0003】従来より、大多数の衛星イーパブには垂直
偏波1/4波長モノポールアンテナが用いられている
が、このアンテナを用いた従来の衛星イーパブの構成を
図13に示す。
【0004】なお、大多数の衛星系イーパブは406M
Hz帯の信号と同時に121.5MHzの救難信号波を
同時に送信するため、アンテナは二周波で共用されてい
る。
【0005】図13において、11は衛星イーパブ本体
の筐体であり、また、筐体11内は電池15、2周波を
発振する送信機14、2周波を合成する2周波合成器1
3から構成される。
【0006】尚12は、海に浮遊する場合の喫水線であ
り、喫水線12より下部は海面にあり、喫水線12より
上部にあるアンテナ10は常に海面より上部で所要の送
信波を送信できる。
【0007】また、20は垂直偏波1/4波長モノポー
ルアンテナを示している。本図において17は、アンテ
ナ20の電流分布を示しているが、周知のごとくほぼ正
弦波状の定在波を示し、1/2波長ダイポールアンテナ
とほぼ同等の電流分布となる。このように本アンテナ構
造が単純で小形であるという特徴を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に示し
た従来技術では前述した試験条件の規格を十分に満足さ
せることは困難であり、また、本来の用途である海面を
反射面とし全天を通る衛星の信号を地球局にて高い信号
対雑音比(S/N)で受信するためには高仰角の利得が
不足しており、高仰角を通る軌道においては衛星が地球
に接近し信号レベルが増加することを考慮してもなお利
得が不足している。
【0009】この点をさらに詳述すれば、一般に1/4
波長モノポールアンテナは論理上完全な条件では上半球
においてダイポールアンテナと同様なパターンとなり、
上記仕様に対し高仰角時に50度以上の利得が不足し、
実際の海面を反射面としても同様な傾向を有している。
【0010】このように高仰角で高いS/Nを要件され
るのは、衛星系イーパブを用いて正確に本体の測位をす
るため衛星通過の際の微小なドップラー効果の測定精度
を高める必要があるからである。
【0011】また、上記仕様を満足する高仰角の利得を
有するアンテナパターンを発生させるには、一般にアン
テナの構造が相当複雑になり、海面への落下時の耐性、
耐風圧性の問題やアンテナ自体の価格アップ等の問題を
伴うため実現は困難であった。
【0012】例えば特開平3−245603号公報に記
載されたアンテナは、直線状アンテナの先端にローディ
ングコイルを具備するが、高仰角時の利得は上記仕様に
対して不足していた。
【0013】本発明の目的は、簡単な構成で従来技術の
欠点を改善したモノポールアンテナを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を改善するた
めに本発明は、海上に浮遊する送信機に用いられるモノ
ポールアンテナにおいて、前記送信機と接続し、送信信
号の整合をとる整合部と、前記整合部に接続された1/
4波長モードのモノポールによる第1の輻射部分と、前
記第1の輻射部分の先端に接続され長さを短縮した1/
2波長モードの第2の輻射部分とを具備することを特徴
としている。
【0015】
【作用】すなわち、第1の1/4波長モノポールの輻射
部の中心はその根元にあり、第2の輻射部分の輻射中心
はその中心にあるものと見做してよい。故に低仰角では
第1の輻射部の輻射に対し第2の輻射部の輻射がほぼ逆
相であるため打ち消しあって多少利得が減少する。しか
し、高仰角では第2の輻射部の輻射がほぼ逆相であるた
め、反射板での反射の際に位相が反転すること、往復の
行路差を考慮し最終的に同相で合成するように選定する
ことにより、高仰角の利得を高めている。
【0016】
【実施例】本発明のモノポールアンテナを、図面を参照
して説明する。
【0017】第一の実施例の衛星系イーパブの構成を図
1に示す。本図において、1/4波長のモノポールアン
テナで構成した第一の輻射部分を1、第1の輻射部分1
とほぼ逆相となる第二の輻射部分を2、衛星系イーパブ
筐体を11、海に浮遊する場合の喫水線を12、内部に
は二周波合成器13、406MHz帯および121.5
MHzの二周波を送信する送信機を14、電池を15と
する。線状アンテナは通常定在波アンテナと呼ばれるよ
