JPH0653574U - エレベータロープの清掃装置 - Google Patents
エレベータロープの清掃装置Info
- Publication number
- JPH0653574U JPH0653574U JP8790692U JP8790692U JPH0653574U JP H0653574 U JPH0653574 U JP H0653574U JP 8790692 U JP8790692 U JP 8790692U JP 8790692 U JP8790692 U JP 8790692U JP H0653574 U JPH0653574 U JP H0653574U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- cleaning device
- elevator
- elevator rope
- dirt
- Prior art date
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- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ロープ3を両側から挟み込む2分割体6a、
6bからなり、2分割体6a、6bがその接合面に沿っ
てロープ3を中心として噴火口状に盛り上がる貫通路を
形成するとともに、その麓に凹部6g、6hを設けた。 【効果】 清掃時に2分割体をエレベータロープを挟み
込むようにセットし、かき落された汚れは各分割体に設
けられた凹部に集まるようにしたから、駆動装置が不要
であり、また除去した汚れの処理も容易である。
6bからなり、2分割体6a、6bがその接合面に沿っ
てロープ3を中心として噴火口状に盛り上がる貫通路を
形成するとともに、その麓に凹部6g、6hを設けた。 【効果】 清掃時に2分割体をエレベータロープを挟み
込むようにセットし、かき落された汚れは各分割体に設
けられた凹部に集まるようにしたから、駆動装置が不要
であり、また除去した汚れの処理も容易である。
Description
【0001】
この考案は、エレベータロープの清掃装置に関する。
【0002】
従来の装置は、実開昭59−120772号公報に記載のように、エレベータ ロープの両側に対向し、前記ロープを摺擦する一対のブラシを設けたものであっ た。
【0003】
ところで、ロープの汚れは粘度の高いグリース状のものであり、上記従来技術 はこの汚れをブラシの摺擦で除去しようとするために、ブラシを高速回転させる 駆動装置を必要とするほか、ブラシによって跳ね飛ばされた汚れを周期的に清掃 する手間を要するという問題があった。
【0004】 この考案の目的は、駆動装置が不要であるとともに、除去した汚れの処理も容 易に行うことのできるエレベータロープの清掃装置を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するためにこの考案は、かごとつり合いおもりをつるべ式に懸 吊するロープを清掃するエレベータロープの清掃装置において、要時に前記ロー プ両側から挟み込む2分割体からなり、この2分割体がその接合面に沿って前記 ロープを中心として噴火口状に盛り上がる貫通路を形成するとともに、その麓部 に凹部を設けものである。
【0006】
この考案によれば、清掃時に2分割体をエレベータロープを挟み込むようにセ ットし、かき落された汚れは各分割体に設けられた凹部に集まるようにしたから 、駆動装置が不要であり、また除去した汚れの処理も容易である。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3により説明する。
【0008】 図1はエレベータの概念図、図2はエレベータロープの清掃装置の平面図、図 3は図2のI−I断面図である。
【0009】 図において、1は巻上機、2はそらせ車、3は巻上機1をそらせ車2に巻き掛 けられたロープ、4はロープ3を介してつるべ式に懸吊されたかご、5は同じく つり合いおもり、6は2分割体6aおよび6bからなるエレベータロープの清掃 装置、6c、6dは2分割体6a、6bを接合するためのターンバックルである 。
【0010】 以上のような構成において、エレベータロープの清掃を実施するには、かご4 を最上階に停止させた状態で巻上機1下方のロープ3に、清掃装置6の2分割体 6a、6bを両側から挟み込み、ターンバックル6c、6dを締め込み接合し設 置する。これにより図3に示すように、清掃装置6の2分割体6a、6b接合面 に沿ってロープ3を中心として噴火口状部6e、6fに盛り上がる貫通路が形成 される。次にかご4を最下階まで運転することにより、ロープ3は前記貫通路を 下方向へ移動することとなりロープ3に付着した汚れ7はかき落され、2分割体 6a、6bに設けられた凹部6g、6hを集められる。
【0011】 次にかご4を最下階まで運転完了後停止させた状態で、清掃装置6をロープ3 より取外し前記凹部6g、6hに集められた汚れ7を除去清掃する。次にそらせ 車2下方のロープ3に清掃装置6を設置し、かご4を最上階まで運転し前記同様 にロープ3に付着した汚れ7をかき落し清掃する。
【0012】 尚、2分割体6a、6bを接合させるターンバックル6c、6b部を電磁石に よる接合に変え、巻上機1下方とそらせ車2下方の2ヶ所に清掃装置6を設置し 、エレベータの運行に連動させ、かご4が上昇運転時は、そらせ車2下方に設置 した清掃装置6のみの電磁石を励磁させ2分割体6a、6bを接合させ、また、 かご下降運転時は、巻上機1下方に設置した清掃装置6のみの電磁石を励磁させ 2分割体6a、6bを接合制御し清掃することも効果的である。
【0013】 本実施例によれば今までできなかったロープの全周にわたる清掃が可能である 。
【0014】
この考案によれば、清掃時に2分割体をエレベータロープ挟み込むようにセッ トし、かき落された汚れは各分割体に設けられた凹部に集まるようにしたから、 駆動装置が不要であり、また除去した汚れの処理も容易である。
【図1】エレベータの概念図である。
【図2】本考案のエレベータロープの清掃装置の一実施
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図3】図2のI−I断面図である。
1 巻上機 2 そらせ車 3 ロープ 4 かご 5 つり合いおもり 6 ロープ清掃装置 6a、6b ロープ清掃装置分割体 6c、6d ターンバックル 6e、6f 噴火口状部 6g、6h 凹部 7 汚れ
Claims (1)
- 【請求項1】 かごとつり合いおもりをつるべ式に懸吊
するロープを清掃するエレベータロープの清掃装置にお
いて、要時に前記ロープ両側から挟み込む2分割体から
なり、この2分割体がその接合面に沿って前記ロープを
中心として噴火口状に盛り上がる貫通路を形成するとと
もに、その麓部に凹部を設けてなることを特徴とするエ
レベータロープの清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8790692U JPH0653574U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | エレベータロープの清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8790692U JPH0653574U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | エレベータロープの清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653574U true JPH0653574U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=13927959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8790692U Pending JPH0653574U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | エレベータロープの清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653574U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011037606A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ巻き上げ機の駆動綱車用清掃治具 |
JP2016117540A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 日本オーチス・エレベータ株式会社 | エレベータのフラットロープ清掃装置 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP8790692U patent/JPH0653574U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011037606A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ巻き上げ機の駆動綱車用清掃治具 |
JP2016117540A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 日本オーチス・エレベータ株式会社 | エレベータのフラットロープ清掃装置 |
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