JPH0653318B2 - 自転車用ハンガパイプとチエ−ンステ−パイプの接合方法と接合装置 - Google Patents

自転車用ハンガパイプとチエ−ンステ−パイプの接合方法と接合装置

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JPH0653318B2
JPH0653318B2 JP58055197A JP5519783A JPH0653318B2 JP H0653318 B2 JPH0653318 B2 JP H0653318B2 JP 58055197 A JP58055197 A JP 58055197A JP 5519783 A JP5519783 A JP 5519783A JP H0653318 B2 JPH0653318 B2 JP H0653318B2
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pipe
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JP58055197A
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孝人 鶴
英教 山木
喜久雄 中村
義男 江崎
昭夫 三成
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ブリヂストンサイクル株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/002Resistance welding; Severing by resistance heating specially adapted for particular articles or work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自転車用ハンガパイプとチエーンステーパイ
プの接合方法と接合装置に関するもので、工数の削減を
図り生産性の向上を図ると共に強度品質、外観品質の向
上を図ることを目的としたものである。
パイプの側面に他のパイプの端面を突き合わせて抵抗溶
接法により接合することは一般的にこれまでも行なわれ
てきたが、自転車フレームにおけるごとく1本のパイプ
にチエーンステーパイプの2個所の端面を同時に安定的
にバランスよく接合しなければならない場合は、困難と
されていた。
また、自転車フレームの場合、接合部は強度品質上の要
求が強く、安定した接合状態のものを大量に反復生産す
ることが必要となる。
更に、自転車フレームの性質上、外観品質も良好である
ことが要求されるので接合方法が限定されていた。
これまでは自転車フレームのハンガパイプとチエーンス
テーパイプの接合は、ダイカスト法、ロー付法、TIG溶
接法等により行なつているが、これらの方法においては
素材の加工及び接合に長時間を要する点、外観上接合部
の仕上げを要する点が問題とされていた。
本発明は、こうした問題点を解決すべく提案されるもの
で、ハンガパイプにチェーンステーパイプの2個所の端
部を抵抗溶接により同時に接合することを内容とし、生
産性を向上し、強度品質、外観品質の向上を図ることを
目的としたものである 以下、図面に従い本発明の実施例を説明すると、本発明
は自転車フレーム用ハンガパイプの側面にチエーンステ
ーパイプを接合するに際し、チエーンステーパイプ2の
ハンガーパイプ6側先端をストレート切断加工もしくは
R切断加工し、抵抗溶接装置によりハンガパイプ6にチ
エーンステーパイプ2の先端2個所を同時に溶接するこ
とを要旨とする自転車用ハンガパイプとチエーンステー
パイプの接合方法と、左右に分離された下電極にそれぞ
れチエーンステーパイプを把持できるようにし、該下電
極を固定プラテンの上部に固定するとともに、ハンガパ
イプに貫入できるようにした中芯電極を二分された上電
極のそれぞれの下端に取り付け、該上電極を可動プラテ
ンに取り付け、ハンガパイプとチエーンステーパイプを
突き合わせ加圧しながら電圧をかけて抵抗溶接し得るよ
うに構成したことを要旨とする自転車用ハンガパイプと
チエーンステーの接合装置に関するものである。
本発明においては、接合方法として抵抗溶接法を採用
し、その中でも(突合わせ)プロジエクシヨン溶接法を
選択した。抵抗溶接は、母材の接触部を加圧しながら直
接高電流を流して、その接触部に発生する抵抗熱により
加熱して行なう溶接であり、非常に短時間で溶接できる
ため効率性の高い溶接方法といえる。
また、プロジエクシヨン溶接は基本的には溶接部に何ら
かの突起を設けて、これにより溶接時の圧力と電流の集
中を図り効率の良い溶接を実施できる。適当な溶接条件
を選ぶことにより高い溶接品質を得ることができるもの
である。この場合、突起は溶接部に存在する端面や角部
を利用して設けることもあり、多様な溶接形態がとられ
ることとなつている。
第1図は、自転車フレーム体の側面図であるが、本発明
に係る溶接法で完成した状態を示している。この第1図
においてハンガパイプ6とチエーンステーパイプ2との
溶接部1の接合を具体化するのが、本発明の中心的内容
である。
第2図は、チエーンステーパイプ2の平面図であるが、
ツメ4を有する2本のパイプがチエーンステーパイプ2
はチエーンステーブリツジ3により開脚するように結合
されている。このチエーンステーパイプ2の端面14
は、溶接を適正に行なうために特殊な切断加工を行なつ
た方がよい。
つまり、抵抗溶接では溶接時に下電極5でチエーンステ
ーパイプ2をクランプするが、その際下電極5の上方に
出ているパイプの長さたる出しろの大小は、溶接強度に
影響を及ぼす。一方、チエーンステーパイプ2はその全
長にある程度のバラツキがあるので、出しろを一定に保
つために先端部の切断加工を要するのである。
また、チエーンステーパイプ2をそのままの状態で溶接
すると、パイプ外側端面がハンガパイプ1と強く接触す
ることになり、溶接後の外観が劣化してしまう。従つ
て、接触する面積を広くする必要がありチエーンステー
パイプ端面14の切断加工を要するのである。
この場合の切断加工には、第3図に示すごとき両サイド
からストレート切断加工し、チエーンステーパイプ先端
部12のようにストレート切断の組合せ加工や、第4図
に示すごときR切断加工をし、チエーンステーパイプ先
端部13のように形成すればよいが、前者の方が加工上
は簡単である。