うに、第一および第二の輻射部分による定在波状の電流
分布は16で示される2つの定在波の合成波形となる。
【0018】第一の実施例のモノポールアンテナ部の詳
細な構造図を図2に示す。本図において、モノポールア
ンテナの第一の輻射部分1は1/4波長のモノポール構
造をしており理論長で約18cmである。その上に接続
された第二の輻射部分2は、ボビンつきコイル5と線状
導体3および二ヶ所の接続金具4で構成される。また基
底部は、絶縁物6、二周波用整合基本回路7、外部導体
8、内部導体9で構成されている。モノポールアンテナ
全体は保護カパー10で保護されている。衛星系イーパ
ブの筐体部との接続は、筐体11の上部に設けられた同
軸コネクタと結合される。図1に戻り、第二の輻射部分
2は、電気的には半波長を示すが、コイルを用いている
ためその実長が1/4波長程度以下に短縮化されてい
る。この結果、本発明のアンテナの全長は半波長以下で
構成しうる。実際、本実施例では、周波数406MHz
における理論上の半波長36cmに対して約30cmで
構成している。
【0019】以上説明したように、第二の輻射部分2の
電流分布は、第一の輻射部分1と比較して電気的にはコ
イル化によってインピーダンスが急に上昇するため、基
底部から給電された電流は二分されて、一部の電流は1
/4波長モノポール1の上端部で反射し、図13に示し
た従来の電流分布と類似する電流分布を形成する。
【0020】次に、第二の半波長輻射部分2を通過した
電流は、コイル5の上部の導体3の先端に連しそこから
反射し、再び第一の輻射部分1の上端部に連する電流分
布となる。この結果、第一の輻射部分1と第二の輻射部
分2との定在波が合成される。このため、第一の輻射部
分1の輻射は、第二の輻射部分2の分だけ減少するが従
来とほぼ同じように電力を輻射できる。また、第二の輻
射部分2の実効長は、通常の半波長素子に比して実長が
半分以下に大幅な短縮化ができる。この結果、コイル線
径の選択およびコイル形状の実長を選択することによ
り、電力分配器や複雑な給電系を用いることなく、両者
の利得差を−6dBと理論値に近づけることができる。
【0021】このアンテナの両輻射間の位相関係につい
ては、第一の輻射部分1は1/4波長モードであり、第
二の輻射部分2は半波長モードをしている。よって、全
体で電気的には3/4波長の定在波アンテナとして動作
している。したがって、第二の輻射部分2の位相は第一
の輻射部分1に対して原則的に逆相となり、また必要に
より同調をわずかにずらせることより位相の調整も可能
である。この結果、第一の輻射部分1の輻射波と第二の
輻射部分2の輻射波との合成波が同相となるよう調整す
ることも可能であり、高仰角の利得を高めることができ
る。
【0022】本発明の第一の実施例について、アンテナ
放射パターンの計算結果を図3,図4に示す。
【0023】図3は国際型式承認用試験条件に規定され
る金属反射板上に設置した状態におけるアンテナ放射パ
ターンの計算結果である。ここで、周波数を406MH
zとし、第一の輻射部分1の中心と第二の輻射部分2の
各々の中心が24cmだけ離して上記周波数の1/4の
波長である約18cmに近づけてある。また、各輻射部
分1,2の電力によっては、低仰角での利得低下となる
ため適当な値に選ぶ必要がある。本実施例では、第二の
輻射部分2は、第一の輻射部分1の電力より6dB少な
くしている。さらに、両者の位相関係においては、第二
の輻射部分2の位相が第一の輻射部分1に対して、逆相
となる場合の理論アンテナパターンを(a)に示してあ
る。また、(b)は、比較のために1/4波長モノポー
ルのみの理論パターンを示している。本図により、仰角
15°以下では、1/4波長ノポールアンテナの方が高
い利得が得られるが、仰角15度以上においては本発明
のモノポールアンテナにより高い利得が得られることを
示している。
【0024】図4は図3の条件においてアンテナの設置
面を海上浮遊時に海面を反射面とした場合のアンテナ放
射パターンを計算した結果を示している。
【0025】本図においても仰角30度以下では、1/
4波長モノポールアンテナの方が利得が高いが、仰角3
0度以上では本発明のモノポールアンテナによって高仰
角時の利得改善が図られることを示している。
【0026】次に、第二の輻射部分2の構成に関する他