このように前工程でチエーンステーパイプ2の先端を切
断加工して抵抗溶接を行なうため、ハンガパイプ6にチ
エーンステーパイプ用枝部を設ける必要がない。
しかしながら、従来法たるロー付法によると、ハンガパ
イプ6にチエーンステーパイプ用枝部がある場合は、適
正クリヤランスを確保するためと挿入を容易にするため
にチエーンステーパイプ2の先端を絞り加工する場合が
多い。また、ハンガパイプ6にチエーンステーパイプ用
枝部がない場合は、接合部の適正クリヤランスを確保す
るために、チエーンステーパイプ2の先端をR切断加工
する必要があり、しかもこの場合高い加工精度が必要で
ある。しかし、抵抗溶接においてはチエーンステーパイ
プ2の先端は、加工上簡単なストレート切断の組合せ加
工などで良い。
以上の前加工後、チエーンステーパイプ2を第5図に示
すごとく下電極5にクランプし溶接作業に入る。第6図
は、クランプ状態の側面図である。
接合装置は、第8図に示す通りであるが11はフレーム
である。本発明に係る装置では下電極5を左右に分離し
ている。下電極5は一体型でも溶接することは可能であ
るが、抵抗溶接の場合、溶接時の電気は流れ易い径路を
流れる傾向にあるために、チエーンステーパイプ2のよ
うなものを一体型で同時に2個所を溶接すると、その溶
接状態が不安定となり易い。下電極5を分割すると左右
各々の溶接径路が独立するため、安定した溶接及び維
持、管理が可能となるのである。
上電極9も左右に分割されて配設され、上下動自在な可
動プラテン8により同時に上下動する構成となつてい
る。上電極9の下部には左右の上電極9に跨がるように
中芯電極10が連設されており、内部を中芯電極10が
貫入するようにハンガパイプ6が取りつけられる。一
方、下電極5にはチエーンステーパイプ2が取りつけら
れているので、ここへハンガパイプ6を下降させて両者
を突き合わせ、加圧しながら電圧をかけて溶接するので
ある。このようにしてチエーンステーパイプ2を2個所
同時にハンガパイプ6に溶接することが可能となるので
ある。第7図は、溶接された場合のハンガパイプ6とチ
エーンステーパイプ2との関係を示している。
これを従来法たるロー付法による接合と比較すると、接
合そのものに要する時間は約1分程度であり短いのに対
し、ロー付法の場合はロー材の溶融する温度(約900
℃)に加熱してロー付し、その後冷却するため接合に要
する時間が長いという欠点がある。
また本発明の場合は、接合時間が短いために熱による影
響の度合が少なく、更に溶接により接合部にフランジを
形成するため強度が向上する傾向にある。しかし、ロー
付法の場合は接合部以外の部分も長い間高温に加熱され
るためその部分の強度が低下する傾向にある。
その他に本発明の場合、後仕上げ加工をほとんど必要と
しないが、ロー付法の場合は、ロー付作業に使用したフ
ラツクスを除去するための後処理と余分なロー材を除去
するための手仕上げを必要とするという欠点があつた。
また本発明の場合は、適正条件の選択により均一な安定
した外観品質を得ることができるが、ロー付法の場合は
ロー付後ロー廻り不良部分があれば接合部の補正を要す
という欠点があつた。以上のごとく、本発明によれば従
来法に比較し大巾な工数削減及びコスト低減を実現でき
生産性向上を図れると共に強度品質、外観品質の向上を
図り安定した品質の製品生産を可能とした自転車用ハン
ガパイプとチエーンステーパイプの接合方法と接合装置
を提供できることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ハンガパイプ近辺の側面図。第2図は、チエ
ーンステーパイプの平面図。第3図、第4図は、チエー
ンステーパイプ先端部の実施例を示す斜視図。第5図は
チエーンステーパイプをクランプした状態を示す正面
図。第6図は、同側面図、第7図は、ハンガパイプの斜
視図。第8図は、接合装置の正面図。 図中1:溶接部 2:チエーンステーパイプ 3:チエーンステーブリツジ 4:ツメ 5:下電極 6:ハンガパイプ 7:固定プラテン 8:可動プラテン 9:上電極 10:中芯電極 11:フレーム 12:チエーンステーパイプ先端部 13:チエーンステーパイプ先端部 14:チエーンステーパイプ端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−175086(JP,A) 実公 昭39−12839(JP,Y1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車フレーム用ハンガパイプの側面にチ
    ェーンステーパイプを接合するに際し、チェーンステー
    パイプのハンガーパイプ側先端を両サイドからストレー
    ト切断加工し、抵抗溶接装置によりハンガパイプにチェ
    ーンステーパイプの先端2個所を同時に溶接することを
    特徴とする自転車用ハンガパイプとチェーンステーパイ
    プの接合方法。
  2. 【請求項2】左右に分離された下電極にそれぞれチェー
    ンステーパイプを把持できるようにし、該下電極を固定
    プラテンの上部に固定するとともに、ハンガパイプに貫
    入できるようにした中芯電極を二分された上電極のそれ
    ぞれの下端に取り付け、該上電極を可動プラテンに取り
    付け、ハンガパイプと2本のチェーンステーパイプ先端
    を同時に突き合わせ加圧しながら電圧をかけて抵抗溶接
    し得るように構成したことを特徴とする自転車用ハンガ
    パイプとチェーンステーパイプの接合装置。
JP58055197A 1983-04-01 1983-04-01 自転車用ハンガパイプとチエ−ンステ−パイプの接合方法と接合装置 Expired - Lifetime JPH0653318B2 (ja)

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JPS59183988A JPS59183988A (ja) 1984-10-19
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JP58055197A Expired - Lifetime JPH0653318B2 (ja) 1983-04-01 1983-04-01 自転車用ハンガパイプとチエ−ンステ−パイプの接合方法と接合装置

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