の複数の実施例を、第一の輻射部分1をすべて1/4波
長モノポール1とした場合を例にとって示す。
【0027】なお、これからの図面は同じ部分には同じ
番号を振り、第二の輻射部分の概念のみを説明する。
【0028】はじめに、第2の実施例を図5に示す。こ
れは第2の輻射部分をコイル22のみによって構成した
ものである。また、第3の実施例を図6に示す。これは
第二の輻射部分2をほぼ半波長の導線を折り返し線路3
2とし物理長の短縮を図ったものである。第4の実施例
を図7に示す。これは第2の輻射部分をプリント板42
上にジグザグ形の遅延線路43を形成したものである。
【0029】次に第一の輻射部分1の構成に関する他の
複数の実施例を、第二の輻射部分2として、第2の実施
例に用いたコイル22の構成とした場合を例にとって示
す。
【0030】はじめに、第5の実施例を図8に示す。こ
れは第一の輻射部分をゆるやかなコイル形状21とし幾
分短縮したものである。第6の実施例を図9に示す。こ
れは第一の輻射部分1の一部にコイル31を挿入するこ
とにより短縮を図ったものである。
【0031】第7の実施例を図10に示す。これは、第
一の輻射部分の上端部に容量冠41を付加し第一の輻射
部分の短縮化を図ったものである。第8の実施例を図1
1に示す。これは、第一の輻射部分をホールデッドモノ
ポール51としたものである。第9の実施例を図12に
示す。これは、第一の輻射部分1を太さを選択しうる近
接平行導体61で構成し、その一本に第二の輻射部分2
を接続し、電力配分の自由度を増したものである。以上
にのべた第5〜9の実施例については、第一の輻射部分
1をプリント板上に形成することも可能であることは勿
論である。
【0032】前記各項に記した各実施例は、本発明の基
本を実現する手段の変形を大別し、第一の輻射部分を一
つに固定した第二の輻射部分になされた変形、および第
2の輻射部分を一つに固定した第一の輻射部分になされ
た変形を記した。
【0033】これらは、第一の実施例に示したと同等の
効果を奏するものである。
【0034】なお、本発明の実施例の及ぶ範囲は、第一
の輻射部分になされた変形の一つと第二の輻射部分にな
された変形の一つとを任意に組み合わせてなる変形を否
定するものではないのは勿論のことである。
【0035】
【発明の効果】本発明の効果は、以上述べたように衛星
系イーパブにて規定される高仰角における高利得を得る
放射パターンを、第一の輻射部として1/4波長モノポ
ールアンテナを設け、その直上に第一の輻射部分とほぼ
逆相となるよう第二の輻射部分を設けることにより実現
できる。
【0036】この結果、小型,軽量,かつ構造が簡単で
信頼性の高いアンテナを得られる格別な効果を有してい
る。
【0037】また、衛星系イーパブは前述のように40
6MHzとともに121.5MHzの救難電波を同時に
送信することが求められており、本発明により第2の輻
射部分を構成するコイルなどの遅波回路は121.5M
Hz輻射素子として見たとき、必要なローディングコイ
ルとしてまた有効な輻射長として機能し1/4波長モー
ドの輻射素子の一部としてすべて有効に動作するため無
駄無く共用され、第一の実施例で触れた整合回路の実際
の構成が比較的簡単で、回路損失による利得の減少が少
なく、良好な利得が期待できる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモノポールアンテナを具備する衛星系
イーパブの概念図である。
【図2】第一の実施例の本発明のモノポールアンテナの
詳細図である。
【図3】本発明のモノポールアンテナと従来の1/4波
長モノポールアンテナとの垂直輻射パターンの理論計算
の比較図である。
【図4】本発明のモノポールアンテナと従来の1/4波
長モノポールアンテナとの海上浮遊状態における垂直輻
射パターンの比較図である。
【図5】本発明の第2の実施例(集中コイルと導体によ
り第二の輻射部分を構成)を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例(折り返し線路により第
二の輻射部分を構成)を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例(プリント板上のジグザ
グ線路によって第二の輻射部分を構成)を示す図であ
る。
【図8】本発明の第5の実施例(ゆるかなコイルによっ
て第一の輻射部分の短縮)を示す図である。
【図9】第6の実施例(第一の輻射部分の一部にコイル
を挿入し短縮)を示す図である。
【図10】第7の実施例(第一の輻射部分の上端部に容
量冠を付加し短縮)を示す図である。
【図11】第8の実施例(第一の輻射部分をホールデッ
ドモノポールで構成)を示す図である。
【図12】第9の実施例(第一の輻射部分を近接平行す
るモノポールで構成しその何れかに第2の輻射部分を接
続して構成)を示す図である。
【図13】従来の1/4波長モノポールアンテナを用い
た衛星系イーパブの概念図を示す。
【符号の説明】
1 モノポールアンテナの第一の輻射部分 2 モノポールアンテナの第二の輻射部分 3 導体 4 接続金具 5 ボビン付きコイル 6 絶縁物 7 2周波用整合基本回路 8 外部導体 9 内部導体 10 保護カバー 11 衛星イーパブ本体の筐体 12 喫水線 13 2周波合成器 14 送信機 15 電池 16 本発明のモノポールアンテナの電流分布 17 1/4波長モノポールアンテナの電流分布 20 1/4波長モノポールアンテナ 21 コイル 22 コイル 31 コイル 32 折り返し線路 41 容量冠 42 プリント板 43 遅延線路 51 ホールデッドモノポール 61 平行導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 広信 東京都板橋区高島平九丁目24番13号 第一 電波工業株式会社内 (72)発明者 和野 聖位 東京都板橋区高島平九丁目24番13号 第一 電波工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海上に浮遊する送信機に用いられるモノ
    ポールアンテナにおいて、 前記送信機と接続し、送信信号の整合をとる整合部と、
    前記整合部に接続された1/4波長モードのモノポール
    アンテナの第1の輻射部と、前記第1の輻射部の先端に
    接続され、長さを短縮した1/2波長モードの第2の輻
    射部とを具備し、前記第2の輻射部の電力の振幅を前記
    第1の輻射部の電力の振幅より少なくし、前記第2の輻
    射部の電力の位相を前記第1の輻射部の電力の位相とほ
    ぼ逆相となるよう前記第2の輻射部の長さを短縮し、高
    仰角時の輻射電力を増加したことを特徴とするモノポー
    ルアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第2の輻射部は、前記第1の輻射部
    の1/4波長モノポールアンテナの先端と第1の接続金
    具を介して接続されたボビン付きコイルと、前記ボビン
    付きコイルの先端に第2の接続金具を介して接続された
    線状導体とから構成され、実効長は半波長の1/2以下
    とすることを特徴とする請求項1記載のモノポールアン
    テナ。
  3. 【請求項3】 前記第2の輻射部は、集中コイル,折り
    返線路若しくは所定のプリント板上に形成されるジグザ
    グ線路のいずれか一つを用いて構成されることを特徴と
    する請求項1記載のモノポールアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記第1の輻射部の1/4波長モードの
    モノポールアンテナに換えてコイル形状をした導体,1
    /4波長モードの前記第1の輻射部の一部にコイル形状
    をした導体,1/4波長モードの前記第1の輻射部の上
    部に容量冠を設けた導体若しくは1/4波長モードの平
    行する導体,ホールデッドモノポールのいずれか一つと
    し、前記請求項1,2,3記載の第2の輻射部と任意に
    組み合わせて構成しうることを特徴とする請求項1,
    2,3記載のモノポールアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記送信機は、400MHz帯と100
    MHz帯の2周波数を衛星を介して地球局に対して送出
    し、前記送信機の測位ができることを特徴とする請求項
    1記載のモノポールアンテナ。
